2014/01/05 - 2014/01/05
959位(同エリア7219件中)
susuさん
以前からモロッコに行きたいと思っていました。
具体的に計画を練り始めた時に、せっかく遠いモロッコまで行くのだからついでにジブラルタル海峡を渡ってスペインにも行きたいと思いました。そしてスペインまで行くならジブラルタルにも、アンドラにも行ってみたい。
しかし計画を練るにつれ、そのコースで旅するにはかなりの日数が必要だということが分かってきました。こんな日数の休暇が取れる機会なんてあるのか?と思ったら、'13~'14の年末年始休暇は例年よりも長いんですね。旅費の高い年末年始に海外旅行をするなどという発想は私にはなかったんですが出国を早く、帰国を遅くすれば航空券は安いようだ。(カタール航空 カサブランカINバルセロナOUT、108,760円)
この機を逃す手はないと決断し、前後に有給休暇を多めにくっつけて17日間の旅程を組み上げました。
出発前に考えたやりたいことリスト
・マラケシュ発の2泊3日サハラツアーに参加、途中離脱してフェズへ
・タンジェかセウタからスペインに出国
・英領ジブラルタルに行き、入国印をゲット
・グラナダ~バルセロナ間は寝台列車で移動
・日帰りアンドラ旅行
・カタールに入国して一泊
ホテルはほぼ全て予約しましたが交通機関はアンドラ往復のバスしか予約できず、他は現地で手配することに。サハラツアーも催行に不安があったので現地手配。
初めてのアフリカ大陸、トラブルが多いらしいモロッコ→スペイン国境越え、自分史上最長の旅、確定していない移動手段。不安100%で出発しました。果たしてやりたいことリストは完遂出来たのか?結果的に旅程は以下のようになりました。
12/23(月) 成田→ドーハへ
12/24(火) ドーハ→カサブランカ→マラケシュ
12/25(水) マラケシュ
12/26(木) 2泊3日サハラツアー
12/27(金) 2泊3日サハラツアー
12/28(土) 2泊3日サハラツアー→フェズ
12/29(日) フェズ
12/30(月) フェズ→シャウエン
12/31(火) シャウエン→セウタ→アルヘシラス
01/01(水) アルヘシラス→ジブラルタル→アルヘシラス→ロンダ
01/02(木) ロンダ→グラナダ
01/03(金) グラナダ→バルセロナ
01/04(土) バルセロナ→アンドラ→バルセロナ
01/05(日) バルセロナ
01/06(月) バルセロナ→ドーハ
01/07(火) ドーハ→成田へ
01/08(水) 成田着
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝食は宿の近くにあったHotdoksというお店で頂きました。私が通りかかった時は店員さんが外にテーブルを出したりして開店準備をしているところで、常連らしい客が準備が終わるのを外で待っていました。店員さんが「準備できました、どうぞ〜」という感じで声を掛けてくれたので私も入店。
店名の通りホットドッグがメインのお店なんだと思いますが、ショーケースに並んでいたクロワッサンが美味しそうだったのでそれと、カフェ・コン・レチェを頂きました。合わせて1.50EUR(約220円)、安い!
カフェ・コン・レチェ(カフェオレ)はスペイン滞在中毎日飲んでいましたが、どこで注文してもその場で豆を挽いてくれて美味しかったです。しかし今になって思い返してみると、飲み始めた時期と夜眠れなくなった時期が完全に一致していました。モロッコでミントティーを飲んでいた頃は完全に快眠だったのに。コーヒーって本当に眠れなくなるんだなあ。 -
さて、いよいよバルセロナの観光へ。バルセロナの治安に対する不安がどうしても拭えなかったので、パスポートと50EUR札一枚をバッグパックの中に隠して、部屋に置いて出掛けました。街中でのひったくりと職質の可能性、宿内での盗難の危険性を天秤にかけて悩んだ末の判断です。
最寄りの地下鉄駅に行き、自販機で交通機関1日乗り放題券であるT-Diaを購入しようとしたら、なんと2日券からしか売ってない。ハアー?! 仕方ないので2日券を購入。14.00EUR(約2,030円)、ガイドブックに載っている金額よりがっつり値上がりしています。っていうかそもそも高っ!!中欧の同じような券の1.5倍くらいする。
やっぱり何かと上手くいかないバルセロナ。 -
真っ先に向かったのはこちら、サグラダ・ファミリア教会!
