桜井・三輪・山の辺の道旅行記(ブログ) 一覧に戻る
昨日の坂本の町歩きで、嫌と言うほど関西の猛暑を実感したのに、性懲りも無く本日も「山辺の道」を歩こうとしている。<br />山辺の道は、30年前に自転車で石上神宮から橿原神宮まで走ったことがあるが、なにしろその時はまだ二十代だった(爆)<br />崇神天皇陵から景行天皇陵までの急坂(たぶん今のように石段はなかったと思う)で、自転車だったので、この狭い急な草の生い茂った道を下るのかと、途方に暮れたことを思い出す。<br />その道の前後で一時道に迷ったが、今回も同じような場所で案内の標識を見逃し、ひたすら「龍王山」に向かってしまい、ほとんど登山状態で40分、下り坂を引き返して20分、合わせて1時間ほどのロスをしてしまった。<br />ここで体力のほとんどを使い切ってしまったような気がする。<br /><br />大神神社の手前、狭井神社辺りを歩いているときは、心底疲れてしまい、持っていた荷物も何もかも投げ捨ててしまいたい衝動に駆られた。<br />今回ほど、熱中症になるのではないかという恐怖を感じたことはなかった。<br />そんな山辺の道歩きだったが、今になると「もう一度歩いてみたいな」などと思う私。<br />何とかにはつけるクスリがありませんね、いやはや(&gt;_&lt;)

猛暑の関西  30年ぶりの山辺の道

72いいね!

2013/08/23 - 2013/08/23

66位(同エリア911件中)

31

77

前日光

前日光さん

昨日の坂本の町歩きで、嫌と言うほど関西の猛暑を実感したのに、性懲りも無く本日も「山辺の道」を歩こうとしている。
山辺の道は、30年前に自転車で石上神宮から橿原神宮まで走ったことがあるが、なにしろその時はまだ二十代だった(爆)
崇神天皇陵から景行天皇陵までの急坂(たぶん今のように石段はなかったと思う)で、自転車だったので、この狭い急な草の生い茂った道を下るのかと、途方に暮れたことを思い出す。
その道の前後で一時道に迷ったが、今回も同じような場所で案内の標識を見逃し、ひたすら「龍王山」に向かってしまい、ほとんど登山状態で40分、下り坂を引き返して20分、合わせて1時間ほどのロスをしてしまった。
ここで体力のほとんどを使い切ってしまったような気がする。

大神神社の手前、狭井神社辺りを歩いているときは、心底疲れてしまい、持っていた荷物も何もかも投げ捨ててしまいたい衝動に駆られた。
今回ほど、熱中症になるのではないかという恐怖を感じたことはなかった。
そんな山辺の道歩きだったが、今になると「もう一度歩いてみたいな」などと思う私。
何とかにはつけるクスリがありませんね、いやはや(>_<)

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩

PR

  • 8月23日(金)、JR奈良駅前。<br />ホテルから徒歩3分。

    8月23日(金)、JR奈良駅前。
    ホテルから徒歩3分。

  • 奈良駅構内。<br />鉄筋などではなく、木質感を生かしている。<br />なんとなく、古の都に繋がる感じがする?

    奈良駅構内。
    鉄筋などではなく、木質感を生かしている。
    なんとなく、古の都に繋がる感じがする?

  • JR桜井線で「柳本駅」に向かったが、駅名というか、漢字の読み方がおもしろいと思ったのが「京終」。<br />「きょうばて」と読むようだ。「京」の「果て(=終わり)→濁音化→ばて」ということで、「きょうばて」となったのだと思うけれど、地名とか駅名って、全国各地いろいろあって、本当におもしろいですねぇ〜(^-^)<br /><br />途中から小学生の一団が乗車。先生も引率している所を見ると、夏休みの学習の一環?賑やかに同じ「柳本駅」で下車。<br />まさか、山辺の道ハイクなんてわけないよね(?_?)<br />

    JR桜井線で「柳本駅」に向かったが、駅名というか、漢字の読み方がおもしろいと思ったのが「京終」。
    「きょうばて」と読むようだ。「京」の「果て(=終わり)→濁音化→ばて」ということで、「きょうばて」となったのだと思うけれど、地名とか駅名って、全国各地いろいろあって、本当におもしろいですねぇ〜(^-^)

    途中から小学生の一団が乗車。先生も引率している所を見ると、夏休みの学習の一環?賑やかに同じ「柳本駅」で下車。
    まさか、山辺の道ハイクなんてわけないよね(?_?)

  • 柳本駅から崇神天皇陵までの間にあった建物。<br />造り酒屋のように見えるが。。。

    柳本駅から崇神天皇陵までの間にあった建物。
    造り酒屋のように見えるが。。。

  • 近くに柳本小学校があるということだが、まさか小学校の塀ではないだろう?

    近くに柳本小学校があるということだが、まさか小学校の塀ではないだろう?

  • その建物の反対側にあったのが「黒塚古墳」<br />発掘調査の結果、画紋帯神獣鏡や三角縁神獣鏡、鉄製武器、工具等が出土したという。<br />古墳の形態や出土品からして、四世紀初頭、もしくは前半のものではないかと考えられている。<br /><br />ここまでの道は、駅から10分ほどであったが、既に非常に暑かった。

    その建物の反対側にあったのが「黒塚古墳」
    発掘調査の結果、画紋帯神獣鏡や三角縁神獣鏡、鉄製武器、工具等が出土したという。
    古墳の形態や出土品からして、四世紀初頭、もしくは前半のものではないかと考えられている。

    ここまでの道は、駅から10分ほどであったが、既に非常に暑かった。

  • 標識発見!<br /><br />こんな古い時代の天皇や皇女の御陵が日常に息づいているところ、それが奈良なのだ。<br />

    標識発見!

    こんな古い時代の天皇や皇女の御陵が日常に息づいているところ、それが奈良なのだ。

  • 崇神天皇陵。<br /><br />ここに至る前に駐車場があり、自動販売機があったが、今思えばここでペットボトルの一本も買っておくべきだったのだ。<br /><br />しかし、持ち物がさらに重くなることを考えて止めてしまったのだった!

    崇神天皇陵。

    ここに至る前に駐車場があり、自動販売機があったが、今思えばここでペットボトルの一本も買っておくべきだったのだ。

    しかし、持ち物がさらに重くなることを考えて止めてしまったのだった!

  • この御陵のすぐ下の細い道を右手に進んだが、ここは間違えずに「山辺の道」を辿ることができた。<br /><br />全長約240メートルの壮大な前方後円墳の周囲は、遮るもののない炎天下だった。

    この御陵のすぐ下の細い道を右手に進んだが、ここは間違えずに「山辺の道」を辿ることができた。

    全長約240メートルの壮大な前方後円墳の周囲は、遮るもののない炎天下だった。

  • しばらく進むと、大きな木のある休憩所とおぼしき所に出た。<br />これは、その反対側にあった歌碑。<br /><br />「玉かぎる 夕さり来れば 猟人(さつひと)の<br />弓月(ゆつき)が嶽(たけ)に 霞たなびく」<br />     万葉集 巻10〜1816 作者不詳<br /><br />弓月嶽とは、今の桜井市穴師の巻向(まきむく)山の最高峰の名。<br />  

    しばらく進むと、大きな木のある休憩所とおぼしき所に出た。
    これは、その反対側にあった歌碑。

    「玉かぎる 夕さり来れば 猟人(さつひと)の
    弓月(ゆつき)が嶽(たけ)に 霞たなびく」
         万葉集 巻10〜1816 作者不詳

    弓月嶽とは、今の桜井市穴師の巻向(まきむく)山の最高峰の名。
      

  • ここには椅子が数脚用意されていて、眼下に二上山をはじめとする大和の風景を見下ろせる展望所となっている。<br /><br />大きな柿の木?があって、ちょうど良い具合の木陰になっていた。<br /><br />一息つけた。

    ここには椅子が数脚用意されていて、眼下に二上山をはじめとする大和の風景を見下ろせる展望所となっている。

    大きな柿の木?があって、ちょうど良い具合の木陰になっていた。

    一息つけた。

  • そして、問題はこの後だった。<br /><br />この比較的広い道、こちらの方が目についてしまったのが運のツキだった。<br /><br />「龍王山」という矢印が見えたが、私自身もこの道でいいと思ってしまったのだ。

    そして、問題はこの後だった。

    この比較的広い道、こちらの方が目についてしまったのが運のツキだった。

    「龍王山」という矢印が見えたが、私自身もこの道でいいと思ってしまったのだ。

  • 上り坂が何カ所もあり、ダムらしきものもあった。<br />眼下には人家が見える所もあった。<br />かと思うと、谷川になっていて、清水も流れている。<br />川の流れと道とがほぼ同じ高さになった所があったので、川に下りて冷たい水に触れたりしたが、そのうちに30年前に自転車で走った山辺の道には、こんな所はなかったのでは?という疑問が湧いてきた。

    上り坂が何カ所もあり、ダムらしきものもあった。
    眼下には人家が見える所もあった。
    かと思うと、谷川になっていて、清水も流れている。
    川の流れと道とがほぼ同じ高さになった所があったので、川に下りて冷たい水に触れたりしたが、そのうちに30年前に自転車で走った山辺の道には、こんな所はなかったのでは?という疑問が湧いてきた。

  • 渓流で休んでいる人(この道で唯一出会った人間!)に、思い切って尋ねてみると、山辺の道はここからずいぶん戻った所を左に曲がると言われた。<br /><br />やっぱり! あまりに上り坂が多くて、もはや写真を撮る気力も失せていたので、この道で撮ったものはここにアップした3枚しかないのだった。<br /><br />坂の途中で、もしかしたら熱中症になるのではないかと、本気で考えた。よく耳にする「熱中症で搬送」された人のニュースを、どうして注意しないのだろう、水分補給を怠るからだなんて思っていたが、この時の私たちのようにうっかり飲み物も用意せず、炎天下を歩けばそういうことになるわけだ。<br /><br />決して、他人様の不幸に対し、「自分に限ってはそんなことはない」などと慢心してはいけないのだった(&gt;_&lt;)

    渓流で休んでいる人(この道で唯一出会った人間!)に、思い切って尋ねてみると、山辺の道はここからずいぶん戻った所を左に曲がると言われた。

    やっぱり! あまりに上り坂が多くて、もはや写真を撮る気力も失せていたので、この道で撮ったものはここにアップした3枚しかないのだった。

    坂の途中で、もしかしたら熱中症になるのではないかと、本気で考えた。よく耳にする「熱中症で搬送」された人のニュースを、どうして注意しないのだろう、水分補給を怠るからだなんて思っていたが、この時の私たちのようにうっかり飲み物も用意せず、炎天下を歩けばそういうことになるわけだ。

    決して、他人様の不幸に対し、「自分に限ってはそんなことはない」などと慢心してはいけないのだった(>_<)

  • 坂を下りながら、今までの道がどんなに上り坂であったかということに気づいた。<br />この標識まで、おそらく上りの半分ほどの時間で引き返すことができた。<br /><br />こんな風に草むらに埋もれて標識があったのだ!<br />しかも本当に細い急な下り階段が7、8段ほどあった。<br />30年前も、この狭い急な道を、自転車を手で押さえながら、これが道なのかと思いつつ通ったことを思い出した。<br />あの時は階段はなかったから、むしろ自転車で進むにはよかったのだけれど…その狭い階段の写真を撮っておけばよかったが、その時にはそんな余裕がなかったのだ。残念!

    坂を下りながら、今までの道がどんなに上り坂であったかということに気づいた。
    この標識まで、おそらく上りの半分ほどの時間で引き返すことができた。

    こんな風に草むらに埋もれて標識があったのだ!
    しかも本当に細い急な下り階段が7、8段ほどあった。
    30年前も、この狭い急な道を、自転車を手で押さえながら、これが道なのかと思いつつ通ったことを思い出した。
    あの時は階段はなかったから、むしろ自転車で進むにはよかったのだけれど…その狭い階段の写真を撮っておけばよかったが、その時にはそんな余裕がなかったのだ。残念!

