(33)66歳の男がルート66を開設99周年の年に走る(アリゾナ州オートマンから州境編)

2025/09/15 - 2025/09/15

オートマンから州境のニードルズの手前まで走ります。
この区間も砂漠の一本道で絶景続きでした。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

オートマンの街を出て、またまたロバ君に遭遇。しばらく停車。

ロバ君が通過したので発車オーライ

山は若干風化してなだらかですけど、奇岩が目立ちます。
「ねこ岩」と名付けたい。「ととろ岩」か

槍が岳

こちら側は山の色が白くなっています。

いかにも砂漠という色合いです。

オートマンを振り返ります。

ここで道は二手に分かれます。
どちらの道でもカリフォルニア州のニードルズへ行けますが、ルート66は右側。
https://youtu.be/IXV2EIpNug8
ここまでの動画です。左側は土が黒く右側は白い土です。地理学的になにか活動があったのかもわかりません。
動画の最後、分岐で右に行こうとしていますがルート66は左です。

ニードルズ側を見ると左の道がルート66です。

ただ、以前、本来のルート66が土砂崩れか何かで通行止めになっていた時、もう一つのルートがう回路になっていたようです。

分岐点から見る奇岩たち

現在は風化して山裾が崩れていますが、かつてはモニュメントバレーのビュートのように切り立っていたのかもわかりません。

さあ、ルート66を南下しましょう。
https://youtu.be/xe6sd7MQ9lI
ルート66を下ります。

ルート66を進むと広大なモハーベ砂漠が見えてきました。ただただ広い！

この先がこれから行くカリフォルニア州の東の端のニードルズです。

振り返るとさっき見えていたとんがり山。

何か標識が立っています。

ここで事故で亡くなられたのですね。2019年3月12日。ご冥福をお祈りします。

遠くに見えているとんがった山、ニードルズの街の名前の由来の山ですね。
ジョン・スタインベックの小説「怒りの葡萄」には「ニードルズにはとんがった山がある」と書かれていたかと思います。
ジョード一家もこの景色を見たのでしょうか?

近くにはサボテンらしきものがニョキニョキ

おや? こんなところに小屋?

なにか作業の跡が見られます。

ここにもニョキニョキ

更に下りましょう。

こちらにもニョキニョキ

ルート66が針のような山の方向に進んでいます。

だいぶ下ってきました。
走ってきたルート66が良くわかります。

こちらはキングマン方面。

この山の向こうがオートマンか?

ルート66が伸びます。

ルート66の標識にはサボテンのデザイン。今までにはなかったことです。

もう完全に平たん路になりました。路肩には砂。

ルート66サインの向こうの針のような山が大きくなってきました。

確かに針の複数形で「ニードルズ」

鉄道の鉄橋が見えてきました。

ルート66は鉄道と並走しているところが多いですが、このオートマンは鉄道と離れています。ま、あれだけの坂を機関車が登るのは難しいでしょう。

かなりニードルズに近づいてきました。

ここにはコロラド川沿いにカフェがあります。

この先ルート66は鉄道と交差します。

ルート66とサンタフェ鉄道の立体交差を過ぎると・・・

コロラド川に出てきました。
右が上流。レイク・パウエルから遡ってグランドキャニオンにたどり着きます。
左が下流。メキシコ湾(トランプ流にいうとアメリカ湾)に流れます。
橋はI-40。この先へ行くと目的地のロサンゼルスです。

そんなコロラド川に架かる鉄橋をちょうど大陸横断コンテナ列車がやってきました。
時刻は11:46:14

まぁ、とにかく長い。

で、最終車両が通過したのが、11:47:53。
通過時間、1分40秒ほどでした。意外と短かったですね。

ここの給水タンクにもルート66マーク。そしてヒマワリもデザインされています。

ニードルズの山が大きくなってきました。
2002年、グランドキャニオンへ行く途中で見たニードルズの山もこの付近のI-40ら見えたのですね。

2002年、I-40から撮影したニードルズの山。
https://youtu.be/F7yXn5iqevU
コロラド川を渡り・・・

I-40に乗り、遂に最終州、カリフォルニアに入ってきました。
続く・・・

この旅行記の走行ルート。オレンジから紫。