ザッツジャーニーin香川　後編

2025/11/25 - 2025/11/28

11/25（火）～11/28（金）にかけて、四国は高松に行ってまいりました。
目的は来年から旧型車両の置き換えがはじまる「高松琴平電鉄（通称・ことでん）」の乗り鉄とアニメ「ざつ旅」の聖地巡礼ですね。
長いので前後編に分けます。

前編の内容としては1日目と2日目の内容ですね。
3日目は意味なく長尾線に乗ったり、八栗寺周辺の観光したりがメインです。
4日目は移動の模様がメインです。
あっさりとした概要ですが、ご覧いただければ幸いに存じます。

エリア 香川

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Yahoo!トラベル

＠11/27（木）讃岐うどん　こがね
本日の朝食はホテルから徒歩でいけるこちらへ。
しっぽくうどん（中玉680円）を頂く、具沢山の根菜が嬉しい…
朝から温まった。

讃岐うどん こがね 高松桜町店 グルメ・レストラン

そのあとは、昨日と同じく1日乗車券を購入し、長尾駅までぶらり電車の旅…

近くにお遍路さんの87番札所があるので、お参りしました。
如何にも古刹といった雰囲気…

長尾寺 寺・神社・教会

こちらのお寺さんで印象に残ったのは樹齢800年の楠の木でせうか…
天に向かって伸びる姿に生命力を感じました。

そのあとは瓦町で乗り換え…
成田空港にあるような「動く歩道」がありました…けど、節電のため2021年から使用停止になってるとか。

10時04分の列車で「八栗」へレッツ・ジャーニー!
志度線の車両は名古屋市営地下鉄のお古。
ドアの音が爆音！
https://youtu.be/sZA8Ruq1ED4

＠琴電屋島～古高松
目の前に見えるのは屋島の南嶺（292ｍ）、個性的な形をしている。

八栗へは10時26分到着。
この駅舎も「ざつ旅（アニメ第3話）」に出てくる。

そのあとは「ざつ旅」で、初日に鈴ヶ森さん達が昼食を摂っていた「山田家」で私もうどんを食します。
元造り酒屋の趣ある建物で、文化財に登録されてるんですって。

うどん本陣 山田家 讃岐本店 グルメ・レストラン

鈴ヶ森さん達は「ざるぶっかけ（冷・730円）」を食べてたんですが、私は「釜あげぶっかけ（値段同）」に卵トッピング（100円）をチョイス。
麺はもちもちしててよかったし、御汁は鰹がよく効いていた…
すだちで味変するのも大いに結構、爽やかな風味になるし。
いや～御馳走様でした。

そのあとはアニメと同じく「八栗ケーブル」で八栗寺を目指します。
往復券1000円也。
車両のレトロなデザインに鐵ゴコロくすぐられますね～

八栗ケーブル 乗り物

ほうほう、東海道新幹線開業の年にできた車両なのね。

八栗寺は天長6年（829）に弘法大師によって開かれた霊場で、85番札所。
鈴ヶ森さんは「山の圧がすごい」とかいってたな～

八栗寺 寺・神社・教会

そのあとは弘法大師の座像があるあたりから展望してみたり。
鈴ヶ森さん達もここから眺めたんだな～と感慨に浸る…

そのあとは鐘を突いてみることに…
鈴ヶ森さん達は力を込めて突いていたが、私は弱めに突く。
が、反響やら余韻がすごい！
なかなか…

境内の紅葉はこんな感じです。
これは多宝塔のあたり。
建物の「朱」、屋根の「黒みがかった褐色」、木々の緑、赤、黄が絶妙なコントラスト。

こちらは88か所のご本尊が一堂に介す場所。
燃えるような「朱」、人気もなく閑か。

帰りは行きと違う色に乗れた、ラッキー！

そのあとは房前で撮り鉄をしたり
https://youtu.be/u7HfqLXgq8A

塩屋で海を眺めてすごしたり…

志度には14時19分に到着し、少し思案…
こちらの駅舎もレトロで可愛らしいな～

琴電志度駅 駅

こちらの付近にも88か所霊場があるのですが、少々くたびれたので「名物かまど　志度店」のイートインスペースにてケーキセット（計590円）を頂きました。
チーズケーキはスフレ食感で、手前のいちごやチョコソースをつけて食べても◎
コーヒーもきちんとドリップしたものかと。

そのあとは15時10分の電車で「琴電屋島駅」へ。
こちらの駅舎、行きの道中で拝見して、趣ある駅舎だったものですから、下車してみました。
Y字柱に勾配のきつい寄棟…ほおお、Akrさん好きそう。

琴電屋島駅 駅

ちなみに道路側はこんな感じ、線路側のほうが印象いいかも。
平成20年には近代化産業遺産にも登録されてます。
https://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2009/090225_heritage_of_industrial/index.htm

駅内の案内表記はこんな感じです…これもエモすぎて、鐵の諸先輩方が反応しそうなものである。

そのあとは15時57分の電車で今夜の宿がある瓦町へ。
車窓は潟元～春日川の水が滔々と流れる光景…長閑けしな

＠今橋
瓦町の1つ手前、車両基地がある。
ヲタなら、つい撮ってしまう。

16時13分　瓦町到着
まっすぐホテル（男性専用カプセルホテル）に向かう。
駅からもほど近い繁華街にあり、食や娯楽に事欠かず…
仙台でいうなれば、国分町みたいな雰囲気。

ゴールデンタイム高松 宿・ホテル

ほほう、「食いしん坊俳優」や「個性派俳優」も訪れてらしたんですね、意外。

今回は「プレミアムルーム」に宿泊します。
今年できたばかりの部屋なので、小綺麗ですね～
7階のお風呂はジェットバスがあったのが嬉しかった、足の疲れが癒えた。
その隣に温めのラドン温泉があったんですが、こちらも茶褐色の個性的なお湯でよかったです。

風呂でさっぱりしたので近隣の居酒屋で「呑み」をおっぱじめます。
1杯目はホッピーセット（660円）、意外と悪くない。
お通しはナスの揚げびたし（味噌味）、こちらも出来立て温かで好ましい。

おばんざい 家庭料理 いろいろ グルメ・レストラン

お次に頼んだのはポテサラ（380円）、ウインナーがいい仕事してるな～

〆にアジ刺（950円）、値段は張るが鮮度は◎
脇のコップ酒はというと…

金陵・讃水山海（1合500円）という地酒。
すっきりとした辛口で、アジにあいますな～

そのあとは「旅カラ」を敢行…
近所に「カラオケまねきねこ」があったものですから。
「釜山港へ帰れ」とか、「ウィッチウォッチ」の主題歌だった「ときはなて」などを熱唱♪
「ときはなて」とかラップ調でムズい曲ですが、酔った勢いでうまく歌えた気がした。
https://youtu.be/hda6HhDk3m4?si=CmiqUno02pQO-OTq

＠11/28（金）　めりけんや
ホテルを9時前にチェックアウトし、電車に乗って、高松駅前までやってまいりました。
朝食は本日もうどん（小玉290円）、あなご天（230円、安い）をトッピング。
あなご天は巨大かつ、ふわっとしてウマス！

めりけんや 高松駅前店 グルメ・レストラン

そのあとは9時52分のマリンライナーで岡山へ。

今回は奮発して2階のグリーンA席へ、1260円也
さすが、座席に厚みがある。

＠高松運転所付近
置き換え予定のキハ40系を撮り損ねたとおもったら、ちゃっかり写ってた！
ラッキー！

＠瀬戸大橋渡橋の図
たぶん与島のあたりかな～いい天気。

＠岡山駅付近
留置線のラインナップはこんな感じ、「食パンフェイス」ぞろいで、如何にもJR西らしい。

そのあとは11時36分のひかり508号のグリーンで一路、東京へ。
諸先輩方に評判のいい「N700A」のグリーン席ですよ。

旅のおともは「特急やくも弁当（1480円）」をパッケージ買い。
岡山名物の「祭り寿し」を始め、ご飯の色も豊富ですね～
左上の「牛しぐれ煮」がいい味出してたな～

車販が早い段階で回ってきたので、アイスも購入♪
本当は「クリームブリュレ味」が食べたかったが、品切れ…残念。

＠京都
フォートラ四大聖地（他は仙台・こけし氏、君津・牛氏、高松駅舎）のこのお方にもゲスト出演していただきました。

京都タワー氏
「往復新幹線とはけったいな」
私
「物好きなものですから」

＠名古屋
名鉄と並走…熱田神宮や明治村にも行ってみたいな～

＠新富士付近
D席に腰かけたので日本一の山も若干雲をまとってるとはいえ「くっきり」
撮影者の腕がいいわけではありません、被写体とカメラがいいからです笑

＠新富士付近
こちらのアップの絵面も捨てがたい。

＠東京
ここからは16時56分のはやぶさで帰着。
ホームに向かうと「ゼロキロポスト」を発見、こりゃもっけの幸いだ～

前後編に渡った旅行記もここまで、ご覧くださいまして誠にありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• Tagucyanさん 2025/12/08 22:34:09

