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2025年8月18日(月)~23日(土)の5泊6日で島根県を旅行してきました。佐賀県と1、2を争う「地味県」と言われる島根ですが、実際に訪れてみると県内いたるところに観光名所が散らばっているといった感じで、一度の旅行ではとても全部を見て回ることはできませんでした。旅行記その3は松江観光の続きから。松江城の敷地内にある興雲閣という洋館見学に始まり、お堀めぐりの遊覧船に乗ったり、銀行建築を利用した美術館に入ったりします。午後は宍道湖の北側を走る一畑電車というローカル線に乗って一気に出雲大社に移動します。島根県の一番メジャーな観光地・出雲大社を参拝してから本日の宿のある日御碕までバスで移動します。そして今日も水平線に沈む美しい夕日を眺めてしまいました。

【じっくり島根5泊6日 その3】松江城堀川めぐり~出雲大社参拝~日御碕で夕陽鑑賞

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2025/08/18 - 2025/08/23

941位(同エリア2317件中)

公共交通トラベラーken

公共交通トラベラーkenさん

この旅行記のスケジュール

2025/08/20

この旅行記スケジュールを元に

2025年8月18日(月)~23日(土)の5泊6日で島根県を旅行してきました。佐賀県と1、2を争う「地味県」と言われる島根ですが、実際に訪れてみると県内いたるところに観光名所が散らばっているといった感じで、一度の旅行ではとても全部を見て回ることはできませんでした。旅行記その3は松江観光の続きから。松江城の敷地内にある興雲閣という洋館見学に始まり、お堀めぐりの遊覧船に乗ったり、銀行建築を利用した美術館に入ったりします。午後は宍道湖の北側を走る一畑電車というローカル線に乗って一気に出雲大社に移動します。島根県の一番メジャーな観光地・出雲大社を参拝してから本日の宿のある日御碕までバスで移動します。そして今日も水平線に沈む美しい夕日を眺めてしまいました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 朝です。部屋の窓から早朝の宍道湖を眺めます。

    朝です。部屋の窓から早朝の宍道湖を眺めます。

  • ホテルの朝食。1泊1人7000円ちょっとの低価格ですが、朝食はなかなかゴージャスです。ノドグロの干物が美味しかった。

    ホテルの朝食。1泊1人7000円ちょっとの低価格ですが、朝食はなかなかゴージャスです。ノドグロの干物が美味しかった。

  • 右が野焼き、左が赤天。<br />野焼きは飛び魚のすり身を炭火で焼き上げたものらしい。赤天は島根県・浜田の名物練り物とのこと。どちらもなかなか美味しい。

    右が野焼き、左が赤天。
    野焼きは飛び魚のすり身を炭火で焼き上げたものらしい。赤天は島根県・浜田の名物練り物とのこと。どちらもなかなか美味しい。

  • 朝食会場からも宍道湖が一望できます。

    朝食会場からも宍道湖が一望できます。

  • 小さな漁船が見えます。たぶんシジミ漁だと思います。

    小さな漁船が見えます。たぶんシジミ漁だと思います。

  • ホテルをチェックアウトして、今日も松江の観光からスタートです。

    ホテルをチェックアウトして、今日も松江の観光からスタートです。

  • 松江松平家初代藩主、松平直政公像。

    松江松平家初代藩主、松平直政公像。

    松平直政公 騎馬像 名所・史跡

  • 偉い人の像がたくさんあります。<br />こちらは堀尾吉晴公像。松江城を築城した人らしい。

    偉い人の像がたくさんあります。
    こちらは堀尾吉晴公像。松江城を築城した人らしい。

    堀尾吉晴公の像 名所・史跡

  • 松江城の敷地内にある松江神社。この神社で発見された2枚の「祈祷札」により、松江城が江戸時代初期に完成したことが証明され、国宝に指定される重要な契機となったとのことです。

    松江城の敷地内にある松江神社。この神社で発見された2枚の「祈祷札」により、松江城が江戸時代初期に完成したことが証明され、国宝に指定される重要な契機となったとのことです。

