2011.4 京都春の旅（1）～智積院、知恩院、本法寺他

2011/04/16 - 2011/04/16

2011(平成23）年の京都の春の旅です。天候にもめぐまれ東山の豊国神社、智積院から知恩院。日蓮宗の京都十六本山の本法寺、妙顕寺などを参拝しました。※14年ぶりの旅行記を書いています。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線

まずは、豊国神社へ
豊国神社は豊臣秀吉を祀っていたため、徳川幕府の時代には取り壊されていた社。今の社殿は明治13年（1880）に建立されたものだが、唐門だけは伏見城の遺構。

豊国神社 寺・神社・教会

豊国神社の御朱印

豊臣秀吉が発願した大仏(盧舎那仏)を安置するための寺として創建された方広寺へ「大坂冬の陣」のきっかけとなった「国家安康」の鐘で有名です。

方広寺の御朱印

方広寺 寺・神社・教会

智積院は、真言宗智山派の総本山。もとは文禄元年（1592）に豊臣秀吉が愛児鶴松のために創建した祥雲寺があったところで、慶長6年（1601）に玄宥僧正が徳川家康から寺地をもらい受けて建立しました。

智積院 寺・神社・教会

満開の桜です

宝物館には長谷川一派の筆による障壁画が陳列されており、長谷川等伯と息子久蔵が描いた「楓図」「桜図」をはじめとし、全て国宝に指定されています。

こちらの障壁画は復元されたものでしょうか

この庭園は豊臣秀吉公が建立した祥雲寺時代に原形が造られています。その後、智積院になってからは、第七世運敞僧正が修復し、東山第一の庭と言われるようになります。

築山・泉水庭の先駆をなした貴重な遺産といわれ、中国の盧山をかたどって土地の高低を利用して築山を造り、その前面に池を掘るとともに、山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けています。

智積院の御朱印

妙本院の御朱印
智積院の隣りの妙本院。天台宗の寺院の中でも格式が高いとされる「三門跡」。その中でも観光名所である「三十三間堂」（蓮華王院本堂）の本坊が妙法院門跡であり後白河上皇を15代と仰ぎ、豊臣秀吉ともゆかりが深い寺院として知られています。
普段は非公開ですが、御朱印だけ頂きました。

妙法院 寺・神社・教会

新日吉神宮
後白河上皇が自身の御所・法住寺殿を造営し日吉山王七社を勧請したのが始まり。その後、明治期に現在の場所に遷りました。

新日吉神宮 寺・神社・教会

かなり上がってきていますので眺めもいいです。

酒造、医薬、縁結びの神として信仰があります。
祭神は、後白河天皇であり神宮を名乗っています。

新日吉神宮の御朱印

知恩院です。見事な三門です。

知恩院 寺・神社・教会

三門と桜

知恩院は、宗祖法然上人が1175（承安五）年、吉水の地に草庵を結ばれたことを起源とし、入寂された遺跡に建つ浄土宗の総本山。

こちらも桜がきれいです。

三門からの眺望

知恩院の御朱印

新京極周辺のお寺を周っていますが写真は残っていません
矢田寺の御朱印
本尊の地蔵菩薩立像は「代受苦地蔵（だいじゅくじぞう）」といわれ、人々の苦しみを代わりに受けてくださると伝わります。

矢田地蔵尊 寺・神社・教会

永福寺（蛸薬師堂）の御朱印
光という僧が、戒めに背き、病気の母親に好物のタコを買う孝行譚に由来し、本尊薬師如来は蛸薬師の名で知られます。

蛸薬師堂 寺・神社・教会

妙心寺阿弥陀堂の御朱印

創業357年の老舗「鳩居堂」で日蓮宗のご主題用の御朱印帳を購入。
洛中の本山に参拝しました（写真はありません）
本満寺の御主題

本満寺 寺・神社・教会

妙顕寺の御主題

妙顕寺 寺・神社・教会

妙覚寺の御主題

妙覚寺 (京都市) 寺・神社・教会

室町中期、「なべかむり日親」といわれた日親上人が開いた日蓮宗の古刹、本法寺。

本法寺 寺・神社・教会

日蓮宗京都十六本山のひとつ。

本阿弥光悦作の枯山水庭園「巴の庭」は国の名勝で、枯滝石組は室町時代の手法が施されています。

本法寺の御主題