チェコ・スロバキア・オーストリア30日間の旅　①　エディハド航空でプラハへ

2025/08/28 - 2025/08/29

もう一度行ってみたい街というのがいくつかありましたが、その筆頭がプラハです。はるか昔、個人旅行などとてもハードルが高かったころ、「デラックスホテルに泊まる中欧の旅」というツアーに参加し、ポーランド、ハンガリー、オーストリア、チェコの4か国を首都を中心に、今から思うと相当駆け足で回ったのでした。

今回はその美しいプラハを再び訪れる機会を得て、また時間の余裕もできましたので、チェコのほかの街もゆっくりと周ります。そして、お隣のスロバキアも、7年前、ポーランド旅行の時に、クラクフからスピシュ城の周辺の街を訪ねただけなので、まだ未踏の地であった首都ブラチスラバやほかのスロバキア西部、中部の街に行ってみます。

幸い、UAの特典航空券で、帰りのウィーン→羽田のANA直行便がとれましたので、ウィーンとヴァッハウ渓谷もと、盛沢山の計画になりました。

この旅行記は、初めて利用するエディハド航空でプラハに向かい、小雨のプラハ観光がスタートした初日の様子です。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エティハド航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは今回は成田空港。

成田空港第1ターミナル 空港

エディハド航空は第一ターミナルからの出発です。

初めてのエディハド航空。機内持ち込み荷物は、ハンドバッグなども含めて1個のみ。7㎏以内とかなり厳しい。事前に問い合わせても、機内持ち込み荷物は1個だけです・・とのお答え。

一所懸命7㎏以内に収め、デイパックとショルダーバッグを、大きなトートバッグにまとめて荷物を一つにしたのだけど、チェックインカウンターに行ったら、守っている人の方が少ないし、スタッフも何も言わなくて、拍子抜け。

17時40分発のアブダビ行き、時刻変更で10分早く出発するようです。

空港に来ているから、予定より早い出発も大歓迎。

搭乗口で待っていたら、呼ばれました。機内預けにしたスーツケースの中のデジカメ用の単３乾電池が規定以上で、機内持ち込みにするか廃棄かとのこと。結局、乾電池はスーツケースから出して夫と半分ずつ機内に持ち込むことになりました。

機内持ち込み7㎏以内を守るためにスーツケースいれたのですけどね・・。

ほぼ予定通り搭乗。

エディハド航空、前述のように、機内持ち込みの制限が厳しいので、機内上部の荷物入れ、余裕です。航空会社によっては、そんな大きいの機内に持ち込めるの？というようなのを、持ち込むお客さんがたくさんいて、荷物入れが満杯・・ということもよくありますからね。

1回目の機内食

チキンボール。

2回目の機内食は、チキンソテー。

初めてのエディハド航空でしたが、CAさんたち、皆さん親切です。

夫が食後、薬を飲もうとしたら、さっとお水を持ってきてくれたり。
ブランデーを頼んだら、今、ワゴンにはないので、少々お待たせするけれど持ってきますから・・と言って、しばらくたってちゃんと持ってきてくれたり。

口コミで見ていた通り、エディハド航空の座席と座席の間は、今まで乗ったほかのエアラインと比べてとても狭く感じました。

到着まであと1時間を切りました。もう少しの辛抱。次の区間は、足元の広い席・・を予約してあるのです。

現地アブダビ時間の22時50分、無事到着。11時間半のロングフライトでした。

アブダビ国際空港 (AUH) 空港

中東系の航空会社ですと、欧州へは、また6時間以上のフライトが待っています。

たくさんの発着便のあるアブダビ空港。

ゲートはA6と判明しました。

午前2時25分発、エディハド航空155便。

機内に乗り込みました。

機内持ち込み荷物の制限が厳しいせいか、やはり、客席上部の荷物入れは余裕で空きスペースがあります。

座席に関しては今度は足元の広い席。少しはゆったり出来そうです。

フライト時間6時間半なので、機内食も1回出ます。
　
ポークビーンズとオムレツという英国風？の朝食。

午前6時10分プラハ空港到着。ほっとします。

長い長いフライトでしたが、予定よりだいぶ早く着きました。

とりあえず、両替を済ませます。

いつもなら、SIMを購入となるのですが、今回夫がeSIM。
わたくしは、出発前にamazonでthreeの物理SIMを購入済み。

ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港

あいにく、空は雨模様。

8時30分空港ターミナルから出て、バスに乗ろうとしたこの時、一番雨がひどかったように思います。

空港バスAEで、市内中心部、プラハ本駅に向かいます。

チケットはバス車内で購入でき、クレジットカードも使え１００CZKでした。

プラハ本駅に着いた頃、だいぶ雨が弱くなってきました。ここから、Boltでホテルに向かいます。

9時15分にプラハ本駅に着き、トイレなど済ませ態勢を整えて、Boltを呼びました。

9時30分、本日の宿Residence La Feniceに到着。Boltで115CKZ.

