自転車で巡る松山2025(6)ここにいたのね、ゾウの砥愛ちゃん

2025/04/09 - 2025/04/09

2025年4月7日から4月10日まで愛媛へ行ってきました。
旅行3日目となる4月9日。
しろくまピースに会いたくて愛媛県立とべ動物園まで来たものの、肝心のピースは寝てばかり…。目を覚ますまで他の動物達を見て回っていたら、「砥愛」という聞き覚えのある名を発見。
あ～～～、砥愛ちゃん（＠＠！
テレビやX（ツイッター）で何度も目にしたアフリカゾウ。
本物に遭えるなんて嬉しいゾウ（＾。＾）

エリア 伊予・砥部(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「5）ペンギンのお食事タイム
　https://4travel.jp/travelogue/11999883」からの続きです。
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アフリカゾウ舎にいるのは母親の「リカ」、
長女の「媛（ひめ）」そして末娘の「砥愛（とあ）」です。

外出自粛していたコロナ禍、X（ツイッター）で砥愛ちゃんを見るのが楽しみでした。ここで本物に会えるなんて感動！

だけど、顔が見えな～～～い (|||ﾉ｀□´)ﾉ

今度は、お尻を向けられた…

ようやく顔が見えました。
砥愛ちゃん、おでこを押しつけて甘えてる ( ´艸｀)

え～、屋内へ入っちゃうの？

がっかりしながら、この場を離れたのですが、
もう少しここにいるべきでした。

30分後に戻ってきたら、

こぼれ落ちた草を集め、

鼻でつまんで、

パクッ。
おそらく私がいない間に「餌やりタイム」が始まり、
その残りが落ちていたのでしょう。

ぶら下げた袋にも餌が入っていて、

器用に鼻で取り出しています。

ゾウの鼻には突起があって、
指のように動かすことができるのです。
アジアゾウには突起が1つだけですが、
アフリカゾウには上下に1つずつあるので、

鼻先ですくいとるなんて、お手の物。

鼻の重さは体重の5％ほどで、
鼻だけで200キロもあるゾウもいるそうです。

そんな長くて太い鼻が、なんて繊細な動きをするのでしょう。
動物の体の仕組みに、ただただ感心してしまいます（＾・＾）

アフリカゾウの餌は乾草、牧草、カシの枝葉、
サツマイモ、人参、りんご、キャベツ、食パン、固形資料などで、
ゾウ3頭で約250キロも食べるそうです。
年間の食費は、いくらかかっているのでしょう。

ゾウ舎を後に歩いていくと、「とべもりジップライン」がありました。

とべ動物園と、

「えひめこどもの城」を結んでいます。
ジップラインで池を越えて対岸まで移動…。
想像するだけで怖いです（＞＜）

そんなものを好んでやる人がいるのか!?
と疑ってかかっていたところ、

いました！
20代前半かな。若い女の子がふたり。

あっという間に、あんな所。
私には真似できない勇敢さに、拍手 (^_^;

次にやって来たのは、トラ舎。

これまた遠い。

遠すぎるよ（Ｔ□Ｔ）

しかし、「トラ室内展示場」では、

こんなに間近で見ることができます。
ホワイトタイガーのソソノちゃん（メス）。
長い舌でペロリとされると、背筋がぞぞっ。

大あくび。
口、でかい（＠ｏ＠）

前足ペロペロ
猫みたい (　ﾟ ∀ﾟ )