    松江神社 寺・神社・教会

  • 興雲閣に入ります。

    興雲閣に入ります。

    興雲閣 美術館・博物館

  • ここは明治36年に松江市工芸品陳列所として建てられたものです。

    ここは明治36年に松江市工芸品陳列所として建てられたものです。

  • 当初、明治天皇の行在所に使用する目的でつくられたため、装飾・彫刻を多く用いた華麗な 仕上げとなっているとのことです。

    当初、明治天皇の行在所に使用する目的でつくられたため、装飾・彫刻を多く用いた華麗な 仕上げとなっているとのことです。

  • 入場無料でゴージャスな近代建築を見学できるのはラッキーです。

    入場無料でゴージャスな近代建築を見学できるのはラッキーです。

  • 2階の大広間の奥に貴顕室があります。<br />ここは明治40年に当時皇太子だった大正天皇の山陰道行啓の際に御座所や御寝所として使われた部屋です。

    2階の大広間の奥に貴顕室があります。
    ここは明治40年に当時皇太子だった大正天皇の山陰道行啓の際に御座所や御寝所として使われた部屋です。

  • 御座所。<br />建具とシャンデリアの本体は現存するものを修復して展示してあります。カーテンボックス、カーテン、じゅうたん、照明のガラスシェード、机と椅子は古写真をもとに復元しています。<br />

    御座所。
    建具とシャンデリアの本体は現存するものを修復して展示してあります。カーテンボックス、カーテン、じゅうたん、照明のガラスシェード、机と椅子は古写真をもとに復元しています。

  • 御寝所。<br />豪勢なカーテンと畳の組み合わせが面白い。

    御寝所。
    豪勢なカーテンと畳の組み合わせが面白い。

  • パステルカラーの壁や柱が美しいです。

    パステルカラーの壁や柱が美しいです。

  • これで松江城の観光は終了です。今回もお城の天守閣には入りませんでしたが、興雲閣のほうが私たち好みなので良いでしょう。

    これで松江城の観光は終了です。今回もお城の天守閣には入りませんでしたが、興雲閣のほうが私たち好みなので良いでしょう。

  • お城を出たところにある大手前堀川遊覧船乗場から松江堀川めぐりの船に乗船します。

    お城を出たところにある大手前堀川遊覧船乗場から松江堀川めぐりの船に乗船します。

  • 昨日自転車でお城の周りを走りましたが、今日はお堀の中を船で回ります。

    昨日自転車でお城の周りを走りましたが、今日はお堀の中を船で回ります。

  • 古いお城の石垣。野面積み(のづらづみ)という技法で積み上げられています。

    古いお城の石垣。野面積み(のづらづみ)という技法で積み上げられています。

  • 塩見縄手の武家屋敷の壁を眺めながら船は進みます。

    塩見縄手の武家屋敷の壁を眺めながら船は進みます。

  • 船頭さんの面白い解説を聞きながらのんびりお堀を巡ります。旅行に来ているなぁと実感できます。

    船頭さんの面白い解説を聞きながらのんびりお堀を巡ります。旅行に来ているなぁと実感できます。

  • オレンジのブイが浮いています。この先に低い橋がある目印です。

    オレンジのブイが浮いています。この先に低い橋がある目印です。

  • 船の屋根が自動で下がる仕組みになっています。船頭さんの合図で頭を低くして屋根を下げます。

    船の屋根が自動で下がる仕組みになっています。船頭さんの合図で頭を低くして屋根を下げます。

  • 屋根を下げないとくぐれない低い橋が4か所くらいあります。そのたびに頭を下げる必要があります。

    屋根を下げないとくぐれない低い橋が4か所くらいあります。そのたびに頭を下げる必要があります。

  • 一番低い橋をくぐるときはこんな感じになります。

    一番低い橋をくぐるときはこんな感じになります。

  • お堀の船上から松江城を眺めます。

    お堀の船上から松江城を眺めます。

  • やっぱりお城は外から眺めるのがいいな。

    やっぱりお城は外から眺めるのがいいな。

  • つづいて竹島資料室に入ります。

    つづいて竹島資料室に入ります。

    竹島資料室 美術館・博物館

  • 島根県が所有する竹島関係の歴史的公文書や「竹島問題研究会」の研究成果と収集資料を公開し、竹島問題について理解や普及の啓発を行うために開設された施設です。<br />竹島問題は大昔に学校で習ったことがありますが、普段あまり意識することがないですね。島根県の所有する島だということも今回初めて知りました。