レジデンス ラ フェニーチェ ホテル

ありがたいことにチェックインさせてもらえました。

この雨の中、スーツケースは預かってもらえたとしても、どうやって過ごそうかとバスの中で夫婦で思案していたところだったので、幸いでした。

レセプションの女性が、予報では雨は11時ころにはやむみたいですよと教えてくれました。

広いトリプルルーム。

キッチンもついているので3泊するのでありがたいです。

ソファや、ダイニングセットもあるので、疲れたら部屋食にして、ゆったりするのもよさそう。

窓から見た風景はこんな感じ。

後付けのエレベーター、どのビルも目立ちますね。

部屋に荷物を置いて、お茶を一杯飲んでいる間に、雨はすっかり止んでいました。
レセプションの女性の言った通りです。

では、街歩きへと繰り出します。

ホテル近くのカトリック教会。ゴシックやバロックとは違う雰囲気の教会建築で有名みたい。

画面中央部の塔は、プラハのテレビ塔。

一応、観光名所にもなっているみたいでした。

テレビ塔（タワーパーク プラハ） 建造物

ホテル　ラ　フェニーチェの最寄り駅はメトロA戦のJiliha z Podehrad駅。

歩いて10分くらいでした。

旧東欧あるあるの、長くて速いエスカレーター。

Jiliha z Podehrad駅。

ありがたいことに、プラハ市内の公共交通、メトロやトラム、バスは65歳以上ならチェコ国民でなくても旅行者でも誰でも無料です。旅に出る少し前に知りました。
ホテルのスタッフに確かめたところ、そうです・・とのこと。検札が来たら、パスポートを見せてねとも。

メトロ (地下鉄) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

メトロA線で2つ目のMUSEUM（ムゼウム）駅で下車。

ムゼウム駅 駅

博物館のファザードで見つけたプレート。

1968年8月21日未明、ワルシャワ条約機構によるチェコ・スロバキア侵攻・・と書かれています。旧ソ連がヴァ―ツラフ広場に戦車を乗り入れ占拠した歴史に残るプラハ事件ですね。

国立博物館本館 博物館・美術館・ギャラリー

圧倒される威厳ある国立博物館。。

ヴァ―ツラフ広場を見下ろすように立っています。

聖ヴァ―ツラフ像。

前回は、このがヴァ―ツラフ広場に面したパレスホテルに泊まった記憶がかすかにあります。

ヴァ―ツラフ広場をずんずん歩き、インドジシュスカ通りへ曲がってみました。
トラム、

そして遠くに塔が見えます。火薬塔かしら？（インドジシュスカ塔でした）などと言いながら歩き、手ごろなお店があったので休憩。

朝の4時くらいに機内食を食べているので、お昼ごはん。

U Jindrisske Vezeというビヤレストラン。英語メニューを出してくれました。

まずはノンアルコールビールで乾杯。タップでノンアルがあるのもチェコならでは。

U Jindrisske Veze 地元の料理

わたくしは、グヤーシュにします。

初クネードリキ。

夫はチキンにしたのですが、付け合わせがたっぷりおなかに応えたようでした、

全部で530CZK。　3900円くらい、チェコでの外食、だいたいこんな値段なのかなと思いました。

U Jindrisske Veze・・おすすめです。

火薬塔と思い込んで歩いてきたのですが、これはインドジシュスカ塔でした。

インドジシュスカー塔 (Jindrisska vez) 建造物

聖ヘンリー・クンフタ教会。

インドジシュスカ塔のすぐ横にあります。

市民会館と火薬塔

市民会館 建造物

火薬塔はかつて旧市街を取り囲んでいた城壁の門として活躍した黒い塔。

火薬塔 (火薬門) 建造物

黒い聖母の家。

画面中央に黒い聖母像が飾られています。

黒い聖母の家 建造物

プラハ・カレル大学

ツェレトナー通りを歩いていきます。

ツェレトナー通り 散歩・街歩き

ティーン教会のトンガリ屋根が少し見えます。

ティーン教会 寺院・教会

マンホールのふたもおしゃれ。

聖ミクラ―シュ教会。

旧市街広場

旧市街広場 広場・公園

旧市街広場で、ティーン教会と向かい合うのが旧市庁舎。

天文時計が有名。

プラハ旧市庁舎 建造物

カラフルな建物が並びます。

今日は、あとはカレル橋を見て観光をおしまいにしようとなりましたが、さて、どちらの方向へ行けばいいのかしら？

カレル橋はどちらの方向へ？とお尋ねしたら、ああチャールズ・ブリッジね・・と方向を教えてもらえました。

英語だとチャールズ・ブリッジかと納得。

カレル橋にたどり着きました。
ご覧のような人、人、人。

お正月の明治神宮か川崎大師、はたまた浅草寺みたいだねえと夫婦で驚き。

カレル橋 建造物

橋を渡るのはあきらめました。

川べりからブルタバ川とカレル橋の写真をとって、橋を渡るのは明日にしましょう。

最寄りのメトロ駅StaromestskaからメトロA線に乗ります。

メトロのホームには緑の案内表示板。
ホテル最寄りのJiriho Z Podebrad駅までは同じA線。
乗り換えなしで4駅。

ロングフライトで日本からチェコにやってきて、機内で仮眠をとっととはいえ、徹夜状態。

このあと、Jiriho Z Podebrad駅近くのAlbert(スーパーマーケット:チェコ滞在中あちこちでお世話になりました！）で、お水やら軽食を買って帰りました。