南オーストラリア州旅行記(ブログ) 一覧に戻る
4WDでオーストラリアのオフロードの道を縦断してきました。ここ数年、オーストラリアのアウトバックと呼ばれる砂漠の遠隔地には毎年旅してきましたが、すべて舗装道路を通るいわば「安全な旅」でした。しかし広大なアウトバックには舗装道路は僅か、殆どの場所には未舗装のオフロードを通らないとたどり着く事はできません。しかし4WDの車を持っていなくオフロードのドライブ経験も無ければ、4WDを用意するのに非常にお金がかかりかなりリスクがある冒険旅行となります。四駆で砂漠を爆走するというのはパリダカールラリーなどを見て昔からの憧れでではあったのですが、そのハードルの高さから今まで実現できていませんでした。<br /><br />しかし、前回のアウトバックの旅の体験から、やはりアウトバックは四駆を自ら運転して名も無い砂漠の遠隔地に行くことが最高の旅のスタイルだということを確信したので、ついにそれを実行に移す時がきました。まるで初めて海外旅行と同じ様に四駆ドライビングの本を読みあさり、経験者の話を聞き、慎重に準備を進めました。目的地はオーストラリア縦断の歴史的なルートであるウードナダッタトラック、この道は1862年に白人初のオーストラリア大陸縦断を果たしたジョンマクドネルスチュアートが通った道であり、かつて内陸部を結ぶ旧ガーン鉄道が走っていた歴史ある場所を辿ります。<br /><br />実はウードナダッタトラックは初めてではなく2012年にも訪れたことがあります。ただこの時は車を運転しておらず計画は他人任せでした。今回は誰にも頼らずすべて自分達で計画・実行しました。まるで初めての海外旅行の時に様にドキドキ感がいっぱいの旅でした。<br /><br />南オーストラリア 真夏にアウトバック神秘の湖に行く<br />https://4travel.jp/travelogue/10717070

初めての4WDでオーストラリアの砂漠を冒険の旅1 ウードナダッタトラック (4WD Adventure drive in Australian Outback 1 - Oodnadatta track)

22いいね!

2018/04/07 - 2018/04/09

8位(同エリア75件中)

ノーーウォリーズ

ノーーウォリーズさん

4WDでオーストラリアのオフロードの道を縦断してきました。ここ数年、オーストラリアのアウトバックと呼ばれる砂漠の遠隔地には毎年旅してきましたが、すべて舗装道路を通るいわば「安全な旅」でした。しかし広大なアウトバックには舗装道路は僅か、殆どの場所には未舗装のオフロードを通らないとたどり着く事はできません。しかし4WDの車を持っていなくオフロードのドライブ経験も無ければ、4WDを用意するのに非常にお金がかかりかなりリスクがある冒険旅行となります。四駆で砂漠を爆走するというのはパリダカールラリーなどを見て昔からの憧れでではあったのですが、そのハードルの高さから今まで実現できていませんでした。

しかし、前回のアウトバックの旅の体験から、やはりアウトバックは四駆を自ら運転して名も無い砂漠の遠隔地に行くことが最高の旅のスタイルだということを確信したので、ついにそれを実行に移す時がきました。まるで初めて海外旅行と同じ様に四駆ドライビングの本を読みあさり、経験者の話を聞き、慎重に準備を進めました。目的地はオーストラリア縦断の歴史的なルートであるウードナダッタトラック、この道は1862年に白人初のオーストラリア大陸縦断を果たしたジョンマクドネルスチュアートが通った道であり、かつて内陸部を結ぶ旧ガーン鉄道が走っていた歴史ある場所を辿ります。

実はウードナダッタトラックは初めてではなく2012年にも訪れたことがあります。ただこの時は車を運転しておらず計画は他人任せでした。今回は誰にも頼らずすべて自分達で計画・実行しました。まるで初めての海外旅行の時に様にドキドキ感がいっぱいの旅でした。

南オーストラリア 真夏にアウトバック神秘の湖に行く
https://4travel.jp/travelogue/10717070

旅行の満足度
5.0

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  • これが今回の旅の全体のルート、出発地はアデレード、目的地はアリススプリングの走行距離2500km、8日間の旅です。この間はスチュアートハイウェイという舗装道路で結ばれているのですが、今回は敢えて遠回りしてオフロードの道を選びます。回り道をすることで、ウードナダッタトラック(旧ガーン鉄道沿い)とレッドセンターウェイ(ウルル経由)のオフロードを走破します。全体の約65%がオフロードの道です。地図上では真っ赤な大地が広がる何も無い未開の地であることが良く分かります。<br />

    これが今回の旅の全体のルート、出発地はアデレード、目的地はアリススプリングの走行距離2500km、8日間の旅です。この間はスチュアートハイウェイという舗装道路で結ばれているのですが、今回は敢えて遠回りしてオフロードの道を選びます。回り道をすることで、ウードナダッタトラック(旧ガーン鉄道沿い)とレッドセンターウェイ(ウルル経由)のオフロードを走破します。全体の約65%がオフロードの道です。地図上では真っ赤な大地が広がる何も無い未開の地であることが良く分かります。

  • アデレード空港近くのレンタカー会社Britzのオフィスで今回の冒険のパートナー、トヨタのハイラックス4WDとご対面。なんと走行1000kmでオフロード未走行、新品同様のピカピカの車でした。初のオフロード走行で車を汚してしまうのに気が引ける位です。通常4WDをレンタカーで借りると非常に高くつくのですが、今回は幸いなことにBritzの季節限定の格安のレンタカーディールを見つけることができて、レンタカー代、走行距離無制限、乗り捨て料金とフル保険を含んで一日当たりAU$110と格安でした。

