2025/06/27 - 2025/06/28
25547位(同エリア59292件中)
芦花さん
2025年6月18日~7月3日まで、フェリーを使って718ボクスターGTS4.0で北海道の南半分を周遊。
地域別にフェリー編をくっつけて、紹介します。今回は「⑥日高編:アイヌの郷里&襟裳岬・苫小牧」
①フェリー編:低床車ボクスターでフェリー乗船
②十勝平野編:日本有数の農家が集積する十勝平野
③釧路・根室編:夏でも涼しい快適な旅
④知床編:シャチクルーズでシャチとランデブー
⑤オホーツク編:天国への道と斜里岳&網走
⑥日高編:アイヌの郷里&日高・襟裳岬
⑦白老&真狩編:マッカリーナと別邸ふる川
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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苫小牧港から出走し、最初に訪れたのが二風谷ダムの資料館。
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二風谷ダム造成から今に至る様子が紹介されている。
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ここがダム堰。
実はこの辺り、古くからアイヌが住んでいた地域としても有名。 -
平取町立二風谷アイヌ文化博物館。
三重出身の探検家、松浦武四郎(1818年-1888年)が「北海道」と名づけるまでは、北海道はヤマト人からは「蝦夷」、アイヌ自身はアイヌモシリィ(アイヌ=人間の土地)と呼んでいました。
そのアイヌモシリの中でもアイヌたちが多く住んでいたのが二風谷。 -
こちらが博物館。
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アイヌの衣食住の様子が一覧で紹介されており、実は白老町のウポポイよりもこっちの方がコンパクトで見やすいかもしれません。
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漁労も盛んだったというアイヌの丸木船。
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こんなところにも「ゴールデンカムイ」。
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アイヌの集落は数戸から数十戸の規模感ですが、その様子が再現されています。
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こんな感じで、ウポポイでは消防法の関係でこのような集落(コタンという)は再現されていません。
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昔からアイヌたちが見ていた風景。
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そしてさらに奥に進み、見たかった「チロロの巨石」。岩の名は「石英片岩」。
長さ6m,重量200トン。 -
1974年に鉱石収集が趣味だった栗林元次郎が巨費を投じて,チロロ川支流のペンケユクトラシナイ沢から運搬させたのですが、下流にかかる橋の重量制限のため,沢口のこの場所までしか運べなかったらしい(北海道地質100選HPより)。
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このあと北海道の十勝・釧路・知床・北見方面を回って、襟裳岬に向かう。
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この辺りから、海岸沿いの道路。時折雨も降っていたので幌を下ろす。
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何度も来ている北海道ですが、この辺りははじめて。襟裳岬に至る「黄金道路」。
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この辺りも「世界の果て感」あって別世界の海岸道路ドライブが楽しめます。
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そして襟裳岬から日高方面の絶景。襟裳岬に向かって西側から風が吹きつける様子がよくわかる。
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風にはこばれた霧の中を進み、
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襟裳岬の灯台。
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ここが襟裳岬の先端。
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ずっと歩くとここが最先端。この辺りはゴマフアザラシがいるらしいのですが発見できず。
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途中にはエゾキスゲも。
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こちらが十勝の広尾町方面側。
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ボクスターに乗り込み、日高方面に北上。
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陽も指してきたので幌を上げる。といっても10数秒で自動開閉できるのであっけないのですが。
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やってきたのは、今回の目玉ともいうべき「アポイ岳ジオパーク」。
ここは世界的にも非常に珍しい場所。 -
何が珍しいかというと、地球の内部構造「マントル」を構成するカンラン岩が地表に直接はみ出している、という場所なのです。
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なので世界中から地質学者がやってくるとか。
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「なぜ北海道で観覧岩が地表に現れたか」という解説の図がわかりやすい。
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普通マントルは、地表に出てくる途中で水に触れることで蛇紋岩に変わるのですが、アポイ岳の場合は、水に触れて化学変化する前に地表に露出してしまったがために、観覧岩がそのまま地表に現れたのです。
