茅野市神長宮守矢史料館
美術館・博物館
3.35
茅野市神長宮守矢史料館 クチコミ・アクセス・周辺情報
茅野 観光 満足度ランキング 4位
明治時代まで諏訪大社の神長官を務め続けた守矢家に伝来した古文書などを収蔵し展示を行う施設。 建物の基本設計は郷里出身の藤森照信によるもので、自然素材を取り入れ周囲の景観と調和するよう配慮が成されている。ひときわ目を引く屋根から突き出ているように見える柱のようなものは、諏訪地域で古来より伝承されている御柱がモチーフとなっていて、風習に倣い薙鎌(鳥のような形をしたノコギリ)も再現されています。 館内には、諏訪大社の祭のなかでもひときわ不思議な「御頭祭」の様子を復元展示しています。
ピックアップ クチコミ
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満足度の高いクチコミ
その歴史に興味が湧く場所
5.0
- 旅行時期 2023/10
- by kiyoさん
諏訪上社で江戸時代まで行われていた「御頭祭」が再現展示されています。 壁にずらりと並んだシカやイノシシ頭部の剥製は、どこ... 続きを読むか達観したような雰囲気が漂い、聖なる空間にいる。そんな印象を受けました。 展示は多くありませんが、諏訪上社の大祝や神長官、五官祝について知りたくなる。そんな史料館でした。 閉じる
クチコミ・評判
3.35
(26件のクチコミ)- アクセス:
- 3.03
- 駐車するスペースが狭い by jatiさん
- コストパフォーマンス:
- 4.08
- 大人100円。 by Skyさん
- 人混みの少なさ:
- 4.63
- 展示内容:
- 3.79
- 見る人によります by 経堂薫さん
- バリアフリー:
- 3.50
1~20件(全26件中)
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う、うさぎぃぃぃぃ
- 1.5
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
- 0
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意外な場所にたたずむ
- 4.0
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
- 0
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周囲に溶け込む洒落た造り
- 4.0
- 旅行時期:2022/07(約3年前)
- 2
まず読み方がわからないという施設ですが、「諏訪大社上社の神官(神長官)だった守矢家の史料館」ということのようです。
守矢... 続きを読む家は中世より諏訪神社上社の神官の一つである「神長官」を明治時代まで勤めてきた家柄で、この史料館は守矢家の敷地に建てられたもの。立派な門からも格式のある家柄だったことがうかがえます。
史料館では武田信玄の古文書など代々伝わる文書のほか、御柱に代表される諏訪地方の神事・祭事に関する資料も展示されています。
歴史的な意義は大きいのでしょうが、書面・書物が多いので、その道を研究していないとなかなか「面白い!」とは感じられません。
むしろこの施設は、建築物としての史料館のデザイン性や、付帯施設(と言ってよいかどうか)の「高過庵」や「空飛ぶ泥舟」の奇抜なデザインで有名です。
入館料:100円 ※藤森照信氏設計 閉じる投稿日:2022/08/09
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不思議な姿の作品も造られています
- 3.5
- 旅行時期:2021/08(約4年前)
- 0
諏訪大社上社本宮から100mほどのところに建つ、上社の神事に関する史料を展示している史料館です。古代から明治初めまで神官の... 続きを読む一つである神長官を務めてきたが守矢家が所蔵していた古文書や古図、武田信玄の書状、神事に使用した鹿の頭部などを展示しています。展示されている建物は、大学教授で建築家の藤森氏が設計したもので、御柱をイメージした大きな木が屋根から突き出した形をしています。史料館の奥には、木の上に乗った茶室・高過庵やワイヤーで吊り上げられた空飛ぶ泥舟、土壁と燃やした木で作られた建物など、藤森氏のユニークな作品も展示されています。10年程前に訪れた時はほとんど訪れる人は見られませんでしたが、テレビで放映されたこともあり、観光客の姿が以前に比べ多く見られました。史料館の内容は専門的でも、建造物は不思議な姿をしていて面白いと思います。 閉じる
投稿日:2021/08/13
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不思議な外観、内部の展示も不思議です。
- 5.0
- 旅行時期:2021/01(約5年前)
- 0
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藤森建築・処女作!