    アデレード空港近くのレンタカー会社Britzのオフィスで今回の冒険のパートナー、トヨタのハイラックス4WDとご対面。なんと走行1000kmでオフロード未走行、新品同様のピカピカの車でした。初のオフロード走行で車を汚してしまうのに気が引ける位です。通常4WDをレンタカーで借りると非常に高くつくのですが、今回は幸いなことにBritzの季節限定の格安のレンタカーディールを見つけることができて、レンタカー代、走行距離無制限、乗り捨て料金とフル保険を含んで一日当たりAU$110と格安でした。

    アデレード空港 (ADL) 空港

  • ハイラックスの荷台にはハードトップのルーフが付いており、ルーフの中は埃ひとつ無く新品の匂いがします。更にその中にはテント、寝袋、冷蔵庫、調理器具など旅に必要なものが全て揃っています。最高のディールですが、問題もありました。契約では朝11時に車を引渡しだったのですが準備が出来ておらず2時間程出発が遅れ、またオプションでタイヤのエアーコンプレッサーを予約したのですが、それは用意されていませんでした。タイヤの空気圧は4WDの基本中の基本と教わったのですが、受付・メカニックも新車なのでタイヤ調整の必要はないの一点張りに押され、オンロード用40psiの高気圧のタイヤの調整する用意はありません。また砂漠の真ん中で借りたのもがうまく動かないと致命的になることもあり、計画では借りたものをすべてチェックしてから出発するつもりでした。しかし早くも予定より遅れて時間も無くスタッフも問題ないの一点張りで、借りたものをチェックする余裕も無く出発です。

    ハイラックスの荷台にはハードトップのルーフが付いており、ルーフの中は埃ひとつ無く新品の匂いがします。更にその中にはテント、寝袋、冷蔵庫、調理器具など旅に必要なものが全て揃っています。最高のディールですが、問題もありました。契約では朝11時に車を引渡しだったのですが準備が出来ておらず2時間程出発が遅れ、またオプションでタイヤのエアーコンプレッサーを予約したのですが、それは用意されていませんでした。タイヤの空気圧は4WDの基本中の基本と教わったのですが、受付・メカニックも新車なのでタイヤ調整の必要はないの一点張りに押され、オンロード用40psiの高気圧のタイヤの調整する用意はありません。また砂漠の真ん中で借りたのもがうまく動かないと致命的になることもあり、計画では借りたものをすべてチェックしてから出発するつもりでした。しかし早くも予定より遅れて時間も無くスタッフも問題ないの一点張りで、借りたものをチェックする余裕も無く出発です。

  • 1日目の走行は、ポートオーガスタまで307km、全てが舗装道路です。途中、アウトドア用品店に寄って調理用ガスやハエよけネットなどを買います。隣にはカー用品店もあり、エアーコンプレッサーやパンク修理キットなどを調達する機会はあったのですが、結局買いませんでした。エアーコンプレッサーは無くても途中のペトロールステーションでタイヤの空気を入れられるし、パンク修理キットは使いこなす自信がないと。ちなみにメンバー全員がオフロード4WD初心者です。

    1日目の走行は、ポートオーガスタまで307km、全てが舗装道路です。途中、アウトドア用品店に寄って調理用ガスやハエよけネットなどを買います。隣にはカー用品店もあり、エアーコンプレッサーやパンク修理キットなどを調達する機会はあったのですが、結局買いませんでした。エアーコンプレッサーは無くても途中のペトロールステーションでタイヤの空気を入れられるし、パンク修理キットは使いこなす自信がないと。ちなみにメンバー全員がオフロード4WD初心者です。

  • 写真はアデレードから車で1時間の塩湖 Lake Bumbunga、少しピンク色をしています。すでにかなり遠くまで来た雰囲気がします。

    写真はアデレードから車で1時間の塩湖 Lake Bumbunga、少しピンク色をしています。すでにかなり遠くまで来た雰囲気がします。

  • フリンダーズ山脈が夕日に映りきれいに輝いています。日暮れ前に宿泊予定だったポートオーガスタのキャンプ場に到着です。やる事は沢山あります。ここが砂漠に入る前の最後の町であるためスーパーマーケットで今後砂漠で過ごす3泊4日分の食料や水の調達、借りたばかりで組み立て方の分からないテント設営など。ツアーではないので、すべて自分達で準備しなければいけません。<br /><br />スーパーマーケットはまだ開いていたので事前に用意した買い物リストに基づき3泊4日分プラス緊急用に2日分の保存できる食料を調達、飲用水はひとり20Lを確保します。肉などの要冷蔵のものは氷を買って冷蔵庫に入れて冷やします。冷蔵庫の電源は車のバッテリー供給からのみで一晩使うとバッテリーが空になる恐れがあるため、夜は冷蔵庫の電源は使用せず代わりに氷で冷やす為です。バッテリーがあがりエンジンがかからない事がもし砂漠の真ん中で起きたら最悪の事態なので万全を期します。

    フリンダーズ山脈が夕日に映りきれいに輝いています。日暮れ前に宿泊予定だったポートオーガスタのキャンプ場に到着です。やる事は沢山あります。ここが砂漠に入る前の最後の町であるためスーパーマーケットで今後砂漠で過ごす3泊4日分の食料や水の調達、借りたばかりで組み立て方の分からないテント設営など。ツアーではないので、すべて自分達で準備しなければいけません。

