2025/11/27 - 2025/11/27
1604位(同エリア1615件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1784冊
- クチコミ1205件
- Q&A回答73件
- 3,499,730アクセス
- フォロワー171人
この旅行記スケジュールを元に
新幹線の中で遅い朝ご飯は車内で食べていましたが、せっかくの富山なので駅ビルの「とやマルシェ」の中にある「大喜」で富山ブラックラーメンをいただくことにします。以前の旅で一度富山ブラックは食べたことがありましたが、この店のラーメンの塩分の高さにはビックリしました。白ご飯を一緒に食べないと無理なほどでしたが、地元の人らしいサラリーマンは美味しそうに麺をすすっています。生ビールを飲みながら食べ進みましたが、血圧が上がっていくのが感じるほどでした。皆さんそれぞれ好みの店があるそうですが、もう探す気にもなりませんでした。ツアーの初日はクーポン対象店舗10店舗くらいの店から自分で予約した寿司屋で「富山湾鮨」をいただくという日程ですが、翌日でもよいようなので「磯料理 松月」という店を予約してありました。富山の老舗料亭で検索したら出てきた店ですが、ちょっと貧相なホームページだったのでちょっと心配でもありました。その後NHKの番組を見ていたら「コウケンテツの日本100年ゴハン紀行・富山編 富山の食に世界が注目するわけ」という番組で、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙に「2025年に行くべき世界の旅先52か所」に選ばれたということを知り、さらに岩瀬町に付いて詳しく紹介されていました。そして自分が予約した「磯料理 松月」がその岩瀬町にあるということに気が付き、がぜんやる気が出てきて予定を組みなおしました。町を歩いていてまず見つけたのが「つりや東岩瀬」という店で、氷見の干物やこだわりの食材がたくさん並んでいます。ここで何点かの買い物をした後は「北前船主廻船問屋 旧馬場家
」の見学をしますがその裏門の脇の米蔵が「Kobo Brew Pub」という店になっています。大きな蔵の中央に醸造所が設けられ、奥の2面に巨大な杉の一枚板のテーブルが2つ並んでいます。ここで生ビールとソーセージの酢漬けをいただきます。ビールも料理もずいぶん本格的だと思って調べてみるとチェコとスロヴァキアの方が醸造されていると知って納得です。その後は満寿泉を醸造している「桝田酒造店」の営む「沙石(させき)」という店で日本酒の試飲をします。利き酒用の猪口で15分間好きなだけ試飲ができるという1,500円をトライします。1本1万円近いお酒も試飲できるので彼は値打ちがあります。妻はこの後のことも考えて桝を買って、それで飲むという1杯いくらというものにしました。つまみは先ほどの「つりや」のアンチョビとホタルイカの干したものなどが300円とお手頃です。カウンターで飲みながら自分でリーチイン冷蔵庫から四合瓶を持って来て注ぎますが、大体1分で1杯は飲めてしまいます。ワイン樽やブランデー樽で醸造した酒は不思議な美味しさでこれはすごいものを飲んでしまったなと感じます。かなりいい気分になって店を出ると現代の日本とは思えないような夜景を見ることが出来ました。まだ知らない素晴らしい日本が残っているのだと思いました。そのまま「磯料理 松月」へと向かいます。妻がここへ来る道中に昔の話をし出し、それによると50年ほど前に西武百貨店の本部の販売促進の方に富山西武のリニュアルのディスプレイの点検に一緒に行くようにい合われ、古い料亭で食事をしたということでした。その店には大きな玄関があって、そこの大きな衝立が立っていたということです。そう、この店は妻が50年前に来た店のようで、当時のことを女将さんと懐かしそうに話していました。妻と旅していると現地に行ってからそんなことを言い出すことが多く、パリの「オ・ラパン・アジル (Au Lapin Agile)」というシャンソニエで「あたし、昔ここに来たことあるわ。」と言い出した時もびっくりしました。
「松月」の料理は電話で予約した際に9,000円から12,000円のコースがあると聞いて、とっさに間を取って12,000円とお願いしてしまいましたが、15,000円にすればよかったなと思います。ここでも富山のキトキトの料理がいただけました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 自転車 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
「Kobo Brew Pub」で美味しいビールをいただいた後は先ほど通りがかった「桝田酒造店」の経営する「沙石」という立ち飲みバーです。
沙石 グルメ・レストラン
-
回船問屋として栄えた「宮城家」を改築した店内には、歴史を感じる外観とは対照的に開放的でモダンな空間が広がっています。
-
電灯のガラスは工芸家の安田泰三の作品でしょうか。伊勢しめ縄は我が家でも飾っているのですが、伊勢の地と富山とは関係があるのでしょうか?
