靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区part4・天子山>

2014/11/15 - 2014/11/19

昨日も迷ってしまいましたが、今日も同じかそれ以上にとってもハードルの高い所に来てしまった感を味わいました。
確かに地図が無いので何処へ行ったら良いのか（正解か）が判らず、気持ち的に不安と言うのも有りました。
今まで訪れた他の都市のように1人旅、個人客が自分以外にも居れば、どうにか相談も出来るのでしょうが、皆が皆ガイドを連れたツアー客ばかり。彼等はガイドに連れられて歩いているに過ぎません。
それでも何処を歩いたとしても景色は素晴らしいのですけどね。

あ、武陵源の石峰の景色はこれで終わりです。次は予定に無かった所まで足を延ばします。

エリア 張家界(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

やっぱり天子山へはバスで移動です。
エレベーター乗り場へ行く時に失敗したので、今度はバスのアナウンスをシッカリ聞く事にしました（それでも終点のはずですが）。
天子山なら多分聞き取れます。Tianzishan、もしくはTianzi mountainって言うだろうと思えたので、眠かったですがひたすら耳を傾けました。
が、やけにバス停が多いです。バス停イコール見所でも有るので、こんなにパスしてっちゃうのか？と残念に思いました。が、地図が無いので1つ手前で降りてみるなんて事も出来ません

やっぱりマックは天子山に在るのです。じゃあ、さっきのは？まさかパクリじゃないよね？？

天子山は何だかとんでもない混雑ぶり

臥龍の像。
革命軍の将軍の1人って解説は見たけど、革命軍って言われても？中国国民革命軍なのか？そんな最近？？
あれ、昨日は賀龍じゃなかった？違うのかな？

展望台は混み合っていました。皆1つの団体なので、ちょっと時間をズラせば空っぽになります

根です

云青岩

これは何でしょう？さすがに其処まで足を延ばそうとは思いませんが

一周して来ました。
この手前にぶら下がっているカラフルな猿は昨日から何処の土産物屋でも売られていて持ち歩いている人も多く、一番人気のようでした

湖南省出身の軍人賀龍の名を冠した公園でした。昨日森林公園入り口に銅像も在りましたよね。
文字はby江沢民

その賀龍元帥のお墓です

マック在りました。大きい店舗ですがお客さんは誰も居ません。閑散とし過ぎてて、これじゃ入ってみようと言う気にはなれません

なかなかお洒落なんですが、混む時期有るんでしょうか？

これも江沢民さんの

自分が何処に居たのか判らなかったので、この先どのくらい時間がかかるかが全く読めませんでした。その為お昼も食べず、休憩もせずに此処まで来ちゃいました。
この後はもう下山するだけですから、2時も過ぎていた事だし、バスは頻繁に出ているようなので、観光地のボッタクリ値段かもしれないけれど、こんな鄙びたお店も珍しいと思って、此処で何か食べておく事にしました。って食べる物有るのか？

店に居たお爺さんは83歳だそうです

「可以吃〜？」と言いながら店に入ったら、お兄さんが箸で麺をすするポーズをしたので、頷いて、賭けトランプしてるコタツに加わらせて貰いました。
で、出て来たのがこの卵麺と言うのか、日本風に言えば親子ラーメン。卵焼きの下に肉と青菜が隠れています。
今回の旅行中の食事で唯一全く辛味の無い物でした。
塩味スープがサッパリ。でも卵の味が濃いんです。
バス停の前唯一のお店なので、選びよう無く、期待もしていませんでしたが、食べて良かったと思いました。奥の小さい器には青唐辛子の輪切りが入っています。当然途中で足して食べました。
値段はやっぱりやや高め、20元でした

また環境バスに乗ります。此処からは一本道でしたから迷う（選ぶ必要）事無く其処に停車していたバスに乗れば良いのです。
そしてホンの5分かそこらでロープウェイの駅に着きます

とうとうこの景色ともお別れが近くなりました

下山する為に天子山索道の駅に向かいます

待たずに乗れました

1人で乗せてくれましたよ

ガラス越し、綺麗じゃないのが残念（ってこのカメラ、全体かなり白っぽく写ってますよね。今まで此処まで酷く無かったのにな・・）

台湾の猫空のロープウェイも長くて空中高いところを通ってましたが、こちらも負けず劣らず

岩山は徐々に遠くなって行きます。周囲には普通の緑が・・

天子山索道、つまり今乗って来たロープウェーの下の駅です。
此処から今朝来たゲートの入り口まで環境バスで戻ります

自分はもう天子山を見終えて下りて来ましたが、これから上って行こうとする観光客もいっぱいです

やっと戻って来ました。
遅めのお昼こそ取ったものの、ひたすら休まず進んで来たので、この時点でまだ3時前でした。
このまま帰っちゃうのは勿体無いので、「地球の○き方」に載っていた武陵源風景名勝区外の観光地へ行ってみる事にしました