ヒワ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
イチャンカラの朝。<br />まだ暑さもそんな攻撃的ではない。しかも意外と人混みが少ない。<br />このチャンスを逃すまいと、せっせと2DAYSチケットの元を取りに勤しむ。<br /><br />ホテルはイチャンカラ南門からほど近い場所ゆえ、まずはイスラム・ホジャ・メドレセから攻める。<br />入り口にスタッフらしき人が立ってるので、昨日購入したQRが記載されたチケットをそそくさと渡す。<br />さぞかし手に持ってるスキャナでピピっとやって、さぁお入りなさいとなるのかと思えば、何やらボールペンでサインして返される。<br />何のためにQRコードあるんだ?<br /><br />とりま入れたのでヨシとする。<br /><br />中は写真撮影禁止なんだが、ヒヴァなのかウズベキスタンなのかの歴史が事細かに書かれている。<br />が、中はエアコンも効いてなくてクソ暑いのと、ロシアと英語しかなく読む気力もなく、展示物をフンフンと見て回ってものの5分で終了。<br />しかもこの場所ガイドブックにも詳しい説明がなく。しゃーないのでググると1910年に建てられた最も新しい学校(メドレセ)とのこと。だから展示物も19&#12316;20世紀のものだったのかと納得。<br /><br />続いてジュマモスクへ。<br />ここはイスラム建築っぽさが微塵もない珍しいモスク。213本の柱が規則正しく並んで、建築物を構成している。<br />再建が繰り返されてはいるが、最も古く残ってるものは1000年以上前の柱もあるとのこと。<br />綺麗な彫刻が残ってるのが古いやつか。<br />さっそく入ってみると、まだ全然客がおらず、独占状態。いろんな角度から柱を撮ってみるが、奥の暗いところから吹き抜け下、光の射す方へ撮ると、奥行き感が出で良い。<br /><br />これだけ人混みが少ないと、いま一度カルタミノルを見ておきたくなる。<br />っというわけで、誰もちびっ子観光客が絡んでいない談笑おじさんや、人気(ひとけ)のない独占ミノルを楽しんだ後はクフナアルクへ。<br />ここは事前に旅系YouTuberの動画を確認しまくってたので、入ってすぐ右手に行けば見どころの中庭モスクがある事が分かっている。<br />探検心はなくなるが、クソ暑い中ゆえ省エネで回らなな。<br />っと思ったが個人的大ヒットは奥の方にあるハーンの旧宮殿。中の煌びやかさは見事。<br />クフナアルクにはウズベキスタンのお金の歴史が紹介されているプチ博物館があるが。今のウズベキスタンスムはソ連から独立後の1994年、けっこう新しい。大谷世代のお金かと思うとありがたみが増す。<br /><br />さてそろそろスム貧乏になって来たのでATMを求めウロつく。<br />財布には30万スム少々しかない。これが円ならアズマックスのようにお札で汗拭いてもいいんだが、スムだとそうはいかない。<br />しかしイチャンカラ内のATMの方がスム貧乏らしく、ようやく見つけた2ヶ所のATMはいずれもOut of Serviceとな。<br />こりゃ困った。<br />イチャンカラ内はどうやら観光客がウィズドローしまくってアラル海の水より先にカラッカラになる模様。<br /><br />ちょうどひとつのATMにスタッフがいたので聞いてみると1時間後に使えるからと。ジカンニカギリアリマスの旅人はそんな待てん。<br />っというわけで、ATM探しはしばし諦め、パフラヴァン・マフムド廟へ。ここは2DAYSチケットでは入れない別料金エリア。2人で10万スム吹っ飛び、残り20万スム。涙ちょちょぎれる。<br />しかしここがまた最高に良かった。中はオールブルーの装飾、天井のシャンデリアが映える。<br />ガイドブックによるとパフラヴァン・マフムドとは13世紀時代を生きた格闘家と書いてある。<br />ってか格闘家という肩書きだけでこんな立派な廟を建ててもらえるものなのか。<br />日本だとアントニオ猪木のためにめっちゃ豪華な廟を建てるみたいなもの。よほどの功績を残したんだろうか。