2025/08/10 - 2025/08/13
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ノーーウォリーズさん
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2週間の中央アジア旅行で、中央アジア3か国と中国新疆へのシルクロード陸路横断の旅をしました。6回目の旅行記では、パミールハイウェイの東側を4WDでドライブします。四駆でオフロードを激走していたらパンクが発生、そのトラブル脱出方法を紹介します。続いてタジキスタンの遊牧民とガイドさんの家を訪れ、標高4600mの峠を越えて1年前まで紛争地帯だったタジキスタンとキルギスタン国境へ向かいます。荒々しいカラクリ湖(タジキスタン側)を眺め、最後に雪山登山者の憧れ7000m級レーニン峰の絶景を眺めるトレッキングします。レーニン峰の麓で遊牧民のゲルに宿泊します。中央アジア横断パミールハイウェイツアーのハイライトです。
- 旅行の満足度
- 4.5
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前回からの続き。ツアー4日目の夕方、4wd3台でオフロードレースをしていると私たちのランドクルーザー4wdがパンクします。もう1台のラーダもオーバーヒートで停止しますが、少し冷やしてから去っていきます。携帯電話の通じない僻地でトラブルに遭遇してしまいます。
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ガイドさんは、まずパンクを直します。空気の漏れた箇所を特定するとその穴にゴムを差し込んで穴を塞ぎます。世界共通のパンク修理方法です。
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タイヤにエアを入れます。しかしシガーソケット電源のコンプレッサーは非力。。5分位経っても全く空気が入っている様に見えません。シガーソケット電源のコンプレッサーは小型で軽いので、私も旅行中に四駆に乗るときは持参します。しかし主に空気圧の微調整用で、四駆のタイヤに一から空気を入れるには時間が掛かりすぎます。
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エアを入れるのを諦めて、スペアタイヤに交換します。車体下部にあるスペアタイヤ(左)を細い棒を使って降ろした所。ちなみにトランク内にもスペアタイヤありますがホイールが着いていないので使えません。何のために持っているのか。
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ラーダのおじさんともう一人のガイドが戻って来てタイヤ交換を手伝ってくれます。タイヤ軸の下にウィンチを置き車体を持ち上げ、タイヤを外している所です。3人で無事タイヤの交換が完了して一安心です。
2018年にも同じトラブル経験しました、しかも個人旅行で四駆ドライブしている時。詳しくは以下に。
初めての4WDでオーストラリアの砂漠を冒険の旅1 ウードナダッタトラック
https://4travel.jp/travelogue/11369876 -
パンクしたのは4日目の宿泊地アリチュル Alichur(標高 4000m)の15㎞ほど手前でした。結局1時間ほど遅れて本日のホームステイに到着。他の4人は夕食も取らずに待ってくれています。まあフルーツやスナックはたくさん用意されています。これはどのホームステイでも同じです。今晩はヤクの肉のBBQで豪華です。
ここは標高4000m、私はダイアモックスの薬を飲んでいるので、高山病は全く心配ないです。メンバーの中で一人酒飲みがいて、この日はウォッカを煽るのは控えてもらいました。 -
翌朝、アリチュルの町の様子。世界の果てにあるコンクリートの集落と言う感じです。冬の間は極寒ですべての道が閉ざされるそうです。
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4人用ベッドルーム。建物の外見は質素なコンクリートですが室内は飾られています。
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ツアー5日目、まずはこのアクバリク泉に寄ります。地下から湧き出た泉なのでとても透き通っています。
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遊牧民のお宅を訪問。定期的に住む場所を移動しているそう、冬には寒すぎてここに住めません。
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ヤクの背中に乗って周辺を周れます。最初はメンバーの誰も乗牛に興味なかったのですが、気の毒に思ったのか2人が乗牛体験します。
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マルガブ Murghabの町(標高 3560m)に到着。2人のガイドさんの故郷です。ガイドさんはキルギス系のタジキスタン人。この町でガイドの親族に会うためにあちこち廻ります。私たちはお土産にキルギスハットを頂きます。
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コンテナが並ぶ地元マーケット。タジキスタン東部では最大の町で、物があるだけでもありがたい。飲料水の補給と銀行でキャッシュを入手します。ちなみにこの旅でのホームステイは別料金で大体1泊2食付きで250ソムニ(US$25)で、現地通貨キャッシュ払いです。
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ヤクミルクのアイスクリーム。ランチもこの町のレストランにて食べます。
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この先は東の中国国境(タシュクルガン)へ行く道と、北のキルギスタン国境へ行く道に分かれます。中国への道はかつてマルコポーロが旅した経路です。私たちはキルギスタン国境へ進むと道路状況は急に悪くなります。こちらは一路一帯から外れるからか。
標高4000mを越える景色はチベット横断旅行を思い出します。
チベット大横断3 ヒマラヤ山脈を端から端まで一気に横断
https://4travel.jp/travelogue/11267468 -
アク・バイタル峠 Akbaital Pass(標高 4655m)。パミールハイウェイの最高地点。私たちは昨日に登山で4800mまで登りましたが。
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峠で休憩。ドイツ人のサイクリストと会話します。彼らはヨーロッパアルプスを制覇して、海外の難所を自転車で旅している様です。
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峠の下り道。
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タジキスタンから中国国境まで東へ10㎞位。緩衝地帯はフェンスで囲われています。アフガン国境には緩衝地帯もフェンスもほぼ無かったので、むしろ中国国境の方が厳しく警備されています。
2011年に中国側のカラコルムハイウェーを旅しました。
天空のカラコルムハイウェーを通りパキスタン国境へ
https://4travel.jp/travelogue/11239088 -
カラクリ湖 Karakul Lake(標高 3914m)に到着。黒い湖を意味します。同名の湖がすぐ隣の中国やキルギスタンにも存在します。カラクリ湖の北向きの眺め。
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風が強く、海の様に荒れた波が押し寄せます。カラクリ湖の南向きの眺め。
