2025/02/06 - 2025/02/06
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この旅行記のスケジュール
2025/02/06
この旅行記スケジュールを元に
彫刻家アントワーヌブールデルの美術館のご紹介です
入場料は無料です
同じモンパルナスにあるカルティエ財団現代美術館の後にモンパルナスタワーを抜けてブールデル美術館まで足を伸ばしました
ブールデル(1861~1929)は、1884年、23歳の時にモンパルナスに自宅兼アトリエを作って移り住んでいます
美術館前の通りは、アントワーヌブールデル通りと名付けられています
没後20年にはパリ市に寄贈されてた自宅兼アトリエは美術館として公開されるようになりました
ブールデルはオーギュスト・ロダン(1840~1917)に1893年に32歳で弟子入りしています
ブールデルの初期の作品はロダンの影響を強く残しています
ロダンは多くの弟子たちの中でブールデルを高く評価していました
ブールデルは1924年にレジオンドヌール勲章を受賞し、没後はモンパルナス墓地に埋葬されています
日本人にとっては、上野の国立西洋美術館やパリのオルセーにもある表紙の写真の「弓をひくヘラクレス」(1909年)が身近な作品です
ハワイのホノルル美術館には入り口の先にブールデルの「ペネロープ」(1909年)が置いてありました
掲載している写真を動画にしていますのでご覧下さい
https://youtu.be/3YQX1m9WqjE?si=DXcX-G49-sRPYK0s
- 旅行の満足度
- 5.0
-
写真は最寄り駅のモンパルナスビャンヴニュ駅です
カルティエ財団現代美術館からはモンパルナス墓地に沿ったエドガーキネ通りを進みモンパルナスタワーを抜けてモンパルナス美術館の前を左折します
パリの下町散歩
20分の楽しい時間でしたモンパルナス ビヤンヴニュ駅 駅
-
美術館の前はアントンブールデル通り
レンガ造りの建物が美術館
緑に白文字の表示の垂れ幕が見えるブールデル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
入場は無料
日本語もあるHPをご覧ください
https://www.bourdelle.paris.fr/furuterumeishuguan
詳細な記述です
入り口にはブールデルにしては柔らかな印象の女性の胸像があります
「果物 小さな頭飾りをつけた胸像」1911年 -
左側のチケットカウンターの前がミュージアムショップになっている
特別展は有料の場合がある
突き当たりの壁にアトリエで制作中のブールデルの写真があった -
このガラスのスイングドアを開けて見学スタートです
-
さっそくストーリートサイドの中庭に置かれた作品を鑑賞しました
「ペネロープ 実物大」1912
ロダンの影響が強く作品に出ていますがロダンの繊細さや内面性や精神性は余り感じられないと思います
ブールデルの作品は力強さが特徴的ですがロダンが評価した弟子ブールデルの素晴らしさはまさしくその力強さではないかと思いました
このペネロープは夫のオデュッセウスが戦さから帰還するのを待ちながら想いにふける姿を造形しています
そういった主題ですのでブールデル作品のなかではやさしさがある作品になっていると思います -
中庭にある騎馬像
-
中庭
このストーリートサイドの中庭と奥にインナーの2つの中庭があります -
代表作「弓をひくヘラクレス」
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彫刻のアトリエの部屋
石膏像が並んでいる
中2階へ上がる階段があってガラス棚の中にも作品が並んでいるのが見えます
階段は残念ながら登れません -
冬場には使っただろう石炭ストーブと隣には綺麗な木彫の椅子
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ブールデルらしい力強い作品数々
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彫刻アトリエの部屋の見学を終えると彫刻技術の部屋へ進みます
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こちらもブールデルのアトリエだった部屋ですが今は彫刻技術に特化した展示室になっています
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彫刻のさまざまな技術が紹介されています
