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真冬のイギリスに来ました。コッツウォルズ地方を路線バスで巡っています。<br />きょうは、バイブリーを出発して、マルムズベリーを目指します。マルムズベリーアベイ(大修道院)を見学するのが楽しみです。<br /><br />宿泊はオールドベル。イングランド最古のホテル、そして幽霊ホテルとも言われています。<br />

‘26 真冬のイギリス ⑨コッツウォルズ イングランド最古の幽霊ホテル

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2026/01/29 - 2026/01/30

125位(同エリア463件中)

旅行記グループ ‘26 真冬のイギリス

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ひよこ日和

ひよこ日和さん

この旅行記スケジュールを元に

真冬のイギリスに来ました。コッツウォルズ地方を路線バスで巡っています。
きょうは、バイブリーを出発して、マルムズベリーを目指します。マルムズベリーアベイ(大修道院)を見学するのが楽しみです。

宿泊はオールドベル。イングランド最古のホテル、そして幽霊ホテルとも言われています。

  • コッツウォルズ旅の4日目の朝です。<br /><br />次の目的地に向かう前に、村を散歩しました。霧の中のバイブリーは、夢の続きのようです。<br /><br />

    コッツウォルズ旅の4日目の朝です。

    次の目的地に向かう前に、村を散歩しました。霧の中のバイブリーは、夢の続きのようです。

    バイブリー 散歩・街歩き

  • 霧が晴れて、出発の時間が来ました。<br />スワンホテルのそばの停留所で、バスを待ちます。<br /><br />コッツウォルズの路線バスについては、他の方の旅行記で予習させていただきました。<br />バスがキャンセルになった、バス停が変わっていた…と、いった体験談もあります。<br />そんなことになったら、どうしよう?<br />きょうのバスは本当に来るだろうか? <br />いつも心配になります。<br /><br />

    霧が晴れて、出発の時間が来ました。
    スワンホテルのそばの停留所で、バスを待ちます。

    コッツウォルズの路線バスについては、他の方の旅行記で予習させていただきました。
    バスがキャンセルになった、バス停が変わっていた…と、いった体験談もあります。
    そんなことになったら、どうしよう?
    きょうのバスは本当に来るだろうか?
    いつも心配になります。

    スワン・レストラン(バイブリー) 地元の料理

  • 今回の855はPulhams社運行です。同社のアプリで時刻表とバス停の場所、それに運行状況が調べられました。安心です。<br /><br />きょうはバスを2本乗り継ぎ、コッツウォルズを南下していく予定。目的地マルムズベリーは、丘の上の女王と呼ばれる街です。<br />

    今回の855はPulhams社運行です。同社のアプリで時刻表とバス停の場所、それに運行状況が調べられました。安心です。

    きょうはバスを2本乗り継ぎ、コッツウォルズを南下していく予定。目的地マルムズベリーは、丘の上の女王と呼ばれる街です。

  • 最初のバスをサイレンセスターで下車しました。この地方の交通の要所です。飲食店や衣料品店が並んでいて、賑やかでした。同じコッツウォルズ地方でも、静かなバイブリーとはまるで違う顔をしています。<br /><br />

    最初のバスをサイレンセスターで下車しました。この地方の交通の要所です。飲食店や衣料品店が並んでいて、賑やかでした。同じコッツウォルズ地方でも、静かなバイブリーとはまるで違う顔をしています。

    サイレンセスター 散歩・街歩き

  • 2本目のバスまで時間があります。洗礼者聖ヨハネ教会を訪ねました。<br />

    2本目のバスまで時間があります。洗礼者聖ヨハネ教会を訪ねました。

  • 繊細なステンドグラスや、天井の緻密な紋様。凝った意匠が散りばめられています。うっとり眺めました。<br /><br />サイレンセスターは羊毛取引で栄えたそう。街の豊かさを感じます。<br />

    繊細なステンドグラスや、天井の緻密な紋様。凝った意匠が散りばめられています。うっとり眺めました。

    サイレンセスターは羊毛取引で栄えたそう。街の豊かさを感じます。

  • バス停に戻り、今度はCorchstyle 社のバスを待ちます。<br /><br />でも、時間を過ぎてもバスが来ません。だんだん不安になってきます。<br />見かねた地元の方が声をかけてくれました。<br />「大丈夫、必ず来るよ!」<br /><br />数分後。その方が、にっこり笑って向こうを指差しました。マルムズベリー行きのバス93がやって来たのです。<br />良かった…<br /><br />

