2025/02/04 - 2025/02/04
46位(同エリア17021件中)
norio2boさん
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今回の宿泊は
パリのカルチェラタン地区のホテルを選びました
メルキュールパリノートルダムサンジェルマンデプレ
クリュニー美術館はホテルの裏です
通称クリュニー美術館は
正式名称では国立中世美術館です
ノートルダム大聖堂の中世の古い部品を並べた特別展をやっていると聞いて
まず最初にクリュニーを見てから
次にノートルダム大聖堂と考えていました
シャワーして朝食食べてホテルを出ると足と心はノートルダム大聖堂に向かっていました
クリュニー美術館は同日なら何度でも再入場が出来ますから30分程見てからノートルダムなら予約時間ぴったりでした
上の写真は人気の6枚の連作タペストリー「貴婦人と一角獣」です
最寄り駅は地下鉄の
Cluny-La Sorbonne
地下鉄駅を上ってくると大きな薄茶色のクリュニーの建物が見えてきます
本文読む時間のない方のために
クリュニー美術館の動画をご紹介します
https://youtu.be/4q19bOjuce0?si=dQcNLEe84lnon19Z
使っている画像は旅行記とほぼ同じです
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
-
ノートルダム大聖堂からホテルへ一旦戻った
左側はホテル
右側にレンタサイクル
写真の奥のビルの前には
電気自動車用の充電スタンドが4台設置されていたメルキュール パリ ノートルダム サン ジェルマン デ プレ ホテル
-
ホテルからクリュニー美術館へのナビ
これをさらに南に行くと
ソルボンヌの医学部前にでる -
クリュニー美術館
入り口はシンプル
最寄り駅はCluny La Sorbonneパリに行ったら是非見たい展示のクリュニー美術館 by norio2boさんクリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
簡単なインスペクションがある
-
出発前に購入した入場券13ユーロ
購入はクリュニー美術館のHPから
https://www.musee-moyenage.fr/en/
スマホで提示
受付でハンドスキャナーで読み取りし入場
再入場も同じ手順 -
このエリアは「パリの歴史とともにある」と思う
西暦100~200年には
6000m2の巨大な入浴施設クリューニー浴場あった
熱温、微熱温、冷泉の3種があった
美術館の外庭やガラス窓ごしに見える遺跡は冷泉の名残り
13世紀にはクリュニー修道会の施設になっている
美術館としてオープンしたのは1813年 -
9:10~18:15オープン
月曜休み
同日なら再入場出来る -
中世の絵画、彫刻、宝飾品、タペストリーを展示している
-
イエスキリストの磔刑
木造彫刻(くるみ?)
12世紀後期
彩色は失われている
ノートルダム大学からの寄贈品
目を開けたイエスは死を克服しているように見える -
同じくイエスキリストの磔刑
12世紀後期
ポプラ材(右腕は後にオーク材で修復されている)
イエスは死んで頭を右に傾げている
目は閉じられて死に身を任せたように見える -
ノートルダム大聖堂の西のファザードの上部にあったユダ王たちの像28体の展示
フランス革命で破壊され行方不明にになっていたが1977年に個人の自宅の工事中に発見品たちだという -
部分や破片の展示
この彫像はパリにおける20世紀で最も重要な考古学的発見だと解説している -
発見された頭部のなかで保存状態の良いものです
高さは3.7mほどあったと推定されている
写真の左側にノートルダム大聖堂の西のファザードの当時の写真がある
1982年に洗浄作業、2024年復元作業と継続的に調査研究が行われている -
ノートルダム大聖堂の該当部分のタッチパネルの展示があった
タッチパネルの動画です
https://youtu.be/IfC7p9t1Ag8?si=tS1KgVKoIWWtfZSI -
中2階には6~21室がある
-
北部フランスには1200年頃
ビザンチン文化に影響された独自の芸術が誕生している
象牙彫刻、彫金、エナメル加工などは注目に値します -
15世紀の展示品
石像、建物の石飾り、ステンドグラス -
15世紀の引き出し
穀物の保存用に使われていた
上のステンドグラスも15世紀のもの -
2階(1st Floor)には11~21室がある
トイレはミュージアムカフェの奥の階段を降りたところにある -
13~14世紀のイタリア芸術の展示
金属加工製品の展示
当時のイタリアはナポリ王国、教皇領、ヴェネツィア、フィレンツェ、シエナ、ローマなどが競って美術変革の舞台だった -
木造彫刻の展示
手前の女性像は
イタリアで作られた
1360~1380年のもの
木材はウォルナット
少し傾けた顔の表情は優しく受胎告知の聖母マリアを思わせる
衣装の精密さ、足元に続くドレープの襞の表現に圧倒される
衣装の端の細かい刺繍の表現はこの女性が高位であると気づかせてくれていると思った -
石像彫刻の展示
クリュニー美術館はスケッチしてる人が多くいたパリに行ったら是非見たい展示のクリュニー美術館 by norio2boさんクリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
木彫の宗教彫刻
-