つい見入ってしまいましたが、
「トラがお尻を向けたら、おしっこするかも」
そんな注意書きを見つけ、慌てて後ろに下がりました…。

次は、アカカンガルー舎。

アカカンガルーは夜行性なので、

日中は寝てばかり。
少しは動いてくれればいいのにな。
ここまで見てきて、活発に動き回る動物がほぼいません。
いい加減、飽きてきた…。

もう帰ろうかと思いながら、やって来たのはキュウシュウジカ舎。
日本に生息するニホンジカの一種です。

飼育員さんが餌をあげていました。
この方、テレビで見たことある（＠＠）
誰だっけ？ 副園長さんだったかな？

キュウシュウジカについて質問すると、
手前にいる3頭はおばあちゃんで、
左から2番目の子は白内障を患っているそうです。

後ろにいる子は、おばあちゃん達の迫力に負け、
餌にありつけていません。
もっと前に出て食べるんだよ～。
つい応援したくなりました。

隣りの檻にも、高齢のキュウシュウジカがいます。
他のおばあちゃん3頭は葉っぱをすりつぶして固めたような、
直径3センチほどの緑色の円柱状の餌をもらっていました。

一方、こちらのおばあちゃんシカは、
直径2センチほどの平たい餌をもらい、
いつまでもいつまでも噛み続けています。
歯が悪くて、食べるのに時間がかかるのだとか。
口からよだれも垂れてきていました。

人間だけでなく、動物にも介護が必要なのか。
そんな事を考えさせられる光景でした。

「サル山」では、

サル達が日陰に逃げています。
気温23度は、サルにとって相当な暑さなのでしょうか。

そんな仲間達から離れ、水を飲んでいるサル。

毛がないよ～（＠＠
そういう種類のサルなのか？ それとも病気？
なんだか、ちょっと気味悪い…

フタコブラクダも毛が抜けて、ガリガリに痩せています。

4月末から5月中旬は換毛期なので
仕方ないことですが痛々しくて見てられない。

だけど「前髪ぱっつん」は笑える（＾。＾）

毛がふさふさだと、本来はこんな姿だそうですが、
今は、別の生き物みたいです。

こうして眺めていると、
馬や水牛などの胴体や足をつぎはぎして、
人工的に作った生物のようにも見えてくる。
もしかして、ここは秘密の研究所!?
いやいや、近未来か!?
などと、しょーもない想像をしてしまいました (^▽^;)

以上、ご覧いただきありがとうございました。
この後は「7)しろくまピースの水浴び」https://4travel.jp/travelogue/11999896 へ続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• ohanaさん 2025/11/22 20:08:41

  動物は楽しませてくれますね

  kiyoさん
  こんばんは
  
  嬉しいぞーに
  座布団10枚
  
  ぞうさんと言え戦時中の悲しい話もありますね。
  草食動物で体重が4tもあるのが、生き物のスケールってすごいですね。
  
  動物も白内障ですか！
  動物園は目の健康まで見るのですね！
  
  同じ猿でも毛が無い！
  群れでの共存など色々大変な面もあるのでしようね。
  
  先日妻が女子会で上野の森で食事後上野動物園へ行ったそうで、やはりなんだパンダ言ってもお目当てはパンダだそうで、今は1頭しかいない。
  パンダの動きで大移動すると言っていました。
  
  入園料が600円、65歳以上は300円、ノーチェックだそうで私も65歳と言えば良かったと言っていましたがその金額で動物園が成り立つのか考えてしまいます。
  
  上野動物園はみじかですので童心に帰り行ってみたくなりました。
  
  ohana
  

  kiyoさん からの返信 2025/11/23 07:39:16

  RE: 動物は楽しませてくれますね

  ohanaさん、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  
  戦時中の動物園の動物たち。
  仕方なかった事なのか。他に方法はなかったのか。
  手を下さなければいけなかった飼育員の方々の苦悩は
  私たちの想像を超えるものだったのではと感じます。
  争いは、本当に理不尽で残酷。
  ウクライナやガザだけでなく、
  世界各地できな臭い出来事が
  次々、起こっているニュースを目にすると、
  平和な毎日を送れている事がとても貴重で大事だと感じます。
  
  上野動物園のパンダ。
  来年2月に返還されてしまう。すごく寂しいです。
  返還前に見に行きたいと思いながら、まだ実行できていません。
  早くしないと、見損ねてしまいそうですね（＾＾；
  
