マニラの歩き方

2009/02/14 - 2009/02/14

　マニラ２回目の私だがちょっと慣れたと思った頃が危ない。マニラの街を歩く時は、というか暑いところは何処でもだが、Ｔシャツ、短パン、ビーサンスタイルの私は結構現地に溶け込んでいるはずだ。
　真っ昼間でもあったので両替屋へ入ってしまった。
　見た目は街のオッサンでも両替屋から出てくれば観光客と丸分かりである。出てきたところをポン引きに捕まった。
　彼らは両替屋の近くで網を張っていて日本人と見れば日本語で話しかけてくる。
　「何処行く？」が彼らの常套句で、徹底的に無視するのだがあまりのしつこさにうっかり「ｃｈｏｕｋｉｎ」と中華ファーストフードの店名を言ってしまった。行き先を言ったが最後「こっちこっち」と俄かガイドに変身する。途中仲間に目配せするのか、二人になって店の中までついてきた。「１００ペソくれ。呉れなきゃ殺すぞ」などと態度が変わる。今回は相手が二人になったということもあり、５０ペソに値切って渡してしまった。
　私のせいでますます彼らが図に乗り、味を占めて横行するかもしれません。これからマニラに来る人ゴメンナサイ。
　そこで、マニラの一人歩きの教訓
　
　その①　外出時は観光客に見えない服装をすること。
　　
　その②　一人で両替屋に行く時は対策を考えること。（前にタクシー待たせるとか、出たらダッシュでホテルに戻るとか）

　その③　必要最小限度のお金しか持たないこと。

　その④　そもそもマニラのエルミタやマラテなど危険なところは　昼間でも一人で歩かないに越したことは無いが、今回更なる対策を発見した。ポリ袋に要らない下着でも入れて持ち歩くこと。買い物帰りだと思われれば、「何処行く？」などと声をかけられる確率は少ない。いざとなればポリ袋を投げ捨てて逃げる手もある。

　その⑤　万一ついてこられたら、絶対返事をしないで近くの大きいホテルへ駆け込もう。大きなホテルには必ずガードマンがいるので心強い。

　その⑥　今度、｢何処行く」と声を掛けられたら「ポリスステーション」と答えてみようと思うが、日本と違い交番などなさそうだった。警察も当てにならないかもだしね。

　良い子の皆さんはマニラの街の一人歩きはやめましょう。

エリア マニラ(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: フィリピン航空

マニラのお気に入りホテル　チェリーブロッサムズ

マニラのエルミタ地区にある。
ロビンソン　デパートの隣で便利。
タクシーも隣のロビンソンからメータータクシーに乗れる。

安い部屋が満室で、下から３番目の部屋２２５５ペソ。朝食付きでこの時４５００円。


名古屋単身赴任時代の部屋より広い。
テレビ、エアコン、ミニバー完備。
但し、ミニバーは高いので飲み物などはコンビニで購入、冷やすだけしか使わない。

トイレとシャワーは一応区切りあり。

でも、周辺の一人歩きには気をつけよう。