2025/06/05 - 2025/06/13
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j-ryuさん
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★福島の四季折々の花や自然風景を紹介している
“福島・四季・彩々”は回を重ねPart,127になりました。
単独ネタにするには写真が少なかったり
あまり脈絡がないネタだったりですが、
それらを強引につなぎ合わせたのが“福島・四季・彩々”では
福島県の自然のネタと言う事以外には
あまり共通点はありません。
今回も当町や周辺の玉川村、天栄村などに自生する
野の花を中心にご紹介します。
私が今は廃止されたYahooブログで山野草の記事を
初めて投稿したのが2007/5/1のニリンソウ(二輪草)でした。
それから4トラや他のSNSを含めた投稿が既に18年も経ち、
地元に自生している主な山野草はほぼ紹介し尽くしたと
思っていたのですがなんと18年目で初めて
ジャケツイバラを見つけました。
ジャケツイバラは福島県以南に自生するマメ科の黄色い花ですが
福島県ではいわき市を中心とした浜通りで僅かな報告例しか
ありませんでした。
それが、なんと中通りの隣り村でジャケツイバラを見つけたんです。
それも人知れぬ山奥とかではなく、
何度となく通っている山間県道沿いの林縁土手です。
毎年数回は通る県道ですが何故か全く気づきませんでした。
確かに花の時期じゃなければ発見は困難ですが、
なぜ他の山野草好きが発見して報告がなされなかったのか
ほんと不思議です。
山野草記事を18年も継続していれば
新たな発見などそうあるわけではありませんが
こんな嬉しいことがあれば、
モチベーションはアゲアゲです(^^♪。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
★福島・四季・彩々・Part127~迎え梅雨の候 Map1
(※Google mapに加筆)
◎岩瀬須賀川地域 Map
https://www.google.co.jp/maps/@37.2984253,140.2453268,15628m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu
貴重な山野草は残念ながら心無い一部の人によって盗掘されたり
踏み荒らされたりする事がるので
恐れ入りますが具体的な自生場所は秘密にさせて頂きます。 -
★福島・四季・彩々・Part127~迎え梅雨の候 Map2
(※Google mapに加筆)
◎岩瀬・玉川地域 Map
https://www.google.co.jp/maps/@37.2460556,140.3599282,12725m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDYwNC4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
中通りのある村にある山野草の撮影の帰りに、年に幾度となく通っている
県道を走らせていたら、県道脇の林縁土手に
福島県では殆ど目にしないような黄色い花が咲いてるのが
目に入りました。
車なのであっという間に通り過ぎてしまいましたが、
もしやあの花では?と思い慌てて引き返し確認しました。
やはり間違いありません、福島県では中々見られない
ジャケツイバラ(蛇結茨)です。
発音はジャケツイ・バラでは無く、ジャケツ・イバラです。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
◎ジャケツイバラ(蛇結茨/マメ科ジャケツイバラ属)は福島県以南の
本州、四国、九州、南西諸島に分布、山野や河原に生え、
沿岸部から高原の崩壊した跡、伐採跡、川岸、林縁などの
日当たりの良い場所に自生します。
マメ科のつる性の落葉低木植物です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
まさかとは思いましたが、引き返して正解でした。
福島県でジャケツイバラは準絶滅危惧種扱いで
いわき市の一部に自生しますが、とても珍しい花です。
私は随分昔にいわき市の龍神狭で見たことがありますが
我が町のある中通りで見られるとは思ってもいませんでした。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
「ジャケツイバラ」の名の由来は諸説あり、
枝がもつれ合うさまからヘビ同士が絡み合っているように見えるので
「蛇結茨」と命名されたという説。
茎の鋭いトゲが蛇をも刺してしまうという意味だとする説などがありす。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
ジャケツイバラは宮城と群馬が絶滅危惧種1類
新潟が絶滅危惧種2類
福島、千葉、鹿児島が準絶滅危惧種扱いです。
関東以西では無指定が殆どなので
暖地ではそう珍しい植物では無いようです。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
ジャケツイバラ属は世界に6種があり、
アジア南部に広く分布し、インド~ミャンマー、タイ、カンボジア、