  • 狭い階段を下りると、トイレ兼休憩所になっていて、美しい大和の景観が見渡せるようになっていた。<br />ロスした時間は1時間。<br />もう11時半を回っていた。<br />空腹感はなかったが、なにしろ水が飲みたかった(/_;)

    狭い階段を下りると、トイレ兼休憩所になっていて、美しい大和の景観が見渡せるようになっていた。
    ロスした時間は1時間。
    もう11時半を回っていた。
    空腹感はなかったが、なにしろ水が飲みたかった(/_;)

  • 人家の間の道を進んで行くと、この辺にあるはずのカフエ「卑弥呼庵」の看板が見えてきた。

    人家の間の道を進んで行くと、この辺にあるはずのカフエ「卑弥呼庵」の看板が見えてきた。

  • 卑弥呼庵は、店主夫妻の自宅を開放した休み処なので、冷房はなかったが、冷たい水をポットに入れたものが出てきたので、ひたすら水を補給した。<br />事情を話すと、畳に上がって、しばらく横になっていてもいいですよとも言ってくれた。<br /><br />先祖代々、この地に住み続けている大和人なのだろう。<br />ご夫婦とも、おっとりとしていて、この近くの箸墓古墳発掘時の新聞の切り抜きやら何やらをアルバムにしたものも、見せてくれた。

    卑弥呼庵は、店主夫妻の自宅を開放した休み処なので、冷房はなかったが、冷たい水をポットに入れたものが出てきたので、ひたすら水を補給した。
    事情を話すと、畳に上がって、しばらく横になっていてもいいですよとも言ってくれた。

    先祖代々、この地に住み続けている大和人なのだろう。
    ご夫婦とも、おっとりとしていて、この近くの箸墓古墳発掘時の新聞の切り抜きやら何やらをアルバムにしたものも、見せてくれた。

  • アイスコーヒー(おつまみ付き)400円。<br /><br />疲れたときには、糖分が確かに必要ということを実感した。

    アイスコーヒー(おつまみ付き)400円。

    疲れたときには、糖分が確かに必要ということを実感した。

  • そして、このスイカは、メニューには無かったのに、道を間違えたり歴史オタクである由などを話すと、自宅の冷蔵庫に冷やしてあったものを提供してくれたのだった。<br /><br />よく冷えた甘くておいしいスイカだった!<br />それ以上に、店主夫婦の優しさが身に染みた真夏のうれしい出来事だった(*^_^*)

    そして、このスイカは、メニューには無かったのに、道を間違えたり歴史オタクである由などを話すと、自宅の冷蔵庫に冷やしてあったものを提供してくれたのだった。

    よく冷えた甘くておいしいスイカだった!
    それ以上に、店主夫婦の優しさが身に染みた真夏のうれしい出来事だった(*^_^*)

  • 卑弥呼庵からは、三輪山が見えた。<br />これからあそこまで行くのだ。<br /><br />写真右寄り、手前の山の向こうに小さく丸く見える山です。

    卑弥呼庵からは、三輪山が見えた。
    これからあそこまで行くのだ。

    写真右寄り、手前の山の向こうに小さく丸く見える山です。

  • 景行天皇陵に至るまでの沿道風景。<br />水田と瓦屋根の大和の田園風景が続きます。

    景行天皇陵に至るまでの沿道風景。
    水田と瓦屋根の大和の田園風景が続きます。

  • 景行天皇陵。<br />全長約300メートル、延長1?、周りに濠を巡らせた前方後円墳。<br />景行天皇は、日本武尊の父です。<br />日本武尊は、この父の愛を求めて彷徨うのでしたよね。

    景行天皇陵。
    全長約300メートル、延長1?、周りに濠を巡らせた前方後円墳。
    景行天皇は、日本武尊の父です。
    日本武尊は、この父の愛を求めて彷徨うのでしたよね。

  • 穴師坐兵主神社は、カットすることにしました。<br />この時の時間が12時46分。<br />道を間違えたことによる1時間の時間のロスと、卑弥呼庵でゆっくりしたことで、かなり時間が経っていた。<br /><br />これから檜原神社に向かいます。

    穴師坐兵主神社は、カットすることにしました。
    この時の時間が12時46分。
    道を間違えたことによる1時間の時間のロスと、卑弥呼庵でゆっくりしたことで、かなり時間が経っていた。

    これから檜原神社に向かいます。

  • 途中にこんな場所もありました。<br /><br />「耕作放棄地再生展示ほ場」

    途中にこんな場所もありました。

    「耕作放棄地再生展示ほ場」

  • 額田王の歌碑が、この辺りにあります。<br /><br />「うま酒三輪の山 青丹よし 奈良の山の 山のまに〜見さけむ山を心なく雲の隠さふべしや」      巻1〜17<br /><br />(反歌)<br />「三輪山を しかもかくすか 雲だにも<br />心あらなむ かくさふべしや」    巻1〜18<br /><br />額田王の三輪山に対する思いを詠んだ長歌と反歌<br />

    額田王の歌碑が、この辺りにあります。

    「うま酒三輪の山 青丹よし 奈良の山の 山のまに〜見さけむ山を心なく雲の隠さふべしや」      巻1〜17

    (反歌)
    「三輪山を しかもかくすか 雲だにも
    心あらなむ かくさふべしや」    巻1〜18

    額田王の三輪山に対する思いを詠んだ長歌と反歌

  • この歌碑の近くは、山辺の道らしい雰囲気にあふれた場所だ。

    この歌碑の近くは、山辺の道らしい雰囲気にあふれた場所だ。

  • 正面に三輪山も見え、一瞬清々しい気分になった。

    正面に三輪山も見え、一瞬清々しい気分になった。

  • 沿道には蜜柑の木。

    沿道には蜜柑の木。

  • イチジクの木もあった。

    イチジクの木もあった。

  • 道の辺にあった真新しい祠。<br />古くなったので、新しくしたのだろう。<br /><br />古めかしい方が、神さびた感じにはなるのだろうが。。。

    道の辺にあった真新しい祠。
    古くなったので、新しくしたのだろう。

    古めかしい方が、神さびた感じにはなるのだろうが。。。

  • 人家のある場所に出てきた。<br />巻向川の傍である。<br />30年前、若かったとは言え、自転車でこの坂を登るのはとても辛かった。<br /><br />この灯籠の傍には、人麻呂の歌碑があった。<br /><br />「あしひきの 山かも高き 巻向の<br />岸の小松に み雪降りけり」<br />         巻7〜2313

    人家のある場所に出てきた。
    巻向川の傍である。
    30年前、若かったとは言え、自転車でこの坂を登るのはとても辛かった。

    この灯籠の傍には、人麻呂の歌碑があった。

    「あしひきの 山かも高き 巻向の
    岸の小松に み雪降りけり」
             巻7〜2313

  • この灯籠の斜め向かいに茶屋発見!<br /><br />「車谷茶屋」だ。

    この灯籠の斜め向かいに茶屋発見!

    「車谷茶屋」だ。

  • ここなら涼しかろうと思ったのに、いつもの年ならクーラーがいらないくらいの涼しさなのですが、今年は異常ですとのこと。<br />つまり扇風機はあったけれど、扇風機の風+天然の風だった(T_T)<br />外よりは涼しかったですがね。<br /><br />時間は午後1時35分。<br />本当は大神神社まで行ってから素麺を食べる予定だったが、ここで食べることにした。<br /><br />写真を撮るのも忘れ、できあがってきたものに箸をつけてしまったけれど、思い出してパチリ!<br />この素麺が細くて上品で、とてもおいしいのだった!(^_^)v<br />「ぶっかけ素麺」というもの。<br />麺が繊細で、本当においしかった。<br />お土産用(たしか三輪素麺緒環だったような?)を販売していたが、こんなに疲れていなければぜひに!と思ったほどだった。さすがは素麺の本場。こんなにおいしいものなのかぁ(~o~)<br />荷物になるので、お土産用は諦めた(/_;)<br /><br /><br />

    ここなら涼しかろうと思ったのに、いつもの年ならクーラーがいらないくらいの涼しさなのですが、今年は異常ですとのこと。
    つまり扇風機はあったけれど、扇風機の風+天然の風だった(T_T)
    外よりは涼しかったですがね。

    時間は午後1時35分。
    本当は大神神社まで行ってから素麺を食べる予定だったが、ここで食べることにした。

    写真を撮るのも忘れ、できあがってきたものに箸をつけてしまったけれど、思い出してパチリ!
    この素麺が細くて上品で、とてもおいしいのだった!(^_^)v
    「ぶっかけ素麺」というもの。
    麺が繊細で、本当においしかった。
    お土産用(たしか三輪素麺緒環だったような?)を販売していたが、こんなに疲れていなければぜひに!と思ったほどだった。さすがは素麺の本場。こんなにおいしいものなのかぁ(~o~)
    荷物になるので、お土産用は諦めた(/_;)


  • 柚ジュースもオーダー。<br /><br />これもまたおいしかった!<br />ホンモノの柚の味がして、決して手抜きをしない店主のポリシーが感じられた。

    柚ジュースもオーダー。

    これもまたおいしかった!
    ホンモノの柚の味がして、決して手抜きをしない店主のポリシーが感じられた。

  • 卑弥呼庵、車谷茶屋と休んでしまったが、暑さは相変わらずで、そういえばここまでの道で、反対方向から歩いて来る人とすれ違うことは全くなかった。30年前も夏だったが、けっこう歩いて来る人とすれ違ったのに。<br /><br />「今年のこの暑さでは、歩いている人は本当に少ないですよ。」と茶屋の店主。<br />どうやら私たちはよほどのモノズキらしい(&gt;_&lt;)<br /><br />店を出るとまた人麻呂の歌碑が。<br />「痛足河(あなしがわ) 河波立ちぬ 巻向の<br />由槻(ゆつき)が嶽に 雲居立てるらし」<br />          巻7〜1087<br /><br />

    卑弥呼庵、車谷茶屋と休んでしまったが、暑さは相変わらずで、そういえばここまでの道で、反対方向から歩いて来る人とすれ違うことは全くなかった。30年前も夏だったが、けっこう歩いて来る人とすれ違ったのに。

    「今年のこの暑さでは、歩いている人は本当に少ないですよ。」と茶屋の店主。
    どうやら私たちはよほどのモノズキらしい(>_<)

    店を出るとまた人麻呂の歌碑が。
    「痛足河(あなしがわ) 河波立ちぬ 巻向の
    由槻(ゆつき)が嶽に 雲居立てるらし」
              巻7〜1087

  • 向かいにもう一つ人麻呂の歌碑。<br />「巻向の 山邊とよみて 行く水の<br />みなあわの如し 世の人われは」<br />       巻7〜1269

    向かいにもう一つ人麻呂の歌碑。
    「巻向の 山邊とよみて 行く水の
    みなあわの如し 世の人われは」
           巻7〜1269

  • 檜原神社への山道にさしかかった時、不審な物体発見!<br /><br />大神神社のご神体は、巳ということなので、この道ではご対面する方が縁起がいいのだろう。<br />こちらも驚いたが、実は敵?も驚いたのだろう。<br />これでも本人(?)は隠れたつもりらしい。<br />ところが体が長いものだから、尻尾が残ってしまったのだ(爆)<br />苦手な方、ごめんなさい。<br />でもこんなのに限ってブレルこともなく、あまりによく写ってしまったので。

    檜原神社への山道にさしかかった時、不審な物体発見!

