火と氷と夜空のエンターテイメント（Episode:1 ギリギリ間に合った出発　人生最長フライト時間更新に向けて）

2025/01/20 - 2025/01/20

今年の冬はかみさんが勤続30周年のご褒美で1ヶ月休みをもらうことになり、オイラもそれについていくことにしたのですが、どこに行くか、かなり悩みました。

①せっかくの長期休暇なので、南米のような、なかなか行かれないところ。
→オイラが1週間が限界なのでボツ

②前から公言しているように、完成前にもう一度サグラダファミリアを見に行くか。
→完成は2026年より後なので、急いで行くこともなかろう、ということでボツ

③また北米にオーロラ見に行くか。
→アラスカでは見れたので今度はイエローナイフで見ようかと画策したが、乗り継ぎが多いこと、それとイエローナイフは昼間やることないので、現地での時間のつぶし方に苦労しそう、ということでボツ。

④北欧でオーロラを見るか。
→フィンランドであれだけ見るのに苦労とカネかけたのにまた行くのか？

ということで、なかなか決まらない。

そんな中、謎の小さな島国アイスランドに目が行き、行ってみようと提案したところ、かみさんも興味を持ってくれた。


ということで、今回も初めての国アイスランドに行ってきます。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー

結局今回レイキャビクに行くことにしたのですが、どれくらいかかるのか調べてみたのですが、オイラはJALのマイレージをメインに貯めているので、ワンワールドのメンバーで行く場合、一般的には2つのルートがあり…。

1つ目はフィンエアーかJALでヘルシンキ乗り継ぎ

もう一つはブリティッシュエアウェイズかJALでロンドン経由

でいくようです。


航空券とホテルだけなら一人当たり35万円で何とかなりそうですね。


でもロンドン経由だとロンドンの夜中に長時間の乗り継ぎでヘルシンキ経由より早く出るのに、レイキャビクには遅く到着するので、効率が悪い。

だからかブリティッシュエアウェイズの方がほんの少し航空券が安かったけど、やっぱりフィンエアーかなと…。

最初航空券とホテルは別々にとろうとしたのですが、結局HISのパッケージツアーにしました。

今回の往復はフィンエアー。
チェックインと、座席指定のため、アプリを入れてみました。

コロナ前はよく乗っていたのですが、コロナ明け初めてとなります。

ロバニエミに通うように行っていた時からしばらく時間たつけど、フィンエアーいつ以来かとさかのぼって調べてみたら、6年ぶりでした。

その間、コロナがあり、円安が進み、ますます海外旅行がしにくくなりましたね～

6年空けば状況は変わるなと感じました。

ヘルシンキでは3時間ちょっとの乗り継ぎです。

ヘルシンキヴァンター空港は45分あれば乗り継ぎできるので、外に出る余裕はないですが、新しくなったヴァンター国際空港の様子を見るには十分な時間があります。

ヘルシンキで乗り継いで、レイキャビクに到着するのは朝の9時過ぎのようです。

今回、座席指定したらびっくり！
フィンエアーも座席指定が有料に‥。

でも特にヘルシンキまで、とヘルシンキからは13時間から14時間だから、席は重要。
また、これが結構いいお値段www

せっかく高いオカネ出すのだから、最初から少し広い席にした。
コロナ前はエコノミーコンフォートの席と呼ばれていた席にしました。

今、羽田-ヘルシンキ線のフィンエアーは細かく分けて4クラス制となっており、上からビジネスクラス、次にプレミアムエコノミークラス、そして今回申し込んだエコノミーコンフォートがあり、普通のエコノミーとなっていました。

情報筋では昔、特別なアメニティはプレミアムエコノミー以上でないともらえないらしい。
昔はこれ目当てに65ユーロ払って乗ったことがあったのですが、今はもっと上にならないともらえませんwww


