2025/08/29 - 2025/08/29
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nanochanさん
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3連敗となった「クルーズ観光」。今年の旅はどうもうまくいかない・・・。さて、気分を取り直して、道東への旅3日目の一番の楽しみは「屈斜路湖の雲海」。テレビで色々なところの雲海は見たことはあるけれど、自分の目で見たことはありません。朝5時起きの「雲海ウォッチング」。今度こそ叶うのでしょうか?
道東の旅3日目は、屈斜路湖の雲海にチャレンジしたあと、「風蓮湖」を通って「根室」に向かい、その後「霧多布岬」「厚岸」を通って本日の宿泊地「釧路」に向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
1<津別峠展望施設>
屈斜路湖の雲海を見るために、「レジャーガイド遊び屋」さんの「屈斜路湖雲海ガイドツアーin津別峠」に参加。朝5時に起床し、車で「津別峠展望台」へ。西洋のお城みたいな施設でした。
※「レジャーガイド遊び屋」HP https://kussharo.asobiya.jp/津別峠展望施設 名所・史跡
-
イチオシ
2<雲海なし>
「あ~ そうだよね~」 眼下には、朝靄で幻想的な屈斜路湖の姿。雲海はまったくありませんでした。起床したときに、部屋の窓から見える屈斜路湖の上に雲海らしきものが見えなかったので覚悟はしてたんだけどね…。これで4連敗。 -
3<中島>
よく見ると、湖の中にある「中島」上に多少の雲が。でもこれは、湖水が蒸発してできた雲。
屈斜路湖の雲海は、太平洋の冷たい海の上に暖かく湿った南風が流れ込むことで発生した「移流霧」が釧路方面から流れ込み、カルデラ状の屈斜路湖に溜まることでできます。この日は低気圧が近くにあり、雲ができていたため霧が発生しなかったそうです。
ところで、この「中島」ですが、湖中島としては日本最大だそうです。 -
4<雄阿寒岳・雌阿寒岳>
屈斜路湖と反対側に目をやると、富士山のような形の山が。これは、アイヌ語で「ピンネシリ」(男の山)とよばれる「雄阿寒岳」(標高1、370m)。その右の雲に隠れている山は、アイヌ語で「マチネシリ」(女の山)とよばれる「雌阿寒岳」(標高1,499m)。どちらも活火山です。 -
5<コーヒータイム>
残念ながら雲海は見られませんでしたが、「レジャーガイド遊び屋」のガイドさんの楽しいお話のおかげで楽しいひとときを過ごすことができました。最後にはコーヒーサービスがありました。ちなみに、ツアー料金は、大人¥3,850。 -
6<風蓮湖>
屈斜路湖から根室岬に向かう途中で「風蓮湖」に寄りました。ここは、国内最大の白鳥の飛来地。10月から冬にかけてオオハクチョウが飛来します。 -
7<道の駅 スワン44ねむろ>
道の駅「スワン44ねむろ」の館内。ガラス張りになっていて、寒い時期でもじっくりと風蓮湖に来る野鳥を観察できます。道の駅 スワン44ねむろ 道の駅
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8<春国岱>
道の駅を出てすぐ左側に見えてくる湿地帯が「春国岱」。ここは、ラムサール条約で保護されている国際的にも重要な湿地帯で、国内最大級のハマナスの大群落や、エゾカンゾウ、センダイハギ、アカエゾ松などが自生しています。春国岱 自然・景勝地
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9<温根沼(おんねとう)大橋>
春国岱を過ぎて大きな橋「温根沼大橋」を渡ると、その先が根室半島。「温根沼」は、風蓮湖と同様に根室湾とつながっている汽水湖で、こちらも野鳥の楽園です。 -
10<四島のかけ橋>
根室半島の先端に到着。目を引かれるのは、この茶色のアーチ状モニュメント「四島のかけ橋」。北方領土の早期返還を祈念して建立されたシンボルです。安倍元首相は、頑張ってプーチンと交渉しているように見えましたが、結局、老獪なプーチンにいいようにやられてしまいました。本当にロシアという国は・・・・。四島のかけ橋 名所・史跡
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11<納沙布岬>
