2013/12/25 - 2013/12/25
198位(同エリア973件中)
susuさん
以前からモロッコに行きたいと思っていました。
具体的に計画を練り始めた時に、せっかく遠いモロッコまで行くのだからついでにジブラルタル海峡を渡ってスペインにも行きたいと思いました。そしてスペインまで行くならジブラルタルにも、アンドラにも行ってみたい。
しかし計画を練るにつれ、そのコースで旅するにはかなりの日数が必要だということが分かってきました。こんな日数の休暇が取れる機会なんてあるのか?と思ったら、'13~'14の年末年始休暇は例年よりも長いんですね。旅費の高い年末年始に海外旅行をするなどという発想は私にはなかったんですが出国を早く、帰国を遅くすれば航空券は安いようだ。(カタール航空 カサブランカINバルセロナOUT、108,760円)
この機を逃す手はないと決断し、前後に有給休暇を多めにくっつけて17日間の旅程を組み上げました。
出発前に考えたやりたいことリスト
・マラケシュ発の2泊3日サハラツアーに参加、途中離脱してフェズへ
・タンジェかセウタからスペインに出国
・英領ジブラルタルに行き、入国印をゲット
・グラナダ~バルセロナ間は寝台列車で移動
・日帰りアンドラ旅行
・カタールに入国して一泊
ホテルはほぼ全て予約しましたが交通機関はアンドラ往復のバスしか予約できず、他は現地で手配することに。サハラツアーも催行に不安があったので現地手配。
初めてのアフリカ大陸、トラブルが多いらしいモロッコ→スペイン国境越え、自分史上最長の旅、確定していない移動手段。不安100%で出発しました。果たしてやりたいことリストは完遂出来たのか?結果的に旅程は以下のようになりました。
12/23(月) 成田→ドーハへ
12/24(火) ドーハ→カサブランカ→マラケシュ
12/25(水) マラケシュ
12/26(木) 2泊3日サハラツアー
12/27(金) 2泊3日サハラツアー
12/28(土) 2泊3日サハラツアー→フェズ
12/29(日) フェズ
12/30(月) フェズ→シャウエン
12/31(火) シャウエン→セウタ→アルヘシラス
01/01(水) アルヘシラス→ジブラルタル→アルヘシラス→ロンダ
01/02(木) ロンダ→グラナダ
01/03(金) グラナダ→バルセロナ
01/04(土) バルセロナ→アンドラ→バルセロナ
01/05(日) バルセロナ
01/06(月) バルセロナ→ドーハ
01/07(火) ドーハ→成田へ
01/08(水) 成田着
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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昨夜食事を摂っていなくて物凄く空腹なので、朝食が始まる7時に早速食べに行きました。昨日チェックインした時に朝食会場はどこかと尋ねたら「階段を上ったところ」というのでてっきり2階かと思っていましたが2階には客室しかなく、屋上でした。
12月の朝7時はまだこの暗さです。屋上からはジャマ・エル・フナ広場が少し見えました。 -
席に着くと朝食が運ばれてきます。
明るくなってから撮影した席。 -
なぜか2人前運ばれてきました。
チョコレート入りのクロワッサン、フランスパン、オレンジジュース、カフェオレ。カフェオレはホットミルクに粉末のコーヒーと角砂糖をを加える珍しいタイプでした。
クロワッサンは非常にパリッパリで、1/3が膝に落ちたのではないかというくらい砕け散りました。美味しい、幸せ~。中がフワッフワのフランスパンも美味しかったです。 -
食べ終わる頃には明るくなっていました。
屋上からクトゥビアのてっぺんが見えました。このクトゥビアはマラケシュのシンボルらしいですが、同じような四角柱の塔はどんな小さな村でも1つは見かけました。 -
マラケシュの旧市街にある建物はどれも同じような高さのようです。高さ制限があるのかな。
そう遠くない所に山脈の影が見えました。あれがアトラス山脈? -
中庭を貫いて背の高いヤシの木が植えられています。
この宿はいわゆる「リヤド」ではないと思いますが、リヤドってこういう構造ですよねたぶん。 -
私の部屋のドアと窓。1Fです。右上の窓はバスルームの窓。
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窓から外を見るとこんな感じ。鉄格子がお洒落。
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さっそく、すぐそこのフナ広場に出掛けます。
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世界遺産であることを示す石碑がありました。
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広場の西にクトゥビアが見えます。
