カギ、壊された～！気を取り直してナイトバザール　私にしては弾丸・初チェンマイの旅1

2016/11/12 - 2016/11/12

2016年11月12日～11月15日、クラブツーリズムのツアーを利用して、タイ・チェンマイに行ってきました！

目的は、イーペン・ラーンナ・インターナショナルというお祭り。

このお祭りを知ったきっかけは、2014年のNHKのニュースでした。
「チェンマイの夜空に上がるたくさんのランタンを、飛行機のエンジンが吸い込む恐れがあることから、その日の夜間飛行は中止する」という内容です。

ランタン？　夜空？？　どんなお祭りなんだろう？？？

調べたら、たくさんのスカイ・ランタン（天燈）が夜空に浮かぶ、幻想的な映像がヒットしてきました。　なんて綺麗なんでしょう！

このニュースを聴いた翌年の2015年は、開催が週の真ん中で、残念ながら、見送ります…。

そして2016年、月・火と２日休めば参加できるツアーが出ました！
行くっきゃない！　売り出し早々の４月から申し込んでいたのです。

ところが、10月13日にタイの国王がお亡くなりになり、お祭り中止のうわさが流れてヤキモキ…。　

しばらくして、派手なイベントは中止するけれど、本来の仏教のお祭りに立ち返る形での開催が決まりました。
よかった～！　２年越しの想いが叶いそうです。（^o^）/

ツアーは３泊４日で、中２日が観光という、私にしては弾丸の日程。
慌ただしかったものの、お祭りはもちろんのこと、お寺巡りや、象乗り体験もして、満足の旅となりました！

まずは、チェンマイ到着日から。

～ * ～ * ～ * ～ * ～ * ～ * ～ * ～

2016年11月12日（土）

羽田発のタイ航空機をバンコクで乗り継ぎ、無事、チェンマイに到着。

ところが、出てきた預け荷物になぜかカギがない…。
しかも、荷物を物色された形跡があって、気持ち悪～い！！
こんなこと、初めてです。(>_<)

が、起きてしまったことをクヨクヨしてもしょうがない。
短い日程の旅を楽しまなくちゃ！

気を取り直して、ナイト・バザールへと繰り出しました。

（旅行期間：2016年11月12日～11月15日）

エリア チェンマイ(タイ)

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

８時前に、羽田空港に到着。
イトコのＹ姉さんと無事、落ち合えて、クラブツーリズムのカウンターで手続きをします。

この日、チェンマイに向かうツアーは、２グループあるそうで、私たちのグループは35人。　２グループで60人以上とか。

出発日は違いますが、スコータイが含まれるコース、バンコクやアユタヤを観光するコースもありました。
どれだけの人がチェンマイのお祭りに行くのやら…。

江戸小路は秋色です。

　　旅立ちは　今も昔も　日本橋

では、行ってきま～す！

出国手続きにさほど時間がかからず通過。
朝ご飯を食べることにしました。

このフードコート、いつオープンしたんだろう？

九条ネギのうどん。　ネギとゴマがたっぷり！
ちょっと風邪っぽかったので、うってつけのメニューでした。　美味しかった～！

お次は、あんま椅子。
真ん中の椅子は避け、足をキューッとしてくれるマッサージ機で体をほぐす。

タイ航空機、駐機していました。

バンコクに、かつてイトコのＭちゃんが住んでいたこともあり、３回ほど行きましたが、タイ航空は初めて。

座席は３席、３席、３席の並び。

ディスプレイにランの花。

Ｍちゃんのところに行ったオバが、お土産によくデンファレを買ってきてくれたっけ。
今ではスーパーでも売っているデンファレですが、当時は花屋さんのガラスケースに入っているような花でした。

デンファレを見ると、あの頃のことを懐かしく思い出します。

機内誌の表紙は、亡くなったタイ国王の写真。　モノトーンです。　合掌

Ｙ姉さんのシンハービールを分けてもらいました。
冷え具合が絶妙！　この時のビールが、一番美味しかったなぁ。

機内食のカレー、まぁまぁかな。
オヤツにアイスクリームが出ました！（^o^）

15：40の予定が少し早まって、スワンナプーム空港に到着。　デザインが斬新！

ぶどう畑がバンコクに来たのは、ドンムアン空港時代で、モノレールも走っていなかった。
最後に行ったのが1997年2月ですから、この時点で、えっ、ほぼ20年ぶり？？？
いつの間に、そんな年月が…。