ベトナム、中国南部、日本、フィリピン、
マレー半島と諸島に分布します。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
果実は豆果で、長さ10 cmほどになる。
熟すとサヤは大きく上向きに開き、冬でも枯れ残って
よく目につきます。
このジャケツイバラにも昨年に実をつけた
茶色のサツマイモのような形の
サヤがまだ残っています。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ジャケツイバラ(蛇結茨)
メシベを取り囲む赤いオシベが特徴的な
とても美しい花です。
このジャケツイバラは標高や緯度を加味すると
ほぼ北限のジャケツイバラだと思いますが
福島県では今のところ浜通り(太平洋沿い)でしか
見つかっていないのに、どうして遠く離れて
ポツンと中通りの山間に
自生しているのか不思議です。 -
★初夏の羽鳥湖高原ルートMap(※Google Mapに加筆)
https://www.google.com/maps/@37.2838531,140.1122988,9937m/data=!3m1!1e3
前回の旅行記でご覧頂いた羽鳥湖高原二岐温泉の御鍋小滝を
堪能した後は同じ羽鳥湖高原でもより羽鳥湖に近い湿地で
湿地性の山野草を見に立ち寄りました。
羽鳥湖周辺にはたくさんの小湿地がありますが
どこの小湿地にも遊歩道も案内板もありません。
具体的な自生ポイントを紹介すると
残念ながら自生地が荒れた盗掘される可能性があるので
恐れ入れいますが具体的な自生地は秘密とさせて頂きます。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~羽鳥湖
羽鳥湖は鶴沼川が堰き止めて出来た農業用灌漑のダムで(1956年竣工)
今はダムと言うより羽鳥湖と呼ばれるのが一般的です。
堤高37.1mのアースダムで、アースダムの規模としては全国屈指で
以前は貯水量では日本一でしたが
現在は宮城県の長沼ダムが一番です。
アースダムとは主に土を用い、
台形状に形成して建設するダムのことです。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
この春は既に裏磐梯のクリンソウを紹介しましたが
羽鳥湖高原にも数は少ないもののクリンソウが自生しています。
昔はもっと多く自生していましたが、
残念ながら盗掘などでかなり激減してしまいました。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
◎クリンソウ(九輪草/サクラソウ科クリンソウ属)は
北海道~本州、四国の山間部に分布し、
湿り気のある渓流沿いや渓谷の湿地に自生します。
花色はピンクが主ですが、白花や混じりなど様々、
花が下の方から順に上に向って咲き出す様を
五重塔の法輪に準えた名前です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
ここは湿地ではありませんが、
山裾でかなりジメジメした場所で
適度に明るいのでクリンソウには好条件の場所です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
クリンソウは一度開花すると
雨だろうが曇天だろうが、
寒かろうが暑かろうが、花は咲きっぱなしなので
撮影する側は天気や時間などを気にせずともいいので
ありがたい花です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
クリンソウの花色は基本的には上記で紹介した
赤紫色でしたが、ピンク色や白やピンクと白の混じりなど
様々な色が見られるようになりました。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
ただ一部の観光山野草園では黄色いクリンソウ(黄花九輪草)も
植栽されています。
キバナクリンソウは東南アジア、チベットの高山湿地帯に
自生する多年草でクリンソウと違い極端に寒くならなければ
常緑で越冬できます。
山野草園内だけで厳重に管理できれば大丈夫だと思いますが
園外に移出する可能性もあるので十分注意して欲しいなと思います。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
クリンソウは多年草ですが一つの株が5年や10年も
生きることはなく、環境にもよりますが3,4年で
寿命が尽きることが多いと思います。
自宅庭で栽培する場合は花が結実し種が弾けるまで
そのまま保持し、親株の周辺に取り蒔きし
世代交代をさせる必要があります。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
種は乾燥を嫌うので種を保存し蒔く場合は発芽率がかなり落ちます。
発芽には寒さスイッチが必要なので種を保存する場合は
紙などに包み冷蔵庫で保管するのが良いようです。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
クリンソウは発芽した年には花は咲かないと思います。
条件にもよりますが、おそらく2年目か3年目で開花するでしょう。
裏磐梯の清水沢では苔むした渓流の岩などに自生していますが
同じ岩に来年も咲く保証はないので、