最寄りの駅はそのまんま、サグラダ・ファミリア駅。ホームにサグラダファミリアのイラスト付きの案内板があって分かり易い。
どこの出口から出てもサグラダファミリアは目の前ですが、案内板で誘導している出口から出るとチケット売り場の前(受難のファサード側)に出られるようです。私が到着したのは朝の9時過ぎでしたが、長い行列が出来ていました。 -
私はネットでチケットを購入済みです。エレベーター・手数料込みで19.30EUR(2,766円)。
生誕のファサードに登るエレベーターの予約時間(10:30)まではかなり余裕があったので、反時計回りにぐるっと外観を見学しました。 -
公園の池越しの有名なアングル。
-
一周している間に行列はさらに延び、外周の1/4くらいの長さになっていました。
係員にeチケットを見せたら、「教会内には10時に入場できますので、その時間にまた来て下さい。なお、本日は強風のためタワーには登れません」と言われました。なにーっ!!確かに物凄く風強いけど!さっき受難のファサード側の公園を歩いてたらインフォメーションセンターからチラシが吹っ飛んで来たけど!
この時キャッシュバックがどうとか言っていたのをよく理解できませんでしたが、1カ月後くらいにクレジットカードに4.50EUR(652円)の返金がありました。良心的ですね?。 -
市内の観光スポットを巡るツーリストバス。日本語の音声ガイドもあるそうです。
今日はオープントップは寒そうですね。バルセロナは暖かいイメージがあったためにマフラーを宿に置いてきてしまいましたが、それを物凄く後悔する寒さでした。天気は良いけど風が凄い。秋にブダペストで頂いたホッカイロの出番が遂に来ました。ありがたや。 -
入場時間までずっと外にいるのは辛く、周囲の土産物屋さんの店内に避難しながら待ちました。
サグラダファミリアの置物いろいろ。 -
消火栓のような水道? 消火栓 兼 水道?
-
受難のファサード遠景。
-
さて、いよいよ入場です!
-
受難のファサードの彫刻は非常に鋭角的です。これで完成?アタリを付けた段階じゃなくて?と思ってしまいましたが、装飾を排除し冷たい石の面を露わにすることで、受難の苦しみを表現しているんだそうです。
-
森の中と形容されるサグラダファミリアの内部。
本当だ。全くその通りだ。木々が鬱蒼と茂っているように林立する柱もそうですが、入場者のざわめき…いや決して騒いでいる人はいませんが、膨大な数の人間がたてるサワサワとした物音が相まって、上を見ていると本当に森の中にいるようです。 -
内部の地図らしい。
-
ステンドグラスが入っているところと入っていないところ、
-
パーツが嵌っているところと嵌っていないところ。確かに未完成でした。
-
椅子が並んでいる中央部は、立って歩いていると係員がそっと近付いてきて「座って下さい」と注意されます。
-
天井にはビンの王冠のようなパーツが嵌っていました。
-
地下ではミサが行われていました。日曜日だからかな?稼働している教会なんですね。
-
イチオシ
ステンドグラスの模様自体が何かの絵になっている訳ではなさそうでした。
柱や床に映る色とりどりの光が美しい。 -
教会内を心行くまで見学し、一旦外に出て地下博物館へ。サグラダファミリア建築の年表、スケッチ、模型などが展示されていました。
-
なんだろうこれは。「逆さ吊り模型」というらしいですが、そう言われても何なのか分からない。
調べてみるとどうやらこのようにして、重力に従った自然な構造を模索していたようです。 -
生誕のファサード側に出てきました。
-
生誕のファサードの中央部、天使の合唱隊。
キリストの生誕を喜ぶ様子を表した生誕のファサードは、受難のファサードとは全く違う造形の彫刻でした。
唯一ガウディの生前に完成した生誕のファサード。スペイン内戦の際に損傷を受けましたが、その修復を行ったのが外尾悦郎氏だそうです。 -
タワーに登っていたらこちら側の景色を眺めることができたんだな。右の方に、特徴的な水道局の建物の頭が見えています。
しかしタワーに登れないのも納得の暴風っぷりです。吹き飛ばされて思う方向に歩けないし、何もないところで風の吹く側に寄りかかってみても倒れませんでした。いや本当に。 -
あまりの寒さに、生誕のファサードに向かって右側にある小部屋に避難。小部屋の中も素晴らしい彫刻でしたが、ここにはコインロッカーが設置されていました。
-
このオレンジ色のゴミ袋を見れば、どれほどの強風かが分かると思います。柱に結ばれているのは一番下の部分。中のゴミ全部吹っ飛んだろうな〜…。
あっしまった、スペイン名物のチュロスを食べるのを忘れてた。意外に殆ど売っているところを見かけなかったので、このお店が唯一のチャンスだったのかも。 -
美味しそうなベリー。ああいうのも近くで見てみたかったなあ。
-
クリスマスツリー!じゃなくて、生命の木。
-
あまりの寒さに、一旦宿に戻ってマフラーを取ってきました。
再び地下鉄に乗り、降りたのはディアゴナル駅。ここからカサ・ミラを目指しましたが、1ブロックしか離れていないはずなのに物凄く道に迷いました。本当にここはどこ?