-
まずは利き酒のルールを教えていただき、15分間1,500円のコースにしました。この後もあるので妻は小さな枡に1杯づつカウントする方にしました。
-
ホタルイカの素干しは以前に「東尋坊」へ行った際に大きな段ボールに入ったものを観て驚いていたら露天のおばさんがライターで炙って食べさせてくれたのを思い出します。ビーフジャーキーとオイルサーディン迄ついて300円とお手頃な値段が嬉しいです。
-
古い「満寿泉」には1996年なんてものもあります。これらの古酒が利き酒用の猪口で飲むことが出来ます。
-
15分間1本勝負でリーチイン冷蔵庫から良い温度に冷えたお酒を出してきて、カウンターの猪口に注いで楽しみます。
-
赤いタイマーをセットした後はお酒を飲みきるまで四合瓶はカウンターの上に置いておきます。
-
「リンク8888」はキャプションの通り、シーバスリーガルのタルト満寿泉のコラボです。岩瀬とストラスアイラのシーバスリーガルとの距離8888キロからついた名前だそうです。
-
「満寿泉 純米大吟醸 寿」は吟醸酒の創成期に4代目敬次郎と能登四天王と呼ばれた杜氏三盃幸一がたどり着いたという酒です。
-
「満寿泉 Masuizumi MV01」は「沙石」オリジナルのお酒のようです。
-
「満寿泉 限定大吟醸」は古いものは1994年、2000年、2001年、2002年と並んでいます。
-
「満寿泉 大吟醸 寿」は平成6年の米不足の年に三盃杜氏の奇跡の作品とキャプションに書かれてあります。
-
「アンリジロー満寿泉」はシャンパーニュのアンリ・ジロー(HENRI GIRAUD)の熟成で使われたオーク樽を空輸してそこに麹歩合を高めた濃いお酒を入れて熟成したお酒で、もうこれは日本酒なのだろうかという強烈な美味しさです。
-
「純米大吟醸 SUPECIAL」はブルゴーニュの白ワイン醸造に使われた樽の中で貯蔵されたお酒で、こちらも日本酒の域を越えていると思えます。少し琥珀色になった水色も利き酒用の猪口でいただいている楽しさを感じます。
-
じっくり味わって飲みたいところですが、赤いタイマーの数字が気になってしまいます。「アンリジロー満寿泉」と「純米大吟醸 SUPECIAL」は2杯づついただいてしまいました。
-
「満寿泉 純米大吟醸 R KIMOTO」は生酛作りで、四合瓶で10,000円以上するようです。8杯くらいでお願いしますと書かれてありましたが、もう少し飲んでしまったようです。今まで日本各地で利き酒をしてきましたが、ここ以上の所は無いと思います。
-
15分が済んだところでタイマーと猪口をお返しします。妻も飲まないと言いながら5杯くらいは飲んでいるようです。
-
いい気分で飲んでいるとテレビにも出演されていた酒蔵のご主人がお客さんを何人か連れていらしていました。
-
「Green」はワイン酵母で醸した酒で、普通の日本酒とは違うさわやかな酸味が特徴のようです。イタリアンにも合いそうな感じがしました。
-
すっかり出来上がってしまいましたが、1点気になった彫刻があったので写真に撮っておきました。後で調べたところ岩瀬町の木彫作家の岩崎努という方の作品かもしれません。またどこかで作品に出合う機会がないかなと思います。
-
店の方に教えてもらった道を予約してある「松月」まで歩くことにします。
-
表に出ると冷たい空気に気が引き締まると同時に、この世のものとは思えない風景を目の当たりにしました。まだ日本にこんな光景が残っているとは思いませんでした。
-
ほんの数分で「御料理旅館 松月」の看板が見えてきました。富山駅からライトトレインに乗っていると妻が「あたし、昔ここに来たことがあるかもしれない。」と言い出しました。
-
50年前に沼津西武に入社した際に本部の方から富山西武のリニュアルオープンがあるので一緒に見に行きなさい。」といわれたそうです。生まれて初めて飛行機に乗って、仕事の後に連れてきてもらった料理屋さんには大きな玄関に大きな衝立があって…。」
松月 グルメ・レストラン
-
以前にパリへ行った際もモンマルトルにあるオ・ラパン・アジル (Au Lapin Agile) というシャンソニエの前で「あたしここに来たことある。」と言い出して驚かされたことがあります。昔の記憶は曖昧なようで、その場所の近くに来ないと気が付かないようです。
-
この店に来るのは初めてで、ホームページを見て予約したのですが、思っていたよりも格式のある料亭なのだと分かりました。電話で予約する際に女将さんに「御料理は9,000円から15,000円まで1,000円刻みでご用意できます。」ということだったので真ん中の12,000円でお願いしていました。
-
お正月などに飾る炭飾りは「すみ」と「住み」の音が同じであることから「安住」を意味し、黒色は魔除けになると言われています。古くから邪気を払う意味合いで飾られてきました。普通は菊炭を3つ積んで作られますが、ここでは6つというのがちょっと気になりました。