    大神神社のご神体は、巳ということなので、この道ではご対面する方が縁起がいいのだろう。
    こちらも驚いたが、実は敵?も驚いたのだろう。
    これでも本人(?)は隠れたつもりらしい。
    ところが体が長いものだから、尻尾が残ってしまったのだ(爆)
    苦手な方、ごめんなさい。
    でもこんなのに限ってブレルこともなく、あまりによく写ってしまったので。

  • この後、道路工事のため通行禁止になっている所を、ガードマンの人が案内してくれて無事通過。<br />本日出会った人は、これで7,8人目。<br /><br />檜原神社の手前の見晴らしの良いところから、また二上山が見えた。

    この後、道路工事のため通行禁止になっている所を、ガードマンの人が案内してくれて無事通過。
    本日出会った人は、これで7,8人目。

    檜原神社の手前の見晴らしの良いところから、また二上山が見えた。

  • やっとのことで、檜原神社に到着。<br />この建物は社務所。<br />30年前にはなかったように思う。<br /><br />境内は広々として清浄な雰囲気が漂っていた。

    やっとのことで、檜原神社に到着。
    この建物は社務所。
    30年前にはなかったように思う。

    境内は広々として清浄な雰囲気が漂っていた。

  • ここの鳥居からも、二上山がよく見えた。

    ここの鳥居からも、二上山がよく見えた。

  • 檜原神社の特徴ある三ツ鳥居。<br />本殿も拝殿もないこの神社は、鳥居を通して、三輪山にある磐座を拝するのだ。<br /><br />ここでやっと一人旅の男性とすれ違った。<br />本日初めて会った旅人一号である。

    檜原神社の特徴ある三ツ鳥居。
    本殿も拝殿もないこの神社は、鳥居を通して、三輪山にある磐座を拝するのだ。

    ここでやっと一人旅の男性とすれ違った。
    本日初めて会った旅人一号である。

  • この先の道をよく間違える人がいると、車谷茶屋の主人が教えてくれた。<br />とにかく三ツ鳥居の前の細い道を行くこと、鳥居の外に出てしまうと別の場所に行ってしまうので注意してくださいと言っていた。<br /><br />確かに三ツ鳥居の前には、道がないように見える。<br />今度こそは間違うわけにはいかない。<br /><br />ここにも人麻呂の歌碑。<br />「古(いにしえ)の 人の植ゑけむ 杉が枝(え)に<br />霞たなびく 春は来ぬらし」<br />          巻10〜1814

    この先の道をよく間違える人がいると、車谷茶屋の主人が教えてくれた。
    とにかく三ツ鳥居の前の細い道を行くこと、鳥居の外に出てしまうと別の場所に行ってしまうので注意してくださいと言っていた。

    確かに三ツ鳥居の前には、道がないように見える。
    今度こそは間違うわけにはいかない。

    ここにも人麻呂の歌碑。
    「古(いにしえ)の 人の植ゑけむ 杉が枝(え)に
    霞たなびく 春は来ぬらし」
              巻10〜1814

  • 「山辺の道」の道標が立っている。<br /><br />いかにも古代の道らしい雰囲気。<br />こんな所を歩きたかったのだ。

    「山辺の道」の道標が立っている。

    いかにも古代の道らしい雰囲気。
    こんな所を歩きたかったのだ。

  • 少し行くと、道がカーブしている所に、小さな流れがあった。<br />その右方に歌碑があった。<br /><br />天武天皇の長子高市皇子(たけちのみこ)の歌である。<br />壬申の乱の時には、父天武に代わって軍を指揮するなど功績があったが、母の身分が低かったため皇位に就くことはなく、太政大臣の地位に止まった。

    少し行くと、道がカーブしている所に、小さな流れがあった。
    その右方に歌碑があった。

    天武天皇の長子高市皇子(たけちのみこ)の歌である。
    壬申の乱の時には、父天武に代わって軍を指揮するなど功績があったが、母の身分が低かったため皇位に就くことはなく、太政大臣の地位に止まった。

  • 高市皇子は、額田王と天武天皇との間の娘十市皇女(とおちのひめみこ)を密かに慕っていたと言われている。<br />十市皇女は、天智天皇の息子大友皇子に嫁ぎ、壬申の乱では夫大友皇子と父天武天皇との戦いに巻き込まれ、苦悩の日々を送ったはずの人だ。<br />結局壬申の乱後、十市は自害した夫大友皇子の菩提を弔ったわけではなく、父天武の元に戻った。<br />異腹の兄たちと暮らしていたとしたら、当然高市皇子とも顔を合わせていたはずで、高市が十市に好意を寄せるということがあってもおかしくはない。<br /><br />十市が高市をどう思っていたかは分かっていない。<br />しかし、若くして高市よりも先に亡くなってしまったようだ。<br />これは、高市が十市を忍んで詠んだと言われている歌だ。<br />「山吹きの 立ちしげみたる 山清水<br />酌みに行かめど 道の知らなく」<br />          巻2〜158<br />

    高市皇子は、額田王と天武天皇との間の娘十市皇女(とおちのひめみこ)を密かに慕っていたと言われている。
    十市皇女は、天智天皇の息子大友皇子に嫁ぎ、壬申の乱では夫大友皇子と父天武天皇との戦いに巻き込まれ、苦悩の日々を送ったはずの人だ。
    結局壬申の乱後、十市は自害した夫大友皇子の菩提を弔ったわけではなく、父天武の元に戻った。
    異腹の兄たちと暮らしていたとしたら、当然高市皇子とも顔を合わせていたはずで、高市が十市に好意を寄せるということがあってもおかしくはない。

    十市が高市をどう思っていたかは分かっていない。
    しかし、若くして高市よりも先に亡くなってしまったようだ。
    これは、高市が十市を忍んで詠んだと言われている歌だ。
    「山吹きの 立ちしげみたる 山清水
    酌みに行かめど 道の知らなく」
              巻2〜158

  • 十市皇女の葬ってある墓地には黄色い山吹に取り囲まれた山の清水がある。その清水を酌みに行って、皇女の御霊と逢いたいと思うが、その道を知らないのでどうすることもできない。<br /><br />高市皇子の思いは、時を越えて現代に歌い継がれた。<br />皇女の歌は残されていないので、その思いを知るすべはないが、おそらく彼女は高市の気持ちに気づいており、頼りがいのある異母兄を慕っていたに違いない。<br />少なくとも、私はそう思うことにしている。<br />

    十市皇女の葬ってある墓地には黄色い山吹に取り囲まれた山の清水がある。その清水を酌みに行って、皇女の御霊と逢いたいと思うが、その道を知らないのでどうすることもできない。

    高市皇子の思いは、時を越えて現代に歌い継がれた。
    皇女の歌は残されていないので、その思いを知るすべはないが、おそらく彼女は高市の気持ちに気づいており、頼りがいのある異母兄を慕っていたに違いない。
    少なくとも、私はそう思うことにしている。

  • 30年前に通過してしまった「玄寶庵」に、ついにやって来た!<br /><br />この寺は、玄寶僧都の隠棲地であり、玄寶をモデルにした謡曲「三輪」の舞台としても知られている。<br /><br />それにしては、人の気配が感じられなかったけれど。。。<br /><br /><br />

    30年前に通過してしまった「玄寶庵」に、ついにやって来た!

    この寺は、玄寶僧都の隠棲地であり、玄寶をモデルにした謡曲「三輪」の舞台としても知られている。

    それにしては、人の気配が感じられなかったけれど。。。


  • 入ってすぐの所に置かれた結界石。<br /><br />しかし誰もいないので失礼して、境内を巡ることにした。

    入ってすぐの所に置かれた結界石。

    しかし誰もいないので失礼して、境内を巡ることにした。

  • 30年前には、ここでお茶が飲めたような気がするが、それは記憶違いかもしれない。<br /><br />ここまで自転車でやって来て、どうしようか?入る? などと門前で迷い(この時も夏だから暑かったし、いい加減疲れていたので)、結局スルーしてしまったのだ。

    30年前には、ここでお茶が飲めたような気がするが、それは記憶違いかもしれない。

    ここまで自転車でやって来て、どうしようか?入る? などと門前で迷い(この時も夏だから暑かったし、いい加減疲れていたので)、結局スルーしてしまったのだ。

  • そういう見逃した所というのは、やけに印象的で、今回はぜひ!と、鼻息も荒くやって来てみたものの、その時と比べると荒廃感が漂っている。

    そういう見逃した所というのは、やけに印象的で、今回はぜひ!と、鼻息も荒くやって来てみたものの、その時と比べると荒廃感が漂っている。

  • 本堂を見てみたいと思っても、誰もいないのである。<br /><br />山辺の道ハイクといったものが、昔のように盛んではなくなっているのだろうか?<br />それとも今年の猛暑のせいだろうか?<br /><br />正直、期待はずれの玄寶庵であった。

    本堂を見てみたいと思っても、誰もいないのである。

    山辺の道ハイクといったものが、昔のように盛んではなくなっているのだろうか?
    それとも今年の猛暑のせいだろうか?

    正直、期待はずれの玄寶庵であった。

  • 玄寶庵を出ると、またこのようなゆかしい古代の道が現れてきた。<br /><br />爽やかな秋の日にこそ、歩いてみたいものである。

    玄寶庵を出ると、またこのようなゆかしい古代の道が現れてきた。

    爽やかな秋の日にこそ、歩いてみたいものである。

  • いよいよ大神神社が近くなってきた感がする。<br /><br />これは、途中の貴船社だ。<br />階段を登る気力はなし。

    いよいよ大神神社が近くなってきた感がする。

    これは、途中の貴船社だ。
    階段を登る気力はなし。

  • ここにまた、額田王の長歌、「うま酒三輪の山青丹よし〜雲の隠さふべしや」と、反歌「三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなむ かくさふべしや」<br /><br />                巻1〜17、18<br />の歌碑があった。<br />三輪山がよく見える場所と、三輪山のまさにその中にも同じ歌の歌碑があるようだ。

    ここにまた、額田王の長歌、「うま酒三輪の山青丹よし〜雲の隠さふべしや」と、反歌「三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなむ かくさふべしや」

                    巻1〜17、18
    の歌碑があった。
    三輪山がよく見える場所と、三輪山のまさにその中にも同じ歌の歌碑があるようだ。

  • 狭井川の細い流れが見えてきた。<br /><br />この後少しばかりの坂道があったが、この辺りが体力的にピークで、肩掛けにしているバッグが左腿の側面に当たって鬱陶しく(こんな時はリュックのように背負うものの方がまだマシかもしれない)、持っているもののすべてをこの場所に投げ捨てたいという衝動に駆られた。<br />「狭井河よ 雲立ちわたり 畝傍山 木の葉騒ぎぬ 風吹かむとす」という歌が好きで、狭井川に思い入れが強かったのに、ここは暑さに負けてしまった。大神神社から出発すればよかったのだろうか? 

    狭井川の細い流れが見えてきた。

    この後少しばかりの坂道があったが、この辺りが体力的にピークで、肩掛けにしているバッグが左腿の側面に当たって鬱陶しく(こんな時はリュックのように背負うものの方がまだマシかもしれない)、持っているもののすべてをこの場所に投げ捨てたいという衝動に駆られた。
    「狭井河よ 雲立ちわたり 畝傍山 木の葉騒ぎぬ 風吹かむとす」という歌が好きで、狭井川に思い入れが強かったのに、ここは暑さに負けてしまった。大神神社から出発すればよかったのだろうか? 

  • そして、ここ狭井神社に至っては、中に入る元気もなく。。。<br /><br />この辺りに来ると、何人かの人と出会ったが、彼らがこれから崇神天皇陵まで歩くとはとても思えない。<br />たぶん檜原神社辺りまで行って、巻向駅に出るのだろう。<br /><br />それにしても、狭井神社のご神水の湧く「薬井戸」に行ってみたかったなぁ。

    そして、ここ狭井神社に至っては、中に入る元気もなく。。。

    この辺りに来ると、何人かの人と出会ったが、彼らがこれから崇神天皇陵まで歩くとはとても思えない。
    たぶん檜原神社辺りまで行って、巻向駅に出るのだろう。

    それにしても、狭井神社のご神水の湧く「薬井戸」に行ってみたかったなぁ。

  • そして、やっと見えてきました!<br /><br />大神神社です。<br /><br />こんなに立派な拝殿だっただろうか?<br /><br />というのが、この時の感想だ。

    そして、やっと見えてきました!

    大神神社です。

    こんなに立派な拝殿だっただろうか?

    というのが、この時の感想だ。

  • 「参集殿」とか「祈祷殿」、「宝物収蔵庫」といったものは、ほとんど覚えていないのに、一つだけ記憶しているのは、どこかで巫女さんが舞を舞っていて、それを見ていた大学生らしき二人の青年が、<br />「巫女さんは、どんな風に笑うか知ってる?」<br />「?」<br />「巫女さんは、ミコミコ笑うんだよ〜」<br />という、さむ〜いオヤジギャグである。<br />30年も頭の隅っこに残っているのだ(爆)<br /><br />近くのお店で素麺を食べたことも覚えているが、それは「森正」さんのような立派な店でなかったことは確かだ。<br />麺の上に、きゅうりと缶詰の(たぶん)みかんとサクランボが浮いていたっけ。

    「参集殿」とか「祈祷殿」、「宝物収蔵庫」といったものは、ほとんど覚えていないのに、一つだけ記憶しているのは、どこかで巫女さんが舞を舞っていて、それを見ていた大学生らしき二人の青年が、
    「巫女さんは、どんな風に笑うか知ってる?」
    「?」
    「巫女さんは、ミコミコ笑うんだよ〜」
    という、さむ〜いオヤジギャグである。
    30年も頭の隅っこに残っているのだ(爆)

    近くのお店で素麺を食べたことも覚えているが、それは「森正」さんのような立派な店でなかったことは確かだ。
    麺の上に、きゅうりと缶詰の(たぶん)みかんとサクランボが浮いていたっけ。

  • この「巳の神杉」は、覚えている。<br /><br />いつの頃からか、この杉の根元に巳(み)さん(=蛇)が棲んでいるので、「巳の神杉」と言われるようになったらしい。<br />蛇は古来より、三輪の神の化身として意識されているので、山辺の道では蛇に出くわすことになっているようだ。

    この「巳の神杉」は、覚えている。

    いつの頃からか、この杉の根元に巳(み)さん(=蛇)が棲んでいるので、「巳の神杉」と言われるようになったらしい。
    蛇は古来より、三輪の神の化身として意識されているので、山辺の道では蛇に出くわすことになっているようだ。

  • この木の洞の中に、巳さんが棲んでいた(る?)らしい。<br /><br />巳さんの好む酒や卵がお供えされていた。<br /><br />

    この木の洞の中に、巳さんが棲んでいた(る?)らしい。

    巳さんの好む酒や卵がお供えされていた。

  • この杉の上の部分。<br /><br />それにしても、三輪の神を、原初の形は蛇神であると信じ親しむという感性は興味深い。<br />この感性と、出雲の八岐大蛇伝説とは、どこかで繋がっているのではないか?

