2026/06/20 - 2026/06/20
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+mo2さん
この旅行記のスケジュール
2026/06/20
この旅行記スケジュールを元に
20世紀を代表する画家パブロ・ピカソ(1881~1973)と、イギリスを代表するファッションデザイナーであるポール・スミス(1946~)。アートとデザインという領域を横断し、ふたつの才能が時を超えてコラボレーションする展覧会「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」が、東京・六本木の国立新美術館で6月10日(水)より開幕したので行ってきました。
開催概要 HPより~
パリ国立ピカソ美術館が所蔵するパブロ・ピカソ(1881?1973)の作品にインスピレーションを得て、英国人デザイナーのポール・スミスが会場のレイアウトを考案する、かつてない展覧会。自由な発想で創り上げられた会場は、色鮮やかさと楽しい驚きに満ちています。「青の時代」の《男の肖像》や《アルルカンに扮したパウロ》など約80点を緩やかな時系列で紹介します。本展は2023年パリで開催されたピカソ没後50周年記念の特別展「Picasso Celebration: The Collection in a New Light!」を基にした国際巡回展です。
写真撮影がOkだったので、旅行記は2つに分割します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
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本展はパリ国立ピカソ美術館が所蔵するピカソの作品にインスピレーションを得て、スミスが独創的な会場レイアウトを考案する、というユニークな企画。2023年にピカソ没後50周年を記念してパリで開催された特別展「Picasso Celebration: The Collection in a New Light!」をもとにした国際巡回展で、日本では国立新美術館が唯一の開催会場です。
国立新美術館 美術館・博物館
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00 トロンプ・レスプリ(精神を欺くもの)
展示は16の部屋に分かれ、約80点の作品を緩やかな時系列順となっています。入口を飾るのは、自転車のサドルとハンドルバーを組み合わせた《牡牛の頭部》(1942春)。私たちの目にはサドルとハンドルバーとして映る日用品が、ピカソの手にかかると雄牛へと変わります。「違う視点で考えること。水平思考を持つこと。それがとても大切だ」というスミスの言葉が、展覧会全体を貫くメッセージとして冒頭から体現されています。作品の左右には複数の自転車のサドルとハンドルが配され、「トロンプ・レスプリ(精神を欺くもの)」の効果をさらに増幅させます。ここには、自転車を愛好するスミス自身の個人的な記憶も重なります。 -
パブロ・ピカソ「牡牛の頭部」1942年 パリ国立ピカソ美術館
「牡牛の頭部》は自転車のサドルとハンドルという既製品を組み合わせ、牛の頭部を形づくった作品。これが牛の頭部なのか、あるいはサドルとハンドルなのか、鑑賞者の心に混乱を呼び起こします。国立ピカソ美術館/戦争と平和 博物館・美術館・ギャラリー
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ポール・スミスは青年期にはプロの自転車選手を目指していたほど、自転車を愛好しています。ピカソの本作に着想を得たスミスは、幾つもの自転車のサドルを用いて部屋のレイアウトを考案しました。
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01 『ヴォーグ(流行)』中の芸術家
続く部屋では、ピカソが『ヴォーグ、パリ』のページに絵を描き込んだ作品群を紹介。無数の『ヴォーグ』の表紙で作られた壁紙を背景に展示されています。 -
ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
ピカソは子供のころから雑誌や漫画を愛読していました。その後は書物に絵をじかに描き込むようになり、バルザックやフロベールの小説のページに人物像をスケッチするようになります。こうした書物への描き込みは、1951年の雑誌『ヴォーグ・パリ』でも行われました。 -
ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
モデルの顔や服の上に落書きや騙し絵のように絵が重ねられています。 -
ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
ウエディングドレスの女性モデルに襲いかかるように猛々しい生き物が描き加えられていたりするなど、ありふれたイメージが不条理でダークな物語へと変容します。 -
ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
ピカソはウェディングドレスを纏う女性の写真の上にいくつか線を加え、その姿を不条理かつグロテスクなものへと変えました。 -
ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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ピカソのデッサンが付された「ヴォーグ・パリ」1951年5月号の誌面