-
お造りはイカと赤エビとブリとヒラメです。冬の日本海の魚は美味しいと感じます。特に歯ごたえのあるブリとねっとりとしたヒラメがいいです。
-
おろし生姜で甘みをおさえて食する「白エビの刺身」を見てすぐに日本酒をお願いしました。これも1匹1匹殻をむくのは大変だと思いながらねっとりとした甘さに舌鼓を打ちます。
-
富山湾に生息する主なバイガイはオオエッチュウバイ、カガバイ、ツバイ、チヂミエゾボラの4種類で、バイガイが漁獲されることは全国的にもめずらしいそうです。またサイズも大きく、この煮つけも食べ応えがありました。
-
そして白えびの天ぷらは柔らかくて皮ごと味わえて香ばしいです。
-
冷酒は「満寿泉」をいただきました。桃の形の洒落た酒器に入って出てきました。上に蓋は無く、高台の裏側から酒を注ぎ入れるものです。
-
この店の主人創作の白エビをすって団子にして焼く「福団子」が出てきました。女将さんが来られたので妻が50年前に来た話しをすると喜んでくださいました。ただ、お店は改修されているのでその当時のままではないということでした。
-
続いて立派な「高志の紅(こしのあか)ガニ」がやってきました。翌日のお昼にもいただくのですが、ツアーからはちょっとフライングです。
-
この頃にはすっかり酔っぱらっていて碗だねが何だったか記憶がありません。
-
カニの甲羅揚げもカニの身がたっぷりで美味しいです。
-
杯にお酒を注ぐとハートの形になるのが面白いです。造った方は猪の目として考えたのかもしれませんが。
-
11月末の富山のブリの照り焼きは美味しくないわけがありません。普段は2人とも好んでは食べませんが、脂がのって美味しかったです。
-
さて会話を少し休憩してカニをいただきます。みっちり身が詰まって美味しいカニでした。あと3,000円追加していたら1人1匹だったのでしょうか?これでもお腹いっぱいで食べるのは大変でした。
-
「松月」ではご飯を出さないようで、最後は白みそ仕立てのフグの身と紅白のお餅が入ったお碗でした。
-
デザートをいただいていると2階の宴会場から笛の音が聞こえてきました。それが「こきりこ節」だということはすぐに分かりました。この民謡は富山県南砺市の五箇山地方のものだったと思いながら、この曲を教えてくれた小学校の先生のことを思い出しました。笛の音に合わせて歌いきったら妻が驚いていました。三つ子の魂何とかで、50年以上経っても歌詞は忘れていませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=ilsIy3K8stM -
50年前に妻が見た衝立はこれだったのかは分かりませんが、記念に写真を撮っておきました。ここへ来たことは2年3年覚えていてくれればよいのですが。
-
お店を出て「岩瀬運河」に沿って岩瀬浜の電停に向かいます。妻はあまり好きではないようですが、美味しい晩ご飯を食べて夜風に吹かれながら歩くのは旅の楽しみの1つでもあります。
-
誰もいない岩瀬浜の電停です。
-
すぐにライトトレインがやってきましたが、数人のお客を降ろして扉が閉まりました。
-
そして表示は「回送」となりました。
-
ガッカリして待合室に入ってしまいました。
-
トラムに乗ると思い出されるのはベルギーとオランダの旅のことで、3週間の旅の最後にアムステルダム中央駅前からホテルへ戻る際のことです。小さいトラブルがいくつかあった最後の夜で「お願いだからあたしを置いて帰らないでね。」といわれた直後にトラムの扉が閉まって泣き別れになったことがありました。
-
午後10時に「ダブルツリーbyヒルトン富山」まで戻ってきました。
-
ここでようやくチェックインとなりました。多分他の方々はもっと早くホテルに戻っている事でしょう。
-
チェックイン時には熱々のクッキーをいただきましたが、もうお腹いっぱいだったので翌日いただきました。
-
シングルベットが2つ並んでいます。ヒルトン系のホテルなのでマットレスもしっかりしていて寝心地は良かったです。
-
窓の外は西側なので景色が良いというわけではありませんでした。表通り側でも高いビルが前にあるので立山連峰は見えないということでした。
-
洗面台も広くて使いやすかったです。アメニティも全て揃っていましたが使いませんでした。
-
バスタブはありませんが4階に大浴場とサウナもあるので気になりませんでした。トヤマに来てまだ半日ですが、楽しい旅になる確信がありました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
富山市(富山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2025富山の旅
0
56