2024/10/21 - 2024/10/22
1252位(同エリア2323件中)
じろうまるさん
- じろうまるさんTOP
- 旅行記75冊
- クチコミ138件
- Q&A回答0件
- 80,316アクセス
- フォロワー4人
2泊3日出雲・松江の旅1日目
今回は、出雲縁結び空港へANAは就航していないので、往路はJAL、復路はANAを利用しました。お宿は、2日目の移動と立地が松江駅前で食事処が多いのでのグリーンリッチホテルに素泊まりにしました。
①「出雲大社」にお参りにして良い縁をつむぐ。
②中井貴一の映画の「舞台になった「一畑電車」で、しんじ湖の景色を楽しみ ながらローカル線に乗り松江へ移動。
③手打ち出雲そば「ふなつ」で千鳥割子蕎麦食べる。
④松江城の堀を遊覧しながら「国宝松江城」に行く。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ 私鉄
-
往路はJALで「出雲縁結び空港」へ、フライト時間は1時間30分
出雲大社行きのバスは1時間に1本の出発、空港出口を出て左側にバスのチケット売り場(自販機)があり、先に購入してからバスに乗ります。結構並びますが、バスが満員になっても2台目、3代目のバスがありますのであせらなくても大丈夫です。出雲空港(出雲縁結び空港) 空港
-
スーツケースなど大きい荷物を持っている場合は、神門通りの一畑電車の駅前のバス停で下車するとコインロッカーを利用できます。稲佐の浜まではバスは行かないので駅前でレンタル自転車を借りると便利です。
-
「勢溜の大鳥居(二の鳥居)」
バスを二の鳥居前で下車。出雲大社境内の一番南、正門にあたる広場を勢溜と言うそうです。名前の由来は江戸時代に、この広場に芝居小屋が設けられ、人の勢いがたまる場所だったことから。ここから左手には、稲佐の浜へ行く神迎(かみむかえ)の道が続いています。 -
「下り参道」
二の鳥居をくぐり参道を進むと、神社は珍しい下り参道が続きます。途中に「祓社(はらいのやしろ)」という小さいお社があります、参拝の最初にまずここにお参りして心身を清めましょう。 -
「祓社(はらいのやしろ)」
下り参道の途中右手側にある「祓社」で、自分自身の穢れを払ってから大社の大神様へお参りいたしましょう。出雲大社の拝礼は「二礼四拍手一礼」です。出雲大社 末社 祓社 寺・神社・教会
-
「松の参道(三の鳥居)」
下り参道を過ぎ、祓橋を渡ると松の参道になります。この松並木は、松の参道は三つに分かれており、真ん中の道は昔、皇族や貴族、勅使だけが通ることができた道でした。日本の名松100選に選ばれている松並木を保護するために、参道の両サイドの道を通る様になっています。 -
「松の参道(三の鳥居)」
-
-
「ムスビの御神像」
参道の右手には、出雲大社の主祭神である「大国主大神」が国造りに悩まれた時、海の向こうから光がやってきて、「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」という魂を頂く時の場面を表現している像があります。 -
-
「四の鳥居(銅の鳥居)」
この鳥居は長州藩の二代藩主毛利綱広が寄進したもの、この鳥居の先が一段と重要な神域になります。 -
「拝殿」
古い拝殿は、昭和28年5月に不慮の火災で焼失してしまいました。1963(昭和38年)に、桃山時代から長く棟梁の家として続いている、伊藤平左衛門氏によって新築された拝殿は、戦後最大の木造建築と言われています。高さ12.9m、大社造りと切り妻造りの折衷様式。しめ縄が一般の神社とは左右逆なところに注目です。
参拝は「二礼四拍手一礼」と一般の参拝とは違いますので、ご注意を。出雲大社 寺・神社・教会
-
「古代神殿の柱の跡」
拝殿の裏側にある「八足門」の前に、2000年に発掘された平安時代末期から鎌倉時代ごろの出雲大社本殿のものと考えられる柱の発掘跡の印です。3本の巨木を一つに束ねて直径3mの柱を作り、それらを9組の柱として高さ約48mの本殿が建てられていた。この時代では、この高さの巨大木造建築はできないのでと言われてきましたが、実際にあったと証明できました。出雲大社御本殿 名所・史跡
-
右まわりで境内を散策
-
「東十九社」
本殿東側には、横に長い造りの「十九社」があります。神在祭にて全国より集められた神々の御宿となる御社殿で、東西に二社が向い合っており、平素は八百萬の神々を遥拝する場所です。神在祭の期間は扉が開かれるそうです。出雲大社 末社 十九社本殿 名所・史跡
-
「釜社(かまのやしろ)」
東十九社の隣にある「釜社」は、食事を司る神様です。食事に困らないように必ずご参拝しましょう。 -
「素鵞社(そがのやしろ)」