でも、せっかく席を広くしたから、試してみようとしたことがあります。

それがこれ。

一か八かの賭けで「真ん中席ブロック計画」

3人席でオイラが窓側席、かみさんが通路席、その間を空ける作戦。
とある情報筋では上級会員様だとこれが約束されるらしいですが、我々は下級会員。
ワンワールド会員とはいえ、”そこら辺の草でも食べている”ような下級会員ななので、一か八かの賭けに出るしかない。



これで間に来なければ13時間超のロングフライトも「多少は」快適に過ごせる。


余談ですけど、オイラの地元春日部には本当に「そこら辺の草弁当」が販売されていますので、埼玉ににお越しの際は探してみてください。

さて、出発当日ですが、この日も通常通り出勤で、仕事終わったら空港直行。

予約してからいろいろシミュレーションして、最終的にタクシーで行くのが一番早いようで、タクシー拾う場所の渋滞状況を、特に月曜日は仕事終わってから会社周りの渋滞状況を見てまわりました。

その結果

どんなに遅くとも6時半にはタクシーに乗ることとなり、なんとかギリギリ6時半にタクシーに乗れた。

乗車中はチェックインができているか最終確認。

羽田空港には7時ちょっとすぎに着いたかな。

タクシー乗車時間はだいたい想定通り。

今回会社に大荷物をもっていかず、事前に荷物を羽田空港に送りました。
事前に送っていた大荷物をJAL ABCのカウンターで受け取り、かみさんと合流。

さて、カウンターはどこかな…？

カウンターはLでした。

フィンエアーのカウンターも開いていました。


でもオイラは埼玉人、万年下級会員なので、こっちではないですwww

何かこんなに混雑したBag Dropは久しぶりです。
去年ロサンゼルス行くときもこんなに並んでないよな…。

こんなに並んだのは去年のバルセロナ空港で1時間以上ならばされた以来じゃないかな…。

そろそろ我々の番かな？？？

その前に試練がありました。

我々の2組前に並んでいたこの金髪のおねーちゃん、すごかった。

我々が持っていくクラスのスーツケース7個預けてたwww

いくつか重量オーバーしていたみたいで、一人で20分くらいかけて預けてました。


これ、一人で持っていくの？
世界にはいろいろな人がいますね～

さて、荷物預けました。

大荷物はレイキャビクまでもっていってくれます。

さて今回の飛行機は

21：55発AY62です。このくらいの時間なら出発日もフルで仕事していかれますね。

保安検査は比較的すいていました。
会社で着替える暇がないことを想定して、今最もヨレヨレのパンツで出勤したので、パンツはここでサヨナラし、極寒仕様に着替えました。

普段余裕ありすぎの行動をとるオイラにとって、ギリギリのタイムスケジュールはものすごいストレスなので、入念な準備をしないとならず、当日仕事する格好まで計画に入れないとなりませんwww



お～
ここにもオータニサーン。




去年はホームラン見せてくれてありがとうございました。
今年は…。

まだ行くかどうか決めかねていますwww

羽田では時間がなく、かなりあわただしい。

一日仕事してお腹すいていますので、普段あまり食べないラーメンにしました。

月曜日の8時過ぎなのに、こんなにたくさんの人がいます。


席探すのも一苦労です。

かみさんはお腹すいていないというので、一人で晩ごはん。

すごくラーメン食べたくて
六厘舎の醤油とんこつとギョーザにしました。

かみさんがギョーザ食べるというので、オイラはラーメンとギョーザ2つだけ食べました。

お腹も満たされ、免税たばこ買って免税エリアをウロウロ。

一通り見て回ったので、ゲート近くのベンチで座るところ確保して…。

今日の飛行機を見に行くと…。

今回の飛行機はなんと！
マリメッコの特別塗装でした～～～。

なかなか飛行機の全体が見えませんね。

これ、きっと昼からここにいたら展望デッキから飛行機の全体像が見えたかもしれません。
というのも、フィンエアーは2時過ぎに羽田に到着してしばらくブリッジから離れ、いわゆる「沖付け」になるので、フィンエアーに乗る人は今日の飛行機が昼から確認できるので、早くから空港入りすることをお勧めします。