フナ広場は夜は車両進入禁止だと思いますが、昼間は普通に車が行き来しています。そこそこ交通量が多いので注意。 -
この時間帯に営業しているのはオレンジジュースの屋台くらいでした。後で行こう。
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フナ広場の北にあるスークに入ってみました。
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現在朝の8時過ぎ。まだ殆どお店は閉まっていますが、朝食を摂れそうなお店は開いています。
マラケシュの人はフレンドリーで、すれ違いざまに「ハロー」「こんにちは」と挨拶してくれます。いや、それはマラケシュに限らずモロッコのどの街もそうでしたが、マラケシュでだけは中国人や韓国人に間違われることがなく100%こんにちはと言われました。この時は「モロッコには中韓の観光客はまだ少ないのかもしれない」と思ったんですが、この後そんなことはないということがだんだん分かってきます。 -
大体まっすぐ歩いて突き当たりにあった門。
この手前のお店の辺りにいたおじさんに「そっちはデンジャラスだから行くな」と言われたので、大丈夫だろうとは思いつつも一応離れたところからズームで撮影。何が危険かは分かりませんが、わりと交通量が多くて砂埃が立っています。
ちなみにおじさんには「皮製品を見に行かないか」と勧誘され断って去ったものの、この後道に迷ってまた出くわしたのでびっくり。あれ?こっちに来てるつもりはなかったのに。方位磁石を持っているのに道に迷う。 -
行きとは違う道を通ってフナ広場を目指します。こうやって来た道を戻らないから迷うんだよな。
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クトゥビアそっくりの塔を発見。モスクでしょうか。
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モロッコの街にはそれぞれテーマカラーがあって、マラケシュはピンクだと聞きましたが本当にその通り。建物がみんなピンクです。
ちなみにフェズは黄色でした。 -
この絵は行きにも見たな。
ただの落書きかと思いましたが、よく見ると政治的な意味のあるものなのかも。モロッコの国旗の横に書かれているのは、調べてみたらパレスチナの国旗でした。でも真ん中に月と星を描き足せば西サハラの国旗だけどどっちだろう。 -
この馬車は小奇麗なデザインなので観光用かと思いますが、現地の人が普通に乗り物として馬を使っているのが新鮮な光景でした。馬車にしているのはともかく、背中に跨って普通に道路をパカパカ走っている人がいるのは衝撃でした。
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おおっ、壁のペイントと植木鉢が可愛らしいレストラン。
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迷いながらもフナ広場に戻ってきました。
こちらは広場に面した郵便局。こちらで切手を購入しました。歩き方には15DHと書いてありましたが、値上がりしたのか日本までポストカードを送るなら16.80DH(約220円)だと言われました。そもそもが高い上に6通分も買ったのでかなりの出費。でもまあちゃんと届きました。
ポストカードは2DH(約26円)~で土産物屋で売っています。 -
午前中のフナ広場。広くてがらんとしています。
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一旦宿に戻って一休みしてから、今度はフナ広場から南東に延びている通りに入っていきました。
時間帯のせいだと思いますが、今度はお店が開いています。 -
門に貼られた看板がいい感じ。この通りから路地を入った所にリヤドが沢山あるようです。
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写真は違うお店ですが、この通りを歩いていると香料やアルガンオイルを扱うお店の勧誘に特に激しく遭います。見るだけ見るだけと言われ色々な物の匂いを一通り嗅がされ、買うと一言も言っていないのに勝手に買うことにされて勝手に梱包されたりしたので、断るのが大変でした。まあ面倒が嫌なら最初からスルーするのが良いんだと思いますが、好奇心は満たされるので断る自信があるなら話を聞いてみるのも一興。
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人に道を尋ねながらバヒア宮殿に到着。
入場料は10DH(約130円)とお手頃。門を入って右手にチケットブースがあります。 -
オレンジがたわわに実った木が並ぶ道を通って建物の方へ。
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見所や順路など何も調べずに行きましたが、タイルと透かし彫りが美しい中庭を見学。