    スーパーマーケットはまだ開いていたので事前に用意した買い物リストに基づき3泊4日分プラス緊急用に2日分の保存できる食料を調達、飲用水はひとり20Lを確保します。肉などの要冷蔵のものは氷を買って冷蔵庫に入れて冷やします。冷蔵庫の電源は車のバッテリー供給からのみで一晩使うとバッテリーが空になる恐れがあるため、夜は冷蔵庫の電源は使用せず代わりに氷で冷やす為です。バッテリーがあがりエンジンがかからない事がもし砂漠の真ん中で起きたら最悪の事態なので万全を期します。

  • 問題はテントの組み立てでした。借りたテントは新品ではなく使う古したものです。ここでトラブルが続々発生。車の上にストラップで結びつけられたテントのストラップが解けない、テントがワンポール式テントで慣れないタイプだったのに加え、テントを支えるロープを結ぶテント側のフックの穴が破れている、キャンプ場の地面が硬すぎてペグが刺さらないなど、すべてが苦戦の連続でした。ワンポール式テントは中央のポールを四方のロープで支えるタイプなので四方にロープをしっかり張れないのは致命的です。あまりにも苦戦だったので他のホテルなども探しますが、どこも一杯で途方に暮れます。。<br /><br />結局、ストラップ解除の問題は近くの人の助けを借りました、やり方を知っていれば簡単なのですがそうでないとストラップ器具は複雑に見えます。ワンポール式テントのフックの問題はターフ用のフックを代わりに使用しました。ペグが刺さらない問題はキャンプ場に相談して地面が柔らかい場所に移動して、何とかテント設営が出来ました。この夜は本当に多くの事を学ぶことができました。何とかキャンプできる状態になりましたが、もし寝ている間に中央のポールを蹴ってしまったらテントが崩れそうな不安定な状態で不安でよく眠れません。この写真はワンポール式テントのイメージ写真。テント設置に苦戦の連続で写真を撮る余裕は全くありませんでした。

    問題はテントの組み立てでした。借りたテントは新品ではなく使う古したものです。ここでトラブルが続々発生。車の上にストラップで結びつけられたテントのストラップが解けない、テントがワンポール式テントで慣れないタイプだったのに加え、テントを支えるロープを結ぶテント側のフックの穴が破れている、キャンプ場の地面が硬すぎてペグが刺さらないなど、すべてが苦戦の連続でした。ワンポール式テントは中央のポールを四方のロープで支えるタイプなので四方にロープをしっかり張れないのは致命的です。あまりにも苦戦だったので他のホテルなども探しますが、どこも一杯で途方に暮れます。。

    結局、ストラップ解除の問題は近くの人の助けを借りました、やり方を知っていれば簡単なのですがそうでないとストラップ器具は複雑に見えます。ワンポール式テントのフックの問題はターフ用のフックを代わりに使用しました。ペグが刺さらない問題はキャンプ場に相談して地面が柔らかい場所に移動して、何とかテント設営が出来ました。この夜は本当に多くの事を学ぶことができました。何とかキャンプできる状態になりましたが、もし寝ている間に中央のポールを蹴ってしまったらテントが崩れそうな不安定な状態で不安でよく眠れません。この写真はワンポール式テントのイメージ写真。テント設置に苦戦の連続で写真を撮る余裕は全くありませんでした。

    ディスカバリー パークス ポート オーガスタ ホテル

  • 2日目、この日の走行はマレーまで490km、内オフロードが1/3位。朝7時に出発して最初に寄った場所はクオーンQuorn、旧ガーン鉄道 Old Ghan Railwayの最初の駅だった場所です。駅前にはパブが並びかつて繁栄した様子が分かりますが、旧ガーン鉄道が廃線となった今は静かな村です。西部劇のセットの様な町並みで、以前も来たことがあるお気に入りの場所です。

    2日目、この日の走行はマレーまで490km、内オフロードが1/3位。朝7時に出発して最初に寄った場所はクオーンQuorn、旧ガーン鉄道 Old Ghan Railwayの最初の駅だった場所です。駅前にはパブが並びかつて繁栄した様子が分かりますが、旧ガーン鉄道が廃線となった今は静かな村です。西部劇のセットの様な町並みで、以前も来たことがあるお気に入りの場所です。

  • クオーン駅、プラットフォームは既に撤去されています。今でもポートオーガスタとクオーンを結ぶ観光鉄道が週に何本か走っているので、かろうじて現役の駅ではあります。<br />

    クオーン駅、プラットフォームは既に撤去されています。今でもポートオーガスタとクオーンを結ぶ観光鉄道が週に何本か走っているので、かろうじて現役の駅ではあります。

  • フリンダーズ山脈のウィルペナパウンド Wilpena Poundで1時間程トレッキングします。写真はWangara Lookoutの頂上からの眺め。ウィルペナパウンドは上空から見ると隕石が落ちたクレーターの様な形をしているのですが、残念ながら地上からはその形を実感ことができません。もし見たければ遊覧飛行で上空からその雄大な光景を見ることができます。<br />

    フリンダーズ山脈のウィルペナパウンド Wilpena Poundで1時間程トレッキングします。写真はWangara Lookoutの頂上からの眺め。ウィルペナパウンドは上空から見ると隕石が落ちたクレーターの様な形をしているのですが、残念ながら地上からはその形を実感ことができません。もし見たければ遊覧飛行で上空からその雄大な光景を見ることができます。

    ウィルペナ パウンド リゾート ホテル

  • ウィルペナパウンドから更に北に向かうと、最初のオフロード区間が出現します。フリンダーズ山脈内の山道でカーブが多く路面には小さな石が目立ちますが、まあスピードを出しすぎなければ心配ありません。<br />

