2025/06/20 - 2025/07/08
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j-ryuさん
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★福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ねPart,128になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったりですが、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”では
福島県の自然のネタと言う事以外には
あまり共通点はありません。
今回も当町や周辺の玉川村、矢吹町、天栄村などに自生する
夏真っ盛りの野の花を中心にご紹介します。
今年の夏は全国的に猛暑が続いている上に雨も少なく
庭の花は水遣りをしないとすぐヘタってしまいますが
野の花は少しくらい雨が降らなくても
今年も逞しく美しい花を咲かせています。
人間も見習いたいところですが、
すっかり冷房馴れし体温調整機能が鈍化している身体には
無理な願いなのかも知れませんね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
★福島・四季・彩々・Part123~盛夏の候 Map
(※Google mapに加筆)
◎岩瀬須賀川地域 Map
https://www.google.co.jp/maps/@37.2984253,140.2453268,15628m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu
貴重な山野草は残念ながら心無い一部の人によって盗掘されたり
踏み荒らされたりする事がるので
恐れ入りますが具体的な自生場所は秘密にさせて頂きます。 -
★福島・四季・彩々・Part123~盛夏の候 Map
(※Google mapに加筆)
◎岩瀬・玉川地域 Map
https://www.google.co.jp/maps/@37.2460556,140.3599282,12725m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDYwNC4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
郊外の田園地帯の小さな谷地でノハナショウブが見頃になりました。
ノハナショウブ(野花菖蒲/アヤメ科アヤメ属)は
園芸種であるハナショウブの原種で北海道~九州まで
湿地や谷地に広く分布しますが、
低層湿地の減少などで生育数を減らし里地では
あまり見られなくなりました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
この自生地は棚田と里山が隣接する谷地。
谷地とは関東,東北地方で低湿地のことを指します。
台地,丘陵が浸食されてできた谷底の低湿地,
砂丘間の低湿地など。
私の地方のお年寄りなどは谷地の事を方言で
『やじっぽ』などと言います。
湿原や湿地ほどの規模は無く水が自然に湧き出したり溜まったりした
ジメジメした場所を指すことが多いです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
谷地があってもたまに下刈りしないと
繁殖力の強い芦や葦ばかりになり
湿ったガサ藪になってしまいやがて
ノハナショウブなど湿地性植物は次第に消えてしまいます。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブのレッドデータ
(※日本レッドデータ検索システムより)
https://jpnrdb.com/database/species/detail/15136/?s=%E3%83%8E%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%96
ノハナショウブは低湿地の開発や減少で数を減らし
全国の25都府県で絶滅危惧種に指定されています。
特に西日本での指定が多くノハナショウブは冷涼な気候を
好むことが分かります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
当地では棚田の土手などてポツポツとは咲いていますが
群生しているのはここだけになってしまいました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
この谷地も昔はお米を作っていたと思いますが
もう20年以上休耕田状態です。
でも休耕田とは言え放棄地にすると
手に負えなくなるので年一は下刈りしています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
その下刈りも、このノハナショウブの花が終わってから
するようで、地主さんも農作業をしながら
花を楽しんでいるのかも知れません。
晴耕雨読のようなゆとりがあるわけではないと思いますが
ちょっとした気遣いが嬉しいですね。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノハナショウブ
-
☆アヤメ科
『いずれが菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)』と称されるように
遠目は似ているアヤメ科ですが
特徴を把握すれば見分けは案外容易です。
ハナビラの色がカキツバタは青紫、アヤメは紺紫、
ヒオウギアヤメは青紫、ノハナショウブはやや赤みががった紫です。
ハナビラの付け根部分がアヤメは正に黄色い綾目模様、
カキツバタは白ノハナショウブは黄色です。
またノハナショウブの葉は縦にくっきりした中脈が
見えるので区別できます。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ハナショウブ
ハナショウブは野生のノハナショウブをもとに、
江戸時代から数多くの品種が育成され、現在2000、
詳細に分ければ5000種以上あるといわれています。
大きくは江戸系・肥後系・伊勢系、長井系に分かれます。