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彫刻がめちゃくちゃ細かくて美しい。
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うわー!何も考えずに行きましたが期待以上でした。来て良かった。
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地元の子供たちが遠足で訪れる場所のようです。
この後全員並んで大きな旗を持って記念撮影していました。 -
窓も美しい。
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頭上からオレンジが降ってきそう。モロッコ~スペインのどこででもオレンジの並木は見かけました。
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そろそろ出ようかなと出口に向かっていた時に、60代くらいの女性に「あなたはどちらの国の方?」と声を掛けられました。その方は見た目日本人ですが、流暢な英語を話されています。もしや…と思ったらやっぱり、サンフランシスコ在住の日系三世の方でした。「サンセイ」だけは日本語で言っていました。私は日系の方と話すのが初めてで、数年前に『99年の愛』を観ていたことと、一冊読む間に5回は号泣する世界一好きなエッセイ『以上、現場からでした。(安藤優子)』に出てくるロサンゼルスの日系老人ホームのエピソードを思い出してなんだか感動しました。その方も日本人(私)を見かけて思う所があったんだと思います。
アメリカから3週間のツアーに参加してモロッコを周遊されているとのこと。3週間!日本発のモロッコツアーは大抵10日弱の日程だと思いますが、それだけ長いとやっぱり日本のツアーでは行かないような町にも行くのかな。
後から来た旦那さん(白人)に私のことを「私の妹よ」と紹介していて、旦那さんが「すっごい年上のお姉さんだね」と驚くフリをしていて面白かったです。なんだか凄く心が温まって印象に残る出会いでした。 -
良い余韻を残してバヒア宮殿を後にします。
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今度はアグノウ門を見に行きます。
途中にあったスパイスや香料のお店、陳列が素敵。 -
広場の周囲にお店が並んでいます。
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ランプシェードのお店。
モロッコの建物はどこも照明がお洒落でした。 -
果物や野菜を売る屋台が並ぶ通りを抜け…
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だいぶ歩いて辿り着いたここはどこだろう。歩き方の地図からすると遠くに来すぎているような気がして、諦めて引き返しました。本当はこの先にアグノウ門があったんですが。
アグノウ門探索は3度の挑戦でやっと成功しました。 -
フナ広場の方向に戻ります。
途中の通りはタクシーで埋め尽くされていて圧巻でした。なんでこんなにここに?いつもこうなのかな。
モロッコのタクシーは街ごとに色が統一されていて、マラケシュはこのようにクリーム色、フェズは赤、シャウエンは水色でした。
途中の小さなお店でミネラルウォーターを購入。3.50DH(約50円)。ここで初めてディルハム以下のコイン、サンチームをゲットしました。 -
昨夜通ったアグノウ門通りに出ました。この通りを歩くとサハラツアーの勧誘を物凄く受けます。昨夜も声をかけられましたが、まずホテルにチェックインしたいから後でと言ったら「明日ホテルまで行くから」と言われました。結局来なかったけど。いや、出くわさなかっただけかもしれないけど。
この時たまたま声をかけてきたのが日本でも有名なSahara Expeditionという旅行会社だったのでついていきました。
サハラツアー勧誘はかなり頻繁でしつこいですが、「予約してる」の一言で簡単に解放されます。魔法の言葉。 -
訪れる場所の他、ツアー中のランチは自腹等の内容の説明を受けて2泊3日のツアーを申し込みました。
提示された金額は事前に調べていた通り950DHでしたが、ついなんとなく「安くして」と言ってみたらあっさり900DH(約11,700円)にしてくれました。まさかディスカウント出来るとは思わなかった、言ってみるもんだ。
何割かを今支払って残りは明日集合した時にと言われましたが、そういうのは落ち着かないので今全額支払う方でお願いしました。 -
しかし手持ちのDHが足りなかったので、事務所の近くのレートが良いという両替所を紹介して貰いました。レート…良いのか悪いのか私にはよく分からん。円安ですし。空港よりは確かに良いけど、レシートは貰えませんでした。このレシートがないと出国時の再両替の時に困るらしい。