上手く世代交代しないと花が見られない可能性もあります。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クリンソウ(九輪草)
クリンソウは自宅栽培(庭)も決して難しくはありませんが
クリンソウが好む環境(明るく湿った土壌)を維持できるかが
栽培成功のコツです。
ただ冷涼な環境を好むので都会の直射日光は苦手です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
上記クリンソウ自生地とは別の湿原林にやって来ました。
ここは小湿地と湿原林が隣り合っていて
この時期、湿原林ではコバイケイソウやニッコウキスゲが
見られるのですが、昨年は残念ながらどちらも
見られませんでした。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
コバイケイソウは6,7年に一度の一斉開花と
2,3年に一度の小規模開花を繰り返すので
花がほとんど咲かない年もあるのですが、
毎年咲くはずのニッコウキスゲは何故か年々減少し、
昨年はポツンポツンと咲いた程度で
ついに今年は一つの花も咲いていませんでした。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ニッコウキウゲ(日光黄菅)
(※2021/06/24 撮影)
3,4年前までニッコウキスゲはこのように
それなりに群生して咲いていました。
この写真の背後にはコバイケイソウも見られます。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ニッコウキウゲ(日光黄菅)
(※2021/06/24 撮影)
この小湿地のニッコウキスゲは雄国沼や尾瀬のような大群落では
ありませんが、我が家からは一番身近で見られた小群生だっただけに
今年、花が一つも見られなかったのはかなりショックです。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ニッコウキウゲ(日光黄菅)
(※2022/06/21 撮影)
◎ニッコウキスゲ(日光黄菅/ユリ科ワスレグサ属、キスゲ属)
ニッコウキスゲの正式名はゼンテイカ(禅庭花)ですが、
俗名の方が有名になってしまい本来の名前は風前の灯状態です。
日光と付いていますがが日光に限らず
日本各地の主に高地の湿地などに広く自生し
花は一日花で、蕾が順繰り開花していきます。
標高270mほどの我が町周辺の川辺にもわずかながら
ニッコウキスゲは自生していますが群生は見られません。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ニッコウキウゲ(日光黄菅)
(※2022/06/21 撮影)
この小湿地のニッコウキスゲはここ数年、
花が少ないな~とは感じていましたが
なぜか昨年から激減してしまいました。
激減の理由ははっきり分かりませんが
もしかしたら、近年増えて来たニホンジカの食害かも知れません。
以前、羽鳥湖高原でニホンジカは生息していなかったと思いますが
どうやら栃木県の日光方面から移動してきた個体が
年々増加して、それに伴いニホンジカの好物である
ニッコウキスゲの食害が目立つのではないかと想像します。
私は羽鳥湖高原では以前はニホンジカは見たことがありませんでしたが
ここ数年は見かける機会が多くなり、
今年も御鍋林道で若鹿に出会いました。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
◎コバイケイソウ(小梅ケイ草/ユリ科シュロソウ属)は
中部以北~北海道の高地の
主に湿地や湿った草原などに自生する日本の固有種です。
近似種にバイケイソウ(梅ケイ草/ユリ科シュロソウ属)があり、
それより花が小さいのでコバイケイソウと呼ばれます。
草丈は80~100cmにもなる大型の植物で
自生していればすぐ分かります。
コバイケソウの仲間はアルカロイドを含む有毒植物で、
芽だしの頃は山菜のウルイ(オオバギボウシ)と似ているので
注意が必要です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
コバイケイソウは毎年一斉に咲くことはなく
2,3年ごとにに子規模に開花させ
6,7年ごとに当たり年があり群生地では一斉に満開になり見事です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
コバイケイソウの花穂は中心に立っている花穂は
小さな花の一つ一つが雌花ですが
少し横向きの花穂は雄花です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
雌花と雄花をクローズアップして見て見ましょう。
雌花は中心部のメシベが充実しその周囲にオシベもあるが貧弱です。
雄花は中心部のメシベは退化しオシベが充実しています。 -
☆玉川村 東野の清流のバイケイソウ(梅ケイ草) (※2012/6/12撮影)
こちらはコバイケイソウの名前の元であるバイケイソウ
バイケイソウ(ユリ科シュロソウ属)は花が梅に葉がケイランに似ていることから付いた名前でヨーロッパ、シベリア、東アジア、アリューシャン列島、アラスカ、日本では高地の湿地帯や湿った林内、渓流沿いなどに自生し草丈は1mを超える大型の山野草です。 -
