2025/05/01 - 2025/05/01
3089位(同エリア6949件中)
tanochannさん
- tanochannさんTOP
- 旅行記15冊
- クチコミ3件
- Q&A回答11件
- 22,113アクセス
- フォロワー3人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
事の発端は3年前のこと。。
高台寺の夜間拝観のとき、庭園から近傍にひときわ目立つ不思議な建物を発見しました。なんだろう(?_?)
しかし手持ちの観光Mapを見ても、該当のものは見当たらず。
同行の旅行社添乗員に聞いても、知らない様子。
気になって画像検索で調べたところ、『大雲院』の『祇園閣』という建物であることが判明。
通常は非公開のため、観光案内やMapにも載っておらず、知る人も少ないということらしいのでした。
添乗員さんも、観光対象でないものは学習していない??
写真:高台寺湖月庵前から見た夕暮れの祇園閣(2022-4撮影)
こりゃ「わ~、、あれなんだ( ゚Д゚) 」ってなりますよね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2025-12 追記
秋の特別公開が行われました。(11/27~12/7)
今回は、祇園閣内部と望楼からの撮影が可になったため写真と記事を追加します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
これは気になる。
調べてみら8,9月に特別公開が行われる模様。
しかし必ず毎年行われるわけでもなさそうです。
でも9月の京都って暑そうですね。。
躊躇していたところ、今年は初めて4、5月に特別公開があるという情報がありました。3/24~4/6、4/26~5/6
https://www.daiunin.or.jp/2025/02/10/%e6%98%a5%e3%81%ae%e7%89%b9%e5%88%a5%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ 特別公開のお知らせ
しかし京都はオーバーツーリズムでホテル代は3年前の数倍に高騰しているし、直前では予約が取れない。
夜行日帰りで弾丸拝観してきました。
しかしこんなに日本人の姿を見ない京都は初めてでしたね。
夕方ラッシュ時、地下鉄で席を譲られそうになり初めて「ああ、ここは日本だったんだ」と自認できました。実は京都人はヨソ者に親切なんです。 -
高速夜行バスで朝6:40、京都駅前到着。
地下鉄・バス1日券(1100円)を買い、路線図ももらっておきます。
この時間はまだマクドナルドしか開いていませんが(朝5:30開店)、地下通路地下鉄改札前にある「つくもうどん」が7時開店なので、モーニングうどんを頂きました。つくもうどん 塩小路本店 グルメ・レストラン
-
祇園閣の拝観は10時からなので、ヒマつぶしで清水寺に行きます。
ここは京都では唯一早朝6時から拝観の出来る寺院で、もう外国人にも知れ渡っていてまだ8時前だというのに、清水の舞台はもうこんな感じです。清水寺 寺・神社・教会
-
清水寺から三寧坂、二寧坂、ねねの道とゆっくり進んでゆくと、高台寺圓徳院前を過ぎたあたり、目の前に突然「祇園閣」の特徴ある屋根が見えてきました。
高台寺 寺・神社・教会
-
ねねの道の突き当りが「大雲院」の入口(南門)です。
普段は門が閉まっているので、ここは何度も通っているのに気付きませんでした。大雲院 (京都市) 寺・神社・教会
-
門前には和英の案内が貼ってあります。
期待が高まりますね。 -
午前10時、受付開始です。1000円/人を払って入山です。
料金が1000円になって以来、4400人目なので拝観者は意外に少ないと思いました。
この日10時に入山したのは数人だけ。 -
境内は新緑が目にまぶしいですね。
拝観順路が決まっており、各所に年配の説明員の方が待機され、解説をして下さいました。檀家さんのボランティアでしょうか?
原稿を丸暗記したバイトの説明員とは断然違い心がこもってます。詳しいです。この寺院への愛着が感じられます。 -
本堂に入り、沿革などの説明を聞きます。
大雲院は織田信長とその子信忠の菩提を弔うため1587年に烏丸御池に創設されました。
その後、四条河原町に移転ののち1973年に大倉財閥の別邸「真葛荘」の一部を買得して移転し、現在に至るわけです。 -
頂いたパンフに掲載されていた配置図です。
書院と祇園閣が大倉喜八郎の別邸真葛荘時代からの建物です。 -
本堂の裏手には祇園閣がそびえています。
この祇園閣は、大倉財閥*の創始者、大蔵喜八郎男爵の別邸として昭和3年に建てられたもので、お寺とは全く関係のない建物だそうです。
お寺(大雲院)が昭和48年に四条の高島屋横からこの地に移転してきて同じ敷地にあった祇園閣は大雲院の所有になったんだそうな。
高さ36m鉄筋3階建て、屋根が銅で出来ているため、金閣寺、銀閣寺に対して「銅閣寺」と呼ばれているようですが、初めて聞きました。
登録有形文化財になっています。設計は伊東忠太。
*ホテルオークラ、大成建設などの創始者です。 -
祇園閣の額は元内閣総理大臣の西園寺公望によるもの。
-
祇園閣の左右に控えるのは、狛犬ならぬ駒ライオンです。
-
駒ライオンを正面から。カワイイ!
