2025年冬　青森旅行(2) 弘前から斜陽館

2025/12/03 - 2025/12/04

2日目は列車で弘前に移動し、斜陽館経由で帰途に向かいました。
列車の本数少なさに苦労しましまが、思いがけずストーブ列車に乗ることができたりと、充実した一日となりました。

エリア 弘前(青森)

弘前駅からバスで弘前城方面に移動。正直、適当にバスに乗ったため、バス停も適当な場所で降りました…
目の前に綺麗な石木山が見えました。
津軽富士の名の通り、優雅な佇まいです。

青森銀行記念館前に銅像あるので見てみると、安寿と厨子王、お母さんでした。
この地方からのお話だったのですね。

青森銀行記念館 美術館・博物館

趣ある青森銀行記念館です。

青森銀行記念館 美術館・博物館

Googleマップを頼りに歩いて弘前城まで来ました。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

桜の最古級の木があったり、とにかく桜がたくさん。春に来てみたいです。
ただ、冬の良いところ？は、入場料が無料でした。

こちらがお城。なんか、思ってたのと違う・・・
でもその理由は説明の看板を読んで理解しました。

弘前城(本丸 北の郭) 名所・史跡

幕府の統制厳しいので、あえてこの形なのですね。勉強不足でした。旅は色々な気付きがあります。

お城から見える石木山も素晴らしいです

弘前城から歩いてねぷた村まで来ました。
ねぷたの展示や津軽三味線生演奏、ねぷたの説明などなんだかんだと一時間以上滞在

津軽藩ねぷた村 美術館・博物館

バスで弘前駅方面に向かい、駅近くの虹のマートという市場に来ました。
地元の方で賑わっており、新鮮でお得なものがたくさんありました。

弘前食料品市場 (虹のマート) 市場・商店街

イートインコーナーもあるので、豚汁とおにぎりを食べました。どちらも最高のお味。
どんどん売れていて、正午前には品切れのおにぎりもありました。

弘前から電車乗り継ぎ、津軽鉄道　金木駅到着。
正直、斜陽館に行く観光客数名が降りただけで、駅から歩くと誰も道にいない…お店は美容室以外閉まっている…と心細さ100%
そんな中、方向音痴は斜陽館ではなく、新座敷に着いたのです。

太宰治疎開の家 旧津島家新座敷 名所・史跡

中に入らなくてもいいかな、と思っていたのですが、列車の本数がないため、2時間滞在が必要なので、入ることにしました、

結果は、入って大正解！！
太宰が実際に執筆した部屋が見られるだけではなく、何と、この部屋には入って良いですよ。
訪問者も少ないから、立ち入りオッケーなんてす、と管理の方が仰っており、感激

座敷に上がるだけではなく、ここに座って写真撮っても良いとか。文学好きなら痺れますよね。

この机は実際使っていたものではないそうです。実物はもっと大きかったと言われているとか。
火鉢は実際使っていたものだそうです。

照明器具などもこだわりの意匠。
地域の名家だけはあります。
廊下は鶯張りでしたし。

洋室もあります。

人間だもの
ここで、太宰治の本を二冊買ってしまいました

歩いて斜陽館に移動。
趣ありあり。旅のクライマックス

太宰治記念館「斜陽館」 美術館・博物館

このソファは当時のもので、太宰がソーダ水をガブガブ飲んだ所とか。

帰路はストーブ列車。
お酒とスルメも買えます。スルメはスタッフさんがストーブで炙ってくれます。

津軽鉄道 ストーブ列車 乗り物

走れメロス
太宰がそこここに感じられます

津軽鉄道 乗り物