    ウィルペナパウンドから更に北に向かうと、最初のオフロード区間が出現します。フリンダーズ山脈内の山道でカーブが多く路面には小さな石が目立ちますが、まあスピードを出しすぎなければ心配ありません。

  • ちょっとした川渡りもありますが、4WDなら余裕です。この後、オフロードとオンロードが交互に現れます。ちなみに携帯電話はもう圏外で、外との連絡は衛星携帯だけです。<br />

    ちょっとした川渡りもありますが、4WDなら余裕です。この後、オフロードとオンロードが交互に現れます。ちなみに携帯電話はもう圏外で、外との連絡は衛星携帯だけです。

  • 今回の宿泊予定はマレー Marree、人口80人。写真のマレーホテルは砂漠のオアシスで多くの人が集まっています。ここでハイラックス4WDの後ろのキャブを開けてびっくり、中は埃だらけです。ドアはきちんと閉めていたのに。さっきまで新車の匂いがしていたのが信じられない程、埃・埃・埃。。。新車の輝きは1日で失われてしまい、オフロードをたった100km走っただけで埃だらけの4WDの姿に。。レンタカーをこんなに汚してしまい大丈夫だろうか。ちなみにメインキャブ内は全然汚れていません。

    今回の宿泊予定はマレー Marree、人口80人。写真のマレーホテルは砂漠のオアシスで多くの人が集まっています。ここでハイラックス4WDの後ろのキャブを開けてびっくり、中は埃だらけです。ドアはきちんと閉めていたのに。さっきまで新車の匂いがしていたのが信じられない程、埃・埃・埃。。。新車の輝きは1日で失われてしまい、オフロードをたった100km走っただけで埃だらけの4WDの姿に。。レンタカーをこんなに汚してしまい大丈夫だろうか。ちなみにメインキャブ内は全然汚れていません。

    マーリー空港 (RRE) 空港

  • 本日もキャンプの予定でした(ここのキャンプ場は無料)。しかし他のメンバーは昨日のキャンプの苦労に懲りたのか、ホテルに泊まりたいと言い出し、結局マレーホテルに宿泊します。ベーシックな部屋ですが、さすがにキャンプに比べて快適です。よく眠れそうです。

    本日もキャンプの予定でした(ここのキャンプ場は無料)。しかし他のメンバーは昨日のキャンプの苦労に懲りたのか、ホテルに泊まりたいと言い出し、結局マレーホテルに宿泊します。ベーシックな部屋ですが、さすがにキャンプに比べて快適です。よく眠れそうです。

  • マレーの集落を歩き回ります。写真は砂漠のヨットクラブ。近くのエーア湖が10年に一度水が溜まるので、10年に一度だけ活動するという幻のヨットクラブです。水はないのにハエは大量にいて、特に夕日時は目も開けられない位ハエが飛び回っています。なのであまり清々しい散歩ではありません。<br />

    マレーの集落を歩き回ります。写真は砂漠のヨットクラブ。近くのエーア湖が10年に一度水が溜まるので、10年に一度だけ活動するという幻のヨットクラブです。水はないのにハエは大量にいて、特に夕日時は目も開けられない位ハエが飛び回っています。なのであまり清々しい散歩ではありません。

  • マレーの周りは果てしなく続く砂漠、どこを見回しても地平線しか見えません。オーストラリアの砂漠は、普通木か草が生えているのですが、ここの砂漠は草木のない砂漠らしい砂漠です。ウードナダッタロードは全ての道がOPENで問題なく通行できそうです。雨が降るとCLOSEDか4WD ONLYとなります。ちなみに最後の雨は1ヶ月前でした。道路状況はSA州のウェブサイトで確認できますが、ちょっと更新が遅い気がします。<br />https://www.dpti.sa.gov.au/OutbackRoads

    マレーの周りは果てしなく続く砂漠、どこを見回しても地平線しか見えません。オーストラリアの砂漠は、普通木か草が生えているのですが、ここの砂漠は草木のない砂漠らしい砂漠です。ウードナダッタロードは全ての道がOPENで問題なく通行できそうです。雨が降るとCLOSEDか4WD ONLYとなります。ちなみに最後の雨は1ヶ月前でした。道路状況はSA州のウェブサイトで確認できますが、ちょっと更新が遅い気がします。
    https://www.dpti.sa.gov.au/OutbackRoads

  • マレーの駅があった場所に放置された機関車。今残っているのはこの機関車とホームの跡のみで、ゴーストタウンの様です。かつて鉄道建設の際は中東からの移民やラクダが活用されたため、鉄道の名前は(アフ)ガーンと名づけられました。実際はインド人やパキスタン人が多かったそうですが。ここも旧ガーン鉄道が通っていた時は栄えており、当時はモスクもあったそうです。

    マレーの駅があった場所に放置された機関車。今残っているのはこの機関車とホームの跡のみで、ゴーストタウンの様です。かつて鉄道建設の際は中東からの移民やラクダが活用されたため、鉄道の名前は(アフ)ガーンと名づけられました。実際はインド人やパキスタン人が多かったそうですが。ここも旧ガーン鉄道が通っていた時は栄えており、当時はモスクもあったそうです。

  • 3日目、日が昇るころに目が覚め、窓を開けるとごらんの景色、地平線だけが一面に広がります。すごい所に来たものです。まさにミドル・オブ・ノーウェア、アウトバックの砂漠地帯に入ったことを実感します。<br />

    3日目、日が昇るころに目が覚め、窓を開けるとごらんの景色、地平線だけが一面に広がります。すごい所に来たものです。まさにミドル・オブ・ノーウェア、アウトバックの砂漠地帯に入ったことを実感します。