☆玉川村 東野の清流のバイケイソウ(梅ケイ草)
バイケイソウやコバイケイソウではよくキモンガが吸蜜しています。
バイケイソウはコバイケイソウの仲間で
芽出しの頃から花が咲くまでは瓜二つで、
判別できないくらいそっくりです。
でも花を見れば一目瞭然です。
大きな違いは小さな花の色と花の大きさで、
コバイケイソウは花径は約8mmで花色は白
バイケイソウは花径は2cmと大きく花色は白ですが黄緑の筋が入り
ハナビラの外縁がギザギザしています。
自生地が同じ地域なら花期はバイケイソウがやや遅く咲き出します。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
バイケイソウとコバイケイソウは花が咲くまでは瓜二つで、
判別できないくらいそっくりです。
でも花は明らかに違います。
大きな違いは花の色と花の大きさで、
コバイケイソウは花径は約8mmで花色は白、
バイケイソウは花径は2cmと大きく花色は白ですが
黄緑の筋が入りハナビラの外縁がギザギザしています。
花期は同じ地域ならバイケイソウがやや遅く咲き出します。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
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◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
コバイケイソウは山間部の湿原や湿地に多く自生しますが
亜高山帯の多雪地帯斜面や雪田地帯などでも群生します。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
羽鳥湖高原でコバイケイソウは羽鳥湖周辺の小湿地で見られますが
羽鳥湖の湖畔ではなぜか殆ど見られません。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
コバイケイソウ(小梅蕙草)はユリ科シュロソウ属の多年草。
新しいAPG植物分類体系では、シュロソウ属は、
ユリ目メランチウム科に分類される。
研究が進むのはいいことですが、覚える方は大変。
せっかく覚えたつもりがいつの間にか古い知識だったりすることが
多々あります。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コバイケイソウ(小梅蕙草)
コバイケイソウは6,7年くらいの周期で当たり年がありますが
それ以外の年は咲かないかと言うとそういう訳でもなく
ぜんぜん少ない年もあれば当たりとは行かなくても
まずまずの年もあり予測は難しいです。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
コバイケイソウやニッコウキスゲ咲く湿原林隣りの
小湿地ではトキソウも見頃を迎えていました。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
◎トキソウ(朱鷺草/ラン科トキソウ属)は
全国の明るい低層湿地~高層湿地にまで自生し
草丈は10cm~15cmほどの小さなランです。
トキソウの名前の由来は花色が朱鷺色に似るからで
花の姿そのものも朱鷺が優雅に飛ぶ姿にも見えてきます。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
-
★トキソウの日本レッドデータ
※日本レッドデータ検索システムより
http://jpnrdb.com/database/species/detail/15095/?s=%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%82%A6
トキソウは湿地の減少や美しさ故の盗掘などが原因で46都道府県で
絶滅危惧種や希少種に指定され
東京や山梨は絶滅種になっています。
まさにどこも風前の灯状態です。
嬉しいことに羽鳥湖高原には小さな湿地がたくさんあり
まだたくさんのトキソウを見ることができますが、
しかしその湿地の多くが民間の別荘地などに隣接していて
さらなる開発が心配の種です。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
羽鳥湖高原には小さな湿地が点在しますが
多くの湿地が森林化し始めています。
湿地は水が十分に補給されば樹木のない湿原状態のままですが
乾燥化が進むと葦や潅木が生え始め、
やがては森になってしまいます。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
上記で紹介したコバイケイソウはトキソウ咲く小湿地の
直ぐ隣の湿原林で咲いています。
おそらくこの湿原林も昔は背の高い木々は生えてなく
小湿地だったと思われますが、
乾燥が進むと次第に湿原林化し、
トキソウなどの明るい湿地を好む湿地植物は
生きて行けなくなります。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
トキソウの草丈は15cmほど、
まだ背の高い樹木が生えていない明るい湿地で
なんとか命をつないでいます。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