レンタサイクルがありました。 -
なんだろうこれは。松ぼっくりを大量に集めた飾り。
-
讃美歌を歌っていました。
-
30分近く彷徨った末にカサ・ミラを発見しました。
-
複雑な構造のベランダの柵。
-
カサ・ミラやカサ・バトリョがあるグラシア通り沿いの石畳。そこはかとなく和風な気が。金魚…?
-
カサ・ミラが見つかればカサ・バトリョの位置も分かる。あれだ!
周辺はガウディ建築以外でも特徴的な建物が多いですが、カサ・バトリョは外観を知っているから簡単に見つけられました。 -
カサ・バトリョは骸骨がモチーフでおどろおどろしいイメージがありましたが、実際見てみるとカラフルでファンシー。
ちょうどいい位置にあるベンチに座ってカサ・バトリョを眺めていたら、2人連れの女性旅行者に、サグラダファミリアへ歩いていくにはここからどう進めばいいかを尋ねられました。よし来た。「カサ・バトリョがここ、カサ・ミラがあそこだから、サグラダ・ファミリアは…THIS WAY!」と、斜向かいにあるビルの方角をまっすぐ指しました。WAY無いですが、自分が道を教えて貰う場合はこの説明の仕方が一番有難い。英語や現地語で難しい説明をされても分からないからな…。
女性たちが去った直後に、今度は一人旅らしい男性旅行者に写真を頼まれました。カメラを起動したスマホを渡され、バストアップで、写真は縦で、建物が全部写るように…と身振り手振りを交えて非常に細かく注文をつけられました。タッチパネルの変な所を押して待ち受け画面に戻らせてしまったりしつつも(スマホ持ってないから操作がよく分からん。最近の旅行ではこのようにスマホでの撮影を頼まれることも多いですが、2回に1回は同じことをやらかします)、撮影した写真は男性が思わず歓声を上げるほどの素晴らしい出来だったようです。良かったね。
しかし世間ではスマホのひったくりが横行しているというのに、見知らぬ相手にスマホを渡して撮影させるというのはかなりリスキーなような。よっぽど私が悪いことをしそうに見えないか、逃げられても追いつけそうだと思われているかのどちらかでしょう。 -
屋根もこんなに可愛い。カサ・バトリョは入場料が20EUR弱と激高ですが、あの屋根を間近に見られるなら入場する価値があるかもな〜。屋上からはサグラダファミリアも見えるらしいですし。
-
周囲には面白いデザインの建物が沢山あります。
-
屋根の上にも注目!
-
メーッシ!!!
-
噴水があるカタルーニャ広場を通り、ランブラス通りに出ました。バルセロナ随一の目抜き通り。
-
街灯 兼 水道?!
-
さっきからずっと、お昼が食べられる店を探しています。スペイン料理に限定すると意外に手頃なお店が見つからない。
ランブラス通りから延びる路地の入口でレストランのチラシを配っている女性がいたので貰いに行ったら、アラブ系料理のお店でした。笑顔で渡してくれてお店の場所まで丁寧に説明してくれたので引き返せず、そのまま路地の奥へ。チラシを貰ったお店を通り過ぎて周辺の飲食店を見て回りました。
うーん、立て看板に書かれているメニューはお酒ばかり。 -
路地裏にあったおもちゃ屋さん。ショーケースの中にニコちゃん大王の子分が!
