年末年始ポルトガル世界遺産めぐり　その10　リスボン美術館めぐり編1

2013/12/31 - 2013/12/31

大晦日のリスボン観光はあいにくの天気だったけど午前中は土砂降りだった雨もだんだん止んできた。
せめてこのくらいの天気が続いてくれれば…。

続きは旅行記をどうぞ。

日程
12/28（周辺）関空→フランクフルト→リスボン
12/29（日）リスボン周辺観光
12/30（月）1日バスツアー
12/31（火）リスボン市内観光
1/1（祝）リスボン→エヴォラ→コインブラ
1/2（木）コインブラ→ポルト
1/3（金）ポルト1日観光
1/4（土）ポルト→フランクフルト→
1/5（日）関空

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

メトロに乗ってホテルへ。
荷物重すぎでふらふら。

いつも思うことだけど外国の地下鉄とか近距離電車って日本みたいに網棚がない。
荷物置いとけるほど治安が良くないってことなのかな。

ホテルに荷物を置いて再びメトロに乗ってロシオ広場のすぐ近くのビファナ屋さんBeira Gareへ。

http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189158-d1884232-Reviews-Beira_Gare-Lisbon_Estremadura.html

ここでお昼ご飯。
頂いたのはビファナ・コン・アナナス。
パンにたっぷりの豚肉とパイナップルがサンドされたもの。
マスタードをたっぷりつけて。
おいしい！
テーブル席もあるけどビファナだけ食べる場合はカウンターで。

腹ごしらえもしたところで街歩き再開。
グロリア線のケーブルカーへ。

乗ってから出発するまで結構待った。

乗った時は少なかった乗客も出発するころにはいっぱいになった。

待った割には動き出すとあっという間に到着。
1分もかからなかったんじゃないかな？
すっかり観光客用のアトラクションとなっているような気がする。

ケーブルカーの終点のすぐ近くには昨日通ったサン・ロケ教会が。
ここに来るのをとっても楽しみにしていたのに…入口に何やら張り紙がしてあり閉まってる。
横のドアが開いていて人が出入りしていたので覗いて見ると配線やら音響やら運び込んでいる。
どうやら大晦日のコンサートかテレビ中継の準備をしているみたい。
しまった…こんなことなら午前中に来たらもしかすると入れたかもしれないのに(>_<)

開いていないものは仕方ない。
ってことで街をてくてく。
雨はやんでる。

リスボンは坂の街。

しばらく歩くと広場が見えてきた。

カモンイス広場。

さらに歩くとビッカ線のケーブルカーの乗り場に到着。
リスボンと言えば必ずと言っていいほどここの風景が紹介されている。

車内は観光客でいっぱい。
幸い乗ったらすぐに動き出した。

ケーブルカーの運賃は普通に払うと結構高いので1日券（24時間）で乗るのが正解！

坂の途中でケーブルカーがすれ違い。

あっという間に下の乗り場に到着。

チケットはこの下の乗り場で降りる時にチェックする方式で上で乗る時のチェックはなかった。

こちらがビッカ線のケーブルカーの乗り場。

なんか建物みたいでパッと見ここがケーブルカー乗り場ってわかりにくいかも。

何気ない建物のアズレージョが素敵。

しばらく歩くとリベイラ市場が見えてきた。

ここからカイス・ド・ソドレ駅はすぐ。
カイス・ド・ソドレ駅からトラムに乗って…

向かったのはこちら。
この階段の上にある美術館。

階段を頑張って上がると港が見える。

階段の上にあったのは国立古美術館（Museu Nacional de Arte Antiga（MNAA））。

入口で傘など荷物を預け早速中へ。
大晦日だけど開いててよかった。

まずはボッシュの「聖アントニウスの誘惑」

裏はこんなんなんだ。

ボッシュの絵って気持ち悪いけど妙に惹きつけられる。

不思議な生き物がいっぱい。

この部屋にデューラーの「聖ジェロニモス」のあるはずだけど…探してもない。
係員の人に聞いてみると現在貸出し中…。

アンソニー・ヴァン・ダイク（Anthony van Dyck）のLucas Vostermanの肖像。

ちょっと駆け足で見学。

宗教系の展示物も充実。
こちらの象牙細工は細かくって見事。

続いて上へ。

ヌーノ・ゴンサルヴェス「聖ヴィセントの衝立」

この左側の跪いている人がエンリケ航海王子かも？？と言われている。
（諸説あって実際本当かどうかは不明）

階段の吹き抜けも素敵。

東洋の陶磁器の展示も充実。
ってかこの展示の仕方…お店みたい。

金と宝石が眩しい。

こちらも。

どうやらかなりの期間をかけて復元されたものみたい。

そして一番見たかった南蛮屏風。

狩野派の大作。

これだけの作品が日本ではなくポルトガルある…という事実は正直悲しいものがある。

これは黒船？

日本人から見た西洋人。

ポルトガルの人は自分たちがこういう風に見られていたのか…とか思うのかな？

象牙の小さな像。

駆け足だったので1時間ほどで見学終了。
楽しみにしていた聖アルベルタス礼拝堂は修復中で見学できず。
楽しみにしていたもののうち2つが見れないのは残念。

外に出てみると雨はすっかり止んでいた。
心なしかさっきより明るくなっているような気がする。

さて次に向かったのは再びのグロリア線のケーブルカー。

待てども待てどもちっとも出発しない。
あんまり時間がないので歩いて上ることに。
急こう配は大変だったけど距離的には短くってあっという間に到着。
まだケーブルカーが動く気配はなかったので歩いて正解。

そうして向かったのは、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台(Miradouro de Sao Pedro de Alcantara)
ケーブルカーグロリア線で上るとすぐのリスボンの街が一望できる展望台。
消臭力のCMが撮影された場所。
ここでミゲル君が歌ってたということで日本では有名になった場所。

さっき来た時にここに寄ろうと思ってすっかり忘れていたので再び来ることにした。

お天気だったら…もっと綺麗だろうに。

あまり時間がないので写真だけ撮ってちょうど出発しそうだった下りのケーブルカーに乗る。
さっき乗ろうとしてた上りのケーブルカーとすれ違う。

ケーブルカーは前と後ろに運転席がついている。
運転席もとってもレトロ。

あっという間に到着。

レスタウラ・ドーレス広場から

メトロのレスタウラ・ドーレス駅へ。

地下鉄の駅はそれぞれ構内は駅ごとに趣向を凝らしていて面白い。

続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10868787