    島根県が所有する竹島関係の歴史的公文書や「竹島問題研究会」の研究成果と収集資料を公開し、竹島問題について理解や普及の啓発を行うために開設された施設です。
    竹島問題は大昔に学校で習ったことがありますが、普段あまり意識することがないですね。島根県の所有する島だということも今回初めて知りました。

  • 島根県内に7頭、世界でも14頭しか確認されていないニホンアシカの剥製。ニホンアシカはすでに絶滅したと考えられている動物です。

    島根県内に7頭、世界でも14頭しか確認されていないニホンアシカの剥製。ニホンアシカはすでに絶滅したと考えられている動物です。

  • 古地図などで竹島が日本固有の領土であることを証明している展示。

    古地図などで竹島が日本固有の領土であることを証明している展示。

  • 今後竹島問題が解決する事があるのかどうかわかりませんが、一応こういう問題があるということくらいは知っておきたいものです。

    今後竹島問題が解決する事があるのかどうかわかりませんが、一応こういう問題があるということくらいは知っておきたいものです。

  • 竹島資料室が入る島根県庁第三分庁舎(旧・島根県立博物館)は建築家菊竹清訓氏の設計。2019年には登録有形文化財に登録されています。

    竹島資料室が入る島根県庁第三分庁舎(旧・島根県立博物館)は建築家菊竹清訓氏の設計。2019年には登録有形文化財に登録されています。

  • カラコロ工房にやってきました。ここは昭和13年に「日本銀行松江支店」として建てられたものです。

    カラコロ工房にやってきました。ここは昭和13年に「日本銀行松江支店」として建てられたものです。

    カラコロ工房 名所・史跡

  • 銀行建築の隣のテラスはフードコートになっていました。

    銀行建築の隣のテラスはフードコートになっていました。

  • 銀行当時の面影を残す建物内を見学させてもらいます。

    銀行当時の面影を残す建物内を見学させてもらいます。

  • 重厚な柱が吹き抜けのホールを囲んでいます。

    重厚な柱が吹き抜けのホールを囲んでいます。

  • 地下の大金庫。

    地下の大金庫。

  • 重たい鉄の扉が保存されています。

    重たい鉄の扉が保存されています。

  • 道を挟んで向かいにあるごうぎんカラコロ美術館。旧山陰合同銀行北支店のたてもので、現在は美術館になっています。美術館なので内部は写真撮影禁止でした。

    道を挟んで向かいにあるごうぎんカラコロ美術館。旧山陰合同銀行北支店のたてもので、現在は美術館になっています。美術館なので内部は写真撮影禁止でした。

    ごうぎんカラコロ美術館 美術館・博物館

  • 松江しんじ湖温泉駅にやってきました。<br />松江観光はこれで終了です。ここから一畑電車北松江線に乗って出雲に移動します。

    松江しんじ湖温泉駅にやってきました。
    松江観光はこれで終了です。ここから一畑電車北松江線に乗って出雲に移動します。

    松江しんじ湖温泉駅

  • ローカル列車の旅。

    ローカル列車の旅。

  • 宍道湖を車窓から眺めながらのんびりと進みます。

    宍道湖を車窓から眺めながらのんびりと進みます。

  • ホテルに併設されていたコンビニで購入したパンを車内で食べて簡単なお昼ご飯とします。

    ホテルに併設されていたコンビニで購入したパンを車内で食べて簡単なお昼ご飯とします。

  • 車内に島根観光キャラクターの「しまねっこ」がいました。

    車内に島根観光キャラクターの「しまねっこ」がいました。

  • 車窓から見た古い建物。多分一畑電車布崎変電所だと思います。

    車窓から見た古い建物。多分一畑電車布崎変電所だと思います。

    布崎駅

  • 平田一式飾りの「しまねっこ」。<br />平田一式飾り(ひらたいっしきかざり)は、身近な陶器や金物などの一式一種類を使い歴史上の人物などを飾る民俗芸術なんだそうです。

