台湾燈會在桃園2025.2月ランタンフェスを見尽くす旅！8泊9日④台鐡に乗って鶯歌陶瓷老街へ/燈會メイン会場

2025/02/17 - 2025/02/25

2025年2月、3月、4月、3か月連続台湾行きの第一弾！
台湾燈會在桃園2025.2月ランタンフェスを見尽くす旅！8泊9日

台湾燈會在桃園2025.2月8泊9日④四日目
2月20日（木）台鐡に乗って陶器の町「鶯歌」へ。

2025年、初旅は恒例の台湾燈會、台湾ランタンフェスティバル見学へ。
今年は2月に台北市の近く、隣りの隣りの、桃園市中壢區で開催。
メイン会場は前回、2016年の時と同じく台湾新幹線桃園駅前の広場で。
9年経ったら、地下鉄桃園空港線の駅も大きなアウトレットモールも出来て
駅周りは更に発展してました。

2月17日（月） JL0097 羽田空港11時20分発→台北松山空港14時20分着
2月25日（火） JL0098 台北松山空港15時35分発→羽田空港19時25分着

★来年2026年は3月に嘉義県で開催です！★

エリア 桃園(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月20日（木）
今日も昼過ぎまでホテルでのんびり。
14時ごろ、台湾鐡道中リー駅から各駅停車に乗って。

中レキ駅 駅

2年後位に地下鉄桃園空港線が中リー駅に繋がるので、
プラットホームも一つ潰し、駅周りも大工事中。

台鐡の「區間車」各駅停車、新型車両

新しい車内、綺麗～～

新型車両だけど、電光表示は汽車ポッポ、可愛い(^^

14時半、中リー駅から4駅、20分くらいで鶯歌駅に到着

鶯歌駅 駅

駅階段の陶器製の透かし窓

帰りの電車の時間を確かめてから。

改札口前にあったこの表示を見て文化路へ向かいましたが。。。

鶯歌駅、文化路側

Googleマップのストリートビューで事前に駅から老街まで
眺めてたのと、なんか違う。
こんな素敵なウォールアートは見れたけれど、向かう方向も真逆で、
おっとっと。。。