    この杉の上の部分。

    それにしても、三輪の神を、原初の形は蛇神であると信じ親しむという感性は興味深い。
    この感性と、出雲の八岐大蛇伝説とは、どこかで繋がっているのではないか?

  • 大神神社を後にし、少し行った所から見えたのは、耳成山?

    大神神社を後にし、少し行った所から見えたのは、耳成山?

  • 明治の廃仏毀釈によって全廃し、昭和62年に再建された「平等寺」を左にし、金屋の石仏に向かって進んだ。

    明治の廃仏毀釈によって全廃し、昭和62年に再建された「平等寺」を左にし、金屋の石仏に向かって進んだ。

  • この道は、崇神天皇陵から大神神社に至る所で見られた似たような道よりも荒れた感じがあって、うらぶれた雰囲気はなかなかよかった。

    この道は、崇神天皇陵から大神神社に至る所で見られた似たような道よりも荒れた感じがあって、うらぶれた雰囲気はなかなかよかった。

  • 少し行くと、小さなお堂があり、「金屋の石仏」は、この中に安置されているらしい。

    少し行くと、小さなお堂があり、「金屋の石仏」は、この中に安置されているらしい。

  • 元は平等寺にあったと伝わる2体の石仏《泥板岩に浮き彫りにされた釈迦(右)と弥勒(左)》は、格子戸越しに拝観できる。<br /><br />2体をうまく平等に写すことができなかった!<br /><br />この向かい側に「喜多美術館」という興味深い施設があったが、この日は臨時休館日だった。ルノワール、ゴッホ、ピカソ、佐伯祐三、藤田嗣治といった画家の絵が収蔵・展示されているらしいが、残念ながら次回になりそう。

    元は平等寺にあったと伝わる2体の石仏《泥板岩に浮き彫りにされた釈迦(右)と弥勒(左)》は、格子戸越しに拝観できる。

    2体をうまく平等に写すことができなかった!

    この向かい側に「喜多美術館」という興味深い施設があったが、この日は臨時休館日だった。ルノワール、ゴッホ、ピカソ、佐伯祐三、藤田嗣治といった画家の絵が収蔵・展示されているらしいが、残念ながら次回になりそう。

  • この日の最後の目的地は、「海柘榴市(つばいち)観音堂である。<br /><br />「海柘榴市」は、万葉集などにも登場する古代の市場があったところだ。<br />かつては賑わったようであるが、今はひっそりとした町並みが続く静かな町だ。<br />

    この日の最後の目的地は、「海柘榴市(つばいち)観音堂である。

    「海柘榴市」は、万葉集などにも登場する古代の市場があったところだ。
    かつては賑わったようであるが、今はひっそりとした町並みが続く静かな町だ。

  • 歌碑<br />「紫は 仄(灰)さすものぞ つば市の 八十(やそ)のちまたに 逢へる児(こ)や誰(たれ)<br />               巻12〜3101<br /><br />つば市の辻で逢った貴女は、何というお名前ですか?<br /><br />という意味のこの歌からも分かるように、ここではかつて歌垣などもおこなわれ、男女が集まって、恋の歌を交わし合ったそうだ。<br />相手に名前を問うということは、愛の告白でもあったその昔、この地で繰り広げられた恋模様が頭をよぎる。

    歌碑
    「紫は 仄(灰)さすものぞ つば市の 八十(やそ)のちまたに 逢へる児(こ)や誰(たれ)
                   巻12〜3101

    つば市の辻で逢った貴女は、何というお名前ですか?

    という意味のこの歌からも分かるように、ここではかつて歌垣などもおこなわれ、男女が集まって、恋の歌を交わし合ったそうだ。
    相手に名前を問うということは、愛の告白でもあったその昔、この地で繰り広げられた恋模様が頭をよぎる。

  • 今は何も残っていないよと言われて来たが、観音堂にのみその残影が残されているという。<br /><br />どうやら、この日はこの辺りの縁日だったらしいが、夕刻までにはまだ時間があったせいか、静まりかえっていた。

    今は何も残っていないよと言われて来たが、観音堂にのみその残影が残されているという。

    どうやら、この日はこの辺りの縁日だったらしいが、夕刻までにはまだ時間があったせいか、静まりかえっていた。

  • 海柘榴市観音堂は、おそらく古くなったものが再建されたものなのだろう。<br />ここも格子戸越しに中を見ることができるだけだ。<br /><br />賽銭箱だけはすかさず設置されているところが、何とも言えない。<br />維持管理にお金がかかるのは充分に分かるのだが。。。

    海柘榴市観音堂は、おそらく古くなったものが再建されたものなのだろう。
    ここも格子戸越しに中を見ることができるだけだ。

    賽銭箱だけはすかさず設置されているところが、何とも言えない。
    維持管理にお金がかかるのは充分に分かるのだが。。。

  • 格子戸から撮影したもの。<br /><br />二体の仏像があり、十一面観音立像と聖観音菩薩立像らしい。<br />

    格子戸から撮影したもの。

    二体の仏像があり、十一面観音立像と聖観音菩薩立像らしい。

  • 観音堂の境内には、地蔵尊が祀られていたり、その他にも石仏があった。

    観音堂の境内には、地蔵尊が祀られていたり、その他にも石仏があった。

  • 白い百日紅が、清らかに咲いていた。<br /><br />

    白い百日紅が、清らかに咲いていた。

  • 海柘榴観音堂を後にして、初瀬川を渡ったが。。。<br /><br />桜井駅までの道のりが遠く、暑さと疲れで足が思うように動かない。<br />後でよく地図を見たら、「三輪駅」の方がずっと近かったんですねぇ。<br /><br />なぜか「桜井駅」しか頭になくて。

    海柘榴観音堂を後にして、初瀬川を渡ったが。。。

    桜井駅までの道のりが遠く、暑さと疲れで足が思うように動かない。
    後でよく地図を見たら、「三輪駅」の方がずっと近かったんですねぇ。

    なぜか「桜井駅」しか頭になくて。

  • 道路上にあった「山の辺乙女」(勝手に命名)<br /><br />桜井市外山(とび)のコンビニで、ついに挫折。<br />足が動かなくなり、タクシーを呼んだ。<br /><br />タクシーの運転手さん、最短距離乗車でごめんなさい!m(_ _)m

    道路上にあった「山の辺乙女」(勝手に命名)

    桜井市外山(とび)のコンビニで、ついに挫折。
    足が動かなくなり、タクシーを呼んだ。

    タクシーの運転手さん、最短距離乗車でごめんなさい!m(_ _)m

  • やっとの思いでJR桜井駅到着!<br /><br />電車だと「桜井」「三輪」「巻向」「柳本」と4駅分しか歩いていないことになるのか…などと少々ガックリきていたところ、驚いたことに「柳本駅」まで戻ってきたら、朝一緒だった小学生軍団がまた乗車してきたのだった!<br />彼らは一日、どんな夏休みの学習をしてきたのだろう?<br />引率の先生方も、暑い中子ども達といっしょでお疲れのことだったろう。<br /><br />30年ぶりの山辺の道、あれから二週間経ち、不安定な天気が続いているが、秋の気配は少しずつ忍び寄ってきている。<br />そして性懲りも無く、また今度は石上神宮辺りも歩いてみたいなどと考えている。ただし、真夏は避けようとしみじみ思う。<br /><br /><br /><br />

    やっとの思いでJR桜井駅到着!

    電車だと「桜井」「三輪」「巻向」「柳本」と4駅分しか歩いていないことになるのか…などと少々ガックリきていたところ、驚いたことに「柳本駅」まで戻ってきたら、朝一緒だった小学生軍団がまた乗車してきたのだった!
    彼らは一日、どんな夏休みの学習をしてきたのだろう?
    引率の先生方も、暑い中子ども達といっしょでお疲れのことだったろう。

    30年ぶりの山辺の道、あれから二週間経ち、不安定な天気が続いているが、秋の気配は少しずつ忍び寄ってきている。
    そして性懲りも無く、また今度は石上神宮辺りも歩いてみたいなどと考えている。ただし、真夏は避けようとしみじみ思う。



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この旅行記へのコメント (31)

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  • ふわっくまさん 2023/01/13 07:32:06
    山の辺の道・・
    前日光さん、おはようございます。
    約十年前の夏、奈良に行かれたご様子を拝見させていただきました。

    猛暑だったようで、あわや熱中症?と危惧を抱かれた際・・
    卑弥呼庵の店主ご夫婦が、メニューにない冷えたスイカを差し出して下さったのは心温まりましたね(^_-)-☆

    それにしてもJR奈良駅前は、旧駅舎や駅の構内はそう変化を感じなかったものの・・
    昨年私が泊まったホテルなどなく、たくさんの高層建築が建ったのだなぁーと思いました。

    さて山の辺の道、ステキなネーミング(^^♪と思っていたのですが・・
    ・・大神神社までの道のりなどを、指すのですね。
    三輪山や二上山の区別もそう理解していないので、関西に住む私が前日光さんから教えていただいたような気がしました(笑)
                  ふわっくま

    前日光

    前日光さん からの返信 2023/01/13 23:04:40
    RE: 山の辺の道・・
    ふわっくまさん、こんばんは
    PCのご機嫌が悪くなる前にコメントが完了するといいのですが(^_^;

    > 約十年前の夏、奈良に行かれたご様子を拝見させていただきました。

    →ああ、思い出します!
    あの暑かった夏!
    本当に死にそうな暑さでした(>_<)

    > 猛暑だったようで、あわや熱中症?と危惧を抱かれた際・・
    > 卑弥呼庵の店主ご夫婦が、メニューにない冷えたスイカを差し出して下さったのは心温まりましたね(^_-)-☆

    →あのスイカの味は忘れられません!(^^)!
    人の親切が身に染みた出来事でした。
    「卑弥呼庵」、今でも営業されているのかと思い、調べてみたら健在でした!
    あの親切なご夫婦たち、また行ってみたいです。

    > それにしてもJR奈良駅前は、旧駅舎や駅の構内はそう変化を感じなかったものの・・
    > 昨年私が泊まったホテルなどなく、たくさんの高層建築が建ったのだなぁーと思いました。

    →確かにそうですねぇ。
    特にここ数年の奈良は、ホテルもたくさん出来てきたし、オシャレにもなってきました。
    でも昔ながらの素朴さは、いつまでも失わないでほしいです(^_^)v

    > さて山の辺の道、ステキなネーミング(^^♪と思っていたのですが・・
    > ・・大神神社までの道のりなどを、指すのですね。

    →現存する日本最古の道だそうです。
    あの道を柿本人麻呂とか額田王とかが歩いていたのかと思うと、不思議な気分になりませんか?