「納沙布岬」は、本土最東端の岬。日本で最も早く朝日と出会えるところとして有名です。納沙布岬 自然・景勝地
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12<すぐそこに…>
地面に描かれている地図の通り、北方領土はすぐ目の前。納沙布岬のすぐ前にある「貝殻島」との距離は、わずか3.7㎞しかない。 -
13<多くの碑>
海岸沿い立つ「北方領土返還」を訴える多くの碑。30年ほど前に訪れたときには、こんなに多くはなかったように思います。我々日本人の願いが叶う日が来ることを切に願います。 -
14<断崖>
岬は、鋭い断崖となっていました。 -
15<昆布漁>
歯舞群島の貝殻島周辺の昆布漁は、ロシア側に入漁料を払って行っています。その金額は約7000万円!!漁期は6月1日から9月末まで。しかし、高齢化や不漁で出漁を断念する漁業者も多いそうです。 -
16<納沙布岬灯台>
岬の一番東端にあるのが「納沙布岬灯台」。ここは、明治5年に点灯された北海道で最古の灯台です。
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17<納沙布岬灯台>
この灯台は、最初は木造建築でしたが、1930年にコンクリート製の灯台となりました。残念ながら、内部には入れません。納沙布岬灯台 名所・史跡
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18<オーロラタワー>
この巨大なタワーは「オーロラタワー」。1987年に、故笹川良一氏が、北方領土返還運動の象徴として建設した塔です。建設当時は観光客で賑わったようですが、徐々に入場者数が減り現在は営業をしていません。展望台からは、さぞや北方領土がよく見えたことでしょう。オーロラタワー 名所・史跡
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19<東光>
昼食は、近くにある海鮮料理「東光」さんへ。東光 お土産屋・直売所・特産品
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20<カニ吹雪丼>
食べたのは、「花咲ガニ」を吹雪のようにちりばめた「カニ吹雪丼」。ちょうど旬の季節だったため、身に弾力がありとてもおいしかったです。カニの鉄砲汁もGoodでした。 -
21<根室駅>
納沙布岬からバスでJR根室駅に移動。ここは、「日本最東端」の駅。
ここから「落石海岸」の絶景を見るために花咲線の列車に乗車します。根室駅 駅
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22<落石海岸>
折角乗った花咲線の列車でしたが、途中で雨が強くなり、肝心の落石海岸はよく見えませんでした。本当に、今回の旅はうまく行かないことが多すぎる・・・。落石海岸 ビーチ
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23<別当賀(べっとが)駅>
無人駅の「JR別当賀駅」で降車。駅舎は昔の車掌車を利用したもの。とっても北海道っぽくていいね。別当賀駅 駅
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24<廃墟感>
駅舎の横にあった表示板。半分くらいしか読めないのがまたいい。 -
25<霧多布岬展望台>
車を走らせること1時間ほどで「霧多布岬展望台」に到着。
奥に見える岬が「霧多布岬」。霧多布岬展望台 自然・景勝地
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26<ラッコ生息地>
こんな表示があってびっくり。ここは、国内で唯一野生のラッコの姿を見られる場所だそうです。 -
27<ラッコ発見!!>
ラッコがよく見られる時期は、秋から冬にかけてだそうですが、崖の下をのぞくとプカプカ浮くラッコを発見!! ほかにも2~3匹いました。 -
28<霧多布岬>
太平洋に突き出すように広がる霧多布岬の上に小さな赤色の灯台が見えます。そこに向かいます。
そうそう、霧多布岬は通称で、正式名は「湯沸(ゆふつ)岬」。 -
29<歩く道紀行100選>
霧多布岬は、野生のラッコや海鳥、美しい海岸線などの自然が豊かで、「歩く道紀行100選」に認定されています。
