2013年　初沖縄は禁断症状に負けてのショートトリップ　その２

2013/06/07 - 2013/06/09

“潮切れ”症状を解消するために訪れた沖縄、2日目。
初日の海は面白かったのだが、懸念していた耳抜きが予想以上に難航。
今後に不安を残すほどで、2日目も浅場を選んでもらった。

きょうは目先を変えて、ビーチ。エリアは本部。

エリア 美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ

朝、6時半。
ホテルの部屋からの眺め。天気予報では曇り/雨などとなっていたが、この通り晴れ。ラッキー。
お菓子御殿もまだひっそり…

海も穏やかで、まさにダイビング日和。

朝食後、7時半。
かなり明るくなってきた。

きょうは本部まで遠征。
実は1本目、少々アクシデントがあって、私だけパス。
これは2本目のビーチ。

ここも漁港の裏手にある名もないビーチ。
しかしこの透明度である。
Ｓのガイドは、いつもこうやってあまり人がいないポイントを選んでくれるので、頼もしい限り。

半水面で。

上から見ると透明度抜群に見えても、底が砂地なので、浅いところは少々濁り気味。

ちょっと遊んで、水面を見上げる形で撮ってみた。

今度は下、砂地の海底、と言っても水深2m位の場所。

藻場に漂うのはアオリイカ。
この藻場に産卵しに来たのだろう。

水中を漂う物体。
？と思ったら、海藻の苗。

アップにするとこんな感じ。

不思議に絵になる。

人が入らないせいか、浅場の岩にはスカシテンジクダイ。

スカシテンジクダイが通常棲みつく根の風景とはちょっと違う雰囲気だ。

さらに進んでいくと、イシヨウジ。
ところが、腹部が横に膨らんでいる。
多分、育児嚢だろうから、これはオス。
普通イシヨウジはメスがオスの体の表面に卵を産み付けると聞いていたが…

これはなんだかわからない･･･

しかし、よ〜く見ると、透明なエビ。
名前がわからない

何の変哲もない岩。
ところが･･･

小さな“でっぱり”はカサゴでした。
フサカサゴだろう。

岩陰にはロングクロウシュリンプ。
これも定番。
感心するほど透明だ(笑)

ボケボケ･･･

エビです。
ムチカラマツエビ系か？

ハマサンゴの表面によく見られる、ミニチュアのツリー。
色彩豊かでなかなかキレイ。

実はこれ、イバラカンザシというゴカイの仲間で、海藻(植物)ではない。
振動や光などに反応して瞬時に引っ込むことで、“動物”であることがわかる。

この状態で、手をかざしたりすると…

こうなる。

このイバラカンザシが死んだ後に残った穴に棲みつくのが、カンザシヤドカリ。
うまくできてるなぁ〜
サンゴの海は、まさに“共生”の海。

さてさて、午前中に2本をさくっと潜り、ガイドのS氏もオススメの紀乃川食堂へ

家族で切り盛りしている小さな食堂。
地元でも定評のある店。
確かにボリュームも味も○。
私はベタにゴーヤちゃんぷる定食。ゴーヤがちゃんと苦くてとてもおいしかった。
カミさんは三枚肉そば。そば屋じゃないのに、これも美味しい。
単品で頼んだ「もずくとヨモギのかき揚げ」がこれまた絶品！
もずくのかき揚げは比較的ポピュラーなメニューだが、ヨモギとのかき揚げは初めて。海と山の絶妙なコラボだった。

ホテルに戻り、夕食前に夕焼けを見にビーチへ。
若干、出遅れたか？

夜、ホテルの部屋から。
朝との対比で

実は深夜なので、さすがにひっそり

さて、最終日の明日は何をしよう？

その３へ続く