2025/06/23 - 2025/06/24
19151位(同エリア59302件中)
芦花さん
2025年6月18日~7月3日まで、フェリーを使って718ボクスターGTS4.0で北海道の南半分を周遊。
地域別にフェリー編をくっつけて、紹介します。今回は「釧路・根室編:夏でも涼しい快適な旅」です。
①フェリー編:低床車ボクスターでフェリー乗船
②十勝平野編:日本有数の農家が集積する十勝平野
③釧路・根室編:夏でも涼しい快適な旅
④知床編:シャチクルーズでシャチとランデブー
⑤オホーツク編:天国への道と斜里岳
⑥日高編:襟裳岬と観覧岩
⑦白老&真狩編:マッカリーナと別邸ふる川
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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十勝を出発し、昆布刈石展望台に行こうと思ったのですが、ボクスターにとって最悪の未舗装路に霧になんとキタキツネまで登場。
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適当な場所で記念撮影して引き返しました。
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美しい太平洋岸の道路ですが、霧で何も見えず、
なぜ北海道の太平洋岸で霧が多いかといえば、夏に向かって湿った太平洋高気圧が北海道沿岸にやってくると、太平洋高気圧に含まれる水蒸気が、親潮の影響で冷えてそれが霧となるから。 -
途中、映画「ハナミズキ」の舞台になったという廃屋も。
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そして白糠アイヌミュージアム「ポコロ」。
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無料で入館でき、コンパクトながら中身の濃い展示で、しかもオープンして間もないので非常に綺麗。
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ちなみに平日の午後に伺いましたが、お客さんは私だけでした。
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釧路市内に到着し「海商広場」へ。昭和の雰囲気いっぱいの懐かしい観光客用市場。
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隣の「くしろ たんちょう市場 ぐるめ館」の「は橋本商店」で海鮮丼をいただく。
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釧路駅前はさびれてます。駅前のでっかいホテルは廃墟状態。
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そして私の釧路の宿は、ゲストハウス「鶴クレーン」さん。1泊素泊まりで単価5500円くらいでした。
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ゲストハウスとタイ式マッサージ店舗を兼ねた宿で、ホスト(日本人)自身によるタイ式マッサージを施術していただけます(もちろん有料)。
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翌朝は、博物館巡りということで、釧路市立博物館へ。
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螺旋状にあがりながら展示をみていくという構造。
地質に始まり植物相・動物相・人間の歴史、というようにオーソドックスな博物館の展示の流れと内容。 -
「霧の街」釧路ならではの展示もあります。
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そして北海道の博物館には必ず展示されている「アイヌ文化」。
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美しいアイヌの紋様ですが、この紋様にもそれぞれ意味があるとか。
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ゴールデンカムイのアシリパさんの色紙も飾ってありました。漫画家「野田サトル」さんの直筆。
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博物館からの霧の街「釧路」に様子。
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そして「炭鉱の街」でもある釧路の炭鉱展示館へ。
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日本一の石炭だという巨大な石炭。
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釧路の炭田は、釧路沿岸の地下にその地層があるので、沿岸から縦に掘ってそこからこうやって海の沖の方に向かって掘っていく様子が模型でよくわかる。
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地下に入ると巨大な掘削機の本物の展示もあります。
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炭鉱展示館を出てランチは、釧路の米町にある超有名ラーメン屋「ラーメンまるひら」
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若干並び、事前に注文を受けて、大盛りの正油ラーメン900円。
煮干し系のさっぱりスープで噂通り、魚系のスッキリした懐かしいラーメンで、麺が縮れ細麺。硬めの仕上がり。
向かいに大きな駐車場もあり、観光客よりも地元の方が多く、常連さんもいたのでリピーターも多そう。
愛想の良い女性店員さんの対応も気持ちよく、しあわせな気分で店を後にしました。 -
かつての釧路市の繁華街だった米町の坂道から見下ろす釧路の港。
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米町ふるさと館。ここは、明治33年、海産物商が店舗兼住宅として建てた釧路最古の木造民家。
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かつての米町の古地図。
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最古の木造民家ですが、きちんと維持管理されています。でも週末にもかかわらず訪問者は私だけでした。
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米町展望台から俯瞰した米町の風景。
アップダウンの多い坂の街。 -
ここが米町展望台。
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米町の高台にある厳島神社。
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ここはもともとアイヌの聖地だった場所らしい。
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釧路市内も、ふつうにエゾシカの群れが歩いているという、このシカの増え方は異常ではないか?