    バス停に戻り、今度はCorchstyle 社のバスを待ちます。

    でも、時間を過ぎてもバスが来ません。だんだん不安になってきます。
    見かねた地元の方が声をかけてくれました。
    「大丈夫、必ず来るよ!」

    数分後。その方が、にっこり笑って向こうを指差しました。マルムズベリー行きのバス93がやって来たのです。
    良かった…

  • 車窓にはコッツウォルズの草原が続きました。いつまで見ても見飽きない風景です。<br />

    車窓にはコッツウォルズの草原が続きました。いつまで見ても見飽きない風景です。

  • マルムズベリーに着いたのは1時でした。昼だというのに人影がなく、静かな印象です。曇天のせいでしょうか。<br /><br />バス停からから少し坂を登ると、マーケットプレイスがありました。<br /><br /> 

    マルムズベリーに着いたのは1時でした。昼だというのに人影がなく、静かな印象です。曇天のせいでしょうか。

    バス停からから少し坂を登ると、マーケットプレイスがありました。

     

    マルムズベリー 散歩・街歩き

  • マーケットプレイスを過ぎると墓地があります。黒ずんだ墓標が、ぽつんぽつんと立っていました。<br /><br />一瞬、ざわめきが聞こえた気がします。こんなに静かなのに、雑踏の中にいる感覚。足から背中にぞわっと鳥肌が立ちます。<br /><br />逃げるように、早足で進みました。<br />墓地の奥に建つのがマルムズベリーアベイ(大修道院)です。後でゆっくり見学したいと思います。<br />

    マーケットプレイスを過ぎると墓地があります。黒ずんだ墓標が、ぽつんぽつんと立っていました。

    一瞬、ざわめきが聞こえた気がします。こんなに静かなのに、雑踏の中にいる感覚。足から背中にぞわっと鳥肌が立ちます。

    逃げるように、早足で進みました。
    墓地の奥に建つのがマルムズベリーアベイ(大修道院)です。後でゆっくり見学したいと思います。

  • 今夜の宿、オールドベルホテルはアベイに隣接しています。<br />敷地の一部は墓地だったと聞きました。1220年から続く、イングランドで最も古いとされるホテルです。<br /><br />一昨日のストウ・オン・ザ・ウォルドのポーチハウスは、最も古い「イン」でした。パブに併設された、カジュアルな宿泊施設です。<br />こちらは「ホテル」なので、少しフォーマルに見えました。<br /><br />

    今夜の宿、オールドベルホテルはアベイに隣接しています。
    敷地の一部は墓地だったと聞きました。1220年から続く、イングランドで最も古いとされるホテルです。

    一昨日のストウ・オン・ザ・ウォルドのポーチハウスは、最も古い「イン」でした。パブに併設された、カジュアルな宿泊施設です。
    こちらは「ホテル」なので、少しフォーマルに見えました。

    The Old Bell Hotel ホテル

    イングランド最古のホテル by ひよこ日和さん
  • このホテルで気がかりなのは噂です。幽霊が出るというのです。<br /><br />たとえば、恋人を追って自殺したメイドのメイベル…<br />そして、深夜の無人のバーから聞こえる話し声…<br /><br />最もよく目撃されるのが、レディグレイと呼ばれる霊。長いドレスを纏った女性が、漂うように歩いているそうです。<br />

    このホテルで気がかりなのは噂です。幽霊が出るというのです。

    たとえば、恋人を追って自殺したメイドのメイベル…
    そして、深夜の無人のバーから聞こえる話し声…

    最もよく目撃されるのが、レディグレイと呼ばれる霊。長いドレスを纏った女性が、漂うように歩いているそうです。

  • 恐る恐るホテルのドアを開けると、レセプションの女性が爽やかに迎えてくれました。<br />まだ1時過ぎですが、部屋の用意はできているそうです。<br />

    恐る恐るホテルのドアを開けると、レセプションの女性が爽やかに迎えてくれました。
    まだ1時過ぎですが、部屋の用意はできているそうです。

  • 3階の10号室に案内されました。メイドのメイベルがいるという29号室ではなくて、内心ほっとしています。<br /><br />部屋はコンパクトで、天井は屋根裏風に斜めになっています。<br />照明が少ないのが気になりました。今は明るいですが、夜になったらどうでしょう。<br />

    3階の10号室に案内されました。メイドのメイベルがいるという29号室ではなくて、内心ほっとしています。

    部屋はコンパクトで、天井は屋根裏風に斜めになっています。
    照明が少ないのが気になりました。今は明るいですが、夜になったらどうでしょう。

  • 外を眺めました。窓から、丘の上の女王と呼ばれるマルムズベリーの街並みを見晴らせます。<br />

    外を眺めました。窓から、丘の上の女王と呼ばれるマルムズベリーの街並みを見晴らせます。

  • 荷解きもそこそこに、部屋を出ました。急いでランチに行きたいのです。<br /><br />目当ての店は、精肉店&デリ&ビストロの「マイケルズ」です。ビストロの営業は2時までだそう。ラストオーダーの前に駆けつけないといけません。<br />