もう一度駅に戻り、地図を再確認。
確かに文化路からも老街へ行けるけど、少し遠回りの様。

鶯歌駅、健國路側、こっちが前駅。

健國路、駅から徒歩５分ほどの鶯歌郵局のモザイクタイルアート

鶯歌老街へ向かう重慶街はモザイク石畳みのなだらかな登り坂

線路沿い、坂の途中に飾られてるデザイン熊

イラストクマ、これは陶器製ではなく強化プラスチック？
ポリカーボネイト製かな。

線路沿い、鶯歌モザイクタイルモニュメント

虹色の細かいタイルが巧妙で綺麗

虹色タイルの並びにもレインボーブロックと
このサメは見た事ある様な？。。。なんだっけ？？

同じく線路沿いの並び、この子はマスコットガールかな？
カップの後ろに立てる様になってるフォトスポットで。

坂の上、マンション前広場にもイラストクマ。

広場の東屋ベンチで一休み。
今日の鶯歌は薄曇り、風もなく穏やか、でも蒸し蒸しして
坂上がって来たら汗ばみました。カーディガン脱いで半袖一枚に。

重慶街の途中、マンション脇の降りてみたくなる階段。
レストランへの入り口でした。

タイル敷き歩道が続く重慶街

美術品の様な陶器の大きな壺を売ってる高級店や

好きな画像をマグカップや茶器にプリントしてくれる
庶民的な店も並んでます。

陶芸体験が出来る店の、昔ながらの焼き窯を模した入り口。

古早窯藝術工作室 専門店

高級陶器店には入りにくいから、庶民的店をちょっと見学。

お手頃な小皿、小鉢たち

陶器街に来たけれど、実は食器にはあまり興味は無く(^^;;
小皿をわざわざ台湾で買うことも無いので、見ただけです。

重慶街の一角、新そうなオシャレな建物

鶯歌光點美學館 専門店

中は大きな展示会場の様。

美術品や工芸品のお店がいっぱい。

ガラスアートショップ

コンテナが店舗になってるレトロ雑貨屋さんも。

翡翠の美術品店舗

館内が涼しくて一息。2階でトイレを拝借。

エレベーター内の床

重慶街、老街の街並み

「鴬歌老街陶館」こちらも陶器店や飲食店が入ってるモールの様です。
左手は焼き窯を模した駐車場の入り口。

重慶街、老街の街並み

石畳のまちを散策
重慶街と育英街の門、レトロ建築「スターバックス鶯歌店」

スターバックスコーヒー (鶯歌門市) カフェ

鶯歌、陶器街らしい外観

寄っても良かったけれど、混んでそうだったので中は見ず、外観だけで。

「RIRIcafe」育英街、スタバの並びに日本式の喫茶店？
看板にもリリとカタカナだし、ガラスドアには
「まごころ込めた手料理」とまんま日本語が書いてあって！
定休日だったのか、誰も居ませんでしたが。。。

店先の、ニャンコやウサギの可愛らしい小皿たち

台湾製、電子レンジにも使えますって。

尖山埔路にはお茶屋さんが並んでます。

中華式の茶器たち

陶器製のベンチで一休み。

老街をぐるっと散策して来て、元の広場前辺りに戻って来ました。

鶯歌老街を1時間ほど散策して、今は黄色いポイントに居ます。

「鴬歌透明景観電梯」ウォールアートエレベーター
絵壁の裏側が透明だけど、特に何が見れるわけでもなく。。。

その隣にもウォールアート、フォトスポット

エレベーターで上がると線路を越える陸橋です。

陸橋の欄干には鶯歌の昔の写真が展示して有ります。

レトロ写真や電車を眺めつつ

木立に囲まれ整備された「鴬歌風華歩道」の階段を降りて
同じグリーンの波波模様の柵の、小川沿いの歩道を通って

16時半頃「新北市立鴬歌陶磁博物館」に到着

写真、左奥のチケットブースへ入館料を払いに行ったら
係員さんから、17時の閉館前なので無料ですと言われました。

新北市立鴬歌陶瓷博物館 博物館・美術館・ギャラリー

館内の受付に、日本語のパンフレットあり

閉館まであと30分！先ずは３階へ。
「2024台湾国際陶磁ビエンナーレ国際コンペティション展」

”「2024台湾国際陶磁ビエンナーレ」の展示では、31ヶ国から74名の
アーティストによる作品を展示しており、その多様性と独自性が際立って
いる。作品は、自然界に対するイメージや造形、空間表現など、様々な
側面を表現しており、観賞者は陶土という素材に対する深い理解と技術の
熟練を楽しむことができる。とくに、アーティストたちがどのように陶土
を使い、空間や時間、自己との対話を通じて現代陶磁と社会とのつながり
を表現している様子は、来場者にとって興味深い体験となるだろう。”

大きな空間に優雅な陶磁器が点在

コンペティション、グランプリ作品は
日本人作家佐藤雅之氏の「殻之巣 22-05（喧騒）」

佐藤氏コメント翻訳
”私は作品において、常に対称性と非対称性、細部の力強さと繊細さ、
堅牢さと脆さ、表と裏、光と影といった相反する要素のコントラストを
表現したいと考えています。「殻」とは、中身を包み込み保護する
外側の殻のことです。中身がなければ、それはただの殻に過ぎません。
焼成の過程で、これらの内容物は熱によって消滅していきます。
しかし、それらは作品の一部として残ります。”

コンペティション入賞作

たくさんのカラフルなリングを繋げた作品
柔らかそうに見えるけど、これも陶器製

コンペティション入賞作

コンペティション入賞作

鮮やかでメルヘンチックなこれがお気に入り

コンペティション入賞作

コンペティション入賞作

透かし模様のレリーフ

これも柔らかそうなレース編みに見えます。

作品名「梢間之光（こもれび）」だそう

コンペティション入賞作

1.5m四方の作品。みっしり細かい！！

花びらとか一つ一つのパーツを粘土で作って焼いて組み合わせて、
だよね。。。気が遠くなりそうな作業。
完成まで、いったいどの位の月日がかかったのか。
何年？根気が要る作品。。。。私には無理！(^^;;;