<br /><br />そろそろ暑さの攻撃力が増して来たので、ホテル近くのスルタンというレストランでランチ。<br />なんと昨日26,000スムで飲めたローカルビアがここでは50,000スムとな。<br />昨日友人が言ってたがイチャンカラ内の物価は外の2倍というのが真実だと知ることに。<br />ランチ後はホテルに戻りひとときのシエスタ。15時からのカラ周りツアーに備える。<br /><br />15時。ピッタリにドライバーがやって来た。インド人に見習わせたい。<br /><br />名前はズッファー。<br />朝6時からひとつ目のカラ周りツアーに行って、夕方からのダブルヘッダー。ウズベキスタンにはまだ働き方改革やら、勤務間インターバルという概念がないのか。<br />車は猛スピードで北上し、ものの1時間くらいでアムダリヤ川を超え、ウズベキスタン自治領のカラカルパクスタン共和国に突入。<br />こういう自治領という概念も日本にはないので新鮮。<br /><br />するといきなりドライバーズッファーがカラカルパクスタンの偉人の話を猛スピードの英語で語り出す。<br />テレスコープやら数センチの誤差やら言ってるので、おそらく天文学者なんだろうが、誰だかサッパリ分からん。<br />なんとか聞き取れた名前はフビライハンとな。<br />ん? フビライハンはモンゴル人じゃないのか?<br />っと思ったら、よくよく調べてみるとアブー・ライハーンという人らしい、ややこしわ。<br /><br />このドライバーズッファーは、けっこうこの一帯の歴史に詳しく、ティムールの直系の子孫は、妻タージマハルのために莫大な資産を投じたシャー・ジャハンだとか、ウルゲンチの英雄ジャラール・ウッディーンの話とかいろいろ豆知識を運転中にぶっ込んでくる。<br />今すぐ東進ハイスクールに就職できるレベル。<br />いろいろ博識だが、いかんせんリスニング力アリンコのアッシは、いくら巻き舌ロシアン系の聞き取りやすい英語とはいえ、歴史用語とか混じると結構キツい。<br /><br />あとはGeminiでフォローアップしとくことにした。やはりAIは素晴らしい。<br />さて肝心のカラ周り。このエリアのカラは数十ヶ所もあるらしく、今回Get Your Guideで探した際も所要時間に合わせて3カラ&#12316;10カラまで取り揃え、CoCo壱や赤からに劣らないバリエーションを誇る。<br /><br />今回我々が選んだのはトプラクカラ、キジルカラ、アヤズカラの3ヶ所を巡り、最後アヤズカラでサンセットを拝むという、赤からでいうところの「まずはこれから食っとけ」という超初心者向けコース。<br />トプラクカラは要塞の高さとしては1番高いのだとか。ちょっとした高台を登っていくと、広い平原が見渡せる、個人的に最もお気に入りのスポット。<br /><br />キジルカラは階段2フロア分を登っていくとすぐに要塞の大地に辿り着く。<br />エリアは広くなくものの15分ほどで一周できるコンパクトな作り。ここは昔砲台を設置してたであろう小窓の跡がたくさんあり、その子窓越しに広がる平原を撮影するのに良い。<br /><br />最後アヤズカラは駐車場からそこそこの砂漠ウォークとトレッキングを強いられる。<br />しかしいざ登ってみると見た目ほどではなく「あとちょっとと思ったら、登りきった先にまだ登り坂が続く」というトレッキングあるあるを覆し、登りきったところがテッペンだった。<br />テッペンからは富士山のお鉢巡りのようにぐるりと歩いて右手奥から見下ろす1番低いアヤズカラ3(たぶん)が絶景。日が傾き刻々表情を変える要塞の岩肌を眺めて楽しむ。<br /><br />帰りはドライバーズッファの本領発揮。ミハエルシューマッハ並みの攻撃的ドラテクで1時間半ほどでイチャンカラに帰着。<br />しかしビールも我慢してカラばっか巡ってたのでアッシの喉がカラカラになってしもた。<br />これ含めると4カラツアーという事か。<br />どうしても寝酒が欲しくなり、帰りがけにイチャンカラ内のカフェのメニューにあるビアをコッソリ持ち帰りで購入させてもらい、なんとかビール難民を逃れ、3日目は無事終了。