  • この日の走行はハミルトンホームステッドまで527km(予定)、いよいよウードナダッタトラック Oodnadatta Trackに突入で、ウルルの手前まで1100km以上ずっとオフロードの道が続きます。写真はツーリストマップです。右側に大きなエーア湖、道沿いには旧ガーン鉄道が通っていた跡やスプリング水が沸いている場所などを中心に見所が点在しています。かつてのアボリジニの交易路、西洋人初の大陸横断を果たしたジョンマクドネルスチュアートが辿った道です。<br />

    この日の走行はハミルトンホームステッドまで527km(予定)、いよいよウードナダッタトラック Oodnadatta Trackに突入で、ウルルの手前まで1100km以上ずっとオフロードの道が続きます。写真はツーリストマップです。右側に大きなエーア湖、道沿いには旧ガーン鉄道が通っていた跡やスプリング水が沸いている場所などを中心に見所が点在しています。かつてのアボリジニの交易路、西洋人初の大陸横断を果たしたジョンマクドネルスチュアートが辿った道です。

  • 朝6時半に出発です。ウードナダッタトラックの最初の区間(マレー・ウィリアムクリーク)はよく整備されたオフロードで、この区間は道が乾燥していれば普通の車でも通行できる様です。道幅も広く、石も落ちておらず時速100キロで安定的に走行できます。

    朝6時半に出発です。ウードナダッタトラックの最初の区間(マレー・ウィリアムクリーク)はよく整備されたオフロードで、この区間は道が乾燥していれば普通の車でも通行できる様です。道幅も広く、石も落ちておらず時速100キロで安定的に走行できます。

  • ここはガラクタで作ったオブジェが沢山飾ってある屋外ミュージアム。これらはこの辺りに不時着した飛行機なのでしょうか。<br />

    ここはガラクタで作ったオブジェが沢山飾ってある屋外ミュージアム。これらはこの辺りに不時着した飛行機なのでしょうか。

  • オーストラリア最大のエーア湖 Lake Eyreに着きました。地平線に真っ白に見えるのがそれです。地平線の向こうまで果てしなく続いているので、すべてを見ることができませんが、その大きさは良く分かります。<br />

    オーストラリア最大のエーア湖 Lake Eyreに着きました。地平線に真っ白に見えるのがそれです。地平線の向こうまで果てしなく続いているので、すべてを見ることができませんが、その大きさは良く分かります。

  • エーア湖の湖畔まで歩いて行きます。水は全く無く干上がっている塩湖なので、湖の中も自由に歩くことができます(車の乗り入れは禁止です)。<br />

    エーア湖の湖畔まで歩いて行きます。水は全く無く干上がっている塩湖なので、湖の中も自由に歩くことができます(車の乗り入れは禁止です)。

  • 車窓からはオレンジ色の砂漠と奥には砂丘も見えます。美しい砂漠の光景です。<br />

    車窓からはオレンジ色の砂漠と奥には砂丘も見えます。美しい砂漠の光景です。

  • 200kmの道のりを4時間弱で、ウィリアムクリーク William Creekに到着(人口13人)。ここまで200kmも人の気配が無く辺境の村ですが砂漠のオアシスです。<br />

    200kmの道のりを4時間弱で、ウィリアムクリーク William Creekに到着(人口13人)。ここまで200kmも人の気配が無く辺境の村ですが砂漠のオアシスです。

  • ウィリアムクリークのパブは、観光客が残していく名刺や期限切れのIDなどが所狭しと埋め尽くされている場所で有名です。しかし以前来たときよりは少なく、壁が露出している場所もあります。恐らく張り替えたばかりなのでしょう。また以前はオーストラリアで一番小さい村という看板もあったのですが、人口が6人から13人に増えてそうではなくなったのか、看板は撤去されていました。

    ウィリアムクリークのパブは、観光客が残していく名刺や期限切れのIDなどが所狭しと埋め尽くされている場所で有名です。しかし以前来たときよりは少なく、壁が露出している場所もあります。恐らく張り替えたばかりなのでしょう。また以前はオーストラリアで一番小さい村という看板もあったのですが、人口が6人から13人に増えてそうではなくなったのか、看板は撤去されていました。

  • ウィリアムクリークを出発です。この先私は運転しておらず後部座席で居眠りしていたのですが、あまりに車がよく揺れるので目を覚ますと、他の車とカーチェースの真っ最中。この辺りは路面も悪く石が沢山転がっているのに時速100キロで爆走しています。カーチェースには当然勝ち追い越しました。運転していた彼は、ハイラックス4WDは新車で絶対に壊れないと大船に乗った気分だったのでしょうが。。<br />

    ウィリアムクリークを出発です。この先私は運転しておらず後部座席で居眠りしていたのですが、あまりに車がよく揺れるので目を覚ますと、他の車とカーチェースの真っ最中。この辺りは路面も悪く石が沢山転がっているのに時速100キロで爆走しています。カーチェースには当然勝ち追い越しました。運転していた彼は、ハイラックス4WDは新車で絶対に壊れないと大船に乗った気分だったのでしょうが。。

  • 数分後、暫くしても揺れが収まらずスピードを落としても揺れは更に大きくなります。その時にやっと異常に気がついて車外に出ると、なんと新品のタイヤが無残な姿で車の後ろに落ちています!パンクしたのに走り続けたため、タイヤがバーストしてしまったのです。恐れていたことが現実となりました。オフロードではタイヤの空気圧は30psi程に落とすことは基本中の基本と教わっていたのに、レンタカー会社の妙な自信に押し切られ、オフロードでも40psiのままでした。更に石だらけの道を時速100キロで走れば、こうなる事は明白でした。タイヤ交換方法はレンタカー会社のメカニックに口頭で早口で説明を受けただけで、普通の車とはやり方が違うようです。さてタイヤ交換をしなければ。。確か工具は後部座席の下とか言っていたな。。できるかな。。<br />

