2025/06/30 - 2025/07/01
19148位(同エリア59292件中)
芦花さん
2025年6月18日~7月3日まで、フェリーを使って718ボクスターGTS4.0で北海道の南半分を周遊。
地域別にフェリー編をくっつけて、紹介します。今回は最後の「⑦白老&真狩編:マッカリーナと別邸ふる川」
①フェリー編:低床車ボクスターでフェリー乗船
②十勝平野編:日本有数の農家が集積する十勝平野
③釧路・根室編:夏でも涼しい快適な旅
④知床編:シャチクルーズでシャチとランデブー
⑤オホーツク編:天国への道と斜里岳&網走
⑥日高編:アイヌの郷里&日高・襟裳岬
⑦白老&真狩編:マッカリーナと別邸ふる川
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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新千歳空港に駐車して妻を迎えにいきます。
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妻のリクエストでもあるモエレ沼公園に行く前に私のわがままで屯田兵関連の展示を江別市にて。
ここは屯田兵が住んでいた住宅の復元。 -
北海道移民で有名な屯田兵ですが、数は4万人とごく少数。国の要請で派遣されたため、平民移民と異なって土地や住宅、家具や農具などすべて無償で国が提供。
ちなみに1936年時点での北海道移民は累計300万人超。 -
ランチは、スープカレー「ファットバンブー」
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一番人気だというフィッシュ&チキン1,350円選択。
フィッシュの方がフライでチキンはレッグ部分で煮込み系だったか。とにかくスープに大量の野菜(キャベツ、ナス、にんじん、オクラなど)が入っており、相当のボリューム感、というかスープカレーという料理自体私はあまり食べたことないので、これがスタンダードなのかどうか、がわからない。
とはいえ、濃厚で油多めの熱いスープのためか、相当にお腹いっぱいになる印象。
フィッシュフライはカリカリという食感の変化もあって、工夫された料理ではないかと思います。
結果、ここのスープカレーに限ってはまた食べに行きたい気分になるカレーでした。 -
本日のメインイベント、モエレ沼公園到着。アメリカの彫刻家イサム・ノグチが設計した公園。
普遍ゴミの埋立地だったこの地に、ノグチは「人間が傷つけた土地をアートで再生する。それは僕の仕事です。」と言い、モエレ沼公園の計画に参加することを希望したといいます(モエレ沼公園HPより)。 -
モエレ沼公園はちょうど、石狩川の形成したモエレ沼の周りに造成。今の石狩川は洪水対策のために人間の手で直線化した川なので、その周りに旧石狩川の痕跡があり、その一部がここモエレ沼。
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公演自体が一つの彫刻として成立するような、彫刻家イサム・ノグチの壮大な計画がここモエレ沼公園。
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このピラミッドは、ノグチの友人である建築家I.M.ペイ設計のルーブル美術館のガラスのピラミッド(パリ、1989)へのオマージュだといいます。
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エレベーターに乗って展望台へも行けます。
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中はこんな感じで建物自体も一つの芸術。
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天井を見るとまるで別世界。
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この辺りの大地のウネウネ加減もまるで彫刻のよう。
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ここには海の噴水というちょっと不思議な噴水があって、ちょうどそのタイミングだったので、噴水の方に行ってみる。
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こんな感じです。
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ちょっと他では見たことないような噴水。
最大25mまで吹き上がるという。 -
シュワシュワとした周りの噴水が煙のよう。
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遠くにテトラマウンドを望む。
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モエレ沼公園を出発し豊平川沿いを進んで、およそ2時間半くらいで中山峠経由で真狩村のマッカリーナ到着。
9年前に訪れた時の静謐な雰囲気と美味なるフランス料理が忘れられず再訪。今回も一人当たり1泊夕朝食付きで約34,000円とこのインフレ時代においてリーズナブルなのも良い。 -
宿泊棟は築28年ですが、メンテナンスがしっかりしているのか、古さを感じさせません。
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コンパクトな客室内。
なんと予約は電話のみ。このあたり、インバウンドを意識しているのでしょうか? -
ちゃんとバスタブもあります。
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共有スペースのリビングは宿泊者が共同で利用。
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無料で各種飲み物あり。
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ここも森に隣接していて、人工の音も一切ない気持ち良い空間。
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そしてレストラン棟でディナー。
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今日のワイン。
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ごぼうのスープは日本ならではのフランス料理。
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ブロッコリーを茹でてあっさりしたソースでいただくという素材を生かした料理。