-
路地裏を歩いているうちに、Sushiの看板が出ている建物を発見。どうやら大型スーパーの裏口らしい。この店内を通ってランブラス通りに戻れるかな?
店内にはアジア料理のイートインコーナーもあり、ガラス越しに寿司を作っている所も見られました。並んでいるパック寿司は日本で見るものと変わらず美味しそうでしたが、板前のアジア人男性の鉄火巻きを切る手つきを見るに、日本人ではなさそう。
会計後に正面から出たら、思った通りランブラス通りに出られました。
帰国してから知りましたが、カルフールって世界中に展開している超メジャーなフランスのスーパーマーケットチェーンなんですね。 -
旅先でスーパーに行くと、安いものばかりを選んで購入する習性があります。金銭的な理由は勿論ですが、そうすると自動的に輸入物ではない現地製の商品を選べるという利点があるのです。
今回もそのようにして購入したので、カルフールのPB商品の多いこと。
これに加えて水をもう1本買って、合計10.79EUR(約1,570円)。
巨大なポテトチップスはどう考えてもバックパックの余白に入りませんが、この大きさで0.62EUR(約90円)という安さだったので思わず買ってしまいました。途中で消費するしかないな。 -
ランブラス通りにいた悪党ども。布の四隅に付けた紐が、いつでも撤収できる態勢が、悪いことをしていると物語っておる。
悪党どもの後ろに見えているように、ランブラス通りやグラシア通りの要所要所にはベンチや1人用の肘掛椅子が設置されているのがとても便利でした。 -
荷物を置きに一旦ホステルに戻りました。
ホステルの隣にあるカフェテリアの前にランチメニュー(10.90EUR≒1,590円)が出ていました。もう空腹感MAXだしランチタイムも終わりそうだし、ここに入ってみよう。メニューもろくに読まずに入店。
すると店内のショーケースを見た瞬間に、いや店主の顔を見た時点で悟りました。ここ外観からは分からないけどアラブ料理のお店だ!後で外のメニューを確認したら、シャワルマとかケフタとか書いてありました。さっき敢えて回避したアラブ料理のお店に入ってしまうとは!いや大好きだけど明日にはスペインを発つのに。しかもここに来る前にアラブ圏(モロッコ)にいて、この後もアラブ圏(カタール)に行くというのに!
…入ってしまったものは仕方ない。ショーケースを見ながら店主と相談して、コース料理を注文しました。
初めに出てきたのはポットのチャイ。ミルクは無く、渋みがあってトルコで飲んだチャイに似ていました。 -
次に野菜の種類たっぷりのサラダが出て、その後のメインはこちら。シャワルマと油で炒めたライス、そしてピタ。ああ~久しぶりだ、絶妙な炊き加減のプリプリした食感のご飯!
お洒落なカフェで出てきそうな、盛り付けの綺麗なランチでした。ボリュームはそれ程でもないけど美味しかったです。 -
昼食後はまた地下鉄に乗ってランブラス通りの端、ドラサナス駅へ。
地上に出るとすぐにコロンブスの塔が見えました。その向こうは海です。 -
新大陸の方向を指差すコロンブス。
コロンブスは個人的にはそんなに好きじゃない。旅行をするようになってから嫌いになりました。新大陸発見がなければ色々な文明や遺跡が残っていたろうしな…。『不幸にした人数ランキング』でいうと、歴代でもかなり上位に食い込む人物なのではと思います。 -
海沿いの広場にはテントが並んでいて、骨董品を売っていました。
-
私はコインを集めるのが好きですが、こういう風にきちんとケースに入れられているとどうも食指が動かない。
-
海の上を通るロープウエイが見えました。そういえばあれだけ吹いていた風がいつの間にか止んでいたな。カサ・ミラに行く頃にはもう止んでいたと思います。
ついでにバルセロナに対する不信感もいつの間にか消えていました。街歩き楽しい。
ロープウエイの2つの籠が、左右対称に進んでいきます。 -
段差に座って海を眺めているうちに、やたら周囲が混雑してきました。私が座った時には数人しかいなかったのに。
周りからぎゅうぎゅう押される程に混みだしたので、嫌になって立ち上がり去ろうとしたまさにその時、観衆から拍手と歓声が上がりました。何だ? -
海の方を見ると、狭い湾の入口からこちらに向かって大量の船が一斉になだれ込んで来ていました。何だあ?!