    数分後、暫くしても揺れが収まらずスピードを落としても揺れは更に大きくなります。その時にやっと異常に気がついて車外に出ると、なんと新品のタイヤが無残な姿で車の後ろに落ちています!パンクしたのに走り続けたため、タイヤがバーストしてしまったのです。恐れていたことが現実となりました。オフロードではタイヤの空気圧は30psi程に落とすことは基本中の基本と教わっていたのに、レンタカー会社の妙な自信に押し切られ、オフロードでも40psiのままでした。更に石だらけの道を時速100キロで走れば、こうなる事は明白でした。タイヤ交換方法はレンタカー会社のメカニックに口頭で早口で説明を受けただけで、普通の車とはやり方が違うようです。さてタイヤ交換をしなければ。。確か工具は後部座席の下とか言っていたな。。できるかな。。

  • ここで奇跡が!1分もしないうちに先ほど追い抜いた車の家族が停まってくれて、なんと親切にもパンク修理を手伝ってくれるとの事。彼らは抜かれる際にパンクに気づいておりUHFラジオで教えてくれたらしいのですが、車にはUHFラジオはありません。更にタイヤの空気圧を減らしていないと聞いて呆れていたのだと思いますが、何も知らないオフロード初心者を助けてやらないと思われた様です。助かりました。こんなアウトバックの道でパンクしたら他の車が来るまで何時間も待つのが普通ですが、この時は1分で助けが得られたのは不幸中の幸いでした。彼はシドニーに住んでいるそうですが、アウトバックは旅慣れているようで、手際よくジャッキアップをします。

    ここで奇跡が!1分もしないうちに先ほど追い抜いた車の家族が停まってくれて、なんと親切にもパンク修理を手伝ってくれるとの事。彼らは抜かれる際にパンクに気づいておりUHFラジオで教えてくれたらしいのですが、車にはUHFラジオはありません。更にタイヤの空気圧を減らしていないと聞いて呆れていたのだと思いますが、何も知らないオフロード初心者を助けてやらないと思われた様です。助かりました。こんなアウトバックの道でパンクしたら他の車が来るまで何時間も待つのが普通ですが、この時は1分で助けが得られたのは不幸中の幸いでした。彼はシドニーに住んでいるそうですが、アウトバックは旅慣れているようで、手際よくジャッキアップをします。

  • そして、車体の下にあるスペアタイヤを降ろします。メカニックにはこの穴に棒を差し込んでタイヤを取り出すと教わっていましたが、実際にやったことがなかったので、もし自力でやったら要領が分からず結構な時間がかかったと思います。一度やり方を覚えれば決して難しくはありませんが。

    そして、車体の下にあるスペアタイヤを降ろします。メカニックにはこの穴に棒を差し込んでタイヤを取り出すと教わっていましたが、実際にやったことがなかったので、もし自力でやったら要領が分からず結構な時間がかかったと思います。一度やり方を覚えれば決して難しくはありませんが。

  • 右前のタイヤがバーストしていてこれをスペアタイヤと交換が終わりましたが、何か他にも空気が漏れる音がするというので、その音の元を辿ると右後のタイヤから空気が漏れている様です。まさかタイヤ2本一気にパンクするとは。水をタイヤにかけて泡が出るところを特定すると、今度は応急用のパンク修理キットを使ってスクリューで一旦穴を広げてその穴を長いゴムで塞ぎます。このパンク修理キットは出発前に買うべきかメンバーと相談しましたが、使い慣れていないのと続けて2回もパンクする事はないという意見に押されて買いませんでした。他のメンバーはオーストラリアのオフロードをちょっと甘く見ていたようでしたが、私は勉強していたので、もっとリスクを主張しておけばよかったと後悔。でもまあ親切なオージー達のおかげで私達は結局何もしませんでしたが。。

    右前のタイヤがバーストしていてこれをスペアタイヤと交換が終わりましたが、何か他にも空気が漏れる音がするというので、その音の元を辿ると右後のタイヤから空気が漏れている様です。まさかタイヤ2本一気にパンクするとは。水をタイヤにかけて泡が出るところを特定すると、今度は応急用のパンク修理キットを使ってスクリューで一旦穴を広げてその穴を長いゴムで塞ぎます。このパンク修理キットは出発前に買うべきかメンバーと相談しましたが、使い慣れていないのと続けて2回もパンクする事はないという意見に押されて買いませんでした。他のメンバーはオーストラリアのオフロードをちょっと甘く見ていたようでしたが、私は勉強していたので、もっとリスクを主張しておけばよかったと後悔。でもまあ親切なオージー達のおかげで私達は結局何もしませんでしたが。。

  • パンク修理をしていると、もう修理中にも関わらず通りかかる車全てが停まってくれて手伝ってくれます。3台の車が停まってくれ、パンク修理キットやエアーコンプレッサーを貸してくれました。子供も問題ないタイヤの空気圧を下げるのを手伝ってくれます。こうしてアウトバックの助け合い精神を子供にも引き継いでいくのだと感じました。こんな無謀なオフロード初心者に対し本当にオージーの皆さん親切で助かりました。心からお礼を言いたいです。アウトバックをバイクで旅した日本人の旅行記を読むと、必ずと言ってよい程トラブルにあって親切なオージーに助けてもらったという話を聞いていましたが、私達も例外なく同様のトラブル体験することになりました。<br />