イエスの磔刑
聖母マリアも精密に彫り込んでいる -
中世の教会を飾ったステンドグラス
-
教会の外壁を飾っていた石像
-
教会の側廊を飾った宗教絵画たち
左側にあるイエスの降架を主題にした横長の作品は「タラスコンのピエタ」1456~1457年 作者不明
フランスのローヌタラスコンの修道院で見つかった作品 -
宝飾品(金銀細工、象牙加工、琺瑯)の展示
写真は1472年にドイツのインゴルシュタットで作られた聖人像 -
イエスの受難の主題を金細工で表現している
15世紀には主にドイツで作られていたという -
中央にあるのは
時祷書
1498年
フィリップビコジェが羊皮紙に印刷
時祷書の本来の目的は修道院の修道女の礼拝の祈りの日課のための手引きを編纂した教本のこと
1500年頃にはパリの一般人の間で人気の商品になった
ちょうど
日本の仏教徒が使う
朝暮れ勤行心得
十善戒
般若心経
などを集めた教本のような本です
左右にあるのは収納ケースパリに行ったら是非見たい展示のクリュニー美術館 by norio2boさんクリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
15世紀に建立された礼拝堂
フランス革命の時は医療施設に使われた -
1843年の博物館開館の時にその一部として公開されている
クリュニー美術館の歴史を伝えている -
貴婦人と一角獣以外のタペストリーも展示されている
こちらは保存状態は良い作品
図柄は葡萄酒用の葡萄の収穫作業
「葡萄の収穫」16世紀 フランス
ウールと絹
葡萄酒醸造は修道院の修道女の仕事だった
最後の晩餐でイエスは語った言葉
パンは私の体
ワインは私の血
それを反映して葡萄酒醸造は修道女が行うべき神聖な仕事とされた -
ショーケースの展示は金属製武具
-
イスラム風の模様の陶器が並ぶ
-
2階から1階を見下ろしたところ
左の突き当たりに先程のキリスト磔刑像 -
16世紀初頭の祭壇彫刻
左右に油彩画がそれぞれ2面ついている
聖書の記述に合わせたイエスの受難の場面が再現されている
彫刻と絵が組み合わされたのは珍しい
教会の主祭壇に使われ
いつもは閉じられていて司祭の説教のあとに開けられたのだと思う -
イエス磔刑の部分
当時は極彩色で塗装されていたと思う
イエスの腰布や左下にい聖母マリアの肩に青い塗料が残っている -
自ら十字架を背負い処刑場のゴルゴダに向かうイエス
赤は耐久性が弱いが青は残る
長い間晒された選挙ポスターでご存知ですね -
十字架より降架
背景の細密な教会の再現は
もしかしたら飾られた教会の再現なのかもしれない
あの時代
注文主の教会は詳細な指示をアーティスト(職人)に行っていた
教会の意に沿わない作品や異教徒的な作品は受け取り(支払い)を拒否されることもあった
宗教祭壇彫刻
https://youtu.be/8UgLDN4cu0w?si=90jgv_XGhZz423MV -
教会にあった信者のための椅子や飾りも展示されている
-
このエリアまで来ると来場者は減ってくる
-
「天国のコンサート」
作者不明
1510~1515にかけてパリで制作された
オーク材に油彩
聖母子の周りには
洗礼者聖ヨハネ、聖アンソニー、聖ヨブなどの聖人が集まって描かれている
聖書の記述を描いたのが宗教画だとするとこれは宗教画ではない
天国のコンサートに該当する記述は聖書にはありません
裕福な音楽好きの家庭から注文を受けて制作されご自宅に飾られていたのかも知れないと思います -
クリュニー美術館で人気の展示物
タペストリー「貴婦人と一角獣」は専用ルームで展示されている
ここはさすがに満員状態
6枚の連作で構成されている
19世紀の女性小説家ジョルジュサンド(音楽家ショパンとの恋愛で知られる)が書いた作品「ジャンヌ」で主人公がこのタペストリーを賛美する場面があり一躍注目の作品となった
1883年にクリュニー美術館に移されている -
当時のタペストリーは教会や城や貴族の館を飾るものとして大きな需要があった
部屋の照明が暗いのは作品保護のためだという
タペストリーはつづれおり
この15世紀の6枚組の作品は下絵はパリで描かれ、織られたのはフランドルと推定されている
2013年には来日し東京国立新美術館と大阪国立国際美術館で展示されている -
ノートルダム大聖堂特別展
書籍、写本、祈祷書などの中世写本の展示
2025年3月16日迄 -
展示品40点のうち30点はフランス国立図書館の写本300点から出展されている
-
祈祷書のアップ撮影
パリで書かれたもの
1400年頃
羊皮紙 -
1485年当時のノートルダム大聖堂の西のファザードが描かれたイラスト付きの写本
イラスト部分はアントワープの画家ノエルベルマーレによるものと推定されている
グーテンベルグによる活版印刷技術の確立(1445年)以前は人が手書きで写し取って複製が作られた
それがいわゆる写本です
ルネッサンスの三大発明は
羅針盤、火薬、印刷技術
とされている
但し、当時の識字率(文字が読めて理解する事が出来る人間がなん割いるか?)は20パーセントくらいだった -
当時使用された祈祷書が並んでいる
-
ノートルダム大聖堂の当時の聖職者は祈祷書で信者に説教を行った
並ぶ写本の数々
聖職者には明るく温厚で
発声は明瞭で信者を惹きつけ
信仰を深める力を持つことが要求された -
聖母マリアに祈りを捧げる
展示されている豪華な写本は当時のパリで祈祷書がどう使われて来たのか?中世における普及について知り得る大きな参考になっています -