    > 三輪山や二上山の区別もそう理解していないので、関西に住む私が前日光さんから教えていただいたような気がしました(笑)

    →三輪山は分からなくなることがありますが、二上山はふたこぶ駱駝みたいな形なので、いろんな場所からでも分かります。
    どちらも大和の象徴のような山ですよね!
    コメントをいただき、ありがとうございます<(_ _)>


    前日光
  • 旅猫さん 2013/10/20 10:56:23
    山の辺の道
    前日光さん、こんにちは。

    まずは、お疲れ様です(笑)

    またまた夏の暑いときにウォーキングですか!
    熱中症に気を付けてくださいね。
    水分は、やっぱり重要ですから。
    糖分もですが、塩分もかなり失われますので補給を。

    山の辺の道、中学の時の修学旅行の時歩いたような。
    ただ、場所はよく覚えていません。
    ただ、山の辺の道だったということだけ覚えています。
    長閑で良かったなと。

    古の天皇の墓や、歴史ある御社を巡る旅。
    いいですね。
    今に残る古代の息吹を感じるのは魅力的ですね。

    旅猫

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/10/20 23:13:14
    RE: 山の辺の道
    旅猫さん、こんばんは〜
    山辺の道歩きの旅行記に投票やコメントをいただきまして、ありがとうございますm(_ _)m
    読み返してみると、恥ずかしい限りです(>_<)

    > またまた夏の暑いときにウォーキングですか!
    > 熱中症に気を付けてくださいね。
    →真夏のウォーキング旅は、今年でやめられそうです。
    今まで、夏と冬しか休みがとれなかったものですから。

    > 水分は、やっぱり重要ですから。
    > 糖分もですが、塩分もかなり失われますので補給を。
    →この時は、暑さのあまり思考力も低下していたのでしょうか?
    まさか道を間違えるとは思っていませんでしたので。
    これが思いの外時間のロス(約1時間も!)となってしまいました!
    もう少し簡単に大神神社にたどり着けると思っていたのです。
    そもそも考えが甘かったのですがね。

    > 山の辺の道、中学の時の修学旅行の時歩いたような。
    →シブイ中学生ですね!
    私が中学生の時には、自由行動などはありませんでした。
    もう何百年も前の中学生ですので(^_-)

    > ただ、場所はよく覚えていません。
    > ただ、山の辺の道だったということだけ覚えています。
    > 長閑で良かったなと。
    →もしかして班別行動とかではなくて、全員で歩いたということではありませんよね?
    中学生が、山辺の道をみんなで歩くというのはあまり聞いたことがありません。

    > 古の天皇の墓や、歴史ある御社を巡る旅。
    > いいですね。
    > 今に残る古代の息吹を感じるのは魅力的ですね。
    →奈良時代や、それ以前の時代が好きなものですから、出雲や奈良は当然のことながら大好きな場所であるわけです。
    歴史上の出来事の舞台に、自分が立つことによって、古代の人と触れあえたような気分がして、それがたまらないのです。
    そこで数々の妄想に耽ることが、私の旅の楽しみ方なんですよ。

    読んでいただきまして、ありがとうございました!


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2013/10/20 23:18:51
    RE: RE: 山の辺の道
    こんばんは。

    > →もしかして班別行動とかではなくて、全員で歩いたということではありませんよね?
    > 中学生が、山辺の道をみんなで歩くというのはあまり聞いたことがありません。
    思い返してみると、どうも自転車で回ったようです。
    それも、6人単位ぐらいの班別行動でした。
    ただ、有名な観光地で別れて、近くを回ったぐらいで、近くに他の班や先生たちもたくさんいましたよ。

    私も、歴史の舞台だった場所にいることが無性にうれしいタイプです。
    史跡大好き人間ですね。

    旅猫

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/10/23 22:33:56
    RE: RE: RE: 山の辺の道
    こんばんは〜♪

    > 思い返してみると、どうも自転車で回ったようです。
    > それも、6人単位ぐらいの班別行動でした。
    →自転車だったんですねぇ〜
    30年前、実は私も自転車で「石上神宮」〜「橿原神宮」まで、一日かけて巡ったんですよ。
    山辺の道は、今も素朴な雰囲気が漂っていますが、あの頃はさらに長閑な感じがしました。
    標識なども、もちろんまだまだ整備されておらず、草の生えた真夏の道をサイクリングしました!(^^)!
    昔のことはよく思えるのかも知れませんが、今のようにまとわりつくような暑さではなかったと思います。

    > 私も、歴史の舞台だった場所にいることが無性にうれしいタイプです。
    > 史跡大好き人間ですね。
    →旅猫さんとは、この点で共感しますね。
    戦国武将が特にお気に入りと見えますが、戦国時代も確かにおもしろいですよね。
    小学生の頃に読んだ「少年太閤記」が、戦国時代に関しては原点になっていますね。
    その時に秀吉の妻は「ねね」とあったので、未だに「おね」という呼び方には抵抗感があります。


    前日光
  • ryujiさん 2013/09/22 11:28:40
    前日光さんの真骨頂!、旅行記を発見。
     こんにちは、前日光さん。ご無沙汰しています。

     タイトルの旅行記を拝読しました。「山辺の道」を歩かれて、往時の思いを巡る旅、さぞかし感動の時を過ごされた事と思います。(こうした旅行記は、私ちょ〜大好き!) 

     実は私も38年前(新婚時)、「山辺の道」へ行きました。前日光さん、暑い中ご苦労様でした。(春か秋か?覚えが無いが私の方は良い気候だった) 歳を経るのは恐いもので当時の記憶はほとんど無く、北から南へとの前日光さんの旅行記で何となく懐かしく思い出された次第です。(金屋地区は行きました) 

     今回、是非コメントさせてください、いやさせて頂きます。旅行記には余りにも興味事項がありすぎて・・・・・、ひとつに絞って高市皇子で宜しくお願いします。

     仰る十市皇女への思慕ですが、私に云わせると皇子の一方通行ですね。挽歌にある様に史実ですが、年上の姉(定説で6歳上)を慕う恋をいったところと思います。(皇女の皇子に対する資料が無い) 十市皇女にとっては、ご承知の様に悲しい事件(壬申の乱)があり、辛い半生だったと思います。(自殺説あり) 結果乱後父方に従ってますが、思いは夫側だったでは。(夫、大友皇子と子、葛野王) 高市皇子は正妃に御名部皇女(父天智、子長屋王) 妃?に但馬皇女(母鎌足の娘)とされています。 (妃とは親子程歳の差あり) 武勇に長け、政治力に優れた彼も決して幸せな人生とは思えません。旅行記にある、有名な歌?(山吹の・・・・」は目いっぱいの情緒かも知れませんが、無骨な一人の皇子と私は見ました。(余談ですが、後に但馬皇女は若くてスマートな穂積皇子に心惹かれる)

     この皇子と皇女の物語は王朝サロンの一ロマンスに過ぎないが、私は日本古代史を語る上で興味ある事項であることに間違いはないと思います。
                                    ryuji
     

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/24 00:10:00
    RE: 前日光さんの真骨頂!、旅行記を発見。
    ryujiさん、こんばんは。
    山辺の道編への投票やコメント等、ありがとうございます。
    ryujiさんは、気候の良いときの山辺の道散策だった様子、羨ましい限りです。私も今まで仕事の関係で、夏と冬しか連続した休暇がとれなかったのですが、これからは爽やかな季節に、好きな所を訪ねてみたいと思っています。

    >仰る十市皇女への思慕ですが、私に云わせると皇子の一方通行ですね。挽歌にある様に史実ですが、年上の姉(定説で6歳上)を慕う恋をいったところと思います。(皇女の皇子に対する資料が無い) 十市皇女にとっては、ご承知の様に悲しい事件(壬申の乱)があり、辛い半生だったと思います。(自殺説あり) 結果乱後父方に従ってますが、思いは夫側だったでは。
    →十市皇女の生年は?のようですが、確かに高市よりも年上だった可能性は高いですよね。亡くなった年は678年とのこと。「急病死」と必要以上に強調された記録が残っており、自殺説も充分に考えられますね。
    万葉集に残っている高市皇子の歌は3首あって、すべて十市皇女への挽歌です。一首目の歌は、漢字の読み方に未だ定説がないので、その辺りの解釈が問題になるのでしょうが、一般的には「已具耳矣自得見監乍共」を「夢にだに見むとすれども」と読むならば、この歌は「三輪山の神の神杉、せめて夢の中で会いたいと思っても眠れない夜ばかりで…」と訳すことができて、亡き十市皇女のことを思い眠れないという高市の思いが伝わってくるように感じられます。
    まぁ、私はどうしてもロマンティックに解釈したいタイプですので、二人は相思相愛だったと思ってしまうのですが。
    もちろん十市は、大友を愛していなかったとも思えません。
    大友に対しても、高市に対するのとはまた違った思いがあったのでは?
    大友との間には子どももいたくらいですから、それはまた単純に割り切れないものがあったのでしょう。

    高市は後に御名部皇女を妃としますが、十市を忘れることはなかったのではないでしょうか?
    現代人があれこれ推測したところで、真実は本人たちにしか分かりませんが、高市と十市が互いに愛し合い、ついに結婚を許されなかったという解釈は、古代史や万葉集に触れることの楽しさ・面白さを喚起する要素であることは確かです。
    明確に分かっていない時代の歴史や文学が楽しいのは、そこに想像の入りこむ余地がより大きいということだと思います。
    冷静・客観的な解釈も大切ですが、どうも私はより過剰に浪漫性を求めてしまうようです。

    久しぶりに万葉のお話ができてうれしかったです。
    ありがとうございました<(_ _)>


    前日光

    ryuji

    ryujiさん からの返信 2013/09/24 10:39:14
    RE: RE: 前日光さんの真骨頂!、旅行記を発見。
    > ryujiさん、こんばんは。
    >
    > →十市皇女の生年は?のようですが、確かに高市よりも年上だった可能性は高いですよね。亡くなった年は678年とのこと。「急病死」と必要以上に強調された記録が残っており、自殺説も充分に考えられますね。
    > 万葉集に残っている高市皇子の歌は3首あって、すべて十市皇女への挽歌です。一首目の歌は、漢字の読み方に未だ定説がないので、その辺りの解釈が問題になるのでしょうが、一般的には「已具耳矣自得見監乍共」を「夢にだに見むとすれども」と読むならば、この歌は「三輪山の神の神杉、せめて夢の中で会いたいと思っても眠れない夜ばかりで…」と訳すことができて、亡き十市皇女のことを思い眠れないという高市の思いが伝わってくるように感じられます。
    > まぁ、私はどうしてもロマンティックに解釈したいタイプですので、二人は相思相愛だったと思ってしまうのですが。
    > もちろん十市は、大友を愛していなかったとも思えません。
    > 大友に対しても、高市に対するのとはまた違った思いがあったのでは?
    > 大友との間には子どももいたくらいですから、それはまた単純に割り切れないものがあったのでしょう。
    >
    > 高市は後に御名部皇女を妃としますが、十市を忘れることはなかったのではないでしょうか?
    > 現代人があれこれ推測したところで、真実は本人たちにしか分かりませんが、高市と十市が互いに愛し合い、ついに結婚を許されなかったという解釈は、古代史や万葉集に触れることの楽しさ・面白さを喚起する要素であることは確かです。
    > 明確に分かっていない時代の歴史や文学が楽しいのは、そこに想像の入りこむ余地がより大きいということだと思います。
    > 冷静・客観的な解釈も大切ですが、どうも私はより過剰に浪漫性を求めてしまうようです。
    >
    > 久しぶりに万葉のお話ができてうれしかったです。
    > ありがとうございました<(_ _)>
    >
    >
    > 前日光

     こんにちは、前日光さん。

     早速の心打つ返信メールを頂きありがとうございます。前日光さんの文筆の素晴らしさに、私は再考を余儀なくせざるを得ないようですね。(皇子と皇女についての) 冷静・客観性よりも浪漫性を求める、これには感服・平伏しました。

     私は歴史認識の中で、壬申の乱に於ける近江朝(敗者・皇女)と吉野側(勝者・皇子)の構図、その視点に立っての組み立て&考え方が支配しています。でもその中での人の感情はどうかは別かも知れませんね。

     高市皇子と十市皇女の年齢については、不正確にて「6歳上定説」を取り消します。これは私の自己満足によるものです。皇子650年生説・654年生説で皇女647年生説・653年生説があります。 天武の最初の結婚が額田王で間違いないようです。大友皇子(648年生)と十市皇女は歳の変わらない、親が決めた幼馴染の許婚とも云われています。不思議ではありませんが葛野王(669年生)を16歳で生んだ事になります。(653年生説) 皇子の方ですが、696年に46歳でなくなった、「650年生説」が有力かもしれません。

     どうも私は無意識に皇子と皇女の距離を開けたい思いがあったようです。(歳も6〜7才と) そこには私の純粋に敗者へのいたわりとか、哀れみ、そして願望が含まれています。

     高市皇子が詠んだ挽歌三首は私も承知しています。内容は前日光さんの仰る通りです。十市皇女への思いは間違いはありません。それに十市皇女がどうであったかの感情は、同性であられる前日光さんの推測が正しいでしょう。

     ありがとうございます、「ロマンス、高市皇子と十市皇女についての考察」は素敵でした。
                                       ryuji
     
  • まつじゅんさん 2013/09/19 11:31:20
    ようこそ奈良へ(元奈良県民)
    前日光さん、ようこそ奈良へ(>笑<)