    平田一式飾りの「しまねっこ」。
    平田一式飾り(ひらたいっしきかざり)は、身近な陶器や金物などの一式一種類を使い歴史上の人物などを飾る民俗芸術なんだそうです。

    雲州平田駅

  • 川跡駅で一畑電車大社線に乗り換えます。

    川跡駅で一畑電車大社線に乗り換えます。

    川跡駅

  • 出雲大社前駅に到着しました。

    出雲大社前駅に到着しました。

    出雲大社前駅

  • 一畑電気鉄道デハニ52号という古い車両がホームの一番端に展示されていました。

    一畑電気鉄道デハニ52号という古い車両がホームの一番端に展示されていました。

    一畑電気鉄道 デハニ50形 52号車 名所・史跡

  • 特に興味があるわけではないのですが、旅先でこんな展示に出会うとやはり見てしまいます。

    特に興味があるわけではないのですが、旅先でこんな展示に出会うとやはり見てしまいます。

  • 木造の内装が良い雰囲気です。

    木造の内装が良い雰囲気です。

  • 国の登録文化財に指定されている駅舎もかわいらしくて良いと思います。

    国の登録文化財に指定されている駅舎もかわいらしくて良いと思います。

  • ここから出雲大社までは徒歩ですぐの距離にあります。

    ここから出雲大社までは徒歩ですぐの距離にあります。

  • 約30年振りの出雲大社参拝です。

    約30年振りの出雲大社参拝です。

  • 出雲大社の参道は珍しい「下り参道」になっています。

    出雲大社の参道は珍しい「下り参道」になっています。

  • 大国主命の像があります。

    大国主命の像があります。

  • 大社造りの社殿が見えてきました。神社の建築の中でも最も古い建築様式の一つです。

    大社造りの社殿が見えてきました。神社の建築の中でも最も古い建築様式の一つです。

  • 巨大な注連縄も見ごたえありです。

    巨大な注連縄も見ごたえありです。

  • 八足門とその向こうにチラッと御本殿が見えます。

    八足門とその向こうにチラッと御本殿が見えます。

  • 出雲大社から出土した旧本殿の側柱の発掘場所を示すマークがあります。<br />昔の本殿は高さ16丈(約48m)もあったという社伝があり、それを裏付けるような巨大な柱が2000年に発掘されました。<br />

    出雲大社から出土した旧本殿の側柱の発掘場所を示すマークがあります。
    昔の本殿は高さ16丈(約48m)もあったという社伝があり、それを裏付けるような巨大な柱が2000年に発掘されました。

  • 神祜殿に入ります。内部は写真撮影禁止でした。<br />発掘された巨大な柱が展示されていました。

    神祜殿に入ります。内部は写真撮影禁止でした。
    発掘された巨大な柱が展示されていました。

  • 大社の境内を出て東側のエリアを歩きます。

    大社の境内を出て東側のエリアを歩きます。

  • 出雲大社 北島国造館 出雲教という看板が見えます。

    出雲大社 北島国造館 出雲教という看板が見えます。

    北島国造館 寺・神社・教会

  • 北島国造家四脚門。<br />出雲国造(いずものくにのみやつこ、いずもこくそう)は、出雲国を支配した国造。その氏族の長が代々出雲大社の祭祀と出雲国造の称号を受け継ぎました。<br />出雲国造家の称号と出雲大社の祭祀職務は、南北朝時代に入るまで一子相伝であったが、康永年間(1340年頃)以降、千家氏(せんげし)と北島氏(きたじまし)の二氏に分かれ、それぞれが出雲国造を名乗るようになったそうです。