トキソウの花色は基本的にはピンク色ですが
稀に白花や白っぽい花も見られます。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
この湿地はかなり小さい湿地ですが
様々な湿地植物が自生しているので
お気に入りの湿地です。
でもたまに熊と思われる足跡もあるので
撮影中も油断できません。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
-
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
この貴重なトキソウ自生する湿地は大きな括りとしては
大川羽鳥県立公園に指定されていますが、
私の印象では大雑把に指定されているだけで
県や村がこの湿地を保護しているような様子は見らません。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
この湿地も自然のままと言えば聞こえはいいですが
ようするに放置されたまま。
湿地を巡る遊歩道も木道も無いので写真撮影する場合
否応なしに湿地に足を踏み入れざるえません。
なるべく貴重な植物は踏まないよう気を付けていますが
我ながら正直誉めたものではありません(^^;)。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
この湿地を知っている人はわずかですが
時折盗掘跡があります。
やはり早めに対策を講じないとやがて福島県のレッドデータも
準絶滅危惧種から絶滅危惧種に悪化する恐れがあります。 -
◆福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~トキソウ(朱鷺草)
トキソウの背後は沼ではなく水溜まりです。
この湿地は水はけが悪いので雨が多いと一部が沼地のようになりますが
流入する河川は無いので雨が長期間降らないと乾燥し易くなる湿地です。 -
★南会津町駒止湿原のサワラン(沢蘭)(※2025/6/20 撮影)
トキソウに良く似て湿地に咲くランとして
サワラン(沢蘭)があります。
ただ残念なことに羽鳥湖の湿地でサワランは見たことが無く
この写真は天栄村の西隣り南会津町の駒止湿原で撮影しました。 -
★南会津町駒止湿原のサワラン(沢蘭)(※2025/6/20 撮影)
◎サワラン(沢蘭/ラン科サワラン属)は
日本の固有種で、本州中部以北、北海道、南千島に分布し、
高地の湿原のミズゴケの中に自生します。
中部以北の17都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
花期は6月下旬から7月上旬で、
紅紫色の花を茎の先に1個横向きにつける。
極まれに白花もあります。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イワガラミ(岩絡み)
羽鳥湖高原からの帰り道、森の高木に白い花が
たくさん咲いているのが見えたので立ち寄ってみました。
予想通り白い花はイワガラミ(岩絡み)でした。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イワガラミ(岩絡み)
-
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イワガラミ(岩絡み)
◎イワガラミ(岩絡み/アジサイ科イワガラミ属)は
全国に分布するアジサイ科イワガラミ属の花です。
自生場所は多様で道路の則面などでも見られ
名前のように蔓状になって岩や樹木などに絡まり成長します。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イワガラミ(岩絡み)
ぱっと見ではツルアジサイに似ますが
粒々の花を取り囲む装飾花の一つ一つは
花弁状の萼片が1枚しか無いのも特徴です。
ツルアジサイの葉は均一なギザギザですが
イワガラミは葉の鋸歯が粗いギザギザなので
花が無くても見分けられます。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イワガラミ(岩絡み)
イワガラミは名前のように岩や木、フェンスなど
絡むものがあれば何にでも絡みつき成長し
大きいものでは樹高30mくらいまで絡みつき成長します。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イワガラミ(岩絡み)
この写真だと一つの花には一つのハナビラ(装飾花)しかないのが
良く分かると思います。 -
★裏磐梯五色沼のツルアジサイ(蔓紫陽花)
◎ツルアジサイ(蔓紫陽花/アジサイ科アジサイ属)は
全国の山あいの湿り気のある林下や沢沿いなどに自生し
木などに絡まりながら成長し20mにも及ぶものもあります。
自生数はイワガラミより少ないので見る機会は少ないかも -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
上記、イワガラミ咲く林縁では稀に見るノアザミの大群落が
花盛りでした。
ノアザミじたいはごく普通に見られる山野草ですが
これだけの群落はそうそう見られません。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