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湖畔のこのホテルに宿泊、、の予定がなんと満室で断られます。ガイドが今朝に確認の電話をしていたのにと怒っています。
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結局今晩も観光客向けホームステイ。湖畔を歩くと放置された車などが見られます。チベットやボリビアを思い出します。
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夕暮れのカラクリ湖。僻地の寂しい感じがします。
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翌朝、この日も晴れでカラクリ湖は美しく輝いています。カラクリ湖の西向きの眺め。
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昨晩予約なしで泊まったホームステイ。ここは50人位泊まっていてかなり大規模。昨晩は宴会でダンスしたりしていました。アリチュルとカラクリ湖の宿泊地ではネットに繋がりませんでした。まあネットに常時繋がらないと生きていけない人は、パミールハイウェイに来るべきではないですが。
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ツアー6日目、本日も中国緩衝地帯沿いを四駆で走ります。中国側の最高峰はムスターグ峰(標高 7546m)。ここから見えませんが。
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様々な色の地層が見えます。レアアースなのでしょうか。
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あの建物は国境です。
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タジキスタンからキルギスタンへ国境を越えます。2025年時点で国境はオープンで簡単に越えられますが、両国の緊迫を理由に頻繁にクローズされます。GBAOパーミットなどの書類は全てツアー会社任せです。
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続いてキジル・アート峠 Kyzyl Art Pass(標高 4282m)の頂上に到着。国境の緩衝地帯を抜けます。
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峠から6000m級の山も近くに見えて、完全に雪に覆われています。
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峠を下ります。かなりの荒れた路面ですが、この地域で唯一の道路です。近くに人が住む集落はありません。
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西側に聳える高い山。レーニン峰かその近くの山です。
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来た道を後ろに振り返ってみます。こんな山の中に国境があるのです。
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道路上には放牧された牛たちが。
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キルギスタンに入って最初の町サリタッシュ Sary Tashに到着。中国との国境の町でもあります。サリタッシュでキルギスの通貨に両替してレストランでランチを食べます。
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レーニン峰 Lenin Peak(標高 7134m)の麓へ向かいます。
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麓にあるテント村トルパルクル Tulparkul(標高 3500m)が見えてきます。この時は晴れですが、レーニン峰の山頂は見えません。
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テント村近くの湖です。
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本日宿泊のゲルの内部。モンゴルでも同じスタイルのゲルに宿泊しました。
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夕方になってレーニン峰の姿が見えてきます。宿泊するゲルと撮ります。天気は回復しています。
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ツアー7日目、最終日となります。ツアーの終点はオシュ Oshの町ですが、ツアーメンバーの一部が終点まで行かず離脱します。レーニン峰を何日間か登る人や、私は中国へ向かうのでサリタッシュで降ろしてもらいます。7日間は長い様で短かったです。
この日の予定はレーニン山とその氷河が良く見えるビューポイントまでを片道2時間トレッキングします。宿泊したのが川の東側の場所だったので、まずはこの細い橋を渡って西側へ行きます。この時は川の水量が少ないですが。。 -
手前に見える山。氷山に見えますが、この山は輝く岩で覆われていて雪山ではありません。
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アチクタッシュ川 Achyk-Tash River の西側に沿って緩やかかなトレイルを歩きます。レーニン峰は雲一つなく良く見えます。
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2時間歩いてトラベラーズパス Traveler’s Pass(標高 4130m)に到着。ビューポイントからレーニン峰と麓の氷河が素晴らしい。
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レーニン峰の左(東隣)の山も立派です。
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この先はレーニン峰山頂まで難易度高いトレイルが始まります。ご覧の様に登山の犠牲者の碑があります。レーニン峰登頂は通常10日程必要だそうです。7000m峰としては比較的登頂しやすい様です。
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私たちは半日で時間制限があるので、少しだけ登ってこの景色を見て引き返します。ツアーメンバーの2名はツアー離脱して、テント持って3日間登るそうで更に先へ進みます。
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この日の半日トレッキングの最後に最大の難所が。何と川が増水して小さな橋の周辺にも水が溢れています。こんな感じで何とかブーツの濡れは最小限で渡れましたが、もう少し増水していたら渡れないでしょう。最後の最後の川渡りに思わぬリスクがありました。
午後2時にトレッキングを終えて車に乗りツアーはオシュ Oshへ向かいますが、私はサリタッシュ Sary Tashで途中下車して中国国境へ向かいます。仲良くなったツアーメンバーとここでお別れです。しばらくはWhatsAppでメンバーと交流しましたが、まあ旅好き以外に共通点がないので長く続かないですね。ほぼ全員が数週間以内に帰国して日常に戻りますが、韓国オヤジは一番長く旅を続けている様です。
次回の最終回は、この中央アジア旅で最大の難所(どうなるか分からない)、ヒッチハイクで中国へ陸路入国を試みます。
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