2025/06/30 - 2025/06/30
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miharashiさん
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2025年夏の海外旅行は、去年も計画していて断念した北イタリアドロミテへのドライブ&トレッキング旅行。夫婦ともに今年78歳を迎えるので最後のチャンスになるだろうと思い決行。最初の二日間は、ファッサ谷周辺の山々のトレッキングを満喫(第2部から第4部に掲載済)。その後トレ・チメ・ラバレードをアウロンゾ小屋を起点に反時計回りに一周しました(第6部)。
本旅行記(第7部)は、前日のトレ・チメ一周トレッキングに続いて、すぐ近くのソラピス湖へのトレッキングを記したものです。これまで何度もこの湖の登山口を車で通過したものの、湖を訪れる気はなかったのですが、最近、その湖の色を知ってからは、いつか行って見ようと思い始めました。今回トレ・チメのついでに行くことが可能になり、標高差もそれほどでもなく、初心者でも簡単に行けると書かれた口コミを信じて出かけました。ところが、それはとんでもない間違い。平坦でいい道はスタート地点だけで、途中からは大雨によるがけ崩れのせいで、道が消失したところや、段差のあるところを登ったり、鎖をつたって崖沿いの道を歩いたりと,歩きづらく危険なコースの連続でした。スタート地点とソラピス湖の標高差は120mですが、途中のアップダウンのせいで、実際の標高差は430mに及び、とうてい楽なコースとは言えません。それでも、ソラピス湖の水の色はすばらしく(表紙写真)、期待を裏切りませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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神秘の湖ソラピス湖。標高1925mのところにある氷河湖。氷河によって削りとられたドロミテの山(ソラピス山)の岩の粒子がたまることによって、ターコイズブルーの色が生まれたという。湖の色は水深によって異なり、6月末から夏にかけて一番水深があり、美しいという。8月は水が少なくなるそうだ。秋から6月初めまでは雪で覆われる。結果的に一番水が多く、湖の色がきれいな時に訪れることができたようだ。
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ソラピス湖畔に聳えるソラピス山(3205m)(画像をクリックしてください)。
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6月30日。前日トレ・チメ一周トレッキングの疲れも取れない翌日、早朝4時半起床。部屋でパンとコーヒーの簡単な朝食を食べて、6時にはチェックアウトし、昨日と同じ道を走りミズリナ湖方面に向かった。
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今日も朝から快晴で、アウロンゾ・デイ・カドーレの街はずれから、朝日に赤く輝くトレ・チメの山々が見えた。
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アウロンゾ・デイ・カドーレの美しい教会。
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さらにもう一つの教会のそばを通過。
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クリスタロ(3221m)も今日もきれいに見えた。
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ミズリナ湖との分岐で、今日は左折してコルチナダンペッソ方面に向かう道に入り、すぐに駐車場(といっても路上駐車場)に到着(7時10分)。登山口付近はもう満車でわずかに残っていた傾斜した路肩に駐車。後ろは路肩が崩れていて駐車不可。
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7時21分。215番の登山口からスタート。
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森の中に続く平坦な道を歩き始める。ちょうど前を若い女性二人連れが歩いていた。
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しばらくすると、先行していた女の子達が牛の群れに行く手を塞がれて困っていた。
ペルーのワラスでの経験を活かして、私達はなんとか突破できたが、ふと、振り返ったら、かわいそうに女の子の一人が避け切れずに尻餅をついてしまった。 -
牛の群れをやり過ごした後は涼しい木陰の道。
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木が倒された道には道標。
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少しづつ登りにさしかかった。
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7時56分。水場に到着。
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少し拡大して。この先は道がなくなっている。写真の女性は犬を連れていて、先に犬を放ち、犬のたどった崖下をトラバースして渡っていった。私達はすこし戻り、手前から崖下に下り、水の流れを渡って道とは言えないような道を登り上記の道につながる道に出ることができた(帰るときは上の方をなんとか通過できた)。
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8時23分。少しづつ登りの傾斜がきつくなる。
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振り返ると、昨日歩いたトレ・チメに似た山が。ただし、真偽は不明。
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道端に咲いていた大好きな花。このあと、道が段々険しくなり、カメラを片手に持って歩くことが叶わなくなり、撮影の余裕もなかったので、道の様子は撮影できなかった(帰りには少し撮影)。
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上記写真撮影約1時間弱後(10時14分)、鎖場に到着。
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上記写真を拡大して。崖沿いの道で、一人で歩くのには十分の幅があり、鎖を掴まなくても歩けそうだが、断崖絶壁の上なので、混雑時にすれ違うには危険な道だ。特に昼時は激込みになり、帰る人と行く人が大勢すれ違うため、かなり危険だろう。
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さらに道とは言えない岩の上を歩く。
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さらにこんなところも(帰りに撮影)。ここも登る人と下る人で込み合うと大変。主人はこの道であっているの?と言い、今にも引き返したがっていたところを叱咤激励して、なんとか休み休み登り続けさせた。
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道中出会った花達。
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同上。
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同上。
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アルペンローザ。
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Refugio Vandelli(ヴァンデリ小屋)への分岐(左)に到着。右に行けばソラピス湖はもうすぐだ。
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ようやくソラピス湖に到着。時刻は11時35分。スタートから4時間強かかってしまった(休んでいる時間が長かったためかも)。水の色は評判通りのターコイスブルーで、湖を見下ろすように、ソラピス山が聳えていた。
