(36)66歳の男がルート66を開設99周年の年に走る(カリフォルニア州バーストゥからクカモンガ編)

2025/09/16 - 2025/09/16

今日はモハーベ砂漠のオアシス、バーストゥからロサンゼルスを目指します。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日の予定です。
半日遅れでしたが、もともと最終日、少し余裕があったので何とか今日ロサンゼルスにたどり着くことができそうです。
ただ、距離的には余裕がありそうですが、実際は高速が大渋滞し、意外と余裕はありませんでした。
いつもは朝、出発前にその日のモーテルを予約するのですが、最終日だけは事前に日本で予約していました。

06:35、日の出です。

ルート 66 モーテル ホテル

事務室の前には招き猫。

私たちの部屋はここ。

朝食は昨日買っておいたサンドイッチ。コーヒーは部屋備え付けのもの。

07:05、エンジンスタート。
https://youtu.be/GU4Lr5i7Ct0
ルート66モーテルを出発

07:15、バーストゥの郊外へ

ルート66で南下

この辺りはI-40からも離れていて、交通量は少ない。

07:30、車を停めて撮影タイム。

ここはまだモハーベ砂漠。

遠くには高い山

こちらはバーストゥ側

ロサンゼルスへはこちら

高い山に迫ってみましょう。

なだらかな丘陵続きです。
https://youtu.be/wekkvAr5304
ルート66を南下

07:40、ボトル・ツリー・ランチに到着。

ここは何かというと・・・

空き瓶でつくられたアート、です。
空きビンだけではなく、いろんなオブジェも構成されていますね。

もう数が多くてよくわかりません。

なんでもここは個人で造られているとのこと。
この日は作者の方はおられませんでした。

朝陽がビンに乱反射

カーズくんが隠れていました。

カラフルですね。

07:45ですが、サマータイムなのでまだ陽が低いですね。ここは朝か夕方に行くのがおすすめ

これはメニュー表

8時。次にやってきたのはビクタービル。当初の予定ではここが宿泊地でした。

ここにも壁画。これから行くサンタモニカが描かれていますね。

なんとなく駅舎っぽい建物

その向かい側にはサンタフェ鉄道の機関車。

さっき遠くから見えた壁画。こちらはニードルズの荷馬車ですね。

地図はここ、ビクタービルの位置にルート66のサインが描かれています。

で、この壁画が描かれていたのは博物館の壁。

一応、この博物館を目当てに来たのですが・・・

まだ早くて開館前。こういう博物館はどこも開館時間は遅く、閉館時間は早く、なかなかスケジュールが合いません。

交差点にはこのようなゲート

さりげなくルート66の標識が乗っかっています。

ゲートの最寄りのガススタでトイレ休憩

ルート66はI-15を使えと。

と言うことでI-15で南下。

徐々に込みだしてきました。

やがて渋滞で動かなくなり・・・先を見ると車の数珠つなぎ。砂漠からの道なのに皆さんどこへ行ってたの?
https://youtu.be/FtyW7VPZtZ8
渋滞状況です。

途中でI-215に分かれ、09:20、サンバーナーディーノに降りてきました。

来たのはマクド1号店。

マクド1号店と言っても、今は博物館でここでハンバーガーは売っていません。
この人、日系人か?

ただ、残念なことにここもまだ開館前。

チーズバーガーが口を開けて待ってくれていたのですが。

"m"の文字は世界共通なんですね。

建物の周囲には壁画

路面にはルート66のサインも描かれています。

この馬には乗れそう。

ピーターラビットもいてる。

これはオートバイ?