※「歩く道紀行100選 霧多布半島周遊 絶景と温泉の道」
https://michi100sen.jp/course/detail.php?id=5425 -
30<湯沸岬灯台>
やっと灯台に到着。「湯沸岬灯台」は、1951年(昭和26年)に初点灯した四角形の灯台で、北海道で最も明るい82万カンデラの光で海の安全を守っています。2016年には、北海道で初めて「恋する灯台」に認定されました。
※「恋する灯台プロジェクト」
https://romance-toudai.uminohi.jp/about/ -
31<きりたっぷ岬>
強風の中、灯台から岬の先端に続く道を進みます。霧多布岬 自然・景勝地
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32<海霧(かいむ)>
霧多布の名の通り、春から夏にかけは、美しい「海霧(かいむ)」がこのあたり一体を覆うそうです。それもぜひ見てみたい。 -
33<歌碑>
岬の先端に歌碑が建っていました。
「予てより あらきしほ路と きいたふの 島根に高く 寄する志ら波」
作者は、「北海道」の命名者としても知られる探検家「松浦武四郎」。「きいたふ」(きりたっぷ)を訪れたとき、断崖に打ち寄せる荒々しい白波に感動して詠んだものです(多分…)。 -
34<多分・・・>
すぐ左に見えるのは「帆掛岩」で、正面に見えるのは「神威岩」だと思います(多分…)。 -
35<北海道の三大岬>
北海道の三大岬というと石狩市の「雄冬岬」、室蘭市の「地球岬」、根室市の「落石岬」が挙げられますが、霧多布岬も素晴らしい。 -
36<コンキリエ>
30年前の北海道旅行の時に寄って昼食を食べた場所がここ「コンキリエ」。1階にある魚介市場で買った牡蠣や海老、イカなどの食材を2階の「炭焼炙屋」に持って行き炭焼きで食べた思い出は今でも覚えています。今回は、時間がないので焼き牡蠣だけを食べました。道の駅 厚岸グルメパーク 厚岸味覚ターミナル コンキリエ 道の駅
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37<釧路川>
コンキリエから車で1時間弱で釧路へ。久しぶりに見る釧路川です。 -
38<泉屋→ポロネ>
釧路名物と言えば「炉端焼き」ですが、今回はもう一つのソウルフードの「スパカツ」を食べに「泉屋」へ。しかし、激混みだったため、同じビルの地下にあるイタリヤ料理の店「ポロネ」へ。ポロネ グルメ・レストラン
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39<店内>
店内は落ち着いた雰囲気で空いていました。泉屋の「スパカツ」を食べてみたかったけれど、ここは系列店だそうで同じような「スパカツ」ができるというので注文しました。 -
イチオシ
40<スパカツ>
「泉屋」のスパカツがどんな見た目でどんな味が分かりませんが、「ポロネ」のスパカツも、さすがイタリアンレストランだけあってベースのミートスパが絶品でとても美味かったです。
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41<オムスパ>
こちらは、奥さんがオーダーした「オムスパ」です。ふっくらしたオムレツとミートスパの組み合わせもなかなかよかったです。 -
42<フォトスポット>
夕食後、釧路川沿いの「ぬさまい広場」開かれていた音楽フェスを見ながら本日のホテル「ドーミーイン」に戻りました。cool KUSHIRO 名所・史跡
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43<夜鳴きそば>
夕食がスパカツだけだったので、ドーミーインで無料提供されている「夜鳴きそば」をいただきました。振り返れば、なかなかハードな一日でした。
「好日旅行2025 道東への旅 part3『雲海は、何処に?』」は、以上です。最後までごらんいただきありがとうございました。次回は、道東への旅 part4「釧路湿原」をアップする予定です。よろしければ、ぜひご覧ください。天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル
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