花色が豊富でピンク~紫、青、黄色、白まで揃います。
花の形や咲き方も様々で形は三映咲き・六映咲き・八重咲きに分かれ、
さらに咲き方によって細分化されます。
美しい花を咲かせますが花もちがとても短く、
一週間もつかもたないかぐらいです。
葉は細長く伸び主脈が目立ちます。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ハナショウブ
ハナショウブは日当たりと湿地を好みますが、
乾燥した土地以外なら畑地でも育ちます。
綺麗に花が咲かないのは、
乾燥よりも日照不足が失敗の原因になっている場合が多いです。
ナハショウブ園などでは開花期に株元まで水が浸っていますが、
カキツバタやキショウブなどと異なり、
ずっと株元まで水に浸っていると腐りやすくなります。
栽培上は開花期だけにとどめ普段は土が湿っている程度にします。
鉢植えの場合、初夏~夏の乾燥に弱いのでその時期は腰水栽培
(抽水栽培ではない)した方が無難です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~アヤメ
アヤメはシベリア,中国東北部,朝鮮,日本に産し,
日本では各地の山間の草地に生えるアヤメ科の多年草。
草丈は高さ30~60cm。
葉は先が垂れるために短く見えるが,茎とほぼ同長であり,
また二つにおりたたまれて表面がくっつきあったため,
両面とももともとは裏だった面からなる単面葉で,
幅約1cmの線形剣状である。
和名は葉が2列に並んだ様子の文目(あやめ)の意味から,
あるいは花の外花被の基部に綾になった目をもつことから
名付けられたそうです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~カキツバタ
カキツバタ(燕子花、杜若/アヤメ科アヤメ属)は
シベリア南部から日本にかけて分布する。
湿地に群生し、毎年5月から6月にかけて紫色の花を付ける。
内花被片が細く直立し、外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の
中央部に白ないし淡黄色の斑紋が特徴。
江戸時代の前半にはすでに多くの品種が成立しており
古典園芸植物の一つなので
野生種か園芸種の判別は難しい。
漢字表記の一つ「杜若」は、本来はヤブミョウガという別種の漢名
(「とじゃく」と読む)であったが、
カキツバタと混同されたものである。
アヤメが比較的乾燥している場所を好むのに対し、
カキツバタは湿地を好む]。
葉幅はアヤメのほうが狭く、カキツバタのほうが広い、
ハナショウブは両者の中間。
花弁の付け根は、アヤメは網目模様、カキツバタは白い一筋の線、
ハナショウブは黄色になっています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ハラビロトンボ
ノハナショウブ咲く谷地ではハバヒロトンボが飛び交っていました。
当地の山間の水辺に行けば珍しいトンボではありませんが
失礼ながらいつも見るたびに不格好なトンボだなと
思ってしまいます(^-^;。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ハラビロトンボ
◎ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)は北海道南部から九州種子島まで
広範囲に分布します。
名前のようにお腹が極端に幅広で、他のトンボと
明らかに違うので一度見ただけで印象に残るトンボです。
未熟なうちは雌雄とも全身が黄色を基調とした体色をしてますが
成熟するにつれて雄は全身が黒化したのち
腹部背面がシオカラトンボのように青白い粉を帯びるようになります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
町郊外の里山の林縁でママコナが見頃になってきました。
◎ママコナ(飯子菜/ゴマノハグサ科ママコナ属)は
全国各地の林縁や林床に自生し
イネ科やカヤツリグサ科などの植物の根から栄養を
横取りする半寄生植物です。
名前の由来は花ビラ下唇の白斑を米粒に見立てた説や
若い種子が米粒に似るからと言う説があります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
ママコナの名の由来となった下唇のご飯粒はポリネーター
(花粉媒介者)であるハチを誘き寄せる目印です。
受粉すると白かった突起は地色の赤になり
ハチを誘引しなくなるそうです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
ママコナは多年草なので一度自生地を見つければ
毎年同じ場所で見ることができます。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~白花ママコナ
私が見て来たママコナは99%赤紫色ですが一度だけ
町内の里山の林縁で白花を見つけたことがあります。
その後も何度は同じ場所を訪れましたが
白花が咲いていたのは一度切りです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ママコナ
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☆コシオガマ(小塩竈/ゴマノハグサ科コシオガマ属)(※2018/ 9/27撮影)
ママコナによく似た姿や性質の花に秋に咲く同じゴマノハグサ科の
コシオガマ(小塩竈/ゴマノハグサ科コシオガマ属)があります。
コシオガマは全国に分布し自身で光合成しながらススキなど
イネ科植物に寄生する半寄生植物で
ママコナのような白い飯粒のような突起があります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トモエソウ
隣り村山間の明るい草地でトモエソウが咲き出しました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トモエソウ
トモエソウ(巴草/オトギリソウ科オトギリソウ属)は
全国の山や野原に広く分布し明るくやや湿った場所に自生します。
草丈は50~100cm、花は4~5cmと大振りで