    北島国造家四脚門。
    出雲国造(いずものくにのみやつこ、いずもこくそう)は、出雲国を支配した国造。その氏族の長が代々出雲大社の祭祀と出雲国造の称号を受け継ぎました。
    出雲国造家の称号と出雲大社の祭祀職務は、南北朝時代に入るまで一子相伝であったが、康永年間(1340年頃)以降、千家氏(せんげし)と北島氏(きたじまし)の二氏に分かれ、それぞれが出雲国造を名乗るようになったそうです。

  • AIの解説によると、現在、出雲大社の祭祀と教団の運営は主に千家家が、北島家は出雲教の設立と運営を担い、それぞれが「出雲信仰」を基盤とした信仰の形を守っているとのことです。

    AIの解説によると、現在、出雲大社の祭祀と教団の運営は主に千家家が、北島家は出雲教の設立と運営を担い、それぞれが「出雲信仰」を基盤とした信仰の形を守っているとのことです。

  • 右から三宝荒神、天穂日命、宇迦之御霊神を祀る社が並んでいます。天穂日命(あめのほひのみこと)は国譲りに応じた大国主神を祀るため、出雲大社の祭祀を担った神様で、出雲氏の始祖になります。「アメノ」とあるように、この神さまは天照大神の第二子とされている方です。国譲りの際に最初に派遣された使者でありながら、逆に大国主に心服してしまったという変な神様ですね。

    右から三宝荒神、天穂日命、宇迦之御霊神を祀る社が並んでいます。天穂日命(あめのほひのみこと)は国譲りに応じた大国主神を祀るため、出雲大社の祭祀を担った神様で、出雲氏の始祖になります。「アメノ」とあるように、この神さまは天照大神の第二子とされている方です。国譲りの際に最初に派遣された使者でありながら、逆に大国主に心服してしまったという変な神様ですね。

  • 亀の尾の瀧

    亀の尾の瀧

  • 亀の尾の瀧の手前にあるのは天神社。御祭神は少名毘古那神(すくなひこなのかみ)

    亀の尾の瀧の手前にあるのは天神社。御祭神は少名毘古那神(すくなひこなのかみ)

  • 出雲大社北島國造館 出雲教の社殿。中でご祈祷中でしたので、少し離れたところから。

    出雲大社北島國造館 出雲教の社殿。中でご祈祷中でしたので、少し離れたところから。

  • 北島国造館 大門

    北島国造館 大門

  • さらに先に進みます。普通の民家が並ぶ細い路地です。

    さらに先に進みます。普通の民家が並ぶ細い路地です。

  • 命主社の看板がありました。

    命主社の看板がありました。

  • 「いのちぬしのやしろ」という名前はあまり聞いたことがないですね。正式名称は「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」と言います。御祭神は神皇産霊神(かみむすびのかみ)。神話の一番最初のほうに出てくるかなり偉そうな神様です。

    「いのちぬしのやしろ」という名前はあまり聞いたことがないですね。正式名称は「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」と言います。御祭神は神皇産霊神(かみむすびのかみ)。神話の一番最初のほうに出てくるかなり偉そうな神様です。

  • ここは出雲大社の摂社となっています。偉い神様の割に社殿は控えめです。<br />この社殿が建つ以前は、現在の社殿の後ろにあったとされる巨石を信仰の対象としていたそうなので、相当古い時代からの信仰が残る場所なのでしょう。

    ここは出雲大社の摂社となっています。偉い神様の割に社殿は控えめです。
    この社殿が建つ以前は、現在の社殿の後ろにあったとされる巨石を信仰の対象としていたそうなので、相当古い時代からの信仰が残る場所なのでしょう。

  • そして見どころはやはり社殿の手前の巨大な椋木(ムクノキ)のです。樹齢千年と言われているそうです。<br />

    そして見どころはやはり社殿の手前の巨大な椋木(ムクノキ)のです。樹齢千年と言われているそうです。

  • 命主という名前がぴったりの姿です。<br />太古から巨石や巨木を信仰してきた日本人のDNAにダイレクトにメッセージが送り込まれてくる感じです。

    命主という名前がぴったりの姿です。
    太古から巨石や巨木を信仰してきた日本人のDNAにダイレクトにメッセージが送り込まれてくる感じです。

  • 真名井の清水(まないのしみず)。<br />出雲大社の祭事の中でも特に大事な古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)ではここの小石を使って「「歯固めの神事」と呼ばれる儀式が行われるんだとか。