ヤマタノオロチ退治で有名な素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る社。大国主大神の父神とされ、御本殿後方の一段高いところに祀られています。神気を感じる場所です。稲佐の浜の砂を社の床下に供えて、かわりに素鵞社の砂を持ち帰ると、清めの御守りになると言われています。素鵞社 寺・神社・教会
-
素鵞社(すさのおしゃ)の裏側にある岩は、砂ほど有名ではありませんが、是非触って強力なパワーをいただきましょう。
-
「本殿」
この写真は、本殿裏側から撮ったもの。裏側からの方が、本殿は大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式が良くわかります。
現在の本殿は、1744(延享元年)に再建されたもので、平成の大遷宮で大屋根や千木などが新築されました。高さ約24m、厚い檜皮葺きの屋根の棟の上には長さ7.9mの二組の千木が交差しています。御神体は稲佐の浜のある西の方角を向いて鎮座しているそうです。出雲大社 寺・神社・教会
-
-
「神楽殿」
1981(昭和56年)に出雲大社教が特立100年を迎えたおり、現在の神楽殿として規模を拡張して建替えられました。大広間は270畳の広さを誇り、結婚式や団体ツアーのご祈祷などに使われています。神殿建築にめずらしく正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。正面のしめ縄は日本一の大きさです。 -
神楽殿のしめ縄の大きさは、13.6m、重さ5.2t、胴周りは最大8mと圧巻の大きさです。
-
-
「ご慈愛の御神像」
大国主大神が助けた、因幡の白兎の神話の一部を表しています。大国主大神が背負っている袋の中には、私達の苦難や悩みが入っていて、私達の身代わりに背負って下さっています。大国主大神は幾度も試練に会われましたが、その度に復活されました。このため「復活の神」、また白兎のケガを治したことから「医療の神」と崇められています。 -
出雲大社の境内の中には、因幡の白兎の神話のモチーフとして沢山のウサギ像があります。
出雲大社 縁結びの碑 名所・史跡
-
「祓橋」
-
「神門通り」と「宇治橋の大鳥居(一の鳥居)」
勢溜から宇迦橋まで700m続く出雲大社の門前町、神門通りを歩いて一畑電車の出雲大社駅まで行きます。
遠くに見えるのは、一の大鳥居です。現在は工事中で鳥居はくぐる事はできません。大正天皇の即位をお祝いして1915年にたてられました。高さは出雲大社御本殿より1m低い23m、柱の周囲6m、直径2mの鉄筋コンクリートの鳥居で、中央の額は畳6畳の大きです。 -
「出雲大社前駅」
一畑電車の出雲大社前駅は、1930年に開業し当時は「大社神門駅」と称していました。1970年に現在の駅名に改称されました。駅舎はモダンな洋風建築で、1996年に国の登録有形文化財に指定されています。出雲大社前駅 駅
-
駅舎内のレトロなステンドグラスの柔らかい光に癒されます。
大社線と北松江線を乗り継いで、これから松江に向かいます。運行本数が少ないので事前に時刻表を確認することをお勧めします。 -
また、出雲大社前駅には「日本最古の電車」が展示してあり、中へ入ることもできます。
-
中はレトロな運転席や機器類が良い雰囲気です。
-
車両も素敵です。
-
2010年「RAILWAYS」、中井貴一主演の映画の舞台にもなっています。
大手電機メーカーの企画室長だった主人公が、50歳を目の前にして子供の頃からの夢だった電車の運転士を目指すストーリー。 -
今回の旅の目的の1つ、山陰唯一のローカル線にのんびりゆられて移動すること
早速「出雲大社前駅」から川跡駅で乗り換え「松江しんじ湖温泉駅」まで向かいます。 -
車両は2両、椅子の色がレトロモダン
-
川跡駅で乗り換え北松江線に乗車、北松江線には3・4月に「おでん電車」なるものを運行している。電車にゆられながら、おでんをつまみにお酒が飲めるのだそう。飲み物食べ物も持ち込み可能です。
川跡駅 駅
-
北松江線の中で島根のキャラ「しまねっこ」を発見
-
北松江線の「雲州平田駅」、映画「RAILWAY」のロケ地やポスター撮影に使われた駅だそうです。
雲州平田駅 駅
-
「宍道湖」
一畑電車の北松江線は、しんじ湖の北岸にそって松江しんじ湖温泉駅までいきます。この景色もこの旅で楽しみにしていた景色です。
ちなみに宍道湖は、面積は7,910ヘクタールあり、国内で7番目におおきな湖です。中海と通じて日本海につながっている汽水湖。大きなヤマトシシジミの名産地。宍道湖 自然・景勝地
-
-
-
松江しんじ湖温泉駅で下車し、徒歩10分出雲そばの「ふなつ」へ
このお店は開店前から並んでいる有名店、入店まで待つこと覚悟で行きましょう。注文してから蕎麦を打つのでお蕎麦がくるまでも時間がかかります。中国山地蕎麦工房 ふなつ グルメ・レストラン