空港内に、国王の写真。
そういえば、約20年前のバンコクは、街中の至る所に国王の写真が飾られていました。

この写真は背景が黒だし、国王が亡くなられたから？
それとも、街中と同様に、空港にもお写真が飾られていたのかしら…。

マイラーさん、しどにぃさん、いかがですか？

羽田のカウンターで、「バンコクに着いたら、とにかくチェンマイの表示に従って進んでください」と言われて、その言葉に従って歩いているわけなのですが、不安になるくらい、行けども、行けども、到達しない…。
それもそのはず、乗り継ぎゲートまで、１km以上あったのです。

通路のどん詰まりに、入国審査のカウンターがありました。
入国審査、セキュリティーチェックを受けて、ようやく、乗り継ぎゲートの通路へ。

一番奥が、チェンマイ行き。

わぁー、ダイナミック！
明るい陽射しが入り込む待合スペースの格子の向こうに滑走路が見えています。
これには感動！

ターミナルは楕円の形。
窓枠と天井のラインが、螺旋を描きながら続いています。
近未来的なデザインにも感動！

こんなに素敵な場所なのに、乗り継ぎゲートには、な～んにも店がなかった。
自販機もナシ。

入国審査を受けた所まで戻れば、飲食店があるのかな…。

17：20発のチェンマイ行きは、すでに駐機しており、定刻出発と思われます。
我慢することにしました。

外の景色を眺めながら、時間潰し。
向こうに見えるターミナルを、延々歩いてきたのでしょうか。
さすがバンコク、タイ航空機が並んでいました。

窓の外を、離陸した飛行機が通過します。
すぐ近くを通るもの、かなり高くまで上昇しているもの、使用する滑走路や、向かう方向によってか、いつも同じコースで飛び立つわけではないようです。

目の前の滑走路をゆっくりと通過していく機体も眺めることができました。

左端は、ワタクシの後ろ姿。

お祭り開催のお知らせとともに、クラブツーリズムからお達しがきました。
タイ国王崩御にあたり、服装はできれば黒か白が望ましく、派手な服装を避けてくださいと。

それで、白と黒のストライプのチュニックに黒のズボン、といういでたちなのです。
ツアーに参加した皆さんも、黒と白が基調でした。

一路、チェンマイへと向かいます。
飛行時間は１時間10分ですが、ブリトーのような、軽食が出ました。

チャンマイにだいぶ近づいた頃、雲が夕焼けに染まりだしました！

予定の18時半を過ぎて、チェンマイに到着。
バッゲジクレーム脇に、なぜか免税店。

チェンマイ国際空港 (CNX) 空港

空港で、現地ガイドさんが待っていました。
天童よしみに似てる～！
タイ語の名前が覚えられなくて、ヨシミちゃんとあだ名をつける。（^^）

着いてすぐ、喪章代わりの黒いリボンを渡されました。

道端に屋台が出ています。

旧市街を囲む堀。
チェンマイの旧市街は、四方およそ1.5キロメートルのほぼ正方形の城壁に囲まれ、その外側に堀が張り巡らされていました。

タイ料理の店。　隣はマッサージ屋さん？

３泊する“アモラ・ターペー・ホテル”に到着！

アモラ タパエ ホテル【SHA Plus+認定】 ホテル

ロビーには、祭壇が設けられ、王様の写真が飾られていました。
飾りはクジャクでしょうか。　デンファレの花を上手に使っています。

フロントに、こんな花飾りもありました。
11月14日、天燈上げとともに行われる、灯篭流し“ロイ・クラトン”用の灯篭かな。

私たちの部屋。　広さはそこそこあります。

バスルーム。　バスタブ付です！
ただ、洗面台は栓が上がらず、しょうがないので栓を外してました…。（- -；

クローゼットにはバスローブ。　湯沸かしセットもありました。

セーフティボックスはあったものの、説明書がなかった…。
取っ手を回しただけで、開かなくなってしまい、係りの人に来てもらいました。
セーフティボックスでトラブったのは、私たちだけでなかったようです。