-
他の船に守られるようにして、大きな帆船が登場。この船が近付いてくると歓声が一層大きくなりました。
-
船に乗っているのは…スルタン(王様)?!陸地にいる民に手を振っています。
何だこりゃ本物?!と混乱しましたが、よく見るとテレビカメラマンも乗ってる。でも何だこりゃ。
帆船は私がいる位置から東に外れたカタルーニャ歴史博物館がある方の湾に入っていき、接岸したらしい時にはそちらの方から割れんばかりの大歓声が聞こえてきました。 -
その後も次々と現れる船を呆然と見ているうちに、王様を乗せた帆船はいつの間にか見えなくなってしまいました。
桟橋から溢れんばかりの人・人・人。
結構前からあちらの方に向かって大行列が出来ているなとは思っていたんですが、このため? -
港の近くには白バイの集団が。やっぱり今日は何かあるのかな。
-
もうそろそろ日が暮れるバルセロナの空には、沢山の飛行機雲が光っていました。
右の建物はたぶん海洋博物館。 -
ランブラス通りに戻りました。
ドラサナス駅からコロンブスの塔辺りまでのエリアには、銅像に扮した大道芸人が大勢いました。当然かもしれませんが現地に着いてから準備するらしく、自らメイク中の銅像もちらほら。営業時間は夕方から夜なのかな。
出し物(?)ごとに固まっているようで、ここのように像ばかりのエリアもあれば、似顔絵描きがずらっと並んでいる一帯もありました。
こちらは一緒にポーズをとって写真撮影をしてくれる銅像。
観光客に遠巻きに囲まれていた別の騎士の像は、気付かずに近くを通りかかる人がいるとガチャッと鎧を鳴らして驚かせていました。 -
このモニュメントは何だろう?
-
裏側に回り込むと、真ん中に水飲み場が。
-
海外の観光地にもこういうのがあるのか!初めて見た。
-
似顔絵描きが密集しているエリア。抽象画や風景画のみを売っている画家もいました。
-
一際目を引いた煌びやかな建物、リセウ劇場。
-
こちらも目を引いた左の建物。壁に飾られているのは…傘?
しかもよく見ると下の方には浮世絵風の絵が!
結構遠くからこの建物に視線が吸い寄せられていたので、目の前の地面にあるミロのモザイクに全く気が付きませんでした。 -
和風!だけど右の男性の服が何か違うような。
残念ながら別に傘屋さんではないようで、1Fには何の変哲もない銀行が入っていました。元々傘屋があった建物なのかな…。 -
この装飾は中国っぽい。日本人が関わった建物ではなさそうだな。
-
建物に満足して通り過ぎてしまい、戻ってやっと発見したミロのモザイク。
地図上に『・ミロのモザイク』とだけ書いてあったので、目印にするべく探していました。しかし私はミロってどのミロ?皇帝?というくらい全く知識がなかったので、これを見て初めて「ああ、抽象画家なのか」と分かりました。ミロという人物が描かれたモザイクじゃなくて、ミロという人物が作った(それともミロの絵を元にした?)モザイクということね。 -
イチオシ
その後は近くにあったpans&COMPANYというファストフードのチェーン店に入り、カフェ・コン・レチェ(1.40EUR≒205円)を飲みながら日記を書きつつ、日が暮れるのを待ちました。
時間を潰していた理由はこれ、電飾!ランブラス通りや周辺の路地にはバリエーション豊富な電飾が設置されていたので、点灯する前にここを去ってしまうのはもったいなさ過ぎました。 -
スペイン滞在時間も残り少なくなって参りましたが、まだやり残したことがある。タパスを食べてない!