金色に輝くシベがとても美しい花です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トモエソウ
同じ仲間で中国原産のキンシバイ(金糸梅)や
ビョウヤナギ(未央柳)などと良く似ますが
キンシバイやビョウヤナギが潅木であるのに対し
トモエソウは草目で秋に地上部は枯れてしまいます。
ただ枯れてもドライフラワー状態でしばらく残っています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トモエソウ
花ビラがやや巴型にねじれるのでトモエソウの名があります。
一つの花は2日くらいしか咲かず、蕾が順繰り開花します。 -
★我が家のキンシバイ(錦糸梅)
◎キンシバイ(金糸梅/オトギリソウ科オトギリソウ属)は
中国中部原産の半落葉低木。公園や庭園などに植栽されています。
花はトモエソウに良く似ますがハナビラはねじれません。 -
◆初夏の羽鳥湖高原~オトギリソウ
◎オトギリソウ(弟切草/オトギリソウ科オトギリソウ属)は
トモエソウと花は似ますがトモエソウの花が4~5cmの大きさに対し
オトギリソウの花は8mmと小ぶりで
花がかたまって密に咲くので見間違うことありません。
オトギリソウは全国に分布する多年草で、
ススキ生える明るい草原や林縁などに自生します。
けして珍しい花ではありませんが名前の由来がとても印象的です。
「弟切草」は、鷹匠が秘伝の薬草の名前を
他人に漏らしてしまった弟を
兄が切り殺した時の返り血が葉っぱの黒点になったと言う
ちょっと恐ろしくも悲しい云われがあります。
菜っ葉を透かしてみると、黒い点々が良く見えます。
全草を乾燥させ焼酎で漬け込むと
切り傷や痒みに効く民間薬になります。 -
★我が家のヒベリカム
◎ヒベリカム・アンドロサエマム(オトギリソウ科オトギリソウ属)
キンシバイやビョウヤナギを含めオトギリソウ属の園芸種は
ヒベリカムと呼ばれています。
園芸店で通常「ヒペリカム」の名で販売されるものは常緑で
花や斑入り葉を楽しむヒペリカム・カリシヌムと
その交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム、
落葉~半落葉樹で主に実を楽しむヒペリカム・アンドロサエマムは
ごらんの写真のように花も可愛らしく
花後は赤い実をたくさんつけるので
2度楽しめるヒベリカムです。
日本のトモエソウやオトギリソウの実は残念ながら
少し赤みを帯びるくらいで真っ赤にはなりません。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
トモエソウ咲く草地近くの林縁では
トリアシヨウマも咲き出していました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
トリアシショウマ(鳥脚升麻/ユキノシタ科チダケザシ属)は
主に中部以北~北海道の夏緑広葉樹林域の
林縁・草原などに自生します。
芽出しの頃、芽が鳥の脚のような形をしているので
付いた名前のようですが
他の仲間も似たような芽出しなので、
この形状だけで判別は難しいです。
「升麻(しょうま)」は元々葉が麻に似ているので
付けられた中国の薬用名です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
小さな小さな花が穂状に集まり咲いています。
花色は白が多く薄紅がかっている個体もあります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
チダケザシ属の仲間はどれも良く似ていて
見極めが難しいく中には交雑種ではないかと思われるものもあり、
様々な見分け方が紹介されていますが正直見分け辛いです。(-"-)。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~トリアシショウマ
チダケサシ(下記)と自生地が被ると見極めが難しいこともありますが
チダケサシの横に分岐した花序はあまり分岐しませんが
トリアシショウマは横に分岐した花序がさらに細かく分岐します。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~チダケサシ
◎チダケザシ(乳茸刺し/ユキノシタ科チダケサシ属)は
トリアシソウマやアカショウマと似ますが
トリアシヨウマやアカショウマが里山~亜高山の
林縁などに自生するのに対し、
トリアシショウマは里地の田んぼの土手や谷地に自生することが
多いので判別はしやすいと思います。
草丈は同じくらいですが総状花序(花穂)が
チダケサシは全体にスリムで枝分かれした花序が
やや上向きなのも見分けのポイントです。
ただチダケサシ属は地域異変や交雑種と思われるような個体も多く
悩ましいこともあります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~アカショウマ
◎アカショウマ(赤升麻/ユキノシタ科チダケザシ属)は
東北南部~九州の林縁に自生し、花がショウマ(升麻)に似て、
芽だし頃の茎が赤いので赤升麻と呼ばれます。
でもトリアシショウマも芽出しの頃は赤いので
芽出しの色だけでは見極めづらいかも。
葉っぱは基本3回3出葉ですが一様ではありません。
小葉は卵型で先端がとがり、葉縁は重鋸歯です。
よく似たトリアシショウマはアカショウマの変種とされ
特徴はほぼアカショウマと同じですが、
花序が細かく枝分かれする個体が多いです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ(山吹升麻/バラ科ヤマブキショウマ属)は
葉がヤマブキに花がショウマ(升麻)の仲間に似ているので
ヤマブキショウマでほぼ全国の山地~高山帯の林縁や草地に自生し
雌雄異株です。
草丈は1mほどあり(花序を含めれば2m)、
他のショウマ類よりかなり大型の株です。(個体差あり)
しかし、他のショウマ類の多くがユキノシタ科なのに対し、
ヤマブキショウマはバラ科であるのが決定的な違いです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウマノスズクサ
隣り村の川沿い土手ではウマノスズクサが咲き始めていました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウマノスズクサ
◎ウマノスズクサ(馬の鈴草/ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)は
本州、四国、九州、中国中南部に分布する多年生の蔓植物です。
かなり個性的な花なので好き嫌いが分かれますが
山野草好きには人気があります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウマノスズクサ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウマノスズクサ
全体は無毛、葉は三角状狭卵形、葉腋に筒状で
やや湾曲した花を1個ずつつ咲かせます。
一斉に満開になる事はなく、
順繰り咲くので長い期間楽しめます。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウマノスズクサ
根や果実は生薬とされていましたが、
含有成分であるアリストロキア酸が腎障害を引き起こすため、
2022年現在では薬用とはされません。
種名の由来は、基部から6裂して垂下する果実が、
馬鈴に似ているため。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウマノスズクサ
ウマノスズクサは、ジャコウアゲハやホソオチョウなどの幼虫の食草で
運が良ければ周辺でジャコアゲハの成蝶が見られることもあります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
羽鳥湖高原の明るい草原でコウリンカが咲き出しました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
◎コウリンカ(赤輪花/キク科オカオグルマ属)は
本州の温帯域や朝鮮半島に分布し、山地の日当たりの良い、
湿り気のある草原に自生します。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
疎らな舌状花がだらりと垂れている独特の花なので
まず見間違うことが無い個性的な花です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
草丈は50~60cmほど、茎は中部以下ではあまり分枝しません。
根生葉は花期になくなり、茎葉は10~16cmの広披針形~披針形、
先は鈍頭、基部はやや茎を抱き、両面に少しクモ毛が見られます。
葉の縁は鋸歯でごく小さい。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
頭花はやや散房状に6~13個付き、花径3~4cm、
舌状花は異様に長く、やや反り返ります。
野生化でオレンジ色の花は少ないので咲いていれば
すぐ気が付きますが自生数はあまり多くありません。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
コウリンカは日本では本州にしか自生していませんが、
その内16府県で絶滅危惧種に指定され
我が福島を始め、群馬、茨城、埼玉、東京、神奈川、静岡、
京都、兵庫、岡山、広島、鳥取では絶滅危惧種1類に指定されています。
自生が確認されていない県も多くあるので
実質的には殆どの県で絶滅危惧種になっている貴重な花です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~コウリンカ
コウリンカはキク科の多年草ですが
野生種の多年草にしては個体の寿命はあまり長くなく
種をたくさん付けると親株は枯れてしまう傾向が
強いようです。
ようやく見つけた株でも翌年再訪したら
その付近で花が見られないことが良くあります。
おそらく、そんな繁殖力の弱さが個体数の減少に
つながっているのでしょう。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
今年も町郊外の田んぼの土手でクサレダマが咲き始めました。
発音的にはあまり響きではあるませんが
クサレ・ダマ(腐れ玉)では無く、
クサ・レダマ(草連玉)です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
-
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
クサレダマ(草連玉/サクラソウ科オカトラノオ属)は
地中海原産のマメ科の植物でエニシダに似たレダマというのがあり
それに似ていると言うので付けられた名ですが
花色が黄色というだけで全然似ていません(-"-)。
何も発音が『腐れ玉』に聞こえる変な名前にしなくてもね~。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
レダマは江戸時代初期に渡来たそうですが
寒さと湿度に弱く全国的にはあまり定着はしなかったようです。
クサレダマの別名はイオウソウ(硫黄草)で
腐れ玉よりはいいかも(^^);。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
クサレダマは主に四国以外の北海道~九州の
亜高山下から低地の湿地やジメ地、田んぼの土手などに自生します。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
福島県では普通に見られるクサレダマですが
全国では17都府県で絶滅危惧種に指定され
東京では絶滅種になっています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~クサレダマ
こう見えてもサクラソウ科ですが
サクラソウの仲間には全然見えませんね(^-^;。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~イヌトラノオ
こちらも町郊外の田んぼの土手で咲き誇る
サクラソウ科のイヌトラノイオです。
これまたサクラソウのイメージには程遠いですね。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~イヌトラノオ
山野草好きの人なら、あれ?これってオカトラノオじゃないの?と、
いぶかられるかも知れませんが、