    パンク修理をしていると、もう修理中にも関わらず通りかかる車全てが停まってくれて手伝ってくれます。3台の車が停まってくれ、パンク修理キットやエアーコンプレッサーを貸してくれました。子供も問題ないタイヤの空気圧を下げるのを手伝ってくれます。こうしてアウトバックの助け合い精神を子供にも引き継いでいくのだと感じました。こんな無謀なオフロード初心者に対し本当にオージーの皆さん親切で助かりました。心からお礼を言いたいです。アウトバックをバイクで旅した日本人の旅行記を読むと、必ずと言ってよい程トラブルにあって親切なオージーに助けてもらったという話を聞いていましたが、私達も例外なく同様のトラブル体験することになりました。

  • 1時間程で、2本のタイヤを交換・仮修理して何とか再出発です。本修理が出来る次の町まで100km以上あるので、時速80キロ未満で慎重に運転します。写真は旧ガーン鉄道で最大の鉄橋Algebuckina Bridgeで全長579m。<br />

    1時間程で、2本のタイヤを交換・仮修理して何とか再出発です。本修理が出来る次の町まで100km以上あるので、時速80キロ未満で慎重に運転します。写真は旧ガーン鉄道で最大の鉄橋Algebuckina Bridgeで全長579m。

  • 砂漠の中にこの様な陸橋をいくつも作ったのは何と水害対策のため。それでも旧ガーン鉄道は大雨が降ると水没することが頻繁に発生して、大きな被害がありました。その為に現在のガーン鉄道の線路が別の経路に引かれたことで、旧ガーン鉄道は1980年に廃線となりました。

    砂漠の中にこの様な陸橋をいくつも作ったのは何と水害対策のため。それでも旧ガーン鉄道は大雨が降ると水没することが頻繁に発生して、大きな被害がありました。その為に現在のガーン鉄道の線路が別の経路に引かれたことで、旧ガーン鉄道は1980年に廃線となりました。

  • ウードナダッタ Oodnadatta(人口200人、実際はウーナダッタと発音します)に無事に到着しました。無事にたどり着けてほっとします。ここはオーストラリアで最も暑い気温50.7度を記録した場所で、諸説ありますがオーストラリアで最も暑い町と言われています。訪れたのは4月で夏ではなかったのですが、それでも最高気温は35度で暑く、ハエが多いです。町の名前からして先住民アボリジニの町っぽいですが、その通りでアボリジニが多いです。<br />

    ウードナダッタ Oodnadatta(人口200人、実際はウーナダッタと発音します)に無事に到着しました。無事にたどり着けてほっとします。ここはオーストラリアで最も暑い気温50.7度を記録した場所で、諸説ありますがオーストラリアで最も暑い町と言われています。訪れたのは4月で夏ではなかったのですが、それでも最高気温は35度で暑く、ハエが多いです。町の名前からして先住民アボリジニの町っぽいですが、その通りでアボリジニが多いです。

    ウードナダッタ空港 (ODD) 空港

  • まずは、ハイラックス4WDをメカニックに診てもらいます。新たなスペアタイヤ$325と、パンクの本修理代$55かかりました。ウーナダッタは昨年からOptusの携帯電話が使えるようになったので、陸の孤島からは徐々に脱出している様です。Britzにその場で電話して保険の請求申請。フル保険にタイヤ修理も含まれていたので、その場で保険の承認がおりて、タイヤ代金は旅行後の数日内でスムーズに払い戻されました。2本のタイヤが同時にパンクして最初はどうなるかと思いましたが、結果的には無事次の町に着き、すべて保険が使えたので、結果的にはノーダメージで貴重なオフロードの勉強になりました。

    まずは、ハイラックス4WDをメカニックに診てもらいます。新たなスペアタイヤ$325と、パンクの本修理代$55かかりました。ウーナダッタは昨年からOptusの携帯電話が使えるようになったので、陸の孤島からは徐々に脱出している様です。Britzにその場で電話して保険の請求申請。フル保険にタイヤ修理も含まれていたので、その場で保険の承認がおりて、タイヤ代金は旅行後の数日内でスムーズに払い戻されました。2本のタイヤが同時にパンクして最初はどうなるかと思いましたが、結果的には無事次の町に着き、すべて保険が使えたので、結果的にはノーダメージで貴重なオフロードの勉強になりました。

  • 今日はもう少し遠くまで行く予定でしたが、パンク修理で予定が遅れてメカニックがいない場所に泊まるのは不安だったので、ウーナダッタで宿泊。この日の走行は409kmでした。この夜もキャンプではなく、写真のキャビンに宿泊。オーストラリアで最も暑い町ですが、部屋にはエアコンもあり快適です。4月のイースター・スクールホリデー後だったのでオフシーズンなのかかあまり混んではいませんでした。そういえば、今までキャンプ場で3泊しましたが、地面にキャンプを張っているグループを今まで見かけません。殆どのグループは狭いキャンプではなく折りたたみ式の部屋を組み立てていたりトレーラーを引いていました。なので、キャンプ場なのに地面が硬くペグが張れる様な適当な場所は見かけませんでした。<br />

    今日はもう少し遠くまで行く予定でしたが、パンク修理で予定が遅れてメカニックがいない場所に泊まるのは不安だったので、ウーナダッタで宿泊。この日の走行は409kmでした。この夜もキャンプではなく、写真のキャビンに宿泊。オーストラリアで最も暑い町ですが、部屋にはエアコンもあり快適です。4月のイースター・スクールホリデー後だったのでオフシーズンなのかかあまり混んではいませんでした。そういえば、今までキャンプ場で3泊しましたが、地面にキャンプを張っているグループを今まで見かけません。殆どのグループは狭いキャンプではなく折りたたみ式の部屋を組み立てていたりトレーラーを引いていました。なので、キャンプ場なのに地面が硬くペグが張れる様な適当な場所は見かけませんでした。