2026年酷暑のウズベキスタン旅 3日目(ヒヴァ&カラカルパクスタン)

10いいね!

2026/08/10 - 2026/08/10

199位(同エリア391件中)

IDEX

IDEXさん

この旅行記スケジュールを元に

イチャンカラの朝。
まだ暑さもそんな攻撃的ではない。しかも意外と人混みが少ない。
このチャンスを逃すまいと、せっせと2DAYSチケットの元を取りに勤しむ。

ホテルはイチャンカラ南門からほど近い場所ゆえ、まずはイスラム・ホジャ・メドレセから攻める。
入り口にスタッフらしき人が立ってるので、昨日購入したQRが記載されたチケットをそそくさと渡す。
さぞかし手に持ってるスキャナでピピっとやって、さぁお入りなさいとなるのかと思えば、何やらボールペンでサインして返される。
何のためにQRコードあるんだ?

とりま入れたのでヨシとする。

中は写真撮影禁止なんだが、ヒヴァなのかウズベキスタンなのかの歴史が事細かに書かれている。
が、中はエアコンも効いてなくてクソ暑いのと、ロシアと英語しかなく読む気力もなく、展示物をフンフンと見て回ってものの5分で終了。
しかもこの場所ガイドブックにも詳しい説明がなく。しゃーないのでググると1910年に建てられた最も新しい学校(メドレセ)とのこと。だから展示物も19〜20世紀のものだったのかと納得。

続いてジュマモスクへ。
ここはイスラム建築っぽさが微塵もない珍しいモスク。213本の柱が規則正しく並んで、建築物を構成している。
再建が繰り返されてはいるが、最も古く残ってるものは1000年以上前の柱もあるとのこと。
綺麗な彫刻が残ってるのが古いやつか。
さっそく入ってみると、まだ全然客がおらず、独占状態。いろんな角度から柱を撮ってみるが、奥の暗いところから吹き抜け下、光の射す方へ撮ると、奥行き感が出で良い。

これだけ人混みが少ないと、いま一度カルタミノルを見ておきたくなる。
っというわけで、誰もちびっ子観光客が絡んでいない談笑おじさんや、人気(ひとけ)のない独占ミノルを楽しんだ後はクフナアルクへ。
ここは事前に旅系YouTuberの動画を確認しまくってたので、入ってすぐ右手に行けば見どころの中庭モスクがある事が分かっている。
探検心はなくなるが、クソ暑い中ゆえ省エネで回らなな。
っと思ったが個人的大ヒットは奥の方にあるハーンの旧宮殿。中の煌びやかさは見事。
クフナアルクにはウズベキスタンのお金の歴史が紹介されているプチ博物館があるが。今のウズベキスタンスムはソ連から独立後の1994年、けっこう新しい。大谷世代のお金かと思うとありがたみが増す。

さてそろそろスム貧乏になって来たのでATMを求めウロつく。
財布には30万スム少々しかない。これが円ならアズマックスのようにお札で汗拭いてもいいんだが、スムだとそうはいかない。
しかしイチャンカラ内のATMの方がスム貧乏らしく、ようやく見つけた2ヶ所のATMはいずれもOut of Serviceとな。
こりゃ困った。
イチャンカラ内はどうやら観光客がウィズドローしまくってアラル海の水より先にカラッカラになる模様。

ちょうどひとつのATMにスタッフがいたので聞いてみると1時間後に使えるからと。ジカンニカギリアリマスの旅人はそんな待てん。
っというわけで、ATM探しはしばし諦め、パフラヴァン・マフムド廟へ。ここは2DAYSチケットでは入れない別料金エリア。2人で10万スム吹っ飛び、残り20万スム。涙ちょちょぎれる。
しかしここがまた最高に良かった。中はオールブルーの装飾、天井のシャンデリアが映える。
ガイドブックによるとパフラヴァン・マフムドとは13世紀時代を生きた格闘家と書いてある。
ってか格闘家という肩書きだけでこんな立派な廟を建ててもらえるものなのか。
日本だとアントニオ猪木のためにめっちゃ豪華な廟を建てるみたいなもの。よほどの功績を残したんだろうか。