イヌトラノオ(犬虎の尾/サクラソウ科オカトラノオ属)は
オカトラノオとヌマトラノオの交雑種で
両方の特徴を持ち合わせています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~イヌトラノオ
昔は私もこの手の花で沼地以外で咲いているのは
みなオカトラノオだと思い込んでいたのですが、
交雑種のイヌトラノオの存在を知ってからはオカかヌマかイヌか
じっつくり観察するようになりました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヌマトラノオ
◎ヌマトラノオ(沼虎ノ尾/サクラソウ科オカトラノオ属)
こちらがヌマトラノオです。
イヌトラノオやオカトラノオのように花穂がしな垂れることはなく
真っすぐピンと立っています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヌマトラノオ
花穂がピンと立っているだけで、他のイヌトラノオや
オカトラノオと違うのが分かります。
さらにハナビラはイヌトラノオやオカトラノオより
丸みがあります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~イヌトラノオ
イヌトラノオはヌマトラノオとオカトラノオの交雑種だけあって
両方の特徴を持ち合わせています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~イヌトラノオ
イヌトラノオの花穂は少ししな垂れますが
オカトラノオほどはしな垂れません。
ハナビラはオカトラノオに近い形ですが
オカトラノオよりはわずかに丸みがあります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~イヌトラノオ
自生地的にイヌトラノオはヌマトラノオに寄りの性質で
水分の多い土壌を好みます。 -
★オカトラノオ属の見分け方1
オカ、ヌマ、イヌの見極め方として分布地はオカは全国、
ヌマは本州以南、イヌは資料不足。
なので分布地はあまり当てになりません。
自生地はヌマは明らかに湿地、沼地や田んぼの畦、沢などで
オカは山、森、林縁、たんぼの土手、畦など広範囲に自生。
イヌは私が見てきた限り沼地、ジメ地に
隣接した場所に自生しています。
花穂(花序)の違いが一番の見極めのポイントです。
オカは花穂の先がしな垂れ曲線を描き、
ヌマはピンと真っ直ぐ立っています。
イヌは両方タイプがあります、オカほどしな垂れませんが
少ししなだれていたり、真っ直ぐだったりが混在します。 -
★オカトラノオ属の見分け方2
ハナビラにも違いがあります。
オカはハナビラがやや細長く先がやや尖っていて
ヌマは丸みを帯びハナビラの間に少し隙間があります。
イヌはヌマに近い丸みがありますが隙間はあまりありません。
イヌは交雑種なので一様ではありません。
開花時期はイヌ、オカ、ヌマの順番に開花します。
これらはあくまで私の観察で、
学術的見解ではありませんのでご承知願います。
機会があればぜひ見比べてみてください。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~オカトラノオ
これらはオカトラノオです。
ここは田んぼに隣接する草地です。
ヌマトラノオは明らかに水分が多い所にしか自生しませんが、
オカトラノオは乾いた土地から湿った土地まで
適応力があります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~オカトラノオ
草丈はオカ、イヌ、ヌマもそれぞれ個体差がありますが
全体的に草丈の高い順に、オカ>イヌ>ヌマと
オカトラノオが一番大きいと思います。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~オカトラノオ
吸密しているのは、おそらくウラギンヒョウモンだと
思います。
ヒョウモンの仲間はどれも良く似ていて見極めが難しいです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~オカトラノオ
トラノオの名前の由来はまさに、
このしな垂れたた花穂の形から命名されました。
観葉植物のサンスベリアトラノオも
別名「トラの尾」とも呼ばれいますが、
こちらは縞模様から名付けられました。 -
★初夏の裏磐梯・雄国沼~ヤナギトラノオ (※2021/6/22 撮影)
クサレダマはオカトラノオ属ですがオカトラノオには全然似ていません。
オカトラノオ属にはもう一つ全然似ていないヤナギトラノオもあります。
ヤナギトラノオ(柳虎の尾/サクラソウ科オカトラノオ属)は
本州中部地方以北、北海道に分布し、山地の湿原に自生する多年草。
世界では、北半球の寒帯に広く分布し、寒冷地の湿原に生育しますが、
本州では高層湿原などにしか自生していない貴重な植物です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
町郊外の田んぼ脇の土手でノカンゾウが見頃を迎えました。
野生の花にしてはかなり派手な色ですが
仲間に良く似た中国原産のヤブカンゾウがあるので
近づいて確認しないと見極め難いと思います。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
ノカンゾウ( 野萓草/ユリ科ワスレグサ属)は
本州以南のやや湿り気のある野原や土手などに自生します。
ワスレグサ属の他にキスゲ属、ヘメロカリス属という括りもあり
ニッコウキスゲやユウスゲ、ヤブカンゾウなどの仲間で
一つの花は一日で萎んでしまう一日花です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
当町で見られるのも98%は中国原産のヤブカンゾウで
ノカンゾウはわずか2ヶ所でしか確認できていません。
こちらのノカンゾウがもう一か所のノカンゾウですが
今年は花が咲く前に下刈りされて花は見られませんでした。
こちらのノカンゾウの花色は上記のノカンゾウより
少し薄い花色をしています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヤブカンゾウ
ノカンゾウが日本原産なのに対し