両替した時には使いきれなかったらどうしようと思っていましたが、意外と出費が多く余ることはありませんでした。サハラツアーで連れて行かれるレストランがどこも高かったせいじゃないかな〜と踏んでいます。 -
明日の朝7:15にこのオフィスの前集合だそう。場所を覚えておかねば。
朝早くチェックアウトしなければならないので、明日の朝食が食べられない旨をホテルのフロントに申告しに行ったところ、それなら6:45に朝食が食べられるよう準備するよと言ってくれました。おお~それは助かる!とこの時は喜んだんですが…。詳細は翌日(旅行記③)。 -
またフナ広場に戻ってきました。
現在正午前。朝より賑わってきているようです。 -
またアグノウ門を目指して、さっきと同じフナ広場南東の通りに入りました。
路地に置いてあった屋台。ここで販売しているのか、それともこの後フナ広場に運ぶのかな。
値札が付いているお店はわりと珍しいです。10DH(約130円)、安い。小さいタジン鍋は小物入れとして使うようです。 -
日よけのスダレでアーケードのようになっています。この時期のモロッコは寒いですが、日差しは十分に強烈。
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また香料やアルガンオイルのお店に勧誘されました。日本語を喋る店員が「見るだけ、ミントティー飲んでいって」と。
初めてのミントティー(左下)。写真で見ていたミントティーと違って、青々としたミントの葉は入っていません。砂糖がたっぷり入っていて美味しい。 -
こちらが日本語を話す店員さんで、名前はハマダ。日本語学校に通っていたそう。
午前中に勧誘されたお店でも紹介された商品を一つ一つ説明してくれますが、そのお店よりも価格が高いのもあって購買意欲は湧きません。 -
もう昼なので昼食を摂りに行きたいと言ったらレストランを紹介してくれましたが、初めに連れて行ってくれたのが高級感溢れる外観のお店で、店頭に貼られているメニューを見たら1品数百DH(少なくとも1,300円以上ですね)の料理が並んでいたのでパス。
そしたら道端にある食堂に連れて行ってくれました。彼も普段来ているらしい。
小さめのタジン鍋をコンロに並べて調理しています。タジンといえば水を使わずに食材から出る水分だけで調理する蒸し料理だと思っていましたが、店主は時折蓋を開けて水分量を確認しつつ、適宜蓋にストローを装着したペットボトルを使ってチューッと水を足していました。 -
勧められるままにチキンタジンとモロッカンサラダを注文。注文と清算はハマダが代行してくれました。合わせて40DH(約520円)だけどもしかしたらハマダにマージンを取られているのかもしれん。食べている間はハマダはお店に戻っていて、食べ終わる頃にまた迎えに来ました。
初めてのタジン。ジャガイモはホクホク、チキンは骨からホロッと外れる柔らかさ。スパイスは使われているものの辛くなく癖もなく、とても食べ易い。かなり薄味、素材の味です。タジンはこの後どこで食べても同じ味&肉の柔らかさでした。
モロッカンサラダはみじん切りのトマト、ピーマン、玉ねぎに酢と粉末スパイスがかけられています。
それとホブズ(パン)。これは無料でいつでも付いてきました。 -
食後またハマダのお店に連れて行かれました。お互いあまりもう買う気も買わせる自信もなさそうな感じでしたが、ハマダに夕食に誘われました。お勧めのサンドイッチ屋でおごってくれるそうです。「あなたと話していると楽しい、I like you」を連発されますが、我ながらノリが悪くとてもそうは思えないんですけど…。
7時にまたお店に来てねと言われ、確かなことは言えないので「たぶんね」と言ったら何度も何度も念を押されました。どうしよう、まあ行くかどうかはこれから考えよう。 -
同じ通りにお店を出しているおじさん。コインの品揃えが豊富で、外国のコイン好きの私にはたまらないものがあります。実は午前中にも見に行っていて、価格の折り合いがつかず一度は帰ったのでした。
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今度は1枚のコインを10DH(約130円)で交渉成立。60年くらい前のモロッコ10フラン?を購入しました。デザインがとっても可愛い。
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人に道を聞きつつ、またアグノウ門を探して彷徨います。
背中にキティちゃん!! -
モロッカンスイーツいろいろ。値段が書いてないけど量り売りなのかな。結局食べる機会はありませんでした。
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イチオシ
この道の先にマラケシュの空港があるようです。
日差しが非常に強く、旗で太陽が遮られる瞬間を狙って撮影したら良い感じの写真に。 -
そしてその近くにようやく発見、アグノウ門!