そろそろ暑さの攻撃力が増して来たので、ホテル近くのスルタンというレストランでランチ。
なんと昨日26,000スムで飲めたローカルビアがここでは50,000スムとな。
昨日友人が言ってたがイチャンカラ内の物価は外の2倍というのが真実だと知ることに。
ランチ後はホテルに戻りひとときのシエスタ。15時からのカラ周りツアーに備える。

15時。ピッタリにドライバーがやって来た。インド人に見習わせたい。

名前はズッファー。
朝6時からひとつ目のカラ周りツアーに行って、夕方からのダブルヘッダー。ウズベキスタンにはまだ働き方改革やら、勤務間インターバルという概念がないのか。
車は猛スピードで北上し、ものの1時間くらいでアムダリヤ川を超え、ウズベキスタン自治領のカラカルパクスタン共和国に突入。
こういう自治領という概念も日本にはないので新鮮。

するといきなりドライバーズッファーがカラカルパクスタンの偉人の話を猛スピードの英語で語り出す。
テレスコープやら数センチの誤差やら言ってるので、おそらく天文学者なんだろうが、誰だかサッパリ分からん。
なんとか聞き取れた名前はフビライハンとな。
ん? フビライハンはモンゴル人じゃないのか?
っと思ったら、よくよく調べてみるとアブー・ライハーンという人らしい、ややこしわ。

このドライバーズッファーは、けっこうこの一帯の歴史に詳しく、ティムールの直系の子孫は、妻タージマハルのために莫大な資産を投じたシャー・ジャハンだとか、ウルゲンチの英雄ジャラール・ウッディーンの話とかいろいろ豆知識を運転中にぶっ込んでくる。
今すぐ東進ハイスクールに就職できるレベル。
いろいろ博識だが、いかんせんリスニング力アリンコのアッシは、いくら巻き舌ロシアン系の聞き取りやすい英語とはいえ、歴史用語とか混じると結構キツい。

あとはGeminiでフォローアップしとくことにした。やはりAIは素晴らしい。
さて肝心のカラ周り。このエリアのカラは数十ヶ所もあるらしく、今回Get Your Guideで探した際も所要時間に合わせて3カラ〜10カラまで取り揃え、CoCo壱や赤からに劣らないバリエーションを誇る。

今回我々が選んだのはトプラクカラ、キジルカラ、アヤズカラの3ヶ所を巡り、最後アヤズカラでサンセットを拝むという、赤からでいうところの「まずはこれから食っとけ」という超初心者向けコース。
トプラクカラは要塞の高さとしては1番高いのだとか。ちょっとした高台を登っていくと、広い平原が見渡せる、個人的に最もお気に入りのスポット。

キジルカラは階段2フロア分を登っていくとすぐに要塞の大地に辿り着く。
エリアは広くなくものの15分ほどで一周できるコンパクトな作り。ここは昔砲台を設置してたであろう小窓の跡がたくさんあり、その子窓越しに広がる平原を撮影するのに良い。

最後アヤズカラは駐車場からそこそこの砂漠ウォークとトレッキングを強いられる。
しかしいざ登ってみると見た目ほどではなく「あとちょっとと思ったら、登りきった先にまだ登り坂が続く」というトレッキングあるあるを覆し、登りきったところがテッペンだった。
テッペンからは富士山のお鉢巡りのようにぐるりと歩いて右手奥から見下ろす1番低いアヤズカラ3(たぶん)が絶景。日が傾き刻々表情を変える要塞の岩肌を眺めて楽しむ。

帰りはドライバーズッファの本領発揮。ミハエルシューマッハ並みの攻撃的ドラテクで1時間半ほどでイチャンカラに帰着。
しかしビールも我慢してカラばっか巡ってたのでアッシの喉がカラカラになってしもた。
これ含めると4カラツアーという事か。
どうしても寝酒が欲しくなり、帰りがけにイチャンカラ内のカフェのメニューにあるビアをコッソリ持ち帰りで購入させてもらい、なんとかビール難民を逃れ、3日目は無事終了。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったホテル

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ウズベキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ウズベキスタン最安 1,160円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ウズベキスタンの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP