鳥居形 送り火と 広沢池灯ろう流し

2017/08/16 - 2017/08/16

京都でお盆の風物詩といえば五山送り火。その6つを全て見渡せる場所はなかなかない。鳥居だけは少し見えにくい位置に面しているからだ。他の5つ見える場所でも肉眼ではかなり小さくなってしまい。見えただけということになる。

どれを一番見たいのか、どういう風景とともに見たいのか、などによって場所の選び方は異なってくる。まあ、どこにしろ地元民、旅行客で混雑するので、何ヶ月も前から予約して、ディナーとともに見るような場所もありかと思う。

今回は友人のおすすめで、広沢池の灯ろう流しに出かけた。7時くらいから流し始めるということで、6時40分に到着したところ、池の周囲には既にたくさんの人が詰めかけ、三脚をセッティングしている人も。池の淵の最前列は、もう空き場所はなかった。池の茶屋の前あたりが鳥居の形が一番よく見えそうだったので、道路に張ってはるロープに一番近い前列で待機した。

湖畔に映る夕暮れも美しい。薄暗くなると対岸や、小舟から灯ろうを流し始めるのが見える。暗くなった頃には、多くの灯ろうに火が灯されたが、風で岸にたまってしまう。そうこうしているうちに8時20分、五山の中では最後の点火だ。

鳥居の全体像が完成したころ、灯ろうもまた池中央を漂い始めたので、見た目にも、写真的にも今年は成功だったようだ。年によって風の状態で違うので、今年のように毎年うまくいく訳ではないそうだ。

帰りのバスが混むのは当然なので、点火10分後にはバス停に向かった。「山越」のバス停でおりた人は、その次の「山越中町」が始発で、しかもすぐ先で近いことを知らない。少し歩いて始発から乗れば座れた。「山越」からはものすごい数で、乗車しきれなかった。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス

6時40分に広沢池到着。

広沢池 自然・景勝地

良い場所は既に多くの人が場所取り
暗くなる頃は、立錐の余地もない程混みます

夕暮れの池に映る雲もいい感じです

暗くなる頃、小舟で灯ろうを流し始めます

近くに来るとiPhoneでも写せました
遠くは一眼レフの望遠でないと無理

岸に偏っていた灯ろうが広がり始めた

いい感じでばらけて来ました

ゆっくりと川のように流れました

鳥居の点火時には丁度いい感じに一緒に写せました