ルート66のサインにたくさんのステッカー。

このお二人がマクドナルド兄弟。
最初はバーベキュー店だったのですが、もっと早く提供できるハンバーガーの方が人気が高かったのでハンバーガー専門店に。
創業1940年だったから、太平洋戦争直前ですね。やっぱりアメリカは底力があるわ。

なにか仕掛けがありそうな。

"15"は"15セント"のことでしょうか?　初めはそんなに安かったのか。

よく見るとここに描かれているトラックの壁面にはルート66が通る地名が書かれています。なんか、懐かしい。

なぜか日本の自動車メーカーの名前も。

事前調査ではここにも博物館があるということでしたが・・・

・・その痕跡もありません。博物館は過去の話だったようです。

近くのガススタでトイレ休憩。

壁面にはルート66のサイン

このような街中でもルート66の隣に鉄道が並走しています。ルート66の向こう側はサン・バーナーディーノ駅。サンタフェ鉄道の給水塔が見えます。

10:05、リアルトという地区に入ってきました。ここは「ウィグアム・モテル」

ウィグワム モーテル ホテル

こういう、ティーピーなモテル、前にもありましたけど、インディアンと関係なさそうなこんなところにもあったのですね。

各ティーピーが客室になっています。

ここはロサンゼルス国際空港から2時間弱。ここに泊まってもよかったのですが、最終日、空港へ行くまでにロサンゼルス観光をしたくてダウンタウン近くのモーテルに予約してしまいました。

このモーテルの前面はルート66。10:10、ルート66を西に向けて出発します。

10:15、ここでまたまたトイレ休憩。ここからトイレを借りるときレジ係の人に申し出てカギを借りる必要があります。治安が徐々に悪くなってきたのです。

ルート66を西へ。

バナナ通り。
事前にグーグルマップで下調べをするのですが、通り名の標識はこのようになっています。グーグルマップにもこの名前が表示されているので一応押さえておく方が現地での混乱が防げます。

なんかアメリカ的な建物。日本ならもっと高層ビルにする。

11:03、クカモンガと言う地区に入ってきました。やってきたのは黄色い建物。

ルート66あるあるのガススタです。

ただ、ここ、治安のためかフェンスに囲まれています。

クカモンガ・サービス・ステーション

このあたり、ロサンゼルスに近くかなり治安が悪くなっています。

前を走るのがルート66。

建物はきれいに塗装されています。

周辺もきれいで、そんなに治安が悪いようには感じられませんが・・・夜になると変わるのでしょうね。

11:15、"Route 66 Trailhead"に到着
"PACIFIC ELECTRIC"という鉄道の施設が残されています。

これらは鉄道が走っていた地名なのでしょうか?　
調べてみたら、1911年から1961年まであった鉄道会社で、ロサンゼルス地区全体に鉄道網を張り巡らせていたようです。
ロサンゼルスと言うとてっきり車社会だと思っていましたが、鉄道社会でもあったのですね。

そしてこの道が鉄道を衰退に追いやった元凶、ルート66。

当時からこの道幅だったのでしょうか。

そして旧ルート66の進むと・・・Public Art "Route 66 America's Main Street"

Foothill Blvd (旧ルート66)
上に走っているのが旧鉄道なのでしょう。現在は歩道になっているようです。
橋脚にルート66サインが掲示されています。

この先がロサンゼルス。先へ進みましょう・・・
https://youtu.be/nYcLk5VPFSI
西へ西へ、あと少し・・・

この旅行記の走行ルート。緑から紫。

この旅行記へのコメント （2）

• アナザスカイさん 2025/12/03 13:09:33

  もうすぐ終わりですね

  くわさん　こんにちは
  
  とうとうロサンゼルス近郊ですね　すごい
  お疲れ様
  マクドナルドの1号店が見れて感激です
  この店舗から世界的企業になったなんてねぇ
  それにしてもマックとは関係ないような物たちに囲まれてますね
  何でだろう

  くわさん からの返信 2025/12/03 16:08:27

  Re: もうすぐ終わりですね

  アナザスカイさん、こんにちは
  
  先日、ルート66のテレビ番組があって、その中でこのマクドの1号店の内部が紹介されていました。中は博物館で、マクド関連の展示があったような。
  
  この番組、北海道のテレビ局製作なので関東では放送は無かったようですが今でもTverで見られると思います。ルート66で検索してみてください。
  
  ロサンゼルス在住の歌手の八神純子が案内人ですが、なんか中途半端な終わり方でした。どうやらパート2があるようですが、今のところTverにはパート1だけで2はまだのようです。
  https://tver.jp/episodes/ep48q3sev4
  
  くわ