お店を探してうろうろしていたら、タパスを3種類選んで6.95EUR(約1,010円)と書かれたお店を発見。
色々な国の言葉でメニューが書かれているにもかかわらず、店員さんは全く英語が話せませんでした。全員じゃないとは思うけど。
料理はショーケースを指して注文できましたが、ドリンクの注文にてこずる。何か冷たいソフトドリンクでも飲みたかったんですが、結局諦めてまたカフェ・コン・レチェ(1.55EUR≒225円)を注文しました。困った時のカフェ・コン・レチェ。そういえばスペインのバルやカフェテリア、それどころかスーパーでもどこでも生搾りオレンジジュースを作るマシンを見かけましたが、残念ながら飲む機会がなかったなあ。 -
選んだのはこちら。出来合いですが、ちゃんと温めるべきものは温めてくれます。
トルティーリャ・エスパニョーラ(スペインオムレツ)、サルピコン・デ・マリスコス(タコのサラダ)、もう一つは名前が分からないけどジャガイモにミートソースとマヨネーズソース?を乗せたもの。
しまったジャガイモばっかりだ。スペインオムレツは味がなくて厳しいものがありましたが、ミートソースがあるのが救いでした。黄色いソースがフワッとして美味しい。タコも美味しい。 -
タイルが美しい水汲み場。
ここまで北上しても、やっぱりスペインとモロッコは似ている所があるなあと思いました。 -
路地ごとに異なる電飾。全ての路地を覗きこんでみたくなります。
-
ランブラス通りのど真ん中に点々と埋め込まれているプレート。人通りが切れるのを待って撮影するのに苦労しました。
バルセロ・サンツの部屋にあったチョコレートと同じ花?の模様。これの正方形バージョンの石畳も色々な所で見かけました。これは何のマークなんだろう? -
ランブラス通りのジェラート屋さん。気になりましたが、1スクープ2.50EUR(約365円)もするので結局手が出ませんでした。暑かったら買ったろうけど。
商品のジェラートに食べ物じゃないものをガンガン乗っけてデコレートしているのが凄い。そして水色のジェラートは何味なんだろう。 -
さて、最後にカサ・バトリョのライトアップを見て帰ろうかなと思ってカタルーニャ広場まで戻ってくると、人が多すぎて前に進めませんでした。うわー凄いな、いつもこうなのかなと思っていると、なんと交差する通りに沿って全体的に通行止めになっている。カサ・バトリョがあるグラシア通りの方に行けない!
なんだこりゃ、エレク○リカルパレードでも始まるのかな?と冗談で思いましたが、なんとこれが冗談ではなかったのでした。 -
カタルーニャ広場から20mくらい離れた位置で見物していると、初めにパトカーが通過していき、次に騎馬隊がやってきました。続いてダンサブルな鼓笛隊が通り、ダンサーが通り、クレーンで上下する鉄骨の馬が通り…
-
イチオシ
ああっ!あなた様は!もしやさっき帆船に乗ってやってきた王様ですか?!
太陽の王様と星の子供達、そして地球。
この後たしか月の王様も通りました。 -
イチオシ
めっちゃ美しい。
色々な山車が次から次へと通ります。様々な格好をしたダンサー軍団、自転車軍団、高いアームに乗った人達、巨大な車、作り物の動物etc…私のカメラに残っているものだけでも40チーム以上、ぶれて削除したり撮影できなかった物も含めると100チームはいたと思います。
この日は1月5日。クリスマス最終日、主顕節の前夜祭なのかな。 -
カタルーニャ広場に長く止まる山車が多く、少し離れている私の位置は待たされるというか間が空く時があります。腕を頭上一杯に伸ばして、カタルーニャ広場の方の写真を撮りました。
人々の頭の隙間から何か動くものが見える。凄いものがこの後に来る予感。次に来るのがこのパレードのメインに違いない。 -
そして来たのがこちら、流れ星!!
静止画で見るとそうでもないかもしれませんが、生で見ると先頭の星が縦回転していて凄かったです。 -
ポスト付きの自転車軍団。サンタさんに出す手紙?
-
40人の盗賊のような衣装のダンサー集団、山車に乗ったおじいちゃん、大きな風船の白馬、何かのマスコットキャラクター…写真を全部載せたいけどとても載せきれない。
満を持して現れたのが、この巨大な車!!別の王様! -
なぜか背もたれに漢字が!『因』って?!
-
山と積まれたおもちゃや等身大のロボットを乗せたトラック、おもちゃのような消防車、救急車、巨大な旗を操るダンサーが通過して、この動く鳥!