    荷解きもそこそこに、部屋を出ました。急いでランチに行きたいのです。

    目当ての店は、精肉店&デリ&ビストロの「マイケルズ」です。ビストロの営業は2時までだそう。ラストオーダーの前に駆けつけないといけません。

  • 「マイケルズ」はイギリスのソーセージチャンピオンです。ビストロメニューには、美味しそうなものがずらりと並んでいました。<br /><br />これはソーセージハッシュ(小)。じゃがいも、玉ねぎ、それに自慢のソーセージを炒めた、あつあつの料理です。<br />

    「マイケルズ」はイギリスのソーセージチャンピオンです。ビストロメニューには、美味しそうなものがずらりと並んでいました。

    これはソーセージハッシュ(小)。じゃがいも、玉ねぎ、それに自慢のソーセージを炒めた、あつあつの料理です。

  • 夫の注文は、焼きたてステーキのバーガー。<br />肉の旨みをシンプルに楽しめます。ポテトもベルギーの専門店さながらの味でした。<br /><br />素朴なお店ですが、店員さんは丁寧で親切です。良いお昼でした。<br /><br />

    夫の注文は、焼きたてステーキのバーガー。
    肉の旨みをシンプルに楽しめます。ポテトもベルギーの専門店さながらの味でした。

    素朴なお店ですが、店員さんは丁寧で親切です。良いお昼でした。

  • マルムズベリーアベイにやってきました。<br /><br />起源は676年という、歴史ある大修道院です。<br />今の建物は1180年に完成しました。当時は、イングランドで最も高い131m の大尖塔があったそうです。<br />

    マルムズベリーアベイにやってきました。

    起源は676年という、歴史ある大修道院です。
    今の建物は1180年に完成しました。当時は、イングランドで最も高い131m の大尖塔があったそうです。

  • 大尖塔は15世紀後半、嵐により崩壊。その100年後、さらに別の部分も倒れました。<br /><br />今は、かつて巨大だった修道院の本堂だけが残っています。<br />

    大尖塔は15世紀後半、嵐により崩壊。その100年後、さらに別の部分も倒れました。

    今は、かつて巨大だった修道院の本堂だけが残っています。

  • 崩壊前の平面図が貼ってありました。<br /><br />この図の、薄い色の部分は現存していません。つまり、右側ほぼ全てとクロイスター、それに塔は無いのです。<br />今残っているのは、左下の濃い色の部分だけ。面積は当初の半分もありません。<br />

    崩壊前の平面図が貼ってありました。

    この図の、薄い色の部分は現存していません。つまり、右側ほぼ全てとクロイスター、それに塔は無いのです。
    今残っているのは、左下の濃い色の部分だけ。面積は当初の半分もありません。

  • 建物右側に回り込んでみました。15世紀までは、この辺りに内陣があったのでしょう。<br />ここから見るアベイは、まるで遺跡のようです。 <br />

    建物右側に回り込んでみました。15世紀までは、この辺りに内陣があったのでしょう。
    ここから見るアベイは、まるで遺跡のようです。 

  • 内部も見学しました。<br />高い天井と太い柱が往時の壮麗さを想わせます。<br /><br />崩壊で開いた穴はレンガで塞いでありました。<br />アベイの現存部分は教区教会になっています。堂内には小さなカフェがあり、地元の方がティータイムを楽しんでいました。<br />

    内部も見学しました。
    高い天井と太い柱が往時の壮麗さを想わせます。

    崩壊で開いた穴はレンガで塞いでありました。
    アベイの現存部分は教区教会になっています。堂内には小さなカフェがあり、地元の方がティータイムを楽しんでいました。

  • 夕方、部屋に戻ってきました。<br /><br />心配した通り、日が暮れてしまうとかなり暗いです。これも、ヨーロッパの古いホテルの風情かもしれません。<br /><br />照明の代わりにテレビをつけ、室内を少しでも明るくしました。<br />きょうは、テレビでYouTubeを見ながら夕食です。街のパン屋さんのパン、それにお昼に行った「マイケルズ」で購入しておいたスコッチエッグ。期待通り、おいしかったです。<br /><br /><br />

    夕方、部屋に戻ってきました。

    心配した通り、日が暮れてしまうとかなり暗いです。これも、ヨーロッパの古いホテルの風情かもしれません。

    照明の代わりにテレビをつけ、室内を少しでも明るくしました。
    きょうは、テレビでYouTubeを見ながら夕食です。街のパン屋さんのパン、それにお昼に行った「マイケルズ」で購入しておいたスコッチエッグ。期待通り、おいしかったです。