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現金なもので、あんなにへばっていた主人は絶景を目にしたら、全く休むことなく撮影を開始。私の記念写真(上下のパノラマで)まで撮ってしまった(笑)。
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岩の上の男性は上半身裸。
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水の色が濃いせいか、湖面には山の姿は写っていなかった。
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こちらは左右のパノラマで撮影(画像をクリックしてください)。岩の上で記念撮影したかったが、二人はまったく動いてくれないので断念。
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湖面を拡大して。この湖を一周する人も多く、対岸に大勢いるのが見える。私達は対岸まで歩く余力はなかった。
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湖畔に咲く花を入れて。
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湖岸近くに咲いていた花をまとめて。
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湖で40分ぐらいまったりしたが、天気が怪しくなってきたので、そろそろ戻ることに。写真は、戻る前に立ち寄ったRefugio Vandelli。左奥の建物が売店になっていて、その右側にトイレがあった(使用は無料だったがトイレットペーパーはなかった)。
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売店でコーラ(1個3.5ユーロ)を買い、前のテーブルで喉を潤す。一人1缶は飲みきれないので、残りは持参のポットに入れ、戻る途中で飲むことに。
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小屋の前にあった山の眺望の説明写真。中央の山は昨日歩いたトレ・チメ、右側の山々はCima Cadinと書かれている。
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上の説明図と同じ方向を撮影。残念ながらトレ・チメは霞んで少しだけしか見えず、Cima Cadinだけが何とか見えていた。
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Refugio Vandelliで休憩後、来た道を引き返す。時刻は12時38分。山の上は雲が多くなってきた。このあと山小屋と湖の分岐でシニアの日本人カップルに出会った。たった今着いたところらしい。たしか80歳だといっていて、大変だったというが、健脚者に見えた。
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216コースへの分岐場所を通過。216コースはさらに上の方からここに下ってくる。
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再び岩がごろごろした悪路を通る。
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危険な道にしては、ラフな服装が目立っていた。
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午後1時を過ぎているが、これから登る人も。この下り道(来るときは登り)も石ころだらけでひどい道だった。
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下ってから撮影。
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13時27分。下山開始後50分。徐々に空模様が怪しくなってきたが、まだ遠くの山は見えていた。
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雷鳴も遠くで鳴るようになり、先を急ぐ。
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最後の難所を通過。
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難所を過ぎたが、まだ天気は持っていた。
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同上。この後暫くして小雨が降り出したが、幸いなことに土砂降りにならずにすぐに止んでしまった。
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道の最後の方は、だらだらとした登りが延々と続いていた。
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道中出会った花達。
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黄色い花をまとめて。
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このコースは花の種類が多く、撮りきれないほど。
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ようやく登山道の入り口に戻ってきた。主人はいつものごとくかなり遅れて到着。時刻は午後4時近く。往復8時間以上の、全く予想外の長時間トレッキングになった。車に戻ってから、しばらく休憩をとった後、駐車場を出た。
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今日の宿は、28日にヴィーゴ・ディ・カドーレまで移動したときに通過したドントという町のホテル。最初、コルチナ方面に走り、コルチナの街からSS51を南下して、途中でSP347に分岐して、ドントに向かう。写真はコルチナダンペッソの街中。
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見覚えある教会のある広場を通過。その後本格的な雨が降り出し、Mapsmeが変な道に誘導して(近道だが山道へ)無駄な走りをしたこともあったが、雨もやみ、青空も見えてきた。
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28日にも通過したチビアーナを通り、ドントまでSP347を走る。
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ドントの手前、28日に見たのと同じ山が見えた。ホテルにチェックインする前にスーパーに立ち寄り、大きなボトル6本入りの水と食料を購入。
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夕方7時少し前にドントのホテル(Albergo Brustolon)に到着。旧市街の中にあったため、少し離れたところに車を停めてしまい、200mほど歩いて到着。コルチナから近くて、出来るだけ安いホテルを探した結果見つかったのがこのホテルだった(朝食付きで11,000円強)。
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早速ホテルのバーでビールを注文して、トレッキンング疲れをいやす。今日は予想外にハードなトレッキングになった。今日で今回の旅の目的は達成したことになり、あとはのんびりするつもり。明日はアラッバまでの移動日なので、たぶんトレッキングは行わないだろう。(その8に続く)
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*後日談
帰国後、今回のドロミテの旅行記を書いている時、他のメンバーの旅行記から、私達の旅行期間中に、コルチナ付近で土砂崩れが発生したことを知り、ネットで検索したところ、写真の記事が出てきた。土砂崩れが起こった日は7月1日で、本旅行記のソラピス湖トレッキングの翌日。土砂崩れの現場は、コルチナからSS51を南にしばらく行ったところで、まさに前日トレッキングの後で車で通った場所だった。
これまでも、私達が訪れたところが、その後災害に会うということを何度か経験しているが、今回もそのジンクスが現実になってしまった。(写真はネット記事より)
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