右のゲートから出てこの撮影ポイントまで来ましたが、前の通りは交通量が非常に多く、横断するのに苦労しました。車がいないタイミングで撮影するのも一苦労。 -
門の上にはコウノトリ(シュバシコウ?)の巣が。
かなり大きな鳥で、人間くらいありそうに見えました。 -
またフナ広場に戻ります。途中でうっかりハマダの店の前を通ってしまい、夜の約束の念を押されました。
フナ広場にわりと近い所にあったこちらのお店、珍しく値札が付いています。一番小さい小鉢(10DH≒130円)を2つ購入しました。 -
フナ広場の屋台でオレンジジュースを飲みました。どこの屋台もオレンジジュースは4DH(約52円)、グレープフルーツジュースはもっと高かったです。
結構量があるのでこの場での一気飲みはなかなか厳しいものが。マラケシュのジャマ・エル・フナ広場の屋台のオレンジジュースといえばとても有名ですが、暑くない時期だからか特別感動はなく、この後のサハラツアーで何度も食べたデザートのみかんの方が感動の美味しさでした。 -
今度はフナ広場の北にある通りをうろうろ。
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この辺りは値札を付けているお店が多めで、観光客の姿も多いようでした。
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新しそうだけど面白い形の門。
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そこから上を見上げると、壁の穴から鳩が頭を出していました。
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凄い人出です。
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ナッツやドライフルーツを扱っているお店。お店の人は中央の穴の中に座っていて、客が来ると立ち上がって応対しているようです。座ると頭が出ない高さの穴なので、ちょっとモグラ叩きを連想しました。
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再びフナ広場へ。
大道芸人の姿があります。写真を撮っているのが見つかるとチップを要求されると聞いたので、かなり遠くから撮影。いや別に撮影代を払うのは構わないんですが、撮る度に料金交渉するのかと思うと億劫で。価格(適正価格)が提示されているといいのになあ。
蛇使いもいて興味もありましたが、そんな訳で撮影できませんでした。 -
こちらは水売り。こちらもかなり遠くから撮影。本当お金を払うのが嫌な訳じゃないんだけど…。
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あっ、トゥクトゥクだ!モロッコにもトゥクトゥクがあるとは。見たのはこの時だけでした。
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そろそろ夕方、フナ広場に屋台が出始めていました。
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夕暮れのアグノウ門通り。昼間よりもずっと賑わっています。暑くない時期とはいえ、やっぱり人々が出歩くのは夜なんだな。
明日の朝行く旅行会社までの道順と所要時間を確認しておきました。 -
イチオシ
夕焼けを背負った幻想的なクトゥビア。
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屋台に明かりが点きました。やっぱりこの方が雰囲気があるな。
手前はヘナ描きの女性たち。結構強引に手を引っ張られたりしますが、暫く落ちないヘナを描かれる訳にはいかなかったので断りました。 -
フナ広場が見下ろせるカフェに行きました。私の宿がある路地の入口にあるカフェ・グラシエ。
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HAWAIという炭酸飲料(15DH≒200円)を頂きながら、のんびり景色を眺めました。
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ジャマ・エル・フナ広場を一望。
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イチオシ
上から見ると、屋台の屋根を明かりが透けていてとても綺麗。
手前の屋台はコンロが火を吹いています。 -
大きな鷲を客の肩に留まらせるパフォーマーが見えました。
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凄い人出…あれ、広場に車が普通に入っているな。
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屋台の明かりは地上から見た方が幻想的かもしれない。
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さて、そろそろハマダとの約束の時間だ…。迷いましたが行ってみることにしました。
約束の時間ぴったりに店に着き、ハマダの店を閉める間は近くの同業他店の店内で待たされました。 -
こちらがハマダお勧めのサンドイッチ屋さん。テイクアウトのお店でした。いつも食べに来ているそうです。ハマダ曰くここは食材が新鮮、フナ広場の屋台の食材は古いから食べないとのこと。そうなのかなあ…あっちも回転速そうだけど。結局私はフナ広場の屋台で食事をする機会がありませんでしたが、食材はさておき「フナ広場の屋台で食事をする」ということ自体が観光の一つだと思います。ウィーンのザッハーでザッハトルテを食べるようなもので。