-
2枚前の山車と色違いの巨大な車、電化製品を満載したサムスンのトラック(協賛なのかな?)、3mくらいの高さにおもちゃとパンダのぬいぐるみを積み上げた荷車、動く象、コンガのような太鼓を奏でるドレッドヘアーの集団、そして動くキリン!
言葉で説明しても伝わる気がしない! -
もうとにかくゴージャスな出し物が次々通過していき、終盤に現れたのがこちら、巨大な時計!乗っている人達はパジャマ姿で、あくびをしたり目を擦ったりと眠そうな動きを繰り返します。そろそろお開きの時間なのかな?
-
最後に何台ものオープントップバスが通過して、沿道の観客達に雨あられと飴玉を浴びせかけました。わあーー!!超楽しい!!!飴をキャッチしようとして勢い余った後ろの女性に頭をどつかれましたが、謝って頭を撫でてくれたし私もハイになっているので全然OK。ついでに「ペルドン(すみません)」はこういう時に使うんで合ってるんだって事が分かりました。
-
頭上から降ってくる飴をキャッチするのって難しい!というかまず無理!腕組みのような態勢でいると勝手に腕の中に収まってきます。
最終的にこんなに沢山飴をゲットしました。嬉しい!飴が欲しい訳じゃないけどとにかく嬉しい。著名人が参加する節分の豆まきみたい!それか新しい家を建てる時の「たてまえ(局地的な方言かも)」! -
夢のあと。
スキップしたいような気分でした。 -
うきうきしながら、やっと通行止めが解除された道を渡ります。パレードは19時からの1時間ちょっとでした。
-
ようやくカサ・バトリョへ。うわー綺麗!夜の方が好きかも。
眺めていたら、近くでサグラダファミリアへの道を尋ねる声が聞こえました。今回は私が聞かれたんじゃないけど、また?ここからサグラダファミリアに徒歩で行くのってそんなよくあるルートなの??
状況の不自然さに、もしかしてそういう手口のスリだったのかもな〜とチラッと思いました。 -
パレードを観る前までは、カサ・バトリョを見たら帰ろうかと思っていましたが、気分がいいので地下鉄に乗ってサグラダファミリアのライトアップも見に行きました。ハイになっていても治安は心配なので、早歩きで周りを一周。
受難のファサード側は寒々とした白いライトアップ、 -
生誕のファサード側は温かみのある黄色いライトアップでした。へえー知らなかった!
-
危ないと思いつつも、小走りで人気のない公園へ。逆さファミリアは見ておかないと。
殆ど人気はありませんでしたが、池正面のベンチで日本人一家が寛いでいたのでちょっと安心。
池は昼間同様にさざ波が立っており、逆さファミリアは肉眼で見るとゆらゆらしていましたが、写真に撮ったら鏡面のように綺麗に写ってしまいました。最近のカメラって凄いなあ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅
-
前の旅行記
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 12(アンドラ)
2014/01/04~
アンドラ・ラ・ヴェリャ
-
次の旅行記
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 14(バルセロナ~ドーハ)
2014/01/06~
バルセロナ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 1(成田~マラケシュ)
2013/12/23~
マラケシュ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 2(マラケシュ)
2013/12/25~
マラケシュ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 3(サハラツアー①)
2013/12/26~
カスバ街道周辺
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 4(サハラツアー②)
2013/12/27~
エルフード
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 5(サハラツアー③~フェズ)
2013/12/28~
フェズ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 6(フェズ)
2013/12/29~
フェズ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 7(フェズ~シャウエン)
2013/12/30~
シャウエン
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 8(シャウエン~セウタ~アルヘシラス)
2013/12/31~
セウタ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 9(アルヘシラス~ジブラルタル~ロンダ)
2014/01/01~
ジブラルタル
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 10(ロンダ~グラナダ)
2014/01/02~
ロンダ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 11(グラナダ~バルセロナ)
2014/01/03~
グラナダ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 12(アンドラ)
2014/01/04~
アンドラ・ラ・ヴェリャ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 13(バルセロナ)
2014/01/05~
バルセロナ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 14(バルセロナ~ドーハ)
2014/01/06~
バルセロナ
-
年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅 15(ドーハ~成田)
2014/01/07~
ドーハ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 年末年始モロッコ~スペイン縦断の旅
0
99