窓の外はクリュニー浴場の遺跡
2000年前この地区には6000m2の広大な温度別に3種の温泉施設があった
今残されているのは冷泉施設の遺跡 -
地下では
特別展
「ノートルダム大聖堂を飾った石の彫刻」の展示
2025年3月16日迄
コピーはMaking Stones Speak
「石に語らせ」 -
キュレータートークをしていました
フランス語でした -
パネル展示
ノートルダム大聖堂の知られざる彫刻について主要な研究成果と修復計画について解説している
成果については
フランス革命の時期に1793年に破壊活動を受け
1844年に修復が始まり
1977年まで続けられた石像などの装飾品の発掘と修復の成果
などを強調している -
ノートルダム大聖堂の外壁を飾った石像たち
-
福音のパイプを持つ天使たち
今回120点の作品が展示されている -
この展示スペースの奥の部分には
クリュニーが入浴場だった時代の内壁が残されている
高さ14mの壁面
装飾は残っていないが
ポンペイに残されているような水に生きるイルカのなどの装飾がされていたと推定されている
それらしい遺物が発掘されているという -
聴講者は圧倒的に女性が多い
キュレーターも女性 -
ミュージアムカフェ
「Cafe des AMIS」
場所は1階(Ground Floor)の一番奥
写真のカフェカウンターの奥の階段を降りると清潔でひろびろとしたトイレがある -
ミュージアムカフェ
ケーキと炭酸水で休憩
支払いは前払い(VISAタッチ)
4.4ユーロ(727円)
タッチ支払いカードの持参は必須です
現金はチップだけですがベッドメーキングのチップ(枕銭)はアメリカ文化でフランスでは要らないと教えられて今回からやめました
今回の現金支払いは駅の窓口で1週間ナヴィゴのチャージ代金の支払いだけでした
この後ホテルに戻ってナヴィゴの購入で奮闘しました
でも、駅の窓口の担当者は男性、女性ともあんなに態度が悪いのかやる気がないのか理解できないし不思議ですね
携帯用のボンジュールRATPのソフトの作りが「マシ」ならば、、、ネット購入したいのですが、、、
窓口とソフトの二つの観光客への不親切さ、おもやりの欠如は同根なんだろうか?と思ったりしています -
ミュージアムカフェの委託業者はLA TABLE DE CANA
親切で良心的な業者だった -
ミュージアムカフェから中庭に出られます
夏の時期にはオープンカフェになるようです -
この中庭には中世のパリを残しているという
こんな井戸もある
井戸の手前についている怪物の顔はガーゴイル(雨樋の機能を持つ彫刻)
汲み上げた水をこのガーゴイルの下にバケツを置いて集めたのだろうか?
ここが入り口だった時代もあるようです
今はここからは出られません -
クリュニー美術館の外壁
今でも地下鉄側は工事が続けられている
写真の右側にクリュニー公園パリに行ったら是非見たい展示のクリュニー美術館 by norio2boさんクリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
クリュニー公園
のんびりとした人たちのいるゆっくりした時間が流れる空間
パリにはこんな公園が多い
鳥箱を大きくしたような木箱があって「ご自由にお読みください本箱」になっている
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この旅行記へのコメント (2)
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- Mollyさん 2025/07/08 11:05:04
- おはようございます、Mollyです
- おはようございます、Mollyです。
いつも当方の旅行記に'いいね'をありがとうございます。
6月は久しぶりにパリ旅行をしてきました。
今回はまだ行っていないクリュニーへ足を運びました。
予習に日本にいるときにnorio2boさんやMistralさんの
旅行記を読んでおいたのですがあまり好きに
なれませんでした。
中世は難しすぎました。
それにしてもnorio2boさんやMistralさんは良くご存じです。
なにか学究的な仕事でもされていたのでしょうか。
すばらしい知識です。
あともうアメリカ、欧州は私のような金欠者には
たいへんになってきました。
これが最後になってしまうかな。
悲しいなあ。
Mollyより
- norio2boさん からの返信 2025/07/09 07:17:49
- Re: おはようございます、Mollyです
- Mollyさん
コメントありがとうございます
Mollyさんからのコメントで見直してみたら誤字脱字の多さにがっくり来ています
スマホで撮影
そのまま4Tへアップ
文字の打ち込みもスマホで
写真をiMovieで紙芝居に仕上げスマホに入れてある曲をBGMに入れてyoutubeにアップアドレスを旅行記添付
という事で全てスマホで作業完了しています
今回のパリ行きは動画付きにしています
ユーロ170円になっています
飛行機代も高止まりです
体力が許せばアムステルダムに行きたいと思っていますがどうなる事やら
今後ともよろしくお願いします
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
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