-
おすすめは「千鳥割子そば」3段になっていて具だくさん。お値段もお手頃、なにより玄蕎麦をお店で挽いているので蕎麦好きにはたまらない味でっす。
-
松江城へ行く前に、お堀の「堀川遊覧船」に乗ります。団体とかぶるとすぐに乗れないし、結構早い時間に終了してしまいます。予定しているならHPで乗船時間等、要確認です。
ぐるっと松江堀川めぐり 乗り物
-
乗船は靴を脱いでのります。お堀にかかった低い橋を何個も潜るので、船の屋根がぐっと下がります、ちょっとしたアトラクションみたいです。船頭さん兼ガイドさんの解説も面白いです。
-
「新橋」
-
-
-
-
-
小泉八雲の怪談「小豆とぎ橋」にちなんだ幽霊のレリーフがあります。
小豆とぎは川のほとりで「小豆洗おか、人取って喰おうか」と歌いながら小豆を洗う伝統的な日本の妖怪。 -
国宝「松江城」が見えてきました。全国で現存する12天守のうちの1つ。のちほどお城へいきます。
-
堀川遊覧船は乗船、下船が3か所あります。1週することもできますが、お城に近い、大手前広場で下船しました。
-
松江城へ行く前に時間があれば、松江城内にある「興雲閣」へ寄りましょう。
興雲閣 美術館・博物館
-
「興雲閣」は島根県の有形文化財・松江市歴史的風致形成建造物に指定されています。年中無休で入場料は無料です。興雲閣は、松江市が松江市工芸陳列所として、明治35年に建設しました。
-
当初、明治天皇の行在所に使用する目的で作られたため、装飾・彫刻を多く用いた華麗な仕上げとなっています。明治天皇の巡幸は実現しませんでしたが、明治40年のちの大正天皇が皇太子の時に山陰道行啓の時に迎賓館の役割を果たしました。
-
-
-
-
興雲閣の中には「亀田山喫茶室」がありますが、水曜日は定休日でした。
-
「貴顕室」
-
-
興雲閣の1階には「亀田山喫茶室」があります。大正ロマンの雰囲気でモーニングやスィーツを味わうのも良いです。行った日は休日でした。営業時間や営業日は確かめてから行ったほうが良いでしょう。
-
-
-
「国宝松江城」
全国に12城しか残ってない現存天守の1つです。現存天守とは、江戸時代またはそれ以前に建てられた城です。慶長16年完成。藩主は、関ヶ原の戦功により浜松より、出雲隠岐24万石を加増された「横尾忠氏」。その後、孫の吉晴に嗣子なく改易になり、若狭小浜藩から「京極忠高」が移封されるが、同じく京極氏にも嗣子なく改易になり、信濃松本藩から「松平直政」に引き継がれ、廃藩置県により約230年の松平家の治世に幕をおろしました。
松江城のすごいところランキング、広さは12天守中2位、高さが12天守中3位松江城 名所・史跡
-
-
城内に展示してある当時の「鯱」
金の鯱で有名な名古屋おで良くわかるように、天守の両端にいる魚に似た装飾品。オスとメスで2つで1つい「火事になったときに口から水を吹く」と言われ、火災除けのお守りです。 -
現存天守では唯一、天守内にある井戸。かつては24mの深さがあったが、現在は半分埋められているそうだ。
-
当時の襖絵も、華美なものでなく時世をあらわしている。
-
-
-
天守を支える柱の特徴「包板(つつみいた)」
天守にある総数308本の柱のうち130本に包板が、一面、二面、三面、四面と柱のある場所によって、板を張り鎹や鉄輪て留められ強度が高められている。 -
-
二の丸にあった大太鼓
-
天守閣から見た宍道湖、美しい
-
「穴太衆(あのうしゅう)」による石積
穴太衆は、現在の大津市坂本穴太に暮らした石垣築成集団のこと、優れた技能を持っていたことから、秀吉にも重用されたました。 -
北惣門橋を渡って松江歴史館へ、この橋は「ばけばけ」のロケ地です。
-
「松江歴史館」
松江藩の家老屋敷だったところ、松江城や城下町の仕組みなどを紹介しています。松江歴史館 美術館・博物館
-
-
-
-
松江歴史館の中の「喫茶きはる」で一休み。800円~850円
-
JR松江駅前のグリーンリッチホテルに宿泊。駅前で周りに食事処も多い。次の日の朝も早いので今回は素泊まりにしました。
JR松江駅から5分、立地が便利 by じろうまるさんグリーンリッチホテル 松江駅前 宿・ホテル
-
「海鮮・串焼き 満天」
松江しんじ湖温泉駅でピックした観光パンフの中に紹介のあったお店。ホテルからも徒歩5分、パンフにおさしみサービス券がついていたので夕食はここにしました。
これ、サービスなのいうくらい立派な本日のおさしみでした。串焼きの種類も豊富オススメです。海鮮・串焼き 満天 グルメ・レストラン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
出雲市(島根) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
85