ゲッコーちゃん見っけ！

2階「原住民族の陶器コーナー」

台湾南部に多く住む「排湾族」が使っていた土器

台湾本島の南東沖の蘭嶼島に住む「達悟族」の土器

現在台湾の原住民族で一番人口の多く、花蓮県・台東県・屏東県等に住む
「阿美族」の土器

昔の焼き窯を模した通路を通って

現在の台湾陶器コーナー

陶器製の飾り窓

そうそう、お宮さんの神様の飾りも陶器製ですね。

お宮さんの飾り

大好きな台湾花模様タイル
以前に嘉義市のタイル博物館でたくさん見たけど殆どが日本製
だったので、これも日本製だと思う。

100年ほど前の台湾で、この様な花模様タイルを使ってお屋敷や店舗を
建てる事が流行り、ふんだんに使うのが名家や豪商の証だったとか

”建築装飾
台湾の伝統的な建築は、レンガやタイル、あるいはそれらを積み重ねて
配置することで形成される模様で装飾されることが多いです。
寺院や祠堂には、人物、動物、民話をモチーフにした交趾陶や
衿尼（ジャンニ）の装飾も見られます。
タイル製造技術が台湾に導入されたのは20世紀初頭になってからでした。
タイルは防水性と耐久性に優れ、台湾の気候に適していたため、徐々に
台湾の建築デザインに取り入れられるようになりました。
1970年代には、台湾のタイル生産量は世界第3位にまで達しました。”

”食卓と陶磁器
台湾の伝統的な食器は、一般的に陶磁器で作られています。
椀、皿、スプーン、茶器などには、花、風景、鳥、魚、エビ、
あるいは伝統的な吉祥文様が描かれていることが多く、縁起の良い
文字や記念の銘が刻まれていることも多く、実用的であると同時に
美しさも兼ね備えています。”

食卓を飾る陶磁器たち

食卓を飾る陶磁器たち

台湾島各地には多くの窯元があったそう

鶯歌だけでなく、台北にも多くの窯元があったんですね。

陶器製と言えば便器！
青い花模様のレトロ便器もあるかな？と思ったけど無かったです。
あれは日本の瀬戸や有田だけかな。。。

貨車を使った展示

昔の焼き窯モデル

本物の焼き窯を移築したもの

１階、特別展示「十二支の蛇」

１階、特別展示「十二支の蛇」

台湾各地の小中学校生徒さんの作品

各地の特色有る風景、建築物、産業、動植物、などから５色を選び
蛇型の陶磁器に絵付けした物。

各地の特色有る風景、建築物、産業、動植物、などから５色を選び
蛇型の陶磁器に絵付けした物。

各地の特色有る風景、建築物、産業、動植物、などから５色を選び
蛇型の陶磁器に絵付けした物。

台湾各地の色、どれも鮮やかな色で絵付けされ
見ててとっても明るい気持ちになりました。

閉館までの30分間、駆け足で見学しましたが、コンペティションの
グランプリが日本人だったり、原住民族の昔の暮らしがうかがえたり、
カラフルな絵付け作品を見たりと、楽しい場所でした。

駅への戻りは、あの文化路を歩いて。
途中の台鐡高架下、モザイクタイルデザインアート「鶯歌城」

駅への文化路の途中「鴬歌区東鴬市民活動中心」のウォールアート

17時半過ぎ、また台鐡に乗って中リー駅に戻り

中レキ駅 駅

駅前大通りからバスで、一旦ホテルへ帰りました。

シンシャ ホテル チュンリー ホテル

今日はまだ元気だったので、
20時前ごろ地下鉄でランタンフェスメイン会場へ

高鉄桃園駅 駅

メインランタンショーを眺め

ランタンコンテストコーナーを眺め

「奇蹟樂園的慶典：「雲樂園」
”「雲上の奇跡の楽園」をテーマに、アニメ監督・宮崎駿氏の「擬人化」
手法を運用し、子供らしい世界観と楽しさを取り入れています。
フルーツ王国・台湾を奇想天外な想像力で表現した【奇跡の楽園】。
それは、まさに雲の上で夢が実現するかのようなWonderful Worldで
あるのです。”

この後、大粒の雨がパラパラときて、あっという間にゲリラ豪雨に！
足元はびしょびしょだし、今夜はこれで退散！

21時過ぎ、老街渓駅に戻ったら雨は全く降って無くて、あれれ？(^^

コンビニで買ったチキンのせカルボナーラとフランクフルトで晩ご飯。

お休みなさい。

シンシャ ホテル チュンリー ホテル