    真名井の清水(まないのしみず)。
    出雲大社の祭事の中でも特に大事な古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)ではここの小石を使って「「歯固めの神事」と呼ばれる儀式が行われるんだとか。

    真名井の清水 名所・史跡

  • 次は大社の西側にやってきました。出雲大社神楽殿の大注連縄を見学します。

    次は大社の西側にやってきました。出雲大社神楽殿の大注連縄を見学します。

  • 出雲大社と言えばこれですね。近くで見るとすごい迫力でした。

    出雲大社と言えばこれですね。近くで見るとすごい迫力でした。

  • こちらは千家国造館。

    こちらは千家国造館。

  • 出雲大社教祖霊社。特に見どころはないようなので先に進みます。

    出雲大社教祖霊社。特に見どころはないようなので先に進みます。

  • 観光センター いずもの中で「出雲大社献納茶ソフトクリーム」を食べて休憩。ソフトクリームがすごく美味しかったです。<br />休憩後、この建物の裏手にある一畑バス出雲大社バスターミナルから日御碕に向かってバスで移動します。

    観光センター いずもの中で「出雲大社献納茶ソフトクリーム」を食べて休憩。ソフトクリームがすごく美味しかったです。
    休憩後、この建物の裏手にある一畑バス出雲大社バスターミナルから日御碕に向かってバスで移動します。

    観光センター いずも グルメ・レストラン

  • 稲佐の浜と弁天島はバスの車窓からチラッとみるだけで終了。

    稲佐の浜と弁天島はバスの車窓からチラッとみるだけで終了。

    稲佐の浜 自然・景勝地

  • 出雲大社バスターミナルからバスで約20分ほどで日御碕灯台バス停に到着。<br />バス停の周りは広い駐車場になっていました。そして星野リゾートのリッチなホテルが立っています。大きなスーツケースを持ったお洒落なお姉さんたちはそちらに吸い込まれていきました。

    出雲大社バスターミナルからバスで約20分ほどで日御碕灯台バス停に到着。
    バス停の周りは広い駐車場になっていました。そして星野リゾートのリッチなホテルが立っています。大きなスーツケースを持ったお洒落なお姉さんたちはそちらに吸い込まれていきました。

  • 私たちは「民宿 たかはし」にチェックイン。

    私たちは「民宿 たかはし」にチェックイン。

    民宿 たかはし 宿・ホテル

    日御碕の灯台近くの民宿。ご飯が美味しい。 by 公共交通トラベラーkenさん
  • 夏はやっぱり海沿いの民宿がいいですね。今日はほかにお客さんがいないので、私達の貸し切りでした。