※これは去年夏に羽田空港の展望デッキから撮ったものですが、こんな感じで夜のフィンエアーの飛行機がこのように止まっています。


この日は標準塗装でしたが、今日は特別塗装なので、早くから空港入りしていたらきっと特別塗装のフィンエアーの機体が撮れたと思います。

まだもうちょっと搭乗まで時間あるので、「煙分補給」をして…。

「煙分補給」をして…。


「煙分補給」をして…。


いつまで「煙分補給」しているんだか…。

さていよいよ登場です。
徐々に搭乗が進んでいます。

乗り込む直前に1枚


特別塗装見えるかな…？


ほとんど見えない…。

さて着席。

エコノミーコンフォートはこんな感じ。
やはり普通のエコノミーと比べて格段に広い。

でも新幹線と比べると…。

今日の飛行機はA350

今JALが盛んに宣伝している最新鋭機と同型です。

エコノミーコンフォートはちょうど翼の上。

ちょっと外を見るには厳しいですが、13時間のフライトほぼ全部夜なので良しとしよう。

そして今回の特筆事項。
横はこんな感じです。


我々の作戦は大成功！！
行きは誰も来ませんでした。

縦に広め、横は空席で13時間ちょっとのフライトに挑みます。

外を見ると隣はキャセイです。

香港一度行ってみたいですね。
今から行って6時間後だと到着真夜中じゃないですか？

でも仕事終わりに羽田からなら現地で1日得するかな。

さて動き出しました。

「Tokyo International Airport」の表示が撮りにくいwww


それではアイスランド行ってきます。

「フィンエアーはヨーロッパへの最短ルート」

と言うフレコミで長らくやってきたが、本来のルートなら黄色い線の通りに行くのですが、今はロシアは戦争中。ロシアの上は通れないということで、行先ヘルシンキなのに13時間超えです。

実際のルートは追って…。

滑走路まではうねうね…。

しばらくは羽田のジュエリーを楽しみます。

都会のはずれの空港にサファイヤとエメラルドが敷き詰められています。

スカイツリーの上にもサファイアがあります。

飛び立ちました。

すぐ海です。

東京湾もきらびやかです。

フィンエアーのFと東京湾のコラボ

飛び立ってちょっとして、どこを飛んだかを見ていますが、


なんと！！

我が家の（ほぼ）上を飛んでいきます。


それでは1週間日本とお別れです。
火と氷と夜空のエンターテイメント…。
全部美実現できるでしょうか…。

一つだけ不安なものがありますけど…。


長くなったので、いったんここで区切ります。

この旅行記へのコメント （2）

• kumiさん 2025/02/12 13:36:17

  マリメッコ～

  アイスランド、マリメッコ機
  なんとま、羨ましい、
  座席指定作戦も成功して
  幸せな旅の始まりですね
  フィンエアー、アルコールも二杯目からは有料とか
  少し残念ですが・・・１３時間、乗りた～い
  
  kumi
  

  行き当たりばったりさん からの返信 2025/02/12 14:06:57

  Re: マリメッコ～

  kumiさん
  
  早速のコメント、ありがとうございます。
  
  特別塗装は花の柄の方がインパクト強いみたいで、他の乗客はリアクション薄かったように感じました。
  今回の塗装は機内で出された紙ナプキンと同じ柄でした。
  
  実は真ん中ブロック作戦、帰りも成功しまして、行きより長いフライトも少しは快適でした。
  
  久しぶりのフィンエアーで特別塗装機に乗れてラッキーでした。
  
  アイスランドの旅行記はまだ始まったばかりで、完結するのはまだだいぶ先かもしれませんが、引き続きお付き合い下さい。
  
  ではでは‥
  
  特別塗装機だと分かっていたなら出発の日も休んで羽田空港でバッチリ写真撮りたかった行き当たりばったりでした。