ソーセージやレバー串など、具を選ぶと炭火を扇ぎながら焼いてくれます。どれがいいか聞かれてソーセージを選択。
20DH(約260円)らしいですが約束通りハマダがおごってくれました。 -
その後はフナ広場が見下ろせるカフェへ。さっき行ったのより東にあるお店で、入口が奥まっているせいか客は地元の人ばかりのようでした。
そこそこ混雑していて広場側の席に座れなかったのがハマダは不満そうでしたが、私はさっき見たから別にいい。
ここでテイクアウトのサンドイッチを食べて大丈夫というので頂きました。ホブズに歯応えのあるソーセージとスライスチーズなどが挟まっています。肉!という感じのソーセージはスパイスが効いていますが辛いという訳ではなく美味しい。ソーセージ表面の溝は焼く時に網で挟んだ跡です。 -
ここで出てきたのはミントティー。よく写真で見る、ミントの葉っぱがたっぷり入ったミントティーでした。味は…歯磨き粉!不味くはない、でも歯磨き粉そのもの。しかし葉っぱが入ったミントティーはこの後も飲みましたが、歯磨き粉の味がしたのはここだけでした。砂糖が3つも付いてきましたが、ミントティーは砂糖をたっぷり入れた方が美味しいです。
この辺りでなぜかハマダが急に無口に。一応気を遣って私から話を振ったりして会話しつつ、メールアドレスを聞かれたのでメモして交換しましたが、「絶対メールくれないでしょ」と見抜かれました。いや…きたら返すよ…。 -
ここの会計は私が払わされました。ミントティー2杯で30DH(約390円)。しかもここの支配人?にお釣りを誤魔化されそうになる。
おごってもらうなら気も遣うけどこれでもう気を遣う必要もないなと逆に気が軽くなり、明日朝早いから~ととっとと帰りました。雨もポツポツ降ってきましたし。
結局ハマダが何をしたかったのか分からん。ミントティー1杯を奢って貰いたかった訳ではないことは確かだと思うけど。しかしそれが分からないから私はダメなんだろうなというのはよく理解しました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- あっぷるさん 2016/02/16 22:52:25
- マラケシュから帰国しました
- susuさん
お久しぶりです☆
確か、ラホールのところでコメントをさせて頂きました。
モロッコの旅行記は以前も読ませていただきましたが、マラケシュは同じホテルだったんですね〜
Booking.comで口コミが良かったので立地の良さもあって決めました。
お湯は私の部屋では出ましたよ。susuさんのお部屋は水だったんですね。壊れていたのしら?
そうそう、タオル、何で置いておいてくれないの?と思いましたよ。
ドライヤーを借りる時に聞いてみたらあっさり渡してくれました。
三日間掃除も入りませんでしたが、まぁその方が気が楽でした。
朝食はバイキングでしたよ。簡単なパンとゆで卵とドリンクだけですが。
アイト・ベン・ハッドゥは日帰りしましたが、まさか4時間半も掛かるとは・・。(笑)3時間半だと勘違いしていました。そうです、あの道を日帰りしたんです。体調が良かったので酔いませんでしたが、寝不足だったらキツかったかもしれません。
北は、また再訪した時のお楽しみに☆
ありきたりのガイドブックの書き写しではなく、ご自身が感じられた事をありのままに書かれていて、非常に楽しく読ませていただきました☆
あっぷる
- susuさん からの返信 2016/02/17 22:25:38
- RE: マラケシュから帰国しました
- あっぷるさん
お久しぶりです!
私も日頃からあっぷるさんの旅行記を楽しく読ませて頂いております。
行ってきますであっぷるさんがマラケシュに行かれることもチェックしていたので、旅行記がアップされるのを密かに楽しみにしていました。
なんと、ジャマエルフナホテルセシルに宿泊されたんですね!私が行った当時はBooking.comには登録されていませんでした。立地が最高ですし、宿代が全体的に結構高いマラケシュの中ではなかなかリーズナブルですよね。
冷水シャワーはレセプションに訴えれば何とかしてくれたのかもしれませんが、モロッコ一発目だったのでこんなもんかと思って我慢してしまいました(笑)タオルは本当にどうしてなんでしょうね?有料という訳でもないのに。
朝食の提供の仕方が変更されているとは!私の時はゆで卵は無かったですが、チョコ入りのパリパリクロワッサンもカフェオレも美味しかったなあ。あぁ〜また食べたい。
アイト・ベン・ハッドゥ日帰りですか!交通手段が気になります。
あの道を一日で往復はきつかったでしょうね。私が行った時は天気が良くなかったのも酔いの一因だったような気がします。
あっぷるさんのマラケシュ旅行記をとても楽しみにしています!
susu
-
- マプトさん 2014/07/07 18:35:09
- はじめまして。
- マラケシュ編、すごく懐かしい思い出読みました。
私にとって初の単独渡航がモロッコで、空港駅からマラケシュまで汽車で行きました。フナ広場、楽しかったんですが、ぼられたり、少し怖くて腰が引けて歩いていたような…。懐かしの20代半ばです。あれから月日が流れましたが、かわらなくて、回想しています。
今後もよろしくお願いします。
- susuさん からの返信 2014/07/07 22:21:58
- RE: はじめまして。
- フナ広場は今も昔と変わらない雰囲気が残っているんですね。
私もカサブランカの空港からマラケシュまで列車で行きましたが、
100年前から走ってるんじゃないか思うくらい古い車体でした。
もしかしたらマプトさんが乗車されたのと同じ車両かもしれませんね。
変わらないって良いですよね。
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