    The Old Bell Hotel ホテル

    イングランド最古のホテル by ひよこ日和さん
  • 室内と対照的に、浴室はしっかり明るいです。<br />お湯がたっぷり出るので、ストレスなく入浴できました。タオルやバスローブは厚くてふわふわです。<br />

    室内と対照的に、浴室はしっかり明るいです。
    お湯がたっぷり出るので、ストレスなく入浴できました。タオルやバスローブは厚くてふわふわです。

  • ヘアドライヤーはダイソン。イギリスに来て初めて見ました。そういえば、マルムズベリーはダイソン社のお膝元なのです。 <br /><br />髪が乾いたら、そろそろ眠くなりました。<br />どうか、この部屋にレディグレイが現れませんように…<br />祈る気持ちで目を閉じます。<br /><br /><br />

    ヘアドライヤーはダイソン。イギリスに来て初めて見ました。そういえば、マルムズベリーはダイソン社のお膝元なのです。

    髪が乾いたら、そろそろ眠くなりました。
    どうか、この部屋にレディグレイが現れませんように…
    祈る気持ちで目を閉じます。


  • 無事に夜が明けました。朝焼けが目に沁みます。<br /><br />少し寝不足です。<br />夜中に数回、目が覚めました。部屋のどこかで音がしたからです。(夫はすーすー寝ていました )<br />ベッドの中から部屋を見回しましたが、何も見えません。<br />空耳だったのでしょう。…そう思うことにします。<br />

    無事に夜が明けました。朝焼けが目に沁みます。

    少し寝不足です。
    夜中に数回、目が覚めました。部屋のどこかで音がしたからです。(夫はすーすー寝ていました )
    ベッドの中から部屋を見回しましたが、何も見えません。
    空耳だったのでしょう。…そう思うことにします。

  • それはとにかく、お腹が空きました。ホテルの1階に降りて朝食をいただきます。<br />

    それはとにかく、お腹が空きました。ホテルの1階に降りて朝食をいただきます。

  • ビュッフェ台にはフルーツ、シリアル、パンやヨーグルト。とりわけ地元産のアップルジュースは、目の覚めるような美味でした。<br />

    ビュッフェ台にはフルーツ、シリアル、パンやヨーグルト。とりわけ地元産のアップルジュースは、目の覚めるような美味でした。

  • 卵料理はメニューから注文します。<br />ロイヤルベネディクトには分厚いサーモンが乗っていました。<br /><br />どれを食べても質が良くておいしいです。さすがは四つ星ホテル、と思う朝食でした。<br />

    卵料理はメニューから注文します。
    ロイヤルベネディクトには分厚いサーモンが乗っていました。

    どれを食べても質が良くておいしいです。さすがは四つ星ホテル、と思う朝食でした。

  • 部屋に戻り、窓から空を眺めました。きょうの天気は、良さそうです(イギリスにしては)。<br />ゆっくりと出発の支度をしました。<br />

    部屋に戻り、窓から空を眺めました。きょうの天気は、良さそうです(イギリスにしては)。
    ゆっくりと出発の支度をしました。

  • オールドベルホテルをチェックアウトします。<br />最後に、レセプションの女性が心配そうに尋ねました。<br />「ご滞在はいかがでしたか…?」<br /><br />幽霊は出なかったし、朝食はおいしかった。なんの文句もありません。<br /><br />「良かったですよ、ありがとう」<br />そう答えたら、彼女は安心したようです。素敵な笑顔を見せてくれました。<br /><br />

    オールドベルホテルをチェックアウトします。
    最後に、レセプションの女性が心配そうに尋ねました。
    「ご滞在はいかがでしたか…?」

    幽霊は出なかったし、朝食はおいしかった。なんの文句もありません。

    「良かったですよ、ありがとう」
    そう答えたら、彼女は安心したようです。素敵な笑顔を見せてくれました。

  • マルムズベリーアベイと墓地を通り抜け、バス停に向かいます。今日の旅の始まりです。<br /><br /><br />きょうはコッツウォルズ5日目。今回の旅で一番楽しみにしていた日です。絵本のように可愛い村、カースルクームに向かいます。宿泊にはマナーハウスを予約しました。<br /><br /><br /><br />

    マルムズベリーアベイと墓地を通り抜け、バス停に向かいます。今日の旅の始まりです。


    きょうはコッツウォルズ5日目。今回の旅で一番楽しみにしていた日です。絵本のように可愛い村、カースルクームに向かいます。宿泊にはマナーハウスを予約しました。



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