この部屋は、テラスに出ることができました！　早速、出てみます。

ホテル前には堀。　お寺らしき屋根も見えます。
奥のほうにライトアップされているのは、チェンマイのシンボル的お寺、ワット・チェディ・ルアンの仏塔でした。

反対方向に見える高い建物は、メリディアン。
できれば、メリディアンクラスのホテルに泊まりたかった…。

さて、荷解きをしましょう。

キャリーを開けると、なんと、物色された形跡が！！

いつも、雨対策で、大きいビニール袋の中に荷物を入れているのですが、縛っておいたビニール袋が破かれています。

替えの下着を入れたメッシュのポーチは、ファスナーが開き、ストッキングの小袋がはみ出していました。

そして、壊された状態のカギが、キャリーの中から出てきたのです！

カギを壊されたなんて初めてです。
チェンマイの空港で受け取った時、鍵がなくなっていて、変だなぁとは思ったものの、こんなことが起こっていたとは…。

ロスト・バゲージ対策で、必要な物は機内持ち込みにしているため、キャリーの中身は、着替えと、洗面道具くらい。

そのせいか、何も盗られていませんでしたが、「どんな手で触られたのだろう？」
そう思うと、気持ち悪いったらありゃしない！

今回のキャリーは、2014年9月の旅行で、ドイツのコンスタンツ到着早々キャリーを失くし、スイス・ベルンのコープで調達した黒い布製の物。

機内持ち込みサイズですが、乗り継ぎのバンコクで邪魔になるし、ツアーの皆さんの荷物が出てくるまで待っていることになるので、預けた次第。

高級でもないキャリーが、なぜ狙われたのか…。
同じコープで買った、スイスだからか2000円以上もしたカギも壊されて、ムチャクチャ腹が立つ～！！！

（ボーデン湖・黒い森・アルザス・ベルン州の旅2-2　コンスタンツで茫然…、落ち込みながらドナウエッシンゲン）
http://4travel.jp/travelogue/10983594

（ボーデン湖・黒い森・アルザス・ベルン州の旅6　フランスからスイスへ、念願のベルン観光、景色に大感激！キルヒェントゥルネン）
http://4travel.jp/travelogue/10986118

だけど、起こってしまったことは仕方ない…。
短い日程のチェンマイを楽しまなくちゃ！

雰囲気だけでも味わいたいと、21時、ナイト・バザールに出かけることにしました。

ホテルに待機しているトゥクトゥクはおらず、どうしたものか…と思っていたら、“ソンテウ”という乗合タクシーが近づいてきました。

ドライバーさんは女性。
助手席に息子と思われる小学生くらいの男の子が座っています。
先客もいて、ドライバーさんに「ナイト・バザール」と言うとうなずくので、乗り込みました。

チェンマイにはタクシーがなく、タクシー代わりがトゥクトゥクで、トゥクトゥクより安価なのが、赤い車のソンテウ。

車の後ろ側が開いていて、後ろから乗り降りします。
座席は横長。　向かい合わせになっており、４人ずつは座れます。
行き先があえば、好きな所で降ろしてもらえる便利な乗り物。

ナイト・バザールの屋台の並ぶチャンクラン通りまで、１人 20バーツ（約60円）でした。
初ソンテウ、意外と簡単に乗れました～。（^o^）/

チェンマイ ナイトバザール 市場

車を降りた交差点からすぐの所に、メリディアン。
ナイト・バザールとメリディアン、こういう位置関係だったんだ。

山積みの黒いＴシャツ。
タイでは、王様の喪に服すため、黒いＴシャツが飛ぶように売れているとニュースで見ました。
王様が亡くなって、１ヶ月経とうとしてるのに、いまだ必需品のようです。

カバン屋さん。　ぶどう畑の好きなリュックも置いてます。

土産物

カバンの柄が派手！

この色とりどりのモノはなに？

石鹸を花の形にカーヴィングして、色付けした物でした。
話しかけられたオニイサン、いい表情してますね！

お面やら、象の置物やら

木彫りの置物

「タイ語の書かれたＴシャツ買ってきて」とキョウダイに頼まれたので、値段を聞いてみます。

最初は、どの店も250バーツから。
後でまた来るからと言うと、「いくらなら買う？」と電卓を持ち出します。

相場がわからないから戸惑いますが、150バーツが折り合いの付くところらしいと、だんだんわかってきました。

Ｙ姉さんは、この店でＴシャツ３枚買ってました。

フットマッサージはいくら？
200バーツ（約600円）、安いねー！

姉さんは、マッサージが苦手なので、興味ないみたい…。（・・;

アイスクリーム、色鮮やかですなぁ。

おぉ、カットフルーツが美味しそう！
でも、初日からお腹壊したら困る…。　がまん、がまん。

大きなテントの下に、店が並ぶ一角がありました。

山岳民族の帽子かな？

ループタイがお洒落！

土産物屋さんだよね？　木べらとかお玉みたいなものもあるけど…。

脇の路地のほうにも店が続いていますが、そろそろ切り上げて、帰りましょう。

目ぼしを付けておいた店で、Ｔシャツをゲット。
タイ・ビールの“チャーン”のロゴがプリントされています。
160バーツと、ちょっと値切り損ねました…。

22時、ホテルに戻ってきました。

お風呂に入っているうち、お湯がだんだんぬるくなってきた…。
こういうところが、イマイチだったアモラ・ホテル。（~~；

０時、就寝。

チェンマイ２日目は、お寺を観光します。

アモラ タパエ ホテル【SHA Plus+認定】 ホテル