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このほか、観覧岩の貧栄養などの特殊な性質が、このあたりだけの固有種を育むこともあってその植物相などの紹介もあり、コンパクトながら展示がわかりやすい博物館でした。
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電柱地中化で、走っていて気持ち良い浦河町の市街地。
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宿は「ホームヴィレッジ馬の宿」。1泊2食で14,750円。
馬の牧場に囲まれ、海も臨める宿で、炉端焼きも良かったのですが「写真撮影禁止」ということで宿の周辺の風景。 -
こんな感じで通りの先に海が見える美しい景色。
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「馬って競馬以外に何か用途はあるのでしょうか?」
ということでchatGTPに聞いてみたらほとんどが「競馬用」とのこと(他は引退したサラブレッドの観光用)。 -
釧路地方と同じようにこの辺りも海霧が発生。
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宿をチェックアウトして、
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この辺りの開拓史で有名な「赤心社」の記念館。
赤心社は、アメリカのピューリタンの開拓をベンチマークにキリスト教徒によって神戸で設立され、各地の信者を集めてこの地にやってきた開拓民の集団。 -
ここからさらに三石川をさかのぼり、アイヌの聖地たる蓬莱山。
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アイヌの聖地「イマニッ(焼き串)」と呼ばれた河野両側にある二つの巨岩。国土を創造した神がここで鯨を焼いていたところ、焦げた串が途中で折れて河野両側に岩になった(『大学的北海道ガイド』17頁)。
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初夏の季節は、子育ての季節なのか。
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たくさん子馬がみられました。
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その子馬の育っている馬牧場の近くに二十間道路があります。桜の季節には圧倒的な景色になるらしい。
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二十間道路を海に向かって進むと、静内川の河口にある丘の上にシャクシャイン公園があります。
このあたりはアイヌと和人の戦い「シャクシャインの戦い」の舞台となった場所。 -
その戦いの様子はここの展示にはありませんが、1669年、シブチャリ(今の新ひだか町静内)の首長シャクシャインの檄によって東西蝦夷地の各地でアイヌ勢が蜂起したのがシャクシャインの戦い。
各地で殺害された和人は355人。松前藩が幕府へも注進して対応策をとるうちにアイヌ勢は、松前へむかって進撃してくるという事態に。 -
この戦いの前段には、20年間にもおよぶアイヌ勢力間の激しい抗争の段階があったらしい。
松前藩は、この間に何度か仲裁を試みたが成功せず、この戦況下でオニビシとシャクシャインの双方は仲裁をうけいれ、抗争は一時おさまる。
それでもアイヌの首長シャクシャインとオニビシの抗争は継続。
オニビシ方は、シャクシャインの鹿狩りを妨害したり、と抗争が激化する中、シャクシャインが奇襲でオニビシを討ち取るという事態に。 -
そしての松前藩に支援要請に来ていたオニビシの使者役のウタフが帰路病死すると、彼は和人に毒殺されたのだ、という風説が広がってしまう。
シャクシャインは、この風説を利用して反和人・反松前藩の大蜂起を呼びかけた、という経緯。
それにしてもここ(真歌山展望台)からの景色は絶景でした。 -
戦いの舞台となった静内川を望む。
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ちゃんと風景の解説もありました。
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戦いの主役となったシャクシャインの像も。
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アイヌの歴史に想いを馳せたあと、苫小牧港に2週間ぶりくらいに戻る。
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苫小牧漁港のそばにある「魚金食堂」。苫小牧は、ホッキ貝が日本一の水揚げ量だということで、特に7月以降漁が解禁なので新鮮な生ホッキが苫小牧でいただけます。
その中でも人気店だというこちらに伺いました。
平日午後2時過ぎ前で、若干の行列で10分くらい待ちました。この間店員の方が事前に注文を受ける。 -
北海道じゃらん7月号に掲載されている生ホッキ貝をメインにした海鮮丼税込1980円選択。ご飯は普通の白飯と酢飯のどちらかを選択できるようになっており、私は酢飯を選択。
数あるトッピングの中でも生ホッキ貝のぬるっとしてプリッとした食感と貝ならではの風味が素晴らしい。他のトッピングも厚切りで鮮度も高く、後ろに苫小牧漁港がある店舗ならでは。
普段はあまり好まないサーモンも相当に質が高く、トロッとしつつもしっかりコシのある感じが非常に美味。 -
このエリアには「ホッキ貝資料館」という変わった施設あり。
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さらっと中を見させていただきました。
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魚金食堂から道路を挟んで向かいの「みなと市場」。
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苫小牧の宿は、民泊2泊素泊まりで11,524円(1泊5,700円くらい)。
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洋室を一部屋借用。
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多趣味なホストの方で、素晴らしい真空管のオーディオでジャズを聴かせてくれたり、本格コーヒーを淹れてくれたり、と最高の宿でした。
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歩いて数分の海には、流木がそこかしこに。
以上、これで一人旅は終わり。
最後は妻を新千歳空港でお出迎えして2泊3日のドライブは次回展開予定。
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