  • 夕暮れは今日も集落を歩きます。ウーナダッタ駅だった建物は今はミュージアムになっています。旧ガーン鉄道は1891年にここに到達。かつてウーナダッタはアウトバック開発の最先端でした。<br />

    夕暮れは今日も集落を歩きます。ウーナダッタ駅だった建物は今はミュージアムになっています。旧ガーン鉄道は1891年にここに到達。かつてウーナダッタはアウトバック開発の最先端でした。

  • ミュージアムの中には、ウーナダッタの町の歴史が。先住民アボリジニの暮らし、旧ガーン鉄道の建設、栄えた町の様子、1980年の廃線後の衰退。。<br />

    ミュージアムの中には、ウーナダッタの町の歴史が。先住民アボリジニの暮らし、旧ガーン鉄道の建設、栄えた町の様子、1980年の廃線後の衰退。。

  • アウトバックで周辺に何も無く光害がない場所では綺麗な星空が期待できます。写真はウードナダッタ町中のキャビンの外から撮った星空、期待したよりは星は少なく最高とは言いませんが、それでもかなりの数の星が見えます。右側には流れ星の様なスクラッチした様な跡が見えますが流れ星ではないようです。角度を変えた複数の写真に写っていたので、レンズの汚れでも無い様ですし。もしかしてUFOの群れ?とも思いましたが真相は不明です。<br /><br />アウトバックの4WDオフロード旅の前半はアデレードからウーナダッタまで、この数日で多くのことが起きて多くのことを学ぶことができました。明日からはオフロードを更にアウトバック奥地へ進みシンプソン砂漠に近づき、その後オーストラリアのハイライトのウルルを目指します。

    アウトバックで周辺に何も無く光害がない場所では綺麗な星空が期待できます。写真はウードナダッタ町中のキャビンの外から撮った星空、期待したよりは星は少なく最高とは言いませんが、それでもかなりの数の星が見えます。右側には流れ星の様なスクラッチした様な跡が見えますが流れ星ではないようです。角度を変えた複数の写真に写っていたので、レンズの汚れでも無い様ですし。もしかしてUFOの群れ?とも思いましたが真相は不明です。

    アウトバックの4WDオフロード旅の前半はアデレードからウーナダッタまで、この数日で多くのことが起きて多くのことを学ぶことができました。明日からはオフロードを更にアウトバック奥地へ進みシンプソン砂漠に近づき、その後オーストラリアのハイライトのウルルを目指します。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • タコキムチさん 2018/06/22 00:14:42
    特別な旅だったんですね!
    ノーウォリーズさんへ

    人の優しさが身に沁みますね!
    そしたらまた次は、ノーウォリーズさんが誰かの事を助けて、そうやって親切が続いていくんですね。( ´ ▽ ` )

    つい最近見た他愛ないバラエティー番組ですが、近頃お料理を作って達成感を感じられない人が増えているのですって。

    それは例えばカレーを作る時、袋詰めのカット野菜を”茹でる”っていう一つの工程で出来上がってしまうからなのですって。

    ノーウォリーズさんの今日読んだ旅行記は、たとえばお料理の本を読んで勉強して、包丁の使い方を覚えることから始めて、大事に気持ちを込めてお料理を作った経験みたいだなって思いました。ノーウォリーズさんの文章を料理に置き換えただけですけど(^。^)
    こういう事をしたら、達成感を得られるんだと思います。

    つぎはウルルですね。( ´▽`)


    カメラちゃん

    ノーーウォリーズ

    ノーーウォリーズさん からの返信 2018/06/22 21:51:34
    RE: 特別な旅だったんですね!
    カメラちゃんさん、

    旅行記見ていただきありがとうございます。男性的な旅で女性にはあまり好まれないスタイルかもしれませんが。。きっと男性は4WDで砂漠を旅行して達成感を得て、女性は見事な料理を作って達成感を得るのですね。カメラちゃんのコメントは女性目線でとても参考になります。

    私がアウトバックで他の誰かを助けられる程、今後経験が積めるか分かりませんが、別の旅では困っている人に親切にしてあげたいですね。そうです、次はウルルへ行きますよ〜
  • ルフトハンザさん 2018/06/15 23:47:58
    こんな旅の憧れます。
    最初から
    トラブル続きの旅で、焦ったことでしょう。
    現地の人の優しさが嬉しいですね。
    早く旅の続きを読みたく為りました。

    ノーーウォリーズ

    ノーーウォリーズさん からの返信 2018/06/17 09:44:19
    RE: こんな旅の憧れます。
    コメントありがとうございます。
    ある程度の準備と慎重さがあれば、誰でもアウトバックの4WD旅はできると思います。

    トラブルは予測できたものばかりなので、1日目に時間をとって確認する予定だったのですが、レンタカー会社で車、エアーコンプレッサーの準備が出来ていなくて遅れたのが痛かったですね。

    アウトバックの人は本当に親切です。同じ事がもし都市部で起きても誰も停まってくれないでしょう。

    この旅行記は詳しく書いたので作成に結構時間がかかりました。続きも作成中ですので、もう暫くお待ちを。

    ルフトハンザ

    ルフトハンザさん からの返信 2018/06/18 00:15:21
    Re:こんな旅の憧れます。
    お返事ありがとうございます。
    旅の続きを楽しみに待っています!

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