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02青の憂鬱
次の空間は暗い青に覆われ、1901年から1904年にかけての「青の時代」に制作された「男の肖像」のみを象徴的に展示。 -
「男の肖像」1902年冬-1903年 パリ国立ピカソ美術館
1901年から1904年にかけて、ピカソは青を基調とした絵画を数多く制作しました。「青の時代」と呼ばれるこの時代は、親友カサジェマスの死を契機に始まりました。彼は社会の最貧困層を深い青で描き、孤独や憂鬱を表現しました。貧しい生活のなかで夜間にランプの下で制作された作品は、やがて憂鬱な雰囲気を醸し出す独自の様式へと深化していきました。 -
03 バラ色の女性たち:《アヴィニョンの娘たち》への前奏曲
さらに一転して、鮮やかなピンクの空間が広がり、「アヴィニョンの娘たち」1907年のための習作群が並びます。 -
「女あるいは水夫の胸像(《アヴィニョンの娘たち》のための習作)」1907年春 パリ国立ピカソ美術館
1906年頃から女性像を中心に形態と空間の単純化を追究し始めたピカソは、幾何学的な造形へと突き進み、その挑戦はキュビズムの起点ともされる《アヴィニョンの娘たち》へとつながっていきます。 -
「胸像(《アヴィニョンの娘たち》のための習作)」1907年春 パリ国立ピカソ美術館
1906年から1908年にかけて、ピカソは形態と空間の簡素化を追求し、キュビスムの基盤を築きました。 -
「女の胸像(《アヴィニョンの娘たち》のための習作)」1907年春 パリ国立ピカソ美術館
彼はイベリア美術やアフリカ彫刻に着想を得て、バラ色を基調とした幾何学的で荒々しい新たな造形言語を模索しました。 -
「母と子ども」1907年夏 パリ国立ピカソ美術館
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04 キュビスムの実験室
「サクレ=クール寺院」1909年冬-1910年 パリ国立ピカソ美術館
1906年頃からピカソは、イベリア美術やアフリ力美術から影響を受けつつ、対象を立方体のように単純化するキュビスムという新たな表現に取り組みます。 -
「《女の頭部》(フェルナンド)の習作」1909年夏 パリ国立ピカソ美術館
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「ボート」1911年 パリ国立ピカソ美術館
ピカソは最初、テーブル、グラス、新聞、楽器などの日用品を主題としました。限られた色彩で抽象的に描かれた画面は主題の識別が難しいときもありますが、モノや装飾、あるいは身体など、かならず手がかりとなる細部が取り込まれています。 -
「ザクロ、グラス、パイプ」1911年 パリ国立ピカソ美術館
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「グラス、リンゴ、本」1911年春 パリ国立ピカソ美術館
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会場の片隅に・・・
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05アッサンブラージュとコラージュ
ここではピカソがコラージュの素材にしたような、家の中を思わせる装飾的な壁紙に囲まれた空間で、日用品を用いた実践に触れます。 -
「パイプを持った男」1914年春 パリ国立ピカソ美術館
同じ柄の壁紙を貼り付けた異なるコラージュ作品「パイプを持った男」と下の作品「口髭の男」。 -
「口髭の男」1914年春 パリ国立ピカソ美術館
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「グラスとタバコの箱」1914年春 パリ国立ピカソ美術館
キュビズムの芸術家たちは、大量生産品や日用品を用いたコラージュの技法を取り入れ、「芸術は現実を模倣するもの」という規範に対抗しました。 -
「グラスと新聞」1914年夏 パリ国立ピカソ美術館
静物画にビーズを貼り付けた「グラスとタバコの箱」 -
「帽子の男」1915年 東京ステーションギャラリー
ピカソは日用品を実践に組み込み、芸術は忠実に現実を再現するものだという規範に対抗します。木や大理石などに似た壁紙をカンヴァスに貼り付け(コラージュ)、現実の断片を直接作品に取り込んだのです。東京ステーションギャラリー 美術館・博物館
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「妊婦」1949年 パリ国立ピカソ美術館
このアイデアは二次元にとどまらず、三次元の表現にも及びました。スプーンや自転車のサドルなどの日用品で作られた作品がアッサンブラージュです。 -
「顎鬚のある男の胸像」1933年 パリ国立ピカソ美術館
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「顎鬚のある男の胸像」(横から)
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「ギター」1920年9月18日 パリ国立ピカソ美術館
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