2025/07/15 - 2025/07/23
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ヒマラヤ山脈の西端に位置するヒマーチャル・プラデシュ州の山の中を巡るドライブの旅です。
6回目はバイラガルのホテルから車で30分ほどの場所にあるデヴィコティ村です。村全体が斜面にあるので、わずかな車道以外はほぼ坂道か階段です。車から降りたところに小学校があり、見学させてもらいました。車道に沿って2棟の校舎があるだけです。99.9%の就学率を誇るインドの学校は子供たちが溢れていて、クラスが午前と午後に分かれていたりします。突如現れた外国人を見て、学校中が大騒ぎです。勉強の邪魔をしてしまいましたね。その後、ずんずんと階段を降り続けて家々を眺めつつ、チャムンダ・デヴィ寺院に辿り着きました。小規模なお寺ですが、創建は1751年だそうで、なかなかの木彫でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
バイラガル村にあるCHAMUNDA・HOTELの部屋のベランダからの眺めです。チェックインが13時と早く、昼食をとって15時の再出発までは、ゆったり時間があります。
都会のホテルでは窓すら開かなかったりしますが、ここはベランダに出ることが出来ます。建物のすぐ下はとうもろこし畑でした。 -
りんごが生っています。その隣にはザクロも生っていました。ザクロは今朝チャンバで1個だけ買って朝食で食べました。酸味が殆どなく、小振りだったので食べきることが出来ました。25ルピー(42円)でした。りんごも食べてみたかったな。供される果物はバナナ・パイナップル・マンゴーだけでした。
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バイラガルの集落が少し見えます。散歩に行けば良かったなあ。
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ホテルの周りがこんな状態なので、そぞろ歩きをしようとは思えませんでした。
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さて、出発です。ホテルのある場所はかなりの急斜面なので、道は何度もヘアピンカーブを繰り返します。
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車1台がやっと通れる狭さです。車と行き会うのが怖いですが、先導車は肝が据わっています。
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小さな川に架かる小さな橋が見えて来ました。ここが2つの稜線を渡る唯一の場所です。
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車は白い橋を渡っていますが、その隣には木製の人道橋がありました。地元の人たちが見下ろしています。
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頭の上にはとうもろこし畑と一軒家。何件かが固まって建っていることが多いと思いますが、ポツンと建つ家もありますね。
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ホテルから30分ほどの集落が見えて来たところで、下車しました。道の脇には少し大きくて長い建物がありました。小学校です。デヴィコティ村の訪問はたくさんの子供たちから始まりました。この建物は道の下にあります。斜面なので、階層が違います。長い廊下に子供たちが座っています。何故教室の中で椅子に座らないのかと尋ねたら、外の方が明るいからなのだそうです。
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子供たちはお揃いの制服を着て、女の子は三つ編みにリボンを付けています。
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同じような髪形でも、それぞれ違いがあって個性が出ます。
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男の子は前髪が短く、女の子同様おでこすっきり。
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この地域は民族が異なるらしく、かなり特徴のある顔立ちです。パキスタンが近いからかな。
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標高が2,000mを越えているのでややひんやりしています。左の木がザクロです。
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奥のもう1棟は2階建てで、ベランダで高学年が授業を受けていました。
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廊下で勉強するのは、机も椅子もないので不自由ですね。それでも子供たちはとても仲良しでくっつき合って過ごしています。こういうスキンシップが大事ですね。
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こういう過酷な環境で人々が暮らして行くには、村民同志の協力が必要不可欠です。
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撮ってもらった写真を、嬉しそうに見る子供たち。インドのスマホ普及率は相当高いと思いますが、あまり写真を撮らないのかな?いや、家族写真はかなり好きだと思うなあ。
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先生方も笑顔で迎えてくれました。正面の方のなんと慈愛に満ちたお顔でしょう。
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低学年より少し大きな子たちは、机と椅子にちゃんと座っていました。それにしてもくっつき合って狭いね。それでも皆あったかそう。人と近いことにまったくストレスを感じていないようです。三つ編みが長くなりましたね。折り返してあの長さですから相当です。
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学校の前にはこの風景が広がっています。夏のこの時期はいいけれど、冬は大変でしょうね。明日超えるサチ・パス(峠)は冬季閉鎖される道路です。どの区間が閉鎖されるのかわかりませんが、バイラガルはサチ・パスを通る人の前線基地のような場所です。かなり冬は厳しいでしょう。学校も閉鎖かな?