ヤブカンゾウ(藪萓草/ユリ科ワスレグサ属)は
中国原産で古い時代に渡来しました。(史前帰化植物)
今や場所によっては殆どがヤブカンゾウという有様
なぜか生きるのが不器用なノカンゾウは16都府県では
絶滅危惧種に指定されていて
特に佐賀、熊本、石川では絶滅危惧種Ⅰ類で風前の灯状態です。
植物に罪はないのですが世界も尖閣諸島や
南沙諸島の領土問題と同じように
チャイナパワーの凄まじさは止めようがないのかも(ーー); -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
ノカンゾウやヤブカンゾウの新芽は山菜としても美味しいので
人気があります。
茹でると甘味やヌメリがあるので野甘草と誤解している人もいますが
ノカンゾウは葉が萱(かや)に似ているので野萱草で
甘草は漢方に利用されるマメ科カンゾウ属の植物なので全く別物です。 -
★ノカンゾウの日本レッドデータ
※日本ンレッドデータ検索システムより
https://jpnrdb.com/database/species/detail/15150/?s=%E3%83%8E%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%A6
ノカンゾウは19府県で絶滅危惧種に指定されています。
福島県では無指定ですが自生地はとても少ない印象があるので
希少種に指定してもいいような気がします。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
なぜヤブカンゾウは日本中を席巻したのに
仲間であるノカンゾウは数を減らしたのでしょう?
それはおそらく繁殖方法の違いによるものではないかと言われています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
ノカンゾウは2倍体で基本的には種で増えますが
ヤブカンゾウは3倍体なので種はできず
親株が分裂することによって増えます。
つまりヤブカンゾウはクローン増殖なので
条件がそろえばあっと言う間に広まりますが、
種の場合はよほど条件が良くないと
種が芽生えて親株になる確率は高くなりません。
ようするにノカンゾウの増殖は効率があまり良くないってことです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
ヤブカンゾウの繁殖は三倍体。
さんばいたい【三倍体】とは
基本数の3倍の染色体をもつ倍数体。
四倍体と二倍体との交雑によって生じ、
有性生殖では系統を維持できない。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ノカンゾウ
クローン増殖がベストかと言うと決してそうとは限りません。
クローンは親と全く同じ遺伝子を持つため
親と同じ病害虫に弱く、運が悪いと全滅の可能性があります。
ノカンゾウは種子繁殖で他の遺伝子も受け継ぐので
片親の弱点をもう片親の遺伝子が補ってくれることがあり
引いては全滅を回避できるのです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヤブカンゾウ
こちらは同じく町内のヤブカンゾウの群生地です。
遠目だとヤブカンゾウかノカンゾウか分かり辛いです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヤブカンゾウ
農家の人からすればあぜ道まで覆いつくし
厄介者じゃないかと思うのですが
下刈りされず見事に咲いていると言うことは
農家さんもその見事さに感激して花が終わるまで
下刈りしないのかも知れません。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ヤブカンゾウ
ヤブカンゾウはクローンなので病害虫で全滅する
可能性もありますが、
ま運がいいことに今までに全滅するような
強敵は現れませんでした。
でもそれは単に運が良かっただけで
未来の保障はありません。
多くの動植物は効率は悪くても多様な遺伝子を残せるよう
繁殖するわけです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウツボグサ
ノカンゾウ咲く土手近くの畔道端でウツボグサが
見頃を迎えていました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウツボグサ
ウツボグサ(靫草/シソ科ウツボグサ属)は
日本全土のやや湿った草地や道端などに自生する多年草で
珍しいと言うほどではありませんが
都市部では中々見る機会は無いと思います。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウツボグサ
花穂の形が弓矢を入れる円筒状の容器ウツボ(靫)に
似ているので付けられた名前で、
花が咲き終わると葉は緑色なのに花穂だけが
茶色くカサカサに枯れることから夏枯草(カコソウ)の別名があります。
漢方薬として リンパ腺炎や甲状腺腫、結膜炎、乳腺炎など
抗腫瘍の治療に利用するそうです -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウツボグサ
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★白花ウツボグサ(白花靫草/シソ科ウツボグサ属)
野生種のウツボグサの花色はみな紫色ですが
我が家の庭では白花がたくさん咲きます。
この白花はだいぶ昔に頂いた物が増えたものですが、
元々が野生種かどうかはは不明で、
紫色のウツボグサの花期は6月下旬ですが
白花は6月上旬頃が見頃なのも紫の野生種と違います。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウツボグサ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~ウツボグサ
魚にもウツボがいますがその名は、ウツボグサの由来と同じく
長い体が矢を入れる「靫(うつぼ)」に似ているから
という説があるほか、
ウツボが好んで棲み着く空洞を意味する「うつほら」
