洋館巡りとさくらんぼ13.東北大学と牛タンランチ

2024/07/14 - 2024/07/14

11:40にバスで山形を出発し、12:40仙台に到着。18:55のフライトまで仙台観光をしました。
まずは仙台と言えば！牛タンを食べなければ！！ということで、牛タンランチ。お腹を満たして観光にでました。

観光はやっぱり歴史的建造物巡り。仙台の歴史的建造物を調べるとほとんどが東北大学。

もう1か所、某私大で見てみたい建物がありましたが、日曜に一般人がキャンパス内に入って見学できるのか問い合わせのメールを送りましたが返信をいただけませんでした。（無視かい、受験生以外にはそんな対応か…涙）

他は分散していてこの数時間に見に行くのは時間的にキツそう…。
なので東北大学片平キャンパスに行ってみました。

2024年7月11日（木）
　JAL2233便　伊丹空港8:00－山形空港9:15　山形観光　山形泊
2024年7月12日（金）
　山交バス　S87・S88　山形市役所前8：45-大町9：57
　長井観光
　フラワー長井線　長井駅12：07-赤湯駅12：39
　JR山形線　赤湯駅12：47-12：51高畠駅
　高畑ワイナリー見学
　JR山形線　高畠駅15：41-山形駅16:17
　JR山形線　山形駅16:22－新庄駅17:37
　JR陸羽東線　新庄駅18:00－瀬見温泉駅18：21　　瀬見温泉泊
2024年7月13日（土）
　JR陸羽西線代行バス　新庄駅10:15－余目駅11:44
　JR羽越本線　余目駅12:00－鶴岡駅12:16　鶴岡観光約4時間
　高速バス　鶴岡16:22－山形18:22　星空観賞、山形泊
2024年7月14日（日）
　山形で土産購入後高速バスで仙台へ。牛タンランチ、仙台観光。
　ANA740便 仙台空港18:55 - 伊丹空港20:20

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

山形を出発したバスはすぐに高速道路に入り順調に仙台向かいました。

仙台駅より１駅手前の「広瀬通１番町」でバスを降り、まずはランチに向かって一目散。

人でにぎわうぶらんどーむ一番町、東一番町通りを通って

ぶらんどーむ一番町 市場・商店街

向かった先は仙台三越

目当ての牛タンランチはここの

仙台三越 百貨店・デパート

地下にある青葉亭仙台三越デリカ店

行列じゃない、良かった。店員さんに声をかけるとすぐに席を準備してくれました。

青葉亭 仙台三越デリカ店 グルメ・レストラン

メニューも決めてきてたけど、念のため確認。
牛タンで有名なお店なのにクリームソーダ―も美味しそうです。

狙いは「仙台三越店限定牛たん切り落とし丼」、このためにバスを仙台駅まで乗らず１駅手前で降りてここにやってきたのです。
そして、数量限定！もっと早く来たかったけど。。。まだ大丈夫かなとハラハラしながら注文してみました。

「レストラン」ではなく「イートインコーナー」なので座席はカウンターに6席ほどだったと思います。

牛タンの切り落とし丼が来ました。

牛タンの切り落とし丼、漬物、テールスープ付き

おなかが空いてたのもあって、すごい勢いで食べてしまった。
ごま油の香りが食欲を誘いおいしかったです。

ごちそうさまでした。仙台に来ることがあればまたここに来よう。

食後はデパ地下でお土産を物色したり、ウィンドウショッピングをしながらぶらんど～む一番町を歩きました。

予習では藤崎でもヨーグルト専門店モーニングやフルーツプラザが気になっていたのでデパートに入りましたがお腹がいっぱいだったので結局食べず（私あんまり「別腹」じゃないみたい）

藤崎 百貨店・デパート

次の目的地に向かってアーケード街を歩いてきましたが買い物客でにぎわうサンモール１番町を抜けるとアーケードは終わり

サンモール一番町商店街振興組合 市場・商店街

東北大学本館と北門

すぐに次の目的地が見えてきました。
次の目的地は「東北大学片平キャンパス」

戦災によって仙台市内の近代建築は数える程しか残っていませんが、その約半分がここに集中しているそうです。

「開かれたキャンパス」として学生・教職員だけでなく市民にも日常的に公園のように使われるキャンパスとなっていると大学HPにも書かれていましたが、一応門衛さんに建築が見たいと告げて入構させてもらいました。