    夏はやっぱり海沿いの民宿がいいですね。今日はほかにお客さんがいないので、私達の貸し切りでした。

  • 窓からは白い灯台が見えました。日御碕は島根半島のほぼ西端に当たる場所なので、美保関とセットで島根半島の東西を制覇です。

    窓からは白い灯台が見えました。日御碕は島根半島のほぼ西端に当たる場所なので、美保関とセットで島根半島の東西を制覇です。

  • 民宿で夕飯。1泊2食付で1人8500円の格安民宿ですが、料理はどれも大変美味しかった。

    民宿で夕飯。1泊2食付で1人8500円の格安民宿ですが、料理はどれも大変美味しかった。

  • 玄関のガラス棚に色々な民芸品が陳列されているのも田舎の民宿では定番です。

    玄関のガラス棚に色々な民芸品が陳列されているのも田舎の民宿では定番です。

  • よく見ると「風俗営業店 公安委員会許可済」とか「十八歳未満の方の入場お断りします」と書かれたステッカーが貼られています。たぶん昭和時代の名残でしょう。

    よく見ると「風俗営業店 公安委員会許可済」とか「十八歳未満の方の入場お断りします」と書かれたステッカーが貼られています。たぶん昭和時代の名残でしょう。

  • 夕日を見るために海岸に行ってみます。

    夕日を見るために海岸に行ってみます。

  • 鳥見台という展望スポットにやってきました。そろそろ日の入りの時間です。

    鳥見台という展望スポットにやってきました。そろそろ日の入りの時間です。

  • 経島(ふみしま)が見えます。<br />昔、日御碕神社の日沉宮がこの島に祀られていました。この島は神域であり、一般の方は渡ることができないそうです。

    経島(ふみしま)が見えます。
    昔、日御碕神社の日沉宮がこの島に祀られていました。この島は神域であり、一般の方は渡ることができないそうです。

    経島 自然・景勝地

  • ここも夕日の名所になっています。宍道湖よりも人が少なくて雰囲気がすごく良い場所でした。

    ここも夕日の名所になっています。宍道湖よりも人が少なくて雰囲気がすごく良い場所でした。

  • 日御碕はかなり複雑な地形になっています。流紋岩(火山岩の一種)の山が沈降して海に浸かり、波に侵食された後に再び隆起した「海食台」という地形なんだそうです。周辺には柱状節理や洞穴が見られ、海上には小島や岩礁が点在しています。

    日御碕はかなり複雑な地形になっています。流紋岩(火山岩の一種)の山が沈降して海に浸かり、波に侵食された後に再び隆起した「海食台」という地形なんだそうです。周辺には柱状節理や洞穴が見られ、海上には小島や岩礁が点在しています。

  • 柱状節理の岩場をこんなに間近で見たのは初めてです。

    柱状節理の岩場をこんなに間近で見たのは初めてです。

  • だんだん太陽が低くなってきました。

    だんだん太陽が低くなってきました。

  • 日御碕灯台のふもとまでやってきました。夕日を眺めるお客さんの姿がチラホラ見えます。

    日御碕灯台のふもとまでやってきました。夕日を眺めるお客さんの姿がチラホラ見えます。

  • 火曜サスペンス劇場のロケ地になりそう。

    火曜サスペンス劇場のロケ地になりそう。

  • 静かに岩場に座って夕日を見ている人たちが多いですが、私はジッとしているのがものすごく苦手なので岬の遊歩道をウロウロし続けます。

    静かに岩場に座って夕日を見ている人たちが多いですが、私はジッとしているのがものすごく苦手なので岬の遊歩道をウロウロし続けます。

  • この灯台には明日登る予定です。

    この灯台には明日登る予定です。

  • いよいよサンセットです。大変美しい。

    いよいよサンセットです。大変美しい。

  • まだしばらくは明るいので海岸沿いの遊歩道をもう少し歩きます。

    まだしばらくは明るいので海岸沿いの遊歩道をもう少し歩きます。

  • 灯台の隣に立つ出雲日御碕サカグリ照射灯。北方約500メートルの沖合に、サカグリと呼ばれる暗礁があるそうで、船の座礁防止の為に夜間投光している施設です。

    灯台の隣に立つ出雲日御碕サカグリ照射灯。北方約500メートルの沖合に、サカグリと呼ばれる暗礁があるそうで、船の座礁防止の為に夜間投光している施設です。

  • 小さな島がたくさんあります。<br />先ほどの経島やこれらの島の海底には海底遺跡が存在するそうで、ダイビングで潜れば実際に見ることができるそうです。ミステリアスでいいですね。

    小さな島がたくさんあります。
    先ほどの経島やこれらの島の海底には海底遺跡が存在するそうで、ダイビングで潜れば実際に見ることができるそうです。ミステリアスでいいですね。

  • 美しい夕日と灯台と海岸を堪能して民宿に帰ってきました。ほかにお客がいないので貸し切りのお風呂に入って、他にやることもないのでさっさと寝ることにしました。

    美しい夕日と灯台と海岸を堪能して民宿に帰ってきました。ほかにお客がいないので貸し切りのお風呂に入って、他にやることもないのでさっさと寝ることにしました。

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