という古語からきたという説もあります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~フシグロセンノウ
隣り村の林縁でフシグロセンノウが見頃を迎えました。
フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)は
本州~九州に分布し明るい林縁から薄暗い林床まで
広範囲に自生します。
草丈50~80cm、花径4cm、花色は鮮やか朱色で
野生の花の中ではかなり目立つ色なので
咲いていればすぐ見つかります。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~フシグロセンノウ
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★福島・四季・彩々・盛夏の候~フシグロセンノウ
福島県ではそれほど珍しい花ではありませんが
19都県で絶滅危惧種に指定され、
長崎県では絶滅したとされています。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~フシグロセンノウ
節黒仙翁の「節黒」は同じナデシコ科のフシグロ(節黒)と同じように
茎の節が黒いところからついた名ですが
この二つの花は同じナデシコ科ですが茎以外は全然似ていません。
色も形も全然違うしフシグロセンノウの花径は4cm、
フシグロはわずか7mmほどしかりません。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~フシグロセンノウ
仙翁は京都の嵯峨地方にあった仙翁寺が
中国渡来のセンノウの名所だったことにちなんだ名前だそうです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~我が家のマツモトセンノウ
フシグロセンノウと良く似た花にマツモトセンノウがあります。
花色がフシグロセンノウより赤みが強く
ハナビラの縁がギザグザしています。
茎は途中で分岐せず根本から何本も株立ちします。
長野県の松本地方産という説もありますが
いまだに園芸種なのか野生種なのかも分かっていないそうです。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
ノアザミでキアゲハが夢中になって
吸密していました。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
私は基本的には蝶々を目的に撮影しに出かけることは
まずありませんが、花を撮影している際に出くわせば撮るタイプです。
野の花は自生地と開花時期を知っていれば
大きく外れることはありませんが、
各種、蝶の花(蜜)の好みを知っていても
その花を訪ねたからと言って必ず会えるものではありません。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
蝶々や野鳥など、動物系の写真を撮られる方は
知識、カメラのスキルや機材、センス、
さらに忍耐や運も必要なので
私のようなせっかちには向いていないと思います(^-^;。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
-
☆福島県南部 北限のヤブミョウガ&ナミアゲハ
一般的にアゲハチョウと言えばこのナミアゲハを指します。
アゲハチョウ(ナミアゲハ)の幼虫はミカン科の葉を
食草とするため寒冷地ではキアゲハよりは
見る機会が少ないと思います。
寒冷地のアゲハチョウはミカンなどの柑橘類が少ないので、
同じミカン科のサンショウ(山椒)やユズ(柚子)カラタチの
葉などを食草にします。 -
★ナミアゲハとキアゲハの違い、見分け方。
ぱっと見としてはナミアゲに比べキアゲハは黄色みが強いので
一番分かりやすいと思います。
ナミアゲハは前翅頭部脇の模様が横縞ですが
キアゲハは黒のべた塗です。
ナミアゲハは前翅中央の縦じまの黒線が太いですが
キアゲハは細目です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
キアゲハが吸密している花はノアザミです。
日本にはアザミの仲間が60種ほどあると言われますが
その中でいの一番に咲くのは(5 - 8月)
ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)です。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
◎ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)は
本州、四国、九州のほか、アジア大陸にも変種が分布する。
丘陵地の野原、山野、草原、道ばた、河川敷に自生し
日当たりのよいところでよく見かけます。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
井上陽水さんの代表曲の一つに『少年時代』があり
その歌詞に
“夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう・・・♪”
のアザミは花の時期からすると、
夏の終わり頃から咲き始める
ノハラアザミ(野原薊)だと思われます。(私見) -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
吸密に夢中になっていると
撮影している私など眼中にないようで
撮り放題です(^^ゞ。 -
★秋に咲くノハラアザミ(野原薊)
◎ノハラアザミ(野原薊/キク科アザミ属)は
本州中部以北の山地の草原や林縁自生する
やや北方系のアザミです。
ノハラアザミもノアザミも花も草丈もそっくりですが、
ノハラアザミは花の時期が遅く総包(ガクを包むふくらみ)が
ノアザミの様にネバネバしません。 -
★福島・四季・彩々・盛夏の候~キアゲハ&ノアザミ
これで◆福島・四季・彩々・Part123~盛夏の候は
お仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2025/08/04 11:33:56
- 草原の夏
- j-ryuさん、こんにちは。
もう、我慢の限界を超えた夏になってきました。
福島も今年は、横浜同様に暑いのではないでしょうか?