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校舎の奥に進むとベランダの生徒たちが立ち上がって柵に鈴なりになってしまいました。授業中止になっちゃったね。
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私が手を振ると、おずおずと手を振り返してくれました。もっと目一杯手を振れば良かったな。みんな笑顔なのが本当に嬉しいです。
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壁にインドの州を表した地図があります。首都のデリーは中央の緑色のウッタル・プラデシュ州と左の白いハリヤーナー州に挟まれた特別区です。昨日観光したアムリトサルのあるパンジャブ州はハリヤーナー州の上の水色です。そしてヒマーチャル・プラデシュ州はその右隣の紫色です。
一番後ろで左を向いている男の子の髪の毛は、一部だけ長く垂らしています。おもしろいなあ。ちゃんと撮ろうとしたのですが、彼はなかなか素早くて捕まらなかったです。 -
おお、ここにも垂らし髪の男の子たちが。編んであるのかな?
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どの子も生き生きとしていて、しかもすっごく自然なのです。日本の子供はまず身構えるし、相手の期待している台詞を言うように考えるけれど、彼らは余計なものが何もありません。接しているこちらも心が洗われるようです。
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さて、デヴィコティ村の散策です。と言っても、ずっとずっとずっと階段を降りる道のりでした。
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子供たちも学校が終わり、家に帰って行きます。彼らは慣れた道のりなので、あっという間にいなくなってしまいました。彼らの家はどの辺なんでしょう。
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背中に草を背負った女性が上がって来ました。雑草を家畜の餌にするのでしょうか。こういう場所では無駄にするものはありません。おじさんの横には白い鶏。放し飼いなの?
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デヴィコティ村のメインストリートなのでしょう。しっかりブロックが敷かれていて、楽に歩けるようになっています。楽に歩けないのは体力と筋力のない日本人だけ。
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ここから屋根に上るように言われました。屋根の上は庭のようなものです。
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隣の家の人も屋根の上を歩いています。家が階段式なので、屋根はベランダの延長です。
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屋根の上に生えていた植物です。先端が綺麗な紫色ですが、そこが花ではないのです。
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周りはどんどん建て替えて行って、階段式の造りは2階・3階建てになっています。
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インド各地ですごい勢いで古い家が建て替えられて行っています。手前の家も数年後にはないかもしれません。既にソーラーパネルを付けた電灯がありますね。
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下の家は建築中です。石積みの上にレンガ造りの家が建つようです。山側には窓がないのですね。寒さ対策?
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つゆ草のような葉に、忘れな草のような小花が咲いています。植物が変わって来ています。
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屋根から降りると道の先で子供たちがこちらを見ていました。そこにお店があるのね。覗いて見たかったな。
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ツアーの人たちの顔が判別しにくいように、わざと画面を暗くしてあります。
1軒のお宅に入れてもらいました。現地ガイドの人が下見に訪れた際に、自分の家に来てもいいよと声を掛けてくれた女性がチャイを振るまってくれました。 -
このお宅のキッチンです。IHもありますね。
この家の中には家畜も同居しています。おかげで冬も暖かいのだそうです。聞いているだけで、ほっこりしますね。 -
村の風景もどんどん変わって行っています。古い家が並んでいても既に衛星放送のアンテナが座っています。
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更に階段を下って行きます。斜面の集落の中を歩いて見たいと思ってはいたけれど、実際に歩いて見ると見回すよりも足元ばかり注意するので、後でどんな家々の間を歩いたのか思い出せません。
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3階建てを建築中。3階から完成させるのね?それにしても柱が細いなあ。
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こうして見るとデヴィコティ村はかなりの戸数があります。デヴィは女神、コティは場所を表すのだそうです。ここはチュラ谷なので、ここに住む人々は「チュラヒ」と呼ばれるのだそうです。
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いったいどれだけ下ればいいのか。今一番心配なのは、帰りです。まさか降りた分だけ上って帰らないよね・・・
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あの家々の遥か上から降りて来ました。目的地に到着です。なるべく上は見ないようにして、ここの寺院見学に集中しましょう。
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広場に新しげな寺院が建っています。チャムンダ・デヴィ寺院です。今朝、チャンバの郊外で見た寺院と同じ名前です。1751年に同じウメド・シン王によって建てられました。新しく見えますが、創建はかなり古いです。そんな昔から人々はここにたくさん住んでいたんですね。
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左側に外階段が作られていますが、実はここが正式な階段なのだそうです。下で靴を脱いで壁にへばりつきながら1段1段上がって行きます。
