【都市の未来を探す旅】(16) 上野

2024/08/17 - 2024/08/17

猛暑が続いた2024年の夏、お盆休み中に台東区・上野へ。
上野駅の構内にラーメンを作るロボットがいると聞いて、行ってきました。

上野駅は地上3Fの改札から地下4Fのホームまで、7フロアある多層階の駅舎です。
改札内には、ラーメン調理ロボットやアート作品など、見所が多数ありました。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

お盆休みの終盤、強い日差しの下、上野の街中をJR上野駅に向かいました。

UENO3153 グルメ・レストラン

JR上野駅の1F改札外は、映画「ブルーピリオド」のポスターで一杯でした。
この時期TVで流れていた映画のCMの、一つ一つの言葉が印象的でした。
「俺の心臓は今、動き出したみたいだ」というような言葉があったと思います。

上野駅 駅

入場券を買って改札を抜けると、駅構内に「恐竜出没注意」の警告がありました。
恐竜の化石が多く出る、福井県の観光キャンペーンらしいです。

1F改札内をホームに向かって歩いていくと、アート作品「三相の像」がありました。

その奥には、石川啄木の歌碑がありました。
歌碑の先には13番線から17番線まで、宇都宮線や常磐線などのホームがあります。

ホーム周囲の壁にもブルーピリオドの展示がありました。
映画のCMにあった、次のような言葉も印象的でした。
「才能はないかもしれない。だけど俺、絵を描くのが好きなんだ」

入場券を1枚買えば、在来線の改札内だけでなく、新幹線の改札内も入ることができます。
新幹線改札の中へ入り売店の横を歩いていくと「上野四季繁栄図」がありました。

8月限定で「ヤサイと旅するクイズラリー」というイベントも開催されていました。
このあと訪れた大宮駅で、クイズが書かれたポスターを見ました。
大宮駅を含む、埼玉・群馬の9駅にクイズが設置されていたそうです。

新幹線改札の中で、B1Fへと続くエスカレーターを降りていきました。
B4Fに、19番線から22番線まで、新幹線のホームがあります。

地下へ降りる途中の踊り場には、長野県のキャラ「アルクマ」のポスターがありました。
北陸新幹線で長野県へ、という観光キャンペーンらしいです。
更にエスカレーターで降り、新幹線ホームに降りる手前のB3Fまで行きました。

がらんとした駅構内に、ラーメンを立ち食いするコーナーがありました。
自販機のようなラーメン販売機があり、それがロボットとのことでした。
ロボットは「Yo-Kai Express」という名前で、麺類を自動調理するロボットでした。

冷凍された食材を、状況に合わせて適切な温度や時間で調理するらしいです。
そうした状況判断をするかしないかが、ロボットと自販機の差みたいです。
ロボット調理の塩ラーメンは、そこそこのお味でした。

滅多に来ない新幹線改札内を歩いたあと、駅の構内を上へ登っていきました。
1Fで新幹線改札を出て、在来線改札内をエスカレーターで2Fへ。
2Fには、1番線から12番線まで、山手線や京浜東北線などのホームがあります。

地上の在来線ホームに「セルフ駅そば」の看板を掲げた蕎麦屋がありました。
店員の姿はなく、こちらにもYo-Kai Expressの販売機が設置されていました。

別の在来線ホームには、ロボットがいない普通の蕎麦屋もありました。

駅そば 大江戸そば 上野9・10番ホーム店 グルメ・レストラン

公園改札や入谷改札がある、3Fまで昇りました。

エキュート上野 ショッピングモール

駅ナカ施設のエキュート上野があり、たくさんのお店が並んでいました。

エスカレーターを降っていき、在来線ホームを経由して再び1F改札内へ。

中央改札を抜けて、駅ビルのアトレのエントランスがあるフロアに出ました。
映画「ブルーピリオド」の展示があり、TVのCMでも見た言葉が書かれていました。
「情熱は、武器だ」という言葉も印象的でした。

アトレ上野 ショッピングモール

映画や原作のポスターなど、各種展示を見てから上野を後にしました。
この時期TVで流れていたこの映画のCMで、最も印象的だったのは以下のような言葉です。
「俺はやっぱり天才にはなれない。だったら天才と見分けがつかなくなるまでやるしかない」