-
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
日本にはアザミの仲間が60種ほどあると言われますが
その中でいの一番に咲くのは
ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)です。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
◎ノアザミ(野薊/キク科アザミ属)は
本州、四国、九州のほか、アジア大陸にも変種が分布する。
丘陵地の野原、山野、草原、道ばた、河川敷に自生し
日当たりのよいところでよく見かけます。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
-
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
ノアザミは「野に咲くアザミ」の意味で、
アザミはこの仲間の植物(アザミ属)の総称です。
アザミの由来については、諸説ありますが
一説には触ろうとするとトゲに刺されて「欺かれた」
という意味からついた名とも言われているます -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
たぶん、ウラギンヒョウモン?
ウラギンヒョウモンはウラギンボシヒョウモンや
ウラギンスジヒョウモンなどとも
似ますが素人の私にはよう判別できません(^-^;。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
-
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
ノアザミは多年生で草丈60 -~100センチメートル cmほどと
けっこう大型です。
葉はタンポポにも似た形で多形で変化があり羽状に中裂し、葉縁にある鋸歯の先は硬くて鋭いとげになっています。
茎につく葉は互生し、基部は茎を抱き
地際にある根生葉は花期まで残っています。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
たぶん、ウラギンヒョウモン? -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
花期は初夏から夏(5 - 8月)で
アザミ属の中では数少ない春咲きの特徴をもちます。
花は、茎の頂に上向きに直立して頭花がつく頭状花序で、
すべてが筒状花(管状花)で構成され、花径は3~4cm。
花の色は紅紫色がふつうであるが、淡紫色であったり、
まれに白色もあります。
頭花の外側にある総苞は緑色の球形で、
総苞片は反り返らず、直立して先端は鋭いとげになり、
粘液を出して背面はよく粘ります。 -
★沖縄本島辺戸岬に咲くシマアザミ(島薊)(※2023/6/26撮影)
福島県でノアザミの白花はまだ見たことがありませんが
沖縄本島最北端の辺戸岬で白いアザミを見つけました。
当初は沖縄にもノアザミの白花があるのかと思いましたが
調べたら
沖縄本島&周辺の島と奄美諸島にだけ分布する
固有種のシマアザミ(島薊/キク科アザミ属)だと分かりました。
海岸の砂地、砂礫地を好ようです。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
井上陽水さんの代表曲の一つに『少年時代』があり
その歌詞に
“夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう・・・♪”
のアザミは花の時期からすると、
夏の終わり頃から咲き始める
ノハラアザミ(野原薊)だと思われます。(私の偏見)
( 写真下参照) -
★町内の棚田の土手に咲くノハラアザミ(野原薊)
◎ノハラアザミ(野原薊/キク科アザミ属)は
本州中部以北の山地の草原や林縁自生する
やや北方系のアザミです。
ノハラアザミもノアザミも花も草丈もそっくりですが、
ノハラアザミは花の時期が遅く総包(ガクを包むふくらみ)が
ノアザミの様にネバネバしません。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ノアザミ(野薊)
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★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
隣り村の里山林床に咲くウメガサソウ(梅笠草)を見に行きました。
ウメガサソウは当町の里山にも自生していますが
ポツン、ポツンと咲いていて
このようにまとまって咲いているのは
隣り村のこの里山くらいです。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
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★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
◎ウメガサソウ((梅笠草/ツツジ科ウメガサソウ属)は
北海道~九州の山あいのやや乾き気味の林床に広く分布しますが
数はそう多くないようです。
樹高は5~8cmと小さく梅の花に似て笠のように下向きにさくので