休耕田にハナショウブ、景色としては素晴らしいのですが、
日本の農業政策のあり方のまずさが、
今になって露呈してきましたね。
今年の日照りは、日本海側が特にひどいのか、
米どころでの田んぼのひび割れのニュースが、
毎日のように流れています。
そして、今年の米も豊作は期待できないかもしれないので、
米の値段は、ブランド米は上がり続けると言うような結末になっています。
こうなる前に、何とかならなかったのか・・・
減反政策の行き過ぎが、今を招いている訳ですから、
これを政治の力で何とかしなくてはいけないのに、
今の政府は無策ですね。
結局、庶民が高いお金を払って米を手にするしかないんですね。
しかし、まだ手に入るのはましなのかもしれません。
そのうちに、世界各国が温暖化で米を輸出しなくなったら
どうなるのでしょう。
今まで無かった事が日々起きている日本では、
次に何が起きるんだろう?と不安になってしまいますね。
野菜、お肉も、暑さの影響で収穫できなくなっているようで、
魚に加えて肉、野菜もそうだったら、
何が安定的に食べられるんだろう?と心配になります。
オトギリソウはなんだか懐かしいです。
亡くなった祖母が、弟切草を日本酒に漬けて、
何かに使っていたような思い出があります。
ドクダミも使っていたような。
コウリンカは絶滅危惧種なんですね。
私は一度も見たことがありません。
面白い形をしていますね。
虎の尾はしばしば見かけますが、
たくさんの種類があるんですね。
草原にたくさんの蝶やトンボが舞っている姿を想像すると、
気温は同じでも、横浜とは暑さの質が違うのではないか。
こんな自然の中で、生きて行くのが、
本来の人の姿なんですよね。
yamayuri2001
- j-ryuさん からの返信 2025/08/04 21:18:59
- Re: 草原の夏
- yamayuri2001さん,こんばんは。
いつもご来訪&いいね&コメント、ありがとうございます。
>もう、我慢の限界を超えた夏になってきました。
福島も今年は、横浜同様に暑いのではないでしょうか?
≫全国区の天気予報で福島の天気や気温は福島市の
天気&気温が発表されますが、当町は標高270mあり
最高気温は福島市より4,5℃ほど低く、
滅多に熱帯夜にはならないのですが
さすがに今年は既に3,4夜ありました。
>休耕田にハナショウブ、景色としては素晴らしいのですが、
日本の農業政策のあり方のまずさが、
今になって露呈してきましたね。
≫ずいぶん長い期間減反政策がとられてきましたし、
農家の高齢化もあり、米作じたいをしなくなった人が
かなり多くなりました。
>今の政府は無策ですね。
≫ずっと自民党と農協はズブズブの関係で
農民や国民の方を向いて来なかったような気がします。
そう言う政党(国)を選んできた国民にも
責任の一端はあるのかも・・・
ただ政権交代した時の民主党があまりにも情けなくて
『敦盛に懲りて膾を吹く』状態だっかもね。
>オトギリソウはなんだか懐かしいです。
≫当地では今も年配の方はオトギリソウを焼酎漬けにして
キズや虫刺され用に使っていますよ。
今日も日中は超暑かったですが
台風通過以降は時々雨も降ってますし
今も雷がなり土砂降りなので深夜には気温が下がると思います。
冷夏も困りますが、異常高温&少雨も困ったもんです。
これも地球温暖化の一端なのでしょうかね。
ではまた。 j-ryu
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