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釧路崎灯台。
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灯台の敷地まで登るとかつての釧路の石炭積み出しの様子が見られます。
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石炭を運んでいた「太平洋石炭販売輸送臨港線」(2019年廃線)の痕跡が見られます。
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米町とボクスター
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名所だったという「太平洋石炭販売輸送臨港線」の踏切。
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そして1番の観光名所ともいえる釧路の幣舞橋。
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釧路フィッシャーマンズワーフは、ちょっと寂れてますね。
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では「どこに釧路の方はいるんだろう」ということで、
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それはイオンショッピングセンターの中でした。
これは『再考 ファスト風土化する日本』(三浦展著)で紹介されているファスト風土の典型で、最近の日本の地方は、どこに行っても見られる地方の風景。
街中はシャッター街、郊外のイオン(含むSC)が繁盛しているという画一化された世界。
でも地元の人にとっては街中の古びた商店街より、駐車場が広くて全国展開のトレンドのお店にアプローチできるイオンSCの方がいいなと思うのは当然です。 -
翌朝、ゲストハウスをチェックアウトして根室に向かう。
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霧多布の琵琶瀬展望台から琵琶瀬港方面を望む。
それにしても、根室から厚岸にかけての道路は絶景の連続。思いっきり「世界の果て」感が味わえます。 -
さらに進んで、霧多布岬へ。
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サラブレッドとはまた違う、骨太の馬が放牧されている。
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そしてここが霧多布岬。霧多布展望台より。
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車を停めてさらに奥に進む。
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湯沸岬灯台。霧多布岬は湯沸岬とも呼ばれているらしい。
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徒歩で行ける最先端まで。
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この辺りは「ラッコ」の生息地で、私も数頭のラッコがプカプカしているのを発見。
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車に戻り、
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北太平洋シーサイドラインをさらに東に進む。
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エゾジカの道路横断に注意しつつ、納沙布岬方面に向かうと、
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「北方領土」返還関連の看板が増えてくる。
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野生で群生する菖蒲?を横目に見つつ
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根室半島の先端「納沙布岬」。目の前のタワーは閉鎖中のよう。
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根室市北方領土資料館へ。
北方領土が日本固有の領土であることを、さまざまな形で展示。
日本の外交は、ポツダム宣言の早期受諾に失敗してソ連の南下を許し、ソ連崩壊のどさくさの大チャンスで北方領土を取り返せなかったという「二つの大失敗」で北方領土の施政権は、ソ連→ロシアに引き継がれてしまう。 -
国家と国家の関係は「やるか、やられるか」の関係。ロシアをただ悪者にするのは「リアルな世界」を知らないナイーブな主張。
「原爆含む国民の犠牲」よりも「戦後の天皇制の維持」に固執してポツダム宣言受諾が遅れた大日本帝国、ソ連崩壊の大チャンスを見逃してしまった現行日本政府の失敗の痕跡がここにある、といってもよい。 -
そんな日本外交の失敗は忘れて、美しい日本の果てを味わう。
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その北方領土の一部である国後島は、かすかに遠くに見える。
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そして、チェックインには時間があったので道を戻り、どうしても見たかった「根室車石」へ。
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これは、柱状節理の奇岩中の奇岩ではないかと思う。
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またもや道を戻って根室市内の旅館「照月旅館」。1泊2食で14,300円。花咲ガニの夕食つきでこの値段は実にリーズナブル。
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建物は古いのですが、清掃がしっかりしており、
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廊下もピカピカに磨かれています。
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お風呂も気持ちよく入浴できました。
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夕飯は名物の花咲蟹やウニの茶碗蒸しなど、根室ならではの食材が満載。
スペシャリテだというウニの茶碗蒸しにタラバガニのうちこを使ったタコの和物や、銀鱈の西京漬、定番の帆立にシマエビ・イカの刺身など、文字通り各種地産ならではの食材がふんだんに使用された美味なる夕食でした。 -
花咲蟹は、正確には「カニ」ではなく、タラバガニと同じ「ヤドカリ」ですが、味覚的には同じ仲間のタラバガニをコンパクトにして味がギュッと凝縮されたような味わいでした。
殻の中の肉付きもよく、身もしっかり入った高品質な花咲蟹で、メスガニだったので外子も入ってましたが、私はあまり食べられず。 -
朝食には秋刀魚も出ましたが、この時期に秋刀魚、とは思ったものの、こちらも脂の乗った美味なる秋刀魚で、相当に高品質で朝食も満足。
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共同の水回りも清潔に保たれている。
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根室は坂の街で、この辺りは同じ港町の函館とか釧路によく似ています。
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新しくなった根室市役所内には、
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上層階に食堂があって、根室市内を見渡せる絶好の展望台になっています。
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高台の上に庁舎が立っているので景色の良さも倍増。
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そして根室市近郊には「北海道立北方四島交流センター」という施設があります。
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ここは北方4島に住んでいるロシア住民と日本人との交流の場だそうで、コロナ前までは年間数百名のロシア人がここに来ていたそうです。
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なので、日本の和室を体感できる場所もあり。
ところがコロナ禍を経てロシアのウクライナ侵略を契機にパッタリ交流は中断したまま。
まったく再開の目処が立っていないそうです。 -
根室十景だという春国岱。
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ここは、満潮時にこの木道のさらに奥の方まで向かうと絶景らしいのですが、時間の関係で入り口までしか行けませんでした。
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さらに風蓮湖の道の駅
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ここでは、遠くに丹頂鶴やワシを観察することができました。もっとズーム倍率の高いカメラがあれば撮影できたと思いますが、私のではこの程度。
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さらに内陸の方に向かい別海町の「駅逓所」へ。
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「旧奥行臼駅逓所」は、昔の北海道を移動する人のための中継拠点で、宿泊や郵便、馬を交代場所など、さまざまな役目を果たしていました。
が、鉄道が普及するにつれ、その役目を終えたといいます。 -
別海十景だという酪農地帯。
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展望台に上がると
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別海町の絶景が楽しめます。
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中標津で「ジェラート・シレトコ」。このあたりは内陸なので初夏といえども非常に暑いエリア。
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各種ジェラートから
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ピスタチオとミルクを選択し、計650円。あまりの量の多さにびっくり。
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美しい中標津の並木道を通り、
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野付半島にやってきました。
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野付半島からが一番北方領土の国後島がよく見えました。
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日本最大級の砂嘴ともいえる野付半島。
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駐車場から30分くらい歩いてトドワラに来ましたが、風化が激しく、枯れ木はほとんど残っていませんでした。
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1970年代のトドワラの様子と比較するとだいぶ枯れ木も減ってしまいました。
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野付半島は動物の宝庫なのか、エゾジカの群れをたくさん見ることができます。
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立派な角を持ったオスシカも。
さて、次回は知床と斜里町。野生のシャチがこんな間近に見られるなんてちょっと驚きでした。
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