  入園料が600円。
  考えてみると、とんでもなく安い。
  和歌山のアドベンチャーワールドなんて4800円もするのに！
  そう考えると、上野動物園。
  近いうちに行ってみたくなりました。
  kiyo

• aoitomoさん 2025/11/06 23:26:00

  とべ動物園ガッツリ楽しめました～～

  kiyoさん こんばんは～
  
  シロクマのピースに振られた？（笑）展開も、
  動物園のリアルでもありますね～
  しっかり、寝かせてくれているのはある意味ピースにとっては平和かもね。
  
  『おとしもの展』
  何かと思えば、ヘビの脱皮した皮から動物の糞まで、( ´艸｀)
  おとしもの展の発想とアイディアに脱帽です。
  
  『ペンギンのお食事タイム』
  ペンギンの展示はよく見かけるけどこんなネットがあるのは見たことないですね。
  ペンギン逃げるわけではなさそうなのに何の目的であるのでしょう?
  水中をガラス越しに見ればしっかり見れて、これはよく観察できそうです。
  
  テレビやSNSでお馴染みのアフリカゾウ『砥愛ちゃん』は
  しっかり見れてラッキーです。
  そしてkiyoさんの観察眼が鋭い。
  動物園でも象の食費が一番かかるらしく
  １頭で1日に1～2万で年間約365万～720万以上とか・・
  
  『ジップライン』
  私は好んでやる人です。( ´艸｀)
  安全がある程度保証されていれば、
  刺激的なものには手を出してしまいます。( ´艸｀)
  
  『ソソノちゃん』
  ホワイトタイガーもなかなか見れなそうですから貴重ですよ。
  鉄格子は邪魔ですが近くで見れるのは凄い。
  
  『高齢のキュウシュウジカ』
  介護を必要とする動物の展示も、大切なことだと思いました。
  歳を取っても大切に育てられていることにホッとしました。
  
  『毛のない猿』
  裸のオジサンがいると思いましたよ。(;´∀｀)
  このお猿さんも有名なんですかね～
  チョットびっくりです。
  
  とべ動物園ガッツリ楽しめました。
  続きも楽しみです。
  
  aoitomo

  kiyoさん からの返信 2025/11/07 08:51:24

  RE: とべ動物園ガッツリ楽しめました～～

  aoitomoさん、こんにちは。
  いつもありがとうございます。
  
  『おとしもの展』
  普段は見ることのできない動物の歯や髭など
  間近に見れて興味深かったです。
  
  『ペンギンの展示』
  赤い網は、私も他の動物園では見たことがないです。
  脱走防止なのかとも思いましたが、調べても理由は不明でした。
  
  『食費』
  象1頭で年間約365万～720万以上（＠＠
  そんなにかかるのですか！
  廃棄される食材をもらいうけて餌にしている動物園もある
  と聞いたことがありますが、きっとどこも大変なのでしょうね。
  とべ動物園の入場料は600円と格安でしたが、
  数千円する動物園もあるというのも納得です。
  
  『ジップライン』
  aoitomoさん、すごい！
  確かに空を飛ぶのは気持ちよさそうですが、
  私だったら足が震えて尻込みしてしまいます。
  
  『高齢のキュウシュウジカ』
  動物園にも介護の問題があるとは思いもしませんでした。
  寿命が延びたから、高齢で弱っても生き続ける。
  だから、介護が必要になる。
  そんな話を聞いたことがありますが、
  動物も医療の進歩で寿命が延びているせいなんでしょうか。
  飼育員さんたちも大変ですね。
  
  『毛のない猿』
  裸のオジサン。私もそう思いました（＾.＾）
  調べても、そうした記事が見つからないので詳細は不明ですが、
  こんな猿は初めて見ました。
  
  『ピース』
  ずーっと眠っているので、あきらめて帰ろうかと思ったのですが、
  次回、ついに動き出します。どうぞお楽しみに。
  kiyo