- 4.0
- 旅行時期:2018/08(約7年前)
- 0
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独特な建物、独特の雰囲気
- 4.0
- 旅行時期:2017/08(約8年前)
- 0
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45度曲がっちゃいました
- 5.0
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
- 0
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藤森建築に触れ、生きた歴史を学ぶ
- 4.5
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
- 0
まず驚くのはその外観。竪穴式住居を模した作りで、自動昇降する仕掛け階段や、土壁風のモルタル壁(湿度管理等の観点から土壁には... 続きを読むできなかったそうな)など、非常に凝った作りになっています。
しかしなぜ、諏訪大社に関する資料館で縄文文化が関わってくるのか。その点については、諏訪の歴史について、出雲や、大和朝廷の動きなどとも絡めつつ、理解する必要があります。学芸員さんが非常に分かりやすく、ユーモラスに解説して頂けたため、この後の諏訪大社参拝の基礎知識を仕入れることができました。諏訪大社訪問を単に「大きな神社だなあ」で終わらせないためにも、是非是非足を運んで見てください。 閉じる投稿日:2017/05/28
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諏訪大社の「裏歴史」を語る証人か
- 4.5
- 旅行時期:2016/12(約9年前)
- 2
中世から江戸時代まで諏訪明神の神長官を務めた守矢家に伝わる鎌倉時代以来の「守矢文書」を保管、公開している施設。
しかも建... 続きを読む築家の藤森照信先生が初めて設計したという建築物だ。
見かけこそ土壁と板壁だが、その内側は鉄筋コンクリート製の堅牢な建物。
土壁は〝毛深い〟仕上げを求めた結果、藁を色付きモルタルに混ぜて塗り、表面を荒らした後に上から土をスプレーで吹き付けた由。
板壁はサワラの丸太に鉄と木の楔を木槌で打ち込み、割って板にしたもの。
屋根の斜め部分を葺いているのは「鉄平石」という上諏訪特産の平らな安山岩。
屋根の天頂部分は宮城県雄勝産の、軒はフランス産の、それぞれ天然スレートを使用している。
正面から建物の全景を眺めると、屋根から突き出ている4本の柱は地元産の木材。
諏訪地方では「ミネゾウ」、一般には「イチイ」と呼ばれている。
軒が寂しいから四本柱を建てようとしたら、設計図に鉛筆が走って突き抜けていた…とは藤森先生の弁。
これらが御柱をイメージしているのは言うまでもない。
中に入ると内壁もまた土で塗られ、落ち着いたトーンで統一。
それとは裏腹に、壁には鹿の生首や串刺しにされた兎の剥製など、なかなか物騒な品々が並べられている。
これらは毎年4月15日に諏訪大社上社で行われる例大祭「御頭祭」の復元展示。
「御頭祭」は原始時代以来の狩猟や農耕など様々な信仰が入り混じった複雑至極な祭祀。
神長守矢家が司る諏訪大社上社の祭祀の中で最も大掛かり且つ神秘的な祭礼だ。
肉食の免罪符に相当する諏訪大社の御札は「鹿食免(かじきめん)」、箸は「鹿食箸」と呼ばれていた。
太古の昔、諏訪神社では狩猟が大切な祭事とされ、贄に鹿や猪が供されていた。
その後、仏教の浸透等により殺生や肉食がタブー視されるようになると狩猟神事も漸減。
しかし建暦2(1212)年、鎌倉幕府が諸国の守護大名に鷹狩の禁止を命じる中、諏訪神社の御贄鷹のみ除外するという異例の措置でこれを保護。
寿命の尽きた生物は放っておいても死ぬのだから、むしろ人間に食べてもらい、その縁で極楽往生させてもらうのが一番よい。
このような仏教の影響を受けた慈悲と殺生を両立させる独特な考え方が背景にあった。
そこから諏訪明神に御祈祷をし、これを食べても良いというお札を頂いてくれば許されるという信仰が生まれる。
これが「鹿食免」「鹿食箸」が生まれた由来と伝わっている。
鹿の生首を並べた狩猟祭…神長官守矢家が司る祭礼からは縄文時代の息吹が感じられる。
現代では生首こそ用いられることはなくなり、代わりに鹿頭の剥製2つをお供えしている。
諏訪大社は農耕以前の狩猟時代、縄文時代の原始的祭祀が色濃く残る神社だと思わされる。
閉じる投稿日:2020/07/27
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藤森照信氏の建築とプリミティブな諏訪上社の起源について学べる「神長官守矢史料館」
- 4.0
- 旅行時期:2016/08(約9年前)
- 1
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貴重な資料
- 5.0
- 旅行時期:2016/04(約10年前)
- 0
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諏訪大社巡りをする上では訪問必須
- 3.5
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
- 0
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諏訪大社とセットで巡りたい。
- 3.5
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
- 0
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ひっそりと建っている史料館です
- 2.5
- 旅行時期:2014/07(約11年前)
- 0
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風格があります
- 4.0
- 旅行時期:2014/07(約11年前)
- 0
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諏訪上社の歴史がわかるし、藤森先生の建築が楽しめる
- 5.0
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
- 1
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諏訪信仰にまつわる史料館
- 5.0
- 旅行時期:2013/03(約13年前)
- 0
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茅野市神長官守矢資料館〔博物館〕
- 5.0
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
- 50
諏訪大社宮司は平安初期から明治維新まで、守矢家が祭祀を奉っていたが、明治維新の際に、地方に於ける大手神社神職は、天皇家に対... 続きを読む抗勢力として危惧視され、世襲を禁止令が出された。
実際には、殆どの神社が世代世襲され、氷川女躰神社と該大社は他社から宮司が赴任した。
該資料館所在地は、守矢家の宮司家が存在した跡地で、現在は守矢家が保存していた諏訪大社に関係する資料を展示公開しています。
因みに、該資料館建築は地元茅野市宮川出身で東京大学名誉教授 藤森照信(ふじもり てるのぶ)氏。
茅野市神長官守矢資料館(ちのし じんちょうかん もりや しりょうかん)
茅野市宮川389−1
?: 0266−73−7567
9:00〜16:30
月曜、及び、年末年始定休
中央本線茅野駅東口 アルピコ交通バス高部停留所降車 徒歩1分
http://www.city.chino.lg.jp/ctg/07190000/07190000.html 閉じる投稿日:2012/11/23
-
スピリチュアルスポット&名建築両方が楽しめます!
- 4.0
- 旅行時期:2012/09(約13年前)
- 0
1件目~20件目を表示(全26件中)
- 1
- 2
投稿写真
基本情報(地図・住所・アクセス)
このスポットに関するQ&A(0件)
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茅野に行ったことがあるトラベラーのみなさんに、いっせいに質問できます。
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- …他
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