梅笠草と呼ばれます。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
ウメガサソウは古い分類体系ではイチヤクソウ科ウメガサソウ属と
されていましたが、今はツツジ科ウメガサソウ属に分類されています。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
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★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
樹高5~8cm?これって野草じゃないの?と思いでしょう。
でも、これでも立派な常緑の小低木なんです。
根毛が発達せず、菌類と共生して栄養を得ているので
人的栽培は困難なようで
関西や九州では19都府県で
絶滅危惧種に指定しています。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
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★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
ウメガサソウは当地の里山ではやたら珍しい山野草ではありませんが
樹高が低く森の中でひっそり咲いているので
その存在を知っているのは山野草ファンくらいかも。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ウメガサソウ
ウメガサソウは東京では既に絶滅したとされ、
福岡、宮崎、香川では絶滅危惧種1類、
埼玉、千葉、京都、奈良、佐賀、長崎、鹿児島では
絶滅危惧種2類に指定されています。
もし東京で発見できたら新聞に載るかも。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~イチヤクソウ
町内の里山ではウメガサソウの仲間、イチヤクソウも見頃です。
◎イチヤクソウ(紅花一薬草/イチヤクソウ科イチヤクソウ属)は
ウメガサソウと同じように全国の同じような山林内に咲きます。
ウメガサソウは小さいながらも樹木ですが
イチヤクソウは常緑の草本で
草丈は10~18cmほど。
名前の由来は漢字の通り、民間薬や漢方薬として利用されたからで
日本では汁液を切り傷や虫さされ毒蛇咬まれに使い
漢方では鹿蹄草(ろくていそう)と言い
慢性関節リューマチなどに使われるそうです。 -
★会津下郷・中山風穴地特殊植物群落 (ベニバナイチヤクソウ)
(※2018/05/29 撮影)
イチヤクソウの仲間にはベニバナイチヤクソウもあります。
◎ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草/イチヤクソウ科イチヤクソウ属)は
中部以北~北海道の山地~亜高山帯の林床などに生え、
茎の高さが10~20センチになる常緑多年草。
イチヤクソウより冷涼な気候を好みます。
花序に、直径12~15ミリの桃色の花を下向きに多数つける。
花冠は5深裂し、雌しべの先端が少し曲がる。
萼は5個で、裂片は細長くとがる。葉は根元に2~5個つけ、
卵状楕円形~広楕円形で長柄があり、表に光沢があります。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
隣り村の川沿いの林縁で北限のヤマアジサイが見頃になりました。
◎ヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科orユキノシタ科アジサイ属)は
主に福島県以西、本州・四国・九州に分布する落葉低木で
落葉広葉樹林の谷筋など湿度の高い場所に自生し
サワアジサイとも呼ばれます。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
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★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
樹高は1~2m、葉はやや細め小ぶりで対性し
園芸種のような光沢はありません。
花期は6月~7月、中心部に多数の細かい両性花を咲かせ周囲に
3~4枚の花弁状の装飾花をもちます。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
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★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
西日本のヤマアジサイの花色(装飾花)は薄紅色から白色、
紫色を帯びるもの青色のものなど多様なようです。
私の地域で見られるヤマアジサイの装飾花はほぼ白花で
かなり地味ですが
中心部に咲く実際の小花は微妙な色彩変化があります。
特に蕾の頃はオレンジ色や水色、青、青紫など
様々で興味深いです。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