この写真の脇にはモニタ画面で実技を見れるような設備がありました -
こちらの中庭がインナーガーデンと呼ばれている奥の庭です
作品が並んでおり奥のプロムナードと呼ばれる彫刻の並ぶ細い道に続いています -
プロムナードに置かれた大型作品
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プロムナードの突き当たり
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プロムナードにあるカメラに収まらないほど巨大な「騎馬騎士像」
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次は常設展示室へ入ります
ドアが当時の様子のままのような風情です -
ロダンとブールデル展
2024/10~25/2/2
この展示は特別展のようでしたが一般入場(無料)で見学出来ました -
「剣を持ち横たわる戦士」習作 1870年
タルヌエガロンヌの戦没者慰霊碑のための習作
手を伸ばして叫び声を上げて敵に向かう戦士の英雄的な姿を力強く造形している -
ロダンとブールデルを並べた展示
-
「ヘラクレス」サイズ違いを並べて展示
ブールデルの抜け目ない商才を感じた -
ブールデルの人生を語るプレートが壁一面に並んで展示されています
ブールデルはロダンに学んだ
ブールデルに学んだ彫刻家には
針金のような立像で知られるアルベルドジャコメッティ(イタリア1901~1966)や豊満な女性像で知られてアリスティードマイヨール(1861~1944)がいる -
1890年以降ブールデルはアトリエを世界各国の弟子を受け入れ絵画と彫刻の教育を行っている
家庭的な環境の中で弟子たちは師匠ブールデルの指導訓練を受け、時には師匠の制作を手伝うこともあったという
展示の写真や手紙から師匠ブールデルと弟子たちの緊密な関係が理解できる -
弟子たちの制作作品が並ぶ
-
日本人の弟子たちのひとり
清水多嘉示(1897~1981)のパネル
1923年パリに絵画を学ぶため遊学
ブールデル作品に感銘を受け絵画から彫刻に転向して弟子入りしている -
日本の出版社春陽堂発刊のブールデルの言葉
金子九平次
成田重郎
共著
の展示 -
2階へ上がるエレベーターの右側にあるのはペインティングスタジオ
-
ブールデルのプライベートコレクションが置かれていた
当時は来客用の部屋だったのだろうかと思った -
暖炉の左側には見事な飾り棚があった
ブールデル自身作の小品も置かれている -
2階はLevel+1Terraceと呼ばれている
突き当たりにミュージアムカフェレストランRHODIAがある -
テラスから外を見上げるとモンパルナスタワーが見える
確かにモンパルナスタワーはパリの景観にふさわしくないかもしれない
10年前行ったモンパルナスタワーの屋上からのパリ市の眺望は雨のせいもあって味気ないものでした
皮肉好きの人に言わせると凱旋門からよりもノートルダム大聖堂からよりもモンマルトルの高台からよりもモンパルナスタワーから眺望が1番素晴らしいという事で
その理由はモンパルナスタワーが見えないからと言う -
ミュージアムカフェを左折すると壁面彫刻が並んでいる
ブールデル作品にはしっとりさが無いと思う
ジャポニズムの影響を受けた当時のジャポニズムの旗手だったロダンと関心を示さなかったブールデルの違いかも知れないと思ったりした -
ミュージアムカフェで一休み
RHODIA
パリっ子だけで観光客はいなかった
毛玉のついたセーターの人もいたりしてアート好きの人たちで満席のミュージアムカフェだった
背の高い男性客と2人で円形テーブル席で相席
今日のケーキと紅茶で1814円
https://www.bourdelle.paris.fr/visiter/preparer-sa-visite/cafe-restaurant-le-rhodia -
上がる時は小学校生の団体と遭遇したけど下に降りて来たらキュレータートークが始まっていました
ブールデル美術館はアカデミックな空気の流れているところでした -
このあとは
ギャラリーラファイエットをぶらぶら見学
最寄り駅のモンパルナスビャンヴニュ駅経由M4でオデオンへ戻り孫のリクエストのパリのイラストのTシャツを買ってホテルに戻りました
18000歩のモンパルナス下町散歩でしたモンパルナス ビヤンヴニュ駅 駅
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