ふっくらと小太りです。 -
12月の駒ライオン「阿」
赤のバックに引き立ちます。 -
いよいよここから祇園閣の内部に入ります。ワクワク・・・
城の天守並の急階段が続いていますが灯台ほどではありません。 -
入口の装飾です。
扉にも鶴の装飾が施されていました。
正面奥には阿弥陀如来像が安置されています。
内部へはこの前を左に折れます。 -
すぐ上層に上がる階段が現れます。
内部に入るといきなり別世界が。
階段上部には魔物(魑魅魍魎)の持つランプが。
オリエンタルな雰囲気で美しいです。 -
内部には宗教画でしょうか、不可思議な壁画がいっぱい。
著名な写真家の方が撮られたページがあったのでリンクしておきます。
http://digicri.jp/gi_on.html -
天井狭しと描かれた仏教画
-
祇園閣の望楼。3階建てです。
ここからは東山の山々や、五山送り火などが見え絶景なんですが、裏側の民家の中まで見えるため、プライバシー保護のため撮影禁止なんだそうです。
大文字焼きの日には檀家さんだけが招待され望楼から見ることが出来るのだそうです。
ここからは左大文字と船形、妙法までが見えます。 -
祇園閣望楼上部の扁額
大倉喜八郎筆「萬物生光輝」(ばんぶつこうきをしょうず)
この世のあらゆるものは、自ら光り輝いて存在する。 -
屋根の上には
祇園祭の鉾を模した塔があり、鉾の先端には金の鶴が飾られています。
大倉男爵が幼少のころ「鶴丸」と呼ばれていたからだとか。 -
違う場所から正面を見たもの。
安い望遠じゃこれが限界(+。+) -
祇園閣望楼より
東山と八坂の塔 -
祇園閣望楼より
高台寺、東山方面
正面奥の白い像は霊山観音 -
祇園閣望楼より
手前左から、書院、庫裡、龍池会館
奥は八坂神社、丸山公園 -
祇園閣望楼より
高瀬川、祇園方面
手前は八坂神社の石鳥居 -
結局この「祇園閣」という建物は、歴史的建造物や宗教施設などではなく、昭和初期の富豪が「趣味で自宅の庭に建てた建造物」だということが判明しました。
メジャーな施設ではないので、京都人でも知らない人が多いそうです。
るるぶ、まっぷる、じゃらんなどMOOKにも載っていません。
京都フリークな女史にこのブログを見てもらったら絶句していましたね。
『え、知らないわ・・・』
でも京の街並みにはマッチし良く出来ていて、文化遺産の価値は十分にあるものだと思います。
「通年にわたり祇園祭の鉾を彷彿とさせる」大倉男爵の意図は十分に達せられていると言えるでしょう。
大倉男爵はこの祇園閣の完成を目の当たりにする前に90歳で逝去されたそうで、我々は遺志を引き継ぎ2つとない祇園閣を後世に伝えてゆくことが使命でしょう。 -
本堂では所蔵美術品の特別公開が行われていました。
今回は撮影もokということで、撮らせていただきました。
釈迦誕生図 -
仏涅槃図
-
御朱印もいただきました。特別公開の日でないといただけません。
祇園閣のイラストが描かれています。
今回は3年間ナゾだった建物の探索が出来、意義のある旅行でした。
京都にには非公開の建物がまだ数多くあるので、興味は尽きません。 -
墓所には織田信長・信忠父子の墓がありました。
これは数年ぶり久々の公開だとか -
秀吉によって捕まり市中引き回しの後、大雲院の門前で斬首された盗賊・石川五右衛門の墓。
-
こちらの説明員の方は年配の方が多く、「I cannot speak English!!」と断ってから日本語で説明されていました。また外人サンも黙って耳を傾けたりスマホの翻訳アプリを使っていましたから、こういう場所を訪れる方はそういうものだと割り切っておられるのでしょう。いや、親日で日本語が分かる人でないとこういう場所には来ないのかも。
-
このあと市バスで四条に向かい、昼食を取りますがなんと2024-12月から運賃箱は「両替方式」から「釣銭方式」に変わっていました。
これまでは千円札を両替してから改めて運賃を支払うのですが1件あたり20~40秒かかっていてオーバーツーリズムと共にバスが遅れる原因となっていたものです。
千円札を入れると230円を差し引いたおつりが出るので処理時間が4秒になったとか。
それにしても800台以上のバスの運賃箱を一斉に取り替えるとは京都市交通局も大英断したものですね。 -
食後はもみじで有名な禅林寺永観堂へ。
この日の参拝客はほぼ全員が外国人で、日本人は見かけませんでした。永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
-
「日本人の京都離れ」という記事を見ましたが、現実にそうなってることを実感しました。
寺社、観光地はもとよりバスの205、206系統や5系統などの観光路線でも、まず日本人は見ませんでした。
平日だったから顕著なんでしょうか。
地下鉄に乗っているのはまだ半数は日本人なんですが。 -
青もみじが美しい
さすが「もみじの永観堂」です。
これまで紅葉の季節しか来ていなくて、青もみじの時期は初めてです。
このあと、京都御所を散策してから帰りました、 -
往復高速バスださすがに疲れるので、復路は新幹線にしました。
高速バス4900円、新幹線14370円。値段は約3倍、時間は約1/4です。
EXチケットレス乗車でJR東海は改札機から席番ご案内の紙が出てきます。
東日本は出ないので取り忘れたら駅員さんが追いかけてきました(^____^)
連休中日の平日なので、新幹線は意外にすいていました。
ASTYで買った「いづうの鯖寿司」は熟成タイプなので1日常温放置し、明日食べることにしましょうか。京都駅 駅
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40