装飾花の全く無いヤマアジサイもありました。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
装飾花のハナビラの縁が細かいギザギザがあるタイプもあります。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~ヤマアジサイ
アジサイの装飾花(この写真で言えば、大きな花)を見て、
アジサイが咲いたと言う人が多いですが、
実際の開花は中心部の小さな花が開花して本当の開花です。
気象庁のアジサイの開花発表も、
この小花(真の花)の開花をもって発表しています。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コアジサイ
隣り村ではヤマアジサイの他にも
北限のコアジサイも自生しています。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コアジサイ
◎コアジサイ(小紫陽花/アジサイ科アジサイ属)は
ほとんどの図鑑、資料では関東以西~九州に分布するとありますが
福島県でも茨城県境~隣り村の阿武隈山中辺りまで広く自生します。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コアジサイ
コアジサイの最大の特徴はアジアサイの代名詞でもある
装飾花が無く全て小さな(真の花)両性花の集合体です。
小さな花の一つ一つを見るとハナビラがあるのも確認できます。
園芸種のアジサイに比べ遠目では少し華やかさに欠けますが
クローズUPで見るととても美しい花だと思います。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~コアジサイ
こちらは真の花が咲き始めたところで
まだオシベが完全に展開していない状態です。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~エゾアジサイ
ヤマアジサイは阿武隈山系の南部にしか自生していませんが、
奥羽山系や会津では青い装飾花が爽やかな
エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)が見られます。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~エゾアジサイ
◎エゾアジサイ(蝦夷紫陽花/アジサイ科アジサイ属)は
主に北海道~本州の日本海側(京都以北)に分布し
湿気のある山の斜面や沢沿いに生えます。
福島県では会津地方など日本海水系の地域はもとより
分水嶺を越えた太平洋水系の山にも自生しています。
しかし何故か県中央を流れる阿武隈川を境に
阿武隈山系~太平洋側ではまだ見たことがありません。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~薄紅エゾアジサイ
エゾアジサイの装飾花は青がほとんどですが
稀にご覧のような薄紅色もあります。
中心部の小花も青がほとんどですが濃い薄いがあります。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~白花エゾアジサイ
こちらはエゾアジサイの白花です。
完全な白ではなくわずかに青みがかっていますが
白花はめったにお目にかかれません。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クサアジサイ
当町の里山の林下でクサアジサイが自生しています。
◎クサアジサイ(草紫陽花/アジサイ科クサアジサイ属)は
自生地は資料によっては関東以西とありますが
宮城県以南でみられ
福島県でも里山や低山の湿った林縁・林床で普通に見られます。
他のアジサイが低木であるのに対しクサアジサイは草本で
冬は地上部か枯れてしまいます。
貧弱な装飾花が1,2枚程度で全く無いタイプもあります。 -
★福島・四季・彩々:迎え梅雨の候 ~クサアジサイ
当地のクサジサイの装飾花の花色は白ですが
花の終盤にはやや薄紅になってくる個体もあります。 -
★天栄村明神滝のタマアジサイ(※2022/7/26 撮影)
福島県は北限アジサイ属の宝庫で
ヤマアジサイ、コアジサイ、クサアジサイの他にも
タマアジサイも北限のアジサイです。
◎タマアジサイ(玉紫陽花/アジサイ科アジサイ属)の
自生地は主に福島~岐阜県と四国・九州の一部に限られて、
山あいの川筋など湿度の高い所に自生しアジサイ科の中では唯一
蕾が玉状なので自生していれば開花前に
タマアジサイだとすぐ分かります。
この周辺のタマアジサイはほぼ北限の群生地でとても貴重なんですが、
山あいに行けば良く見られるアジサイなので地元の殆どの人は
その貴重さを知らないようです。 -
★天栄村明神滝のタマアジサイ
タマアジサイは名前のように玉のような蕾が割れて
花が咲く独特の生態を持っています。
またアジサイ属の中では一番遅く開花し
花は他のアジサイのように一斉に開花せず、
順繰り咲き続けるので株によっては9月頃まで
咲くものもあります。
これで◆福島・四季・彩々・Part127~迎え梅雨の候 はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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