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各種マリネとともにアワビなどの盛り合わせ
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高級鮭のトキシラズ。
生成Ai曰く「本来秋に産卵で遡上するシロザケのうち、春から夏にかけて時期外れに遡上してきた若い個体のことです。産卵の準備ができておらず、卵や白子がないため身に栄養分と脂が豊富に蓄えられており、最高級の高級魚として扱われます」 -
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メインの標茶町の牛肉は、脂コッテリな霜降りと違って実に上質で洗練された黒毛和牛の赤身肉が非常に美味。
程よい柔らかさと旨みが口いっぱいに広がる至高の体験。 -
デザートは、なんだったか失念。
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夜の宿泊棟。
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翌朝のレストラン棟。
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朝食もまた最高でした。
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フレンチのスクランブルエッグ。絶妙な具合に卵がふわふわになっている。
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近隣のパン屋さん「ブーランジェリー ジン」から取り寄せている各種パンをマッカリーナオリジナルのジャムでいただく。
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チェックアウトしてボクスターで洞爺湖に向かう。チャンスがあるなら、またお伺いしたい料理と環境。
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残念ながら、羊蹄山は拝めず。真狩村からの羊蹄山は本当に美しいのですが。。。
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この辺りの畑のウネウネがモダンアートのよう。
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洞爺湖八景。
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月浦展望台。
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そして昭和新山の有料駐車場にボクスター駐車し、有珠山ロープウェイへ。
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何度か来ているものの、ロープウェイで有珠山の頂上に行くのははじめて。
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ロープウェイの中。
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やはり上からの昭和新山も異様な迫力。
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ウステラスと命名されているのですね。
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有珠テラスからの洞爺湖。
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昭和新山も画角に収めてみた。
有珠山噴火するまでは全景が見えていたらしい。1977年噴火の影響で一部見えなくなってしまいました。 -
そふkとくりーむを食べながら、しばしまったりする。
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さらに奥に進むと標高が上がって有珠山「火口原展望台」より。
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山頂も間近にみることができる。
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こっちは有珠山の火口。活火山らしく微妙に噴煙も見えました。
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火口原展望台からロープウェイ乗り場に向かいます。
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昭和新山の紹介。
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ロープウェイを降り、本日の宿「海の別邸ふる川」。本格的な抹茶がウェルカムドリンク。
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チェックイン14時、チャックアウト11時ということで長い時間滞在できる典型的な滞在型旅館。
9年前の秋に訪れた時の印象もよく、今回の初夏の旅行で再訪させていただきました。
このレベルの旅館としては遊朝食付きで3万円台で宿泊できるというリーズナブルな点も選択の理由。 -
9年前はなかった「アウトドアラウンジでの空間。
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日が長い6月末とあって、17時半からの夕食の時間もお昼のよう。
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特別に頼んだ桧山産の塩水ムラサキウニ:6,000円。
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塩水ウニ(=みょうばん未使用)ならではの、あまーいウニは絶品。
高かったけど頼んでよかった。 -
その他、カスベ、ドナルドサーモン、ソイなどの北海道の魚に、
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地元の白老牛で
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うどんとだし汁が分かれているところが面白い。
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デザートはロビーにて味わう。