    今年の夏もようやく終わりに近づいたかと思うと、豪雨、竜巻等自然の驚異が益々増すばかりで、平穏無事を祈るばかりです。

    私、3才から18才高校卒業まで奈良県民でした。
    奈良を離れて約40年。前日光さんの30年ではありませんが、時間は経って、道標などは整備されていますが、周辺の風景はあまり変わっていない感じがしました。

    昔から奈良は暑いです。
    最近は温暖化の影響もあり、私がいた頃より数段暑い夏となっているだろうと思います。
    故に、昔は夏になると赤目とか室生等涼しいところを探していましたが、山辺の道も結構涼しかった場所という記憶がありましたが、暑かったようですね。

    小学生の頃の校歌に、♪大和三山、雲澄みて〜♪というのがあり、耳成、畝傍、天香久山(あまのかぐやま)という大和三山を眺めていた頃を想い出しました。
    (マァ、当時大和三山を金剛山、葛城山、二上山と本気で思っていましたから、中学生位で初めて本当の大和三山を知った私です。)

    良い旅を!
    matujyunn

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/19 23:28:23
    RE: ようこそ奈良へ(元奈良県民)
    まつじゅんさん、こんばんは〜
    朝夕すっかり涼しくなってきましたね。
    大好きな秋が近づいてきて、とてもうれしいです。

    > 今年の夏もようやく終わりに近づいたかと思うと、豪雨、竜巻等自然の驚異が益々増すばかりで、平穏無事を祈るばかりです。
    →ただし、おっしゃるように本当に色々な災害が、色々なところでありましたね。もう自然災害は起こらないでほしいと、心の底から思います。

    > 私、3才から18才高校卒業まで奈良県民でした。
    →あ、そうでしたよね。いつだったか聞いたことがあるような。
    羨ましいですよ。奈良で生まれ、その後山陰(島根&鳥取)、大阪や岡山にもいらしたのですから。

    > 奈良を離れて約40年。前日光さんの30年ではありませんが、時間は経って、道標などは整備されていますが、周辺の風景はあまり変わっていない感じがしました。
    →奈良の良いところは、意外に昔の風景が残っているというところにあります。観光地なのになんだかのんびりしているんですよね。
    そういう所がとても好きです。

    > 昔から奈良は暑いです。
    > 最近は温暖化の影響もあり、私がいた頃より数段暑い夏となっているだろうと思います。
    →奈良は盆地ですから、暑いと言うことは私も了解していたのですが、それにしても今年は暑かったです(T_T)

    > 故に、昔は夏になると赤目とか室生等涼しいところを探していましたが、山辺の道も結構涼しかった場所という記憶がありましたが、暑かったようですね。
    →崇神天皇陵辺りは遮るものがありませんでしたので、これには参りました。でも檜原神社周辺は、木陰の道が多かったので、まあまあでした。
    今回暑いと感じた大きな理由は、やはり龍王山に向かってしまった1時間のロスにあると思います。

    > 小学生の頃の校歌に、♪大和三山、雲澄みて〜♪というのがあり、耳成、畝傍、天香久山(あまのかぐやま)という大和三山を眺めていた頃を想い出しました。
    →校歌に大和三山と入るところがいいですねぇ。
    今回、耳成山はよく見えました。
    また二上山に、ずぅ〜と見守られていたように感じました。
    (二上山にはいつか登ってみたいのです。大津皇子のお墓にお参りしたくて。)

    > (マァ、当時大和三山を金剛山、葛城山、二上山と本気で思っていましたから、中学生位で初めて本当の大和三山を知った私です。)
    →長閑な良いお話ですね。大和三山のスケールを大きくしたものと考えればよろしいのではないかと。(^_-)
    私も、子どもの頃、「赤とんぼ」の歌を「追われて見たのは…」と思っていましたよ。「負われて見たのは…」なんて、考えも及びませんでした。


    前日光
  • 白い華さん 2013/09/11 21:03:43
    「熱中症 直前・・・ ???」の 「日本の聖地!三輪 の 旅」。
    今晩は。
    30年前・・・の 20代!の 頃、自転車で 巡った 「日本の聖地!三輪巡り」を 今回は、ご夫婦で、徒歩・・・の 夏旅。

    でも、写真・・・みたい!に、
    「標識が 草・・・で 隠れてしまっている」と、 「この地!は お初。の 標識が 頼り!の 旅人」に とっては、「違う!方向・・・に 進んでしまう」も ありますよね〜。 (涙)

    でも、登り!に 40分間。 そして、下り!が 20分間。 合計 1時間の ミニ・登山(???)は、 ホント、ご苦労様!でした。
    増して、「水・・・を 持っていかない」とは、いろいろな 辛さ!が 複合的に なった、 奈良歩き。だったんですね〜。

    「熱中症・・・には、ならず」で ホント、良かった!です。

    冷房は 無い!けど、「優しい〜 奈良人!の おもてなし」に 出会えて、「アイス・コーヒー に すいか。 そして、大量の 水」が 生き返る!コト。となって、 ラッキー!でした。

    「三輪の そうめん」も この場所・・・に ふさわしい〜!ですし、 酷暑!の 旅・・・には、 ピッタリ!でしたね〜。

    旅・・・と なる。と、やっぱり、「外を 一日掛り! 歩くコト」と なる。ので、
    「私達、 老夫婦!は 気をつけなくっちゃ〜」と 思ったり。。。

    私も、「先日・・・の 神奈川「大山詣で」の ケーブルカーを 使わず・・・の 下山」が、 ホント、足・・・に きてしまい、 翌日。 翌々日・・・と 筋肉痛が 大変!でした。

    やっぱり、歳・・・も ある。でしょうし、体力の 不足気味!な 日常生活。も あるんだと 思うのです。
    そんな ワケ!で ここ 半月・・・は、 御膳。午後。夕方・・・と どの時間帯でも いいので、「主人が 歩き!に 行くぞ〜」で
    ウォーキング。
    「1〜1.5時間。 主人の 後・・・を 歩く」お しています。 (笑)

    でも、 行きたかった・・・「奈良・三輪」を 再訪出来て、 何より・・・でした。
        これからもよろしくお願いします。

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/11 22:37:19
    RE: 「熱中症 直前・・・ ???」の 「日本の聖地!三輪 の 旅」。
    白い華さん、こんばんは。
    ご訪問&コメント等、いつもありがとうございます。

    20代だった頃があったなんて、ウソみたいですが、確かにあったんですねぇ〜 レンタサイクルで巡ったあの頃、いろんな意味で世界は輝いておりました(^o^)

    時は巡り、今年の猛暑、絶望的な暑さの中で、出会う人もなく。。。

    夏草で標識が見えにくかったのは確かなんですよ。
    それにしても少し歩けば気づいてもいいんじゃないの?って思いますよね。
    暑さで頭もぼんやりしていたのかもしれません。

    > でも、登り!に 40分間。 そして、下り!が 20分間。 合計 1時間の ミニ・登山(???)は、 ホント、ご苦労様!でした。
    →ミニ登山と言えば、聞こえはいいですよね。
    そうそう、1時間のミニ登山をしてみたんですよ(@_@)

    それにしても、なぜあの時水を買わなかったんだろう?
    やっぱり暑すぎて思考力も奪われていたのかも(/_;)
    熱中症にならなくて、本当によかったです!

    > 冷房は 無い!けど、「優しい〜 奈良人!の おもてなし」に 出会えて、「アイス・コーヒー に すいか。 そして、大量の 水」が 生き返る!コト。となって、 ラッキー!でした。
    →人の親切とか優しさとか、身に染みるとはこういうことなのかも。
    ありがたかったです(^_^)v

    三輪素麺は、マジにおいしかったです。
    有名な「森正」でと思ったのですが、この「車谷茶屋」で充分でしたよ。

    白い華さんも「大山詣で」、お疲れ様でしたぁ〜!(^^)!
    ケーブルカーを使わずに、歩きにくい石段をよく歩かれましたよね。
    そうですか、翌日、翌々日と筋肉痛だったのですねぇ〜
    (○○を取るにつれて、後で痛みが出るそうですよね(^_-))

    私は4月から機会を見つけては町内散策をして、寺社見学に備えていましたが、今年の暑さまでは計算できませんでした。
    これからも、習慣的に歩くことを心がけなくてはと思っています。

    > そんな ワケ!で ここ 半月・・・は、 御膳。午後。夕方・・・と どの時間帯でも いいので、「主人が 歩き!に 行くぞ〜」で
    > ウォーキング。
    > 「1〜1.5時間。 主人の 後・・・を 歩く」お しています。 (笑)
    →夫婦仲良くウォーキング、旅には体力が必要!
    足腰鍛えて、楽しい旅に備えましょうね(*^_^*)

    > でも、 行きたかった・・・「奈良・三輪」を 再訪出来て、 何より・・・でした。
    →本当に。これは達成できてよかったです。
    また他の所もぜひ、歩いてみたいと思っています。
    ただし、真夏は避け、水をしっかり用意して。


    前日光
  • コクリコさん 2013/09/10 17:30:57
    炎天下の山辺の道
    前日光さん、
    こちらではお久しぶりです。

    炎天下の山辺の道踏破、お疲れ様でした。
    私たち(エトランゼさんと)がサワヤカ5月に山辺の道を歩いたなんて申し訳ないくらい。
    私も30年以上前も8月の奈良を歩きましたが、確かにあの頃より暑くなっていますね。
    水も持たないで歩き始めたとは、ハラハラしながら読みました。
    でも、三輪山の麓には救う神がいらっしゃいましたね。
    あの冷えたスイカは蜜のように甘く美味しく感じられたのでは?
    狭井神社では御神水を飲まなかったのですか?
    暑くて余裕もないほどだった?

    エトランゼさんと歩いた時もずいぶんたくさん歩いたと思いましたが、前日光さんは柳本から海柘榴市まで歩かれたのですね〜(海柘榴市と聞くと歌垣の情景が浮かんでしまってググッと来ますよ・・・何がググッなんだかねぇ^^)。

    5月にはミカンの花がまだ蕾の道を歩きましたが、8月はスッパそうな青い実になっていますね。
    ミカンの白い花が咲く頃歩くのも良さそうですね。

    玄賓庵は5月に久しぶりに寄ったのですがなんだか小ぎれいになっていました。

    蛇さまにも出会ったのですね。
    やはり前日光さんにご挨拶しなければ、と出てきたのでしょう。
    私たちが出会った蛇より長い蛇ですよ〜あのおちび蛇さんが成長したのかしら〜なんてね。

    万葉歌碑を訪ね、恋山に見守られて歩いた暑い夏の山辺でしたね!



    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/10 21:25:18
    RE: 炎天下の山辺の道
    コクリコさん、こんばんは〜
    ご訪問&コメント等、ありがとうございます<(_ _)>

    私めも、コクリコさんの旅行記には久しくご無沙汰しておりまして、申し訳ございません。
    正直なところ、海外編となると(しかも自分では行ったことのないフランスですと)なかなか空気が読めず、ついご無沙汰になってしまっていました。海外旅行は2004年以来ピタリと止まってしまい、もっぱら国内に目が向いております。
    たぶん言葉が不自由なので、イライラしたりして、そんなところに海外旅行に足が向かない原因があるのかもしれません。
    でも、ヨーロッパに対する憧れは失ったわけではありませんよ。
    機会を見つけて、ドイツ、東欧、フランスには行ってみたいと思っています。

    > 炎天下の山辺の道踏破、お疲れ様でした。
    > 私たち(エトランゼさんと)がサワヤカ5月に山辺の道を歩いたなんて申し訳ないくらい。
    →真夏の山辺の道、特に今年のような猛暑にはお薦めしませんと、いろんな方から言われてしまいました。
    5月頃に歩けたら、本当に理想的ですよね。

    > 私も30年以上前も8月の奈良を歩きましたが、確かにあの頃より暑くなっていますね。
    →ですよね!絶対今の方が暑くなったと思います。

    > 水も持たないで歩き始めたとは、ハラハラしながら読みました。
    > でも、三輪山の麓には救う神がいらっしゃいましたね。
    > あの冷えたスイカは蜜のように甘く美味しく感じられたのでは?
    →道を間違えたりしなければ、こんなに時間はかからなかったと思います。
    どうも我が相棒殿は、奈良ではいたずらな道祖神にでも惑わされるのか、30年前にも磐余の坂で道を間違えたんですよ。
    三輪山の麓の神様は、まさに救いの神でした。大物主の神でしょうか?