東北大学 片平キャンパス 名所・史跡

東北大学片平キャンパスのHPに歴史的建造物マップも掲載されています。
http://campus.bureau.tohoku.ac.jp/campusguide/kat_his/kat_history.html

そのマップを頼りに、広いキャンパスの中、登録有形文化財の建物を見に行きました。まずは旧 仙台医学専門学校博物・理化学教室（ 東北大学本部棟3）

建設年：1904（明治37）年、木造平屋建

白い木造の壁が美しいです。入口のドアに張り紙が…。

魯迅の階段教室、普段は水・日は開室のようですが、ちょうど私が訪れた時期は一次公開停止でした。残念。

あれ？キャンパスマップでは魯迅の階段教室は隣の建物なのに…。
「建築当初は現在の向きから180度回転した形で旧仙台医学専門学校博物・理化学教室（東北大学本部棟3）の東側に接続した1つの建物であった。大正13（1924）年頃に切り離され南側に移設、さらにその後の昭和10（1935）年頃、約180度回転した形で西に移設され現在の場所に配置された。」と説明が書かれていました。そんなことあるんだ。

東北大学片平キャンパスのHPに「片平キャンパスの記念碑・保存樹木マップ」も掲載されています。
私が構内を歩いていた最中も、いくつか目につきました。
これは「尚志像」
すぐそばに

魯迅先生像

よく見ると上の写真にこの銅像の後ろ姿が写りこんでいます。

魯迅先生は、1904年(明治37年)から1906年(明治39年)にかけて東北大学医学部の前身である仙台医学専門学校に留学していたそうで、先述の階段教室といい、ここ東北大学にたくさんの痕跡が残っていました。

次の目的の歴史的建造物は旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（ 東北大学史料館）。

この写真左の建物です。鶯色の搭屋が素敵です。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（ 東北大学史料館）

大正15（1926）年建設、設計者は当時東北帝国大学技師・小倉強
登録有形文化財

あれ、電気ついてる？

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（ 東北大学史料館）

外観だけでも見ることができればいいなと来ましたが、なんと「本日開放日ですーご自由にお入りください。」。内部に入ることができました。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（東北大学史料館）

1階廊下。天井が高いです。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（東北大学史料館）
展示室は2階とのこと。エレベーターもあり、ここまで歩き疲れていたので2階なのにエレベーターを利用させていただきました。

顔はめパネルもありました。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（東北大学史料館）2階

「歴史の中の東北大学」「魯迅と東北大学」という展示がされていました。
多分常設展示です。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（東北大学史料館）２階

隣の部屋とのドアも半円アーチ型。

百年にわたる東北大学の記録文書をはじめ、東北大学やその構成員に関する歴史的資料を保存・公開しているそうです。上の写真にも写ってますが、この写真の下部分に移ってる平均台のような長い棒のように見えるものは木製ボート。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室（東北大学史料館）

半円アーチの窓とシンプルだけど雰囲気のある照明が素敵です。

旧 東北帝国大学附属図書館閲覧室
〈 東北大学史料館 〉

私が見ている間、他に観光客はおらず、とても静かで落ち着いた空間でした。
これで館内見学を終え、また外に出ました。

左が東北大学本部棟 1 、正面がエクステンション教育研究棟

正面は比較的新しそうな建物ですが、スクラッチタイルの外壁が旧東北帝国大学理学部化学教室棟（東北大学本部棟1）とシンクロして歴史的建造物と並んでいても全く違和感がありません。

入ってきた門とは違う門から出ました。こちらが正門のようです。

東北大学正門
大正15（1926）年に建造された御影石貼の４本の角柱からなる門。

これも登録有形文化財だそうです。

一般道に出て（といっても広いキャンパス、キャンパス内に一般道も信号もある感じ）歩いているとこちらもタイル貼りの素敵な建物が。

本多記念館
昭和16（1943）年に建てられた建物。登録有形文化財

車寄せがある建物、素敵です。

他にも旧東北帝国大学理学部生物学教室などチェックしていた建物はあるのですが、歩き疲れて見ずに仙台駅方面に行ってしまいました。

次の旅行記でやっと完結します。