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やっと日が暮れてきて
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海辺のテラスもライトアップ。
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そのテラスに所々設置されている足湯に行ってみた。
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さらに夜は深まり、
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昼間に訪れたアウトドアラウンジでかき氷(無料)。
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翌朝の虎杖浜。
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夕食同様、こんな感じでランチョンマットがそのままメニューの説明になっています。料理長自作らしい。
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翌朝の朝食。
真ん中の虎杖浜のたらこは、この浜でとれたスケソウダラを使用しているという貴重なタラコだそう。一般にたらこはロシアなどでとれた冷凍のスケソウダラを加工して作るそうですが、ここのたらこは生の状態で加工できるために、たらこ本来の味が楽しめるという希少なたらこ。 -
お米も地元産のお米を土鍋にて。
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食後のコーヒーもこだわってます。
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チェックアウト後すぐの虎杖浜のたらこやでたらこ購入すべく宿提供のチラシチェック。
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やってきたのは「たらこ家虎杖浜」
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霧子をいくつか購入し、冷凍配送。
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こっちは贈答用高級品
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干物もあったので追加購入。
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そして伊達藩が幕末に設置した「白老元陣屋」跡にある博物館へ。
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ほとんど拝観者いませんでしたが、幕末1855年、北方の防衛のために幕府が東北地方の諸藩に北海道及ぼ北方領土の統治を命じられる。
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そして仙台藩はこの地「白老」に陣屋を設置したのです。
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国利アイヌ民族博物館「ウポポイ」。こっちの方は拝観者大勢の大人気博物館。
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正式名称は「民族共生象徴空間」。2020年完成の新しい施設。
ちなみにアイヌは遺伝学的には縄文人とオホーツク文化人の雑種で、ヤマト人の主流たる弥生人の血はほとんど入ってません。 -
ここは、アイヌを主語とした展示なのが興味深い。ヤマトの視点ではなくアイヌの視点。
「私たちはこんな暮らしをしてきた」という感じ。 -
こんな風です。
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アイヌは、食料が確保できる川の周辺でコタンコロクル(集落の長老)中心にコタンを形成し、数戸~十数戸規模の規模で細々と暮らしていましたが、松前藩の藩士との交流によって、米などの食料品中心に、自分たちでは作れない「漆器」や「勾玉」などを手に入れ、宝物として扱っていました。
しかし、何度か幕府直領にはなったものの、基本的には北海道を所轄していた松前藩の藩士たちがアイヌとの交易によって生業を維持。 -
一方で松前藩士は、毛皮(熊、鹿、ラッコ、テンなど)や鷲の羽、鮭・鰊・昆布・海鼠などをアイヌから交換してもらうなど、交易の効果はお互いにとってウィンウインの関係でした(これを知行制という)。
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ところが、藩士たちの借金が嵩んだこともあって、さらに収益を上げるべく、または知行制の権益そのものを借金の代わりに譲渡するなどもあって、次第に商人たちが交易を受託し、藩士はその手数料(運上金という)をいただく、というようになります。
これを場所請負制といい、元文年代(1736年ー1742年)には藩主直量の場所数カ所を除いて、皆この場所請負制になってしまったのです。 -
場所請負制になって以降、より収益を上げようと商人たちは、新しい業法や漁業を引っ提げ、アイヌを交易相手とするのではなく、アイヌを主に労働力として使用することに。
さらに運が悪いことに、人が集まれば感染症が発症する、という例に漏れず、天然痘のほか、たとえばイシカリでは疱瘡が流行って多くのアイヌが死亡(2137人のうち833人が死亡)。
この結果、アイヌは自分たちの生業は失われ、コタンは崩壊し、以降は明治時代のアイヌ同化政策によってアイヌは和人に取り込まれていくのです。 -
そんなアイヌの悲劇を思い出しつつ、劇場へ。
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中は写真撮影禁止ですが、アイヌの踊りや音楽が実演されていて非常に面白い。
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最後に「白い恋人」のソフトクリームを食べて、
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苫小牧港に向かいました。
長い長いボクスターの北海道旅行はこれで終了。秋はボクスターには自宅で待機してもらい、別途自転車を持ち込んで北部や札幌・小樽あたりを回ろうと思っています。
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