    > 狭井神社では御神水を飲まなかったのですか?
    > 暑くて余裕もないほどだった?
    →コクリコさん、この狭井神社辺りが最も疲れていて、どうしようもなかったんですよ。登って下るところが一ヶ所あって、その登りが辛かったんですよね。御神水を飲めば復活したかもね。

    > エトランゼさんと歩いた時もずいぶんたくさん歩いたと思いましたが、前日光さんは柳本から海柘榴市まで歩かれたのですね〜(海柘榴市と聞くと歌垣の情景が浮かんでしまってググッと来ますよ・・・何がググッなんだかねぇ^^)。
    →昔の面影はほとんど無いよと言われたのですが、そして確かにその通りだったのですが、でも「海柘榴市の八十の巷」に立ってみたかったんですよ。立ってみて、具体的な感慨が湧いてきたわけではありませんが、満足です。

    > 5月にはミカンの花がまだ蕾の道を歩きましたが、8月はスッパそうな青い実になっていますね。
    > ミカンの白い花が咲く頃歩くのも良さそうですね。
    →ミカンは実がなっていました。これが実ったら食べてみたいですね。

    > 玄賓庵は5月に久しぶりに寄ったのですがなんだか小ぎれいになっていました。
    →昔、ここってお茶が飲めるようになっていませんでした?もちろんお金を払ってですが。個人的にはなんだか寂れた感じがしたのは、思い過ごしかな?

    > 蛇さまにも出会ったのですね。
    > やはり前日光さんにご挨拶しなければ、と出てきたのでしょう。
    > 私たちが出会った蛇より長い蛇ですよ〜あのおちび蛇さんが成長したのかしら〜なんてね。
    →三輪の神の化身ですからねぇ、最近苦手だった蛇さまに少し慣れてきました。八岐大蛇なんて、蛇のワイドバージョンですからね。

    > 万葉歌碑を訪ね、恋山に見守られて歩いた暑い夏の山辺でしたね!
    →二上山は、今回いろんな場所から見えてうれしかったですよ〜(~o~)
    あんなに暑かったのに、また石上神宮まで歩きたいと思っている私です。

     前日光
  • はんなりさん 2013/09/09 10:45:59
    炎天下の古道を歩く
    前日光さん

    こんにちは

    先ずは猛暑の中お疲れ様でした。

    有名な社寺が点在する山辺の道
    案内板も多くあると聞きますが間違われてしまったのね。
    道中の万葉の歌碑を詠みながら古人に想いを馳せて
    当時の息ずかいを感じてみたいと思いつつ
    未だ歩いていないのですが
    住宅が無いのを想像しながら当時と変わらない風景だったのでは
    と画像を拝見しながら感じましたが如何だったでしょう。。。
    無人スタンドでの農産物も魅力
    ですが
    車ならいざ知らずハイキングでは重いものはパスしてしまいますよね。

    訪れた土地での人情本当に有り難くジ〜ンときます。
    そうありたいものです。

    季節ごとに風景を楽しめるのも一つの楽しみでもありますが
    30年ぶりの山の辺の道は酷暑でお気の毒でしたが
    また良い季節にお出掛け下さいな。

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/09 13:03:17
    RE: 炎天下の古道を歩く
    はんなりさん、こんにちは。
    ご訪問やコメント等、いつもありがとうございます。
    本日は久しぶりに晴れました!
    でもさわやかです。こんな日だったら、まだよかったのですが。

    > 有名な社寺が点在する山辺の道
    > 案内板も多くあると聞きますが間違われてしまったのね。
    →全く!誰が悪いのでしょう!
    相棒殿は地図が大好きな地図オタクなので、一緒に歩くときにはすっかり頼ってしまって自分で確認しないのです。これがそもそも間違いの基でして。
    自分の目で、きちんと確認しなければいけませんね(^_-)

    > 道中の万葉の歌碑を詠みながら古人に想いを馳せて
    > 当時の息ずかいを感じてみたいと思いつつ
    > 未だ歩いていないのですが
    →おお、まだ歩かれていませんでしたか。
    伊吹山に比べますと、こちらの方が楽なのでは?(でも私は伊吹山に登ったことがないから比較できませんね。)
    30年前のまだ整備されていない頃の方が、さらに万葉人の気分にはなれるかも。今回は道さえ間違わなければ、楽な山歩きだったように思います。

    > 住宅が無いのを想像しながら当時と変わらない風景だったのでは
    > と画像を拝見しながら感じましたが如何だったでしょう。。。
    > 無人スタンドでの農産物も魅力ですが、車ならいざ知らずハイキングでは重いものはパスしてしまいますよね。
    →住宅は確かに少ないです。
    卑弥呼庵〜車谷茶屋までの間には、良い感じにおうちはありますが、全体的にはあまり気になりません。
    無人スタンドの農産物もありました。
    でもおっしゃるように、ハイキングですと、荷物は避けたいと思いますよね?

    > 訪れた土地での人情本当に有り難くジ〜ンときます。
    > そうありたいものです。
    →今回は特にありがたかったです。
    畳の上に上がって、しばらく楽にしていました。
    そうしたら、スイカが出てきて。ホント!おいしかったです(~o~)

    > 季節ごとに風景を楽しめるのも一つの楽しみでもありますが
    > 30年ぶりの山の辺の道は酷暑でお気の毒でしたが
    > また良い季節にお出掛け下さいな。
    →はい、今度は京都にも参ります。
    ちょうど良い季節の穴場などの情報、教えてくださいね。


      前日光
  • ちゃみおさん 2013/09/09 10:16:40
    酷暑の中、お疲れ様でした。
    前日光さん、こんにちは。

    酷暑の中、たくさん歩かれたのですね〜。
    しかも道を間違え、余計に長い距離を歩く事になってしまわれたなんて・・・。
    ほんとうにお疲れ様でした。
    私なら10分歩いただけでリタイヤしてしまいそうですが(^^;)
    でもせっかく来たのだと思うと、歩けてしまうのでしょうね。

    途中にカフェがあって良かったですね。
    コーヒーもスイカも身に染みたことでしょう。。。
    やはり夏は飲み物を持参しないと危険ですね、今年は特に暑かったですし。
    荷物を投げ出してしまいたいお気持ちもすごく良く分かります。

       ちゃみお

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/09 12:40:27
    RE: 酷暑の中、お疲れ様でした。
    ちゃみおさん、こんにちは(^-^)
    今日は久しぶりに良い天気ですね!
    蝉の声復活!(暑苦しいけどね)

    > 酷暑の中、たくさん歩かれたのですね〜。
    →本当によく歩いたと我ながら思います。
    この日の歩数はうっかり記録していませんが、出発した日から帰宅した日まで(3日+半日)56213歩歩いていました。

    > しかも道を間違え、余計に長い距離を歩く事になってしまわれたなんて・・・。
    > ほんとうにお疲れ様でした。
    →全くドジな話ですよね。
    途中からうすうすこんな道じゃなかったと思っていたのに。。。

    > 私なら10分歩いただけでリタイヤしてしまいそうですが(^^;)
    > でもせっかく来たのだと思うと、歩けてしまうのでしょうね。
    →そうなんですよ。
    せっかく来たのだから、暑いけど歩かなくちゃなんてね。
    そして実際歩いてしまうんですから、いつもくじけやすいタイプのくせに、案外まだまだ体力は残っているのかも。

    > 途中にカフェがあって良かったですね。
    > コーヒーもスイカも身に染みたことでしょう。。。
    →これは、おいしかったです!
    なんて親切なんだろう!って思いました。
    今度歩いたとしても、またあのカフェには寄りたいです。

    > やはり夏は飲み物を持参しないと危険ですね、今年は特に暑かったですし。
    > 荷物を投げ出してしまいたいお気持ちもすごく良く分かります。
    →ホント、バカですよねぇ(>_<) 
    この特別に暑い夏に飲み物も持たず。なぜかあの時は荷物が重くなるのが嫌だという気持ちの方が強くて。
    前日も坂本でけっこう歩いていて、荷物が邪魔だったんですよね。
    これからは、まずバッグそのものを軽いビニール製かなんかにして、お財布もできるだけ小さいものにしようと思います。必要と思われるお金さえ持っていればいいという状態に。

    レンタカーの旅だと、荷物の心配はいらないので、そういう点ではいいですよねぇ(*^_^*)


      前日光

  • エトランゼさん 2013/09/08 23:20:57
    酷暑でしたね。
    前日光さん、こんばんは。

    緑多い山辺の道と共に奈良の蒸し暑さも思い出してしまいました。
    炎天下にこれだけの距離を歩かれたのではさぞかし疲れ果ててしまわれたことでしょうね。
    よくぞご無事でゴールされました(^O^)/

    でもさすが前日光さん、万葉歌碑は見落とされませんね。
    解説を聞きながらご一緒したかった ( もっと気候のいい時に)^_−☆

    今日はずいぶん涼しいのでお写真などを拝見するとまた歩いてみたい衝動にかられます。
    暑さの中でも少しは古代人の気配を感じられたのでしょうか。
    山辺の道はいろいろ妄想を掻き立ててくれますものね。

    お若い頃に石上神宮から橿原神宮までを自転車で走破されたのも凄いですね。
    相当な距離ですよね。

    エトランゼ

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/09 10:22:17
    RE: 酷暑でしたね。
    エトランゼさん、おはようございます!
    今日はやっと晴れましたね!
    先週は竜巻やら大雨やらいろいろあった上に、昨日も一日中雨でした。
    洗濯物がやっと干せてすっきり!です。

    > 緑多い山辺の道と共に奈良の蒸し暑さも思い出してしまいました。
    > 炎天下にこれだけの距離を歩かれたのではさぞかし疲れ果ててしまわれたことでしょうね。
    > よくぞご無事でゴールされました(^O^)/
    →あれから二週間以上経ちますが、けっこう涼しくなりましたので、あの暑さは何だったのだろう?と思います。
    取りあえず無事で帰れて良かったです(^_^)v

    > でもさすが前日光さん、万葉歌碑は見落とされませんね。
    > 解説を聞きながらご一緒したかった ( もっと気候のいい時に)^_−☆
    →万葉歌碑は、30年前にはなかったので、シツコク撮影しましたが、後で見るとみな同じように見えますね。
    しかもほとんどが人麻呂のものばかり。
    その中で高市皇子のは、興味もあったのでうれしかったです。
    妄想爆発!ですね。

    > 今日はずいぶん涼しいのでお写真などを拝見するとまた歩いてみたい衝動にかられます。
    > 暑さの中でも少しは古代人の気配を感じられたのでしょうか。
    > 山辺の道はいろいろ妄想を掻き立ててくれますものね。
    →古代の人は、現在のように異常な暑さは経験していないのではないでしょうか?冷房の室外機から吐き出される暖気だけでも、気温上昇に拍車をかけていますよね。
    山かげの道に入ると、ちょっとばかり古代人の気分になれましたよ。

    > お若い頃に石上神宮から橿原神宮までを自転車で走破されたのも凄いですね。
    > 相当な距離ですよね。
    →これは自転車だからこそできたことだったのでしょうね。
    それに二十代だったし(笑)
    飛鳥寺や磐余の坂道、甘樫丘などにも行ったんですよ。
    そして石舞台の近くで、その時にも別方向に行ってしまい(相棒殿のせいばかりにはできませんが)、おかげで私は未だに石舞台に行ったことがありません。
    いろいろ思い出しますが、昭和五十年代中頃は、まだまだ楽しかったですね。未来がありましたから。
    でも今も、別の意味でおもしろいです(*^_^*)


       前日光
  • poemyさん 2013/09/08 20:44:47
    水分補給
    前日光さん、こんばんは。

    ほんとに暑い中、随分歩かれたのですね。
    お疲れさまでした。
    行きたい所、楽しみがあるとついつい無理して歩いちゃいますよね。
    歩く前は、そんなに、のど渇いてなくても、
    歩きだすと、やっぱり、み、みず〜。ってなっちゃいますよね。
    特に山道や速足で歩くと…
    私も醍醐桜の山登りで、あの時は、春で、
    そんなに暑くはなかったのに、歩く時は水は必須と痛感しました。

    秋はいいでしょうね〜。

       poemy

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/08 23:47:36
    RE: 水分補給
    poemyさん、こんばんは。
    いつもありがとうございます!