  コトデン

  毛利慎太朗さま
  こんばんは～
  
  ２話を一気読みさせていただきました。３泊４日の旅行記、これくらいのボリューム感が一番読みやすいですね。私なんか、たった１泊２日の旅行記ですらダラダラ長くて、終わった頃には１日目の最初の方なんか遠い昔に霞んでしまっています。
  
  毛利さんが訪れた場所には、私もいくつか行ったことあるな～という薄い記憶が残っています。八栗ケーブルにも乗られたようですが、昔は屋島にもケーブルカーがあったんですよ。ただ、いずれも大昔。コトデンについても全線乗ったはずなのですが、琴電琴平まで行く路線が長く感じたなあとか、断片的なことしか覚えておらず･･･　私の地元、京王線のお古車両が走っている路線で、唯一現地に渡った車両に乗れていないのがコトデンでして、これが課題なんです。
  
  横浜横須賀支部の方々が元京急車ばかりに目が行ってしまうと思うので、あがらって元京王車のことを語らせていただきますと、毛利さんが最初に乗った元京王車は、４両編成の真ん中２両に運転台の部分をくっつけてクモハにした魔改造編成です。まあ、京王の先頭車にはほぼ電動車がないので、こうなってしまうんですよね。個人的には、それと元京急車の連結が萌えますね～(^^)
  
  それにしても、高松でアーリン・ダリルご夫妻との分割併合、こんな偶然あるんだなあと思いました。急遽とはいえ、仏生山に温泉、楽しい時間を過ごされたようで。
  
  帰りに撮った富士山、きれいですね～　あれ、だいたい場所分かります。私も新幹線であのあたりの近くまで来たら、デッキまで行ってカメラ構えることが多いです。が、あそこまできれいに見えることはなかなかないですねえ。　
  
  ---
  Tagucyan

  毛利慎太朗さん からの返信 2025/12/08 23:15:26

  Re: コトデン

  Tagucyanさま、一気にお読みいただき誠に有難うございます。
  ま～今回はことさら簡潔さを重視したので、こんな感じになりましたが、ご満足でなにより。
  Tagucyanさんの旅行記も取材がきちんとしていて読みやすいので、引き続き宜しくお願いします。
  
  さあて、そうですねえ、屋島にもケーブルカーが04年の休止までありましたねえ。
  ググりましたが、路面電車の車両みたいなフォルムで可愛らしい印象でした。
  
  続いて、京王電鉄について多いに語っていただき、こちらとしても勉強になりました。
  私が乗った1103-1104編成（第2編成）確かに中間車改造のクセモノでした。
  ま、運転台周りをほかの車両から移植してるので違和感を感じなかったですかね…元京急600形と比べて
  
  そうそう、元京王と元京急の異種連結もこの会社の萌えポイントの一つですね。
  方や標準軌、方や都電ゲージの特殊狭軌でしたから…どうやら元京王車は京急1000形の台車を履いてるみたいですね。
  
  ＞分割併合
  いやあ、三島いったとき、HAPPINさんに東京駅で会えたときといい、先月といい、非常に幸運というか、「奇跡」です。
  あーりんさんも「仙台、横須賀ならまだしも高松ってピンポイントすぎる」と仰ってましたからねえ。
  仏生山の車両基地、いろんな塗装の車両があるので、ぜひぜひ。
  
  ＞富士山
  2015年にスマホ、デジカメ双方から撮ったことありますが、確かデジカメのほうのデータがそのあと消失したので、リベンジ成功ですね。
  雲がちびっとありましたが、宝永噴火口のあたりを巧くカモフラージュしてくれていい塩梅です。
  場所がわかるんですか！旅慣れてますねえ♪
  
  byもーりん