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外側は修復されて新しくなっていますが、内陣は古い木彫が残っています。
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外側の柱と台座・屋根はすべて新しくなっています。相当な費用が掛かったと思いますが、村民にとって大事な寺院なのですね。
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こちらが創建当時からの木彫です。独特な様式ですね。
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ご本尊チャムンダ女神です。シヴァ神の妃ドゥルガー女神の化身です。顔以外は殆どコスチュームの下に隠れています。それでも顔の表情が下界のヒンズーとは全然違うのが分かります。
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中心の本堂の壁には守護神が描かれています。
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木目が目立つ木彫です。木材は豊富な地域なので、寺院の殆どが木製です。でもどうして鼻から顎にかけてが真っ黒なんでしょう。ちょっと綺麗にしてあげたい。
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木彫の縁飾り。インドの彫刻は、余白なく埋め尽くします。それだけに模様のバリエーションは無尽蔵です。
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裾模様には小さな神様。うふ、可愛い。
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右側の守護神像。綺麗な飾りが添えられています。いいセンスだなあ。
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天井画です。向きがあちこちに向いています。1つ1つ嵌め込み式なんですね。これなら天井に向かって彫らなくても済みますね。
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本堂の側面の壁には悪魔を退治するドゥルガー女神の物語が描かれています。
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オリジナルの柱です。文様や柱の形がチュラヒ文化を物語っています。
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ここにも鐘が吊り下がっています。力を込めて鐘を鳴らします。
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柱の上の横桁の下には珍妙な態勢の像が彫り込まれています。男性陣が喜んで現地ガイドに質問しました。「あれは何をしているの?」答えは「踊っている」のだそうです。シヴァ神の踊る姿は「ダンシング・シヴァ」として人気のモチーフです。その像は必ず片足を横に上げています。ヒンズー教では踊りは神聖なものなのでしょう。
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反対側の壁画です。真ん中が虎に乗ったドゥルガー女神です。悪魔は水牛の姿をしています。残る1辺にはクリシュナの逸話が描かれているそうですが、撮り損ねました。
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1枚彫って寄進したいなあ。インドは石造建築の寺院が多いので、こういう木彫の天井は滅多に見ないです。チャンバのシカラの屋根といい、ヒマーチャル・プラデシュ州では木が楽に調達できるので、木造が発達したのでしょう。
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日本の寺社でも、梁の下に象やバクの木彫がありますね。
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オリジナルの柱をぐるっと取り囲んで新しい屋根と柱が作られています。元の大きさよりも大きくなったという事かな?階段も横に新設されたし。
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正式な入口の階段は何も持っていなければもう少し楽に登れるのでしょうが、荷物を上の人に持っていてもらって、なんとか頑張りましたが、不自由ですね。どうしてあんな段になったのでしょう。
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寺院広場の一角で作業をしている人たちがいました。もうもうと粉塵を上げながら石を彫っています。私たちがそばを通る時には、わざわざ手を止めてくれました。感謝を込めて合掌しながら頭を下げると、4人揃って会釈してくれました。素敵な寺院になることを祈っています。
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チャムンダ・デヴィ寺院の下には、まだまだとうもろこし畑が続いていましたが、もう家はないようです。こうした斜面では、上の方と下の方のどちらが住みやすいのでしょう?
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首輪をしている牛がいます。乳牛ではなさそうですがヒンズー教では牛は食べません。農耕馬ならぬ農耕牛?寒い冬はそばにいてくれると確かに暖かそうです。
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寺院の見学が終わり、元来た道を上り始めましたが、すぐに横に逸れてなだらかな坂道を歩いています。デヴィコティ村の西側の集落に向かって行きます。
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どうやら小学校まで戻らなくていいようです。はあ、やれやれ。
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チャムンダ・デヴィ寺院が下に見えます。村の最前列に建っているんですね。
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足元に、見たことのない花が咲いていました。蘭のような花です。
この日はこのままホテルに帰って終わりです。日が暮れると急激に気温が下がって、夜は薄い毛布では寒くて、厚めの毛布を戸棚から引っ張り出して掛けました。
明日はいよいよサチ・パスです。4,390mの峠越え。このツアーの目的の一つである高山植物が見られます。それは、次回にて。
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