    > ほんとに暑い中、随分歩かれたのですね。
    > お疲れさまでした。
    →今回はモノズキ+おバカさんだったと思います。
    自分の体力も過信できる年ではないのだと思い知らされました。

    > 行きたい所、楽しみがあるとついつい無理して歩いちゃいますよね。
    > 歩く前は、そんなに、のど渇いてなくても、
    > 歩きだすと、やっぱり、み、みず〜。ってなっちゃいますよね。
    →そうなんですよね。重くなるのが嫌で水を持たなかったのですが、これは間違っていましたね。
    途中にカフェが無かったら、本当に脱水症になっていたかもしれません。

    > 特に山道や速足で歩くと…
    > 私も醍醐桜の山登りで、あの時は、春で、
    > そんなに暑くはなかったのに、歩く時は水は必須と痛感しました。
    →春ですらそうなのですから、ましてや今年のように暑い夏には必須の水!ですよねぇ。
    夫婦してそこまで真剣に考えなかったなんて、まったくおバカです。
    「山歩きの夫婦、熱中症」なんていうニュース沙汰にならなくて、本当によかったです(苦笑)

    > 秋はいいでしょうね〜。
    →そうでしょうねぇ〜
    次回は、爽やかな秋にリベンジしたいです。


      前日光
  • bettyさん 2013/09/08 19:25:56
    暑さが伝わってきました(+_+)
    前日光さん、こんばんは〜☆
    夜は涼しいですが、朝は雨で昼間は暑かった大阪!

    ショートバンツになったり、長ズボンになったり・・・^_^;

    「山辺の道」へは歩いてみたいと思いながらまだです。

    いつも一緒に旅する同級生ののんちゃんは桜井に住んでいて、
    談山神社が近いので、そこと、三輪神社や安部の文殊院へ行きました♪

    今年は無理だけど、来年ぐらいに山辺の道を歩いてみようかと
    前日光さんの旅行記で思いました。

    ただし、真夏には行きませんよ〜(>_<)

    飲みものを持たずに歩き、やっと入れたカフェは冷房がなかったけど、
    歴史おたくの前日光さんと意気投合でスイカも出てきましたね〜♪
    私も秀でるものがあればと思いました。

    お昼に入ったお店もいい感じですね〜♪
    ここも冷房なし・・・(>_<)

    ずっと冷房を入れているほど集客率もないのと、いつもなら
    涼しいのでしょうね〜

    ホントにこの夏は熱風が吹き、たまりませんでした!

    そんな時に。。。

    今度奈良へ来られた時は爽やかに涼やかに歩いてくださいね〜



    betty

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/08 23:36:17
    RE: 暑さが伝わってきました(+_+)
    bettyさん、こんばんは〜♪
    いつもありがとうございます!

    > 夜は涼しいですが、朝は雨で昼間は暑かった大阪!
    →今日は、朝からほとんど一日中雨でした。
    今は18℃くらいで寒いです。
    あの山辺の道の暑さは、何だったのでしょう?

    > 「山辺の道」へは歩いてみたいと思いながらまだです。
    →山登りとは違いますから、bettyさんだったら、もうラクラクですよ。

    > いつも一緒に旅する同級生ののんちゃんは桜井に住んでいて、
    > 談山神社が近いので、そこと、三輪神社や安部の文殊院へ行きました♪
    →安倍文殊院、は、30年前の山辺の道巡りの時に行きました。
    談山神社はまだ行ったことがありませんね。

    > 今年は無理だけど、来年ぐらいに山辺の道を歩いてみようかと
    > 前日光さんの旅行記で思いました。
    →bettyさんだったら、もの足りないくらいのコースですよ。
    ぜひ歩いてみてね!

    > ただし、真夏には行きませんよ〜(>_<)
    →ハイ!お薦めできません!
    春先なんていいんじゃありませんか?

    > 飲みものを持たずに歩き、やっと入れたカフェは冷房がなかったけど、
    > 歴史おたくの前日光さんと意気投合でスイカも出てきましたね〜♪
    > 私も秀でるものがあればと思いました。
    →山歩きの達人のbettyさんからご覧になったら、なんてオバカなと思うかも知れませんね(汗)
    とても甘い考えだったなぁと思います。
    スイカ、おいしかったです。
    私の場合は秀でているのではなく、夢中になるとどこまでも突き進むというそれだけのことなんです。スポーツの好きな人はスポーツに、山登りの好きな人は山登りに。私は歴史や文学が好きなだけなんですよ。

    > お昼に入ったお店もいい感じですね〜♪
    > ここも冷房なし・・・(>_<)
    →とても良い感じで、マスターも親切に道に迷わないように、いろいろアドバイスしてくれました。素麺、おいしかったです!味にはこだわりを持っているようです。ここもお薦めです!

    > ずっと冷房を入れているほど集客率もないのと、いつもなら
    > 涼しいのでしょうね〜
    →そうなんでしょうねぇ〜 この時期は店を開けていても客が少ないのだと思います。今年の夏は特別に暑いとおっしゃられていました。

    > 今度奈良へ来られた時は爽やかに涼やかに歩いてくださいね〜
    →もちろんですとも!
    さすがに今回は懲りました(>_<)
    季節を選びたいと思います。来年からは選べる状況になるしね。

    ところでbettyさん、また北海道ですか?(驚)
    寒さに注意して、楽しんできてくださいね。


       前日光
  • norisaさん 2013/09/08 07:07:35
    今年はーー
    前日光さん、

    おはようございます。

    大神神社やその周辺。
    少し寄っただけでしたが、いつかしっかり見たいと思っていました。
    そこを丁寧にお歩きになったのですね。
    やはり日本最古の聖地のひとつの雰囲気満載ですねーー。
    いつか行きます!

    ただ今年は異常な酷暑。
    お荷物を投げだしたいお気持ちはわかります。
    ご無事でなによりです(笑)

    norisa

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/08 10:42:13
    RE: 今年はーー
    norisaさん、こんにちは。
    今日も雨空ですね。なかなか澄んだ秋の空というわけにはいきませんね。

    > 大神神社やその周辺。
    > 少し寄っただけでしたが、いつかしっかり見たいと思っていました。
    > そこを丁寧にお歩きになったのですね。
    →丁寧にというか、ヨレヨレの状態で(笑)なんとか生きて帰って参りました。

    > やはり日本最古の聖地のひとつの雰囲気満載ですねーー。
    > いつか行きます!
    →奈良は久しぶりになりますが、やっぱりいいなぁと思いました。
    特に古代の道である山辺の道、ここを万葉人も、その前の時代の人も歩いていたのかなぁと。。。趣味は古代人の追体験!?

    > ただ今年は異常な酷暑。
    > お荷物を投げだしたいお気持ちはわかります。
    > ご無事でなによりです(笑)
    →二週間ほど前のことなのに、あの暑さはなんだったのだろう?と思いますね。狭井神社近くの上り坂のつらかったこと!
    荷物は最低限に。でも水分は必要!ということを身に染みて感じました。
    無事に帰ってこられてホッとしています(*^_^*)


     前日光
  • 十三の白髭さん 2013/09/07 19:53:17
    山の辺の道・・・・・・・
    前日光さん

    私は桜井駅〜山の辺の道〜夜都岐神社〜JR長柄駅まで
    前日光さんの逆コースを歩きましたが同じく疲れました

    真夏の山の辺の道は地獄ですよ
    水と甘い物は忘れずに携帯しましょう

    レンタサイクルも有ります
    今度、奈良に来る時は御一緒しませんか
    同行しますよ

    お疲れさまでした
    何時も訪問&投票 だんだん

                      〜十三の白髭〜

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/07 23:13:14
    RE: 山の辺の道・・・・・・・
    十三の白鬚さん、こんばんは。
    やっと涼しくなってきましたね。

    > 私は桜井駅〜山の辺の道〜夜都岐神社〜JR長柄駅まで
    > 前日光さんの逆コースを歩きましたが同じく疲れました
    →それは季節はいつ頃でしたか?
    やはり逆コースの方が楽なのでしょうか?
    石上神宮側から行った方が上り坂が少ないとも言われていますが、どうなのでしょうね?

    > 真夏の山の辺の道は地獄ですよ
    > 水と甘い物は忘れずに携帯しましょう
    →これは本当にそのようですね。
    水だけは必需品なんですね。
    荷物を少なくするのも限度問題ですね。
    よくよく実感いたしました。

    > レンタサイクルも有ります
    > 今度、奈良に来る時は御一緒しませんか
    > 同行しますよ
    →30年前はレンタサイクルを利用したのですが、今回歩いてみて、果たして自転車であの道を通れるのだろうかと大いに疑問だったのですが。
    やはり案内者がいたら、道を間違えたりしなかったでしょうね。

    > お疲れさまでした
    > 何時も訪問&投票 だんだん
    →こちらこそ、いつもご訪問&コメント等、ありがとうございます。


      前日光
  • morino296さん 2013/09/07 18:31:42
    お疲れ様でした
    前日光さん

    こんにちは。

    お疲れ様でした。
    猛暑の中、山の辺の道をよく歩かれましたね。
    本当に熱中症にならずに済んで良かったですね。

    龍王山への坂道は、大変だったようですね。
    写真を撮っている余裕もなかったようですね。

    卑弥呼庵に辿り着いて飲んだお水はさぞかし美味しかったことでしょう。
    冷蔵庫で冷してあったスイカを頂けたとは嬉しいですね。

    すれ違う人もいなかったとのことですが、この夏の暑さの中では、
    納得できますよ。
    でも、小学生たちは、どんなルートで桜井まで行ったのか知りたいですね。
    元気だとは思いますが、引率の先生もいろいろ心配されたのではないでしょうか。

    金屋の石仏の近くに、陶器を売っている小屋がありますが、
    ご覧になりませんでしたか?
    冬でしたが、ここで、温かいお茶を振る舞ってもらい嬉しかったですよ。

    海石榴市から桜井駅までは距離もあるので、最後に歩くのは辛いですね。

    山の辺の道、懐かしく拝見しましたが、やはり、春や秋に歩きたいですね。

    morino296

    前日光

    前日光さん からの返信 2013/09/07 23:00:55
    RE: お疲れ様でした
    morino296さん、こんばんは。
    ご訪問やコメント等、ありがとうございます。
    今日は涼しい一日でしたね。

    > 猛暑の中、山の辺の道をよく歩かれましたね。
    > 本当に熱中症にならずに済んで良かったですね。
    →今回ばかりは危ない!と思いました。
    何事もなくて良かったです。

    > 龍王山への坂道は、大変だったようですね。
    > 写真を撮っている余裕もなかったようですね。
    →これは本当に参りました。
    戻って来るときになって、すごい上り坂だったと気づきました!

    > 卑弥呼庵に辿り着いて飲んだお水はさぞかし美味しかったことでしょう。
    > 冷蔵庫で冷してあったスイカを頂けたとは嬉しいですね。
    →もう、ここの店主ご夫婦は神様のようでした。
    スイカは、本当にうれしかったです。

    > すれ違う人もいなかったとのことですが、この夏の暑さの中では、
    > 納得できますよ。
    →檜原神社までは、旅人には一人も出会いませんでした。
    真夏に歩くルートではなかったようですね。
    でも30年前の夏(夏ですから暑かったですが)には、こちらは自転車でしたが、歩いている人にはけっこう出会いましたよ。

    〉でも、小学生たちは、どんなルートで桜井まで行ったのか知りたいですね。
    > 元気だとは思いますが、引率の先生もいろいろ心配されたのではないでしょうか。
    →すみません!ここの所の書き方が誤解されてしまう表現になっていましたね。小学生達は午前中に「柳本駅」で降りて、午後また「柳本駅」から乗車してきたのです。
    ですから、柳本駅周辺で何か校外活動をしていたらしいのです。
    直しておきましたが、今度は大丈夫でしょうか?

    > 金屋の石仏の近くに、陶器を売っている小屋がありますが、
    > ご覧になりませんでしたか?
    > 冬でしたが、ここで、温かいお茶を振る舞ってもらい嬉しかったですよ。
    →これは気づきませんでしたね。
    喜多美術館が閉まっていたことはよく覚えているのですが。
    冬に温かいお茶でしたら、夏にはよく冷えた麦茶でしょうか?

    > 海石榴市から桜井駅までは距離もあるので、最後に歩くのは辛いですね。
    →「三輪駅」まででしたら、歩けたかもしれませんね。
    海柘榴市〜桜井駅は30分、「三輪駅」までは20分強くらいのようでした。

    > 山の辺の道、懐かしく拝見しましたが、やはり、春や秋に歩きたいですね。
    →全くその通りですね。
    ただ今年いっぱいは、良い季節には休暇を取れない(相棒殿のことですが)ことになっていますので、こんなに大変な夏は今年でお終いにしたいです。
    爽やかな季節に気持ちよく歩けたら、本当に良い散策コースですよね。


      前日光

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