2024/05/31 - 2024/06/04
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まつじゅんさん
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この旅行記スケジュールを元に
3日目の天気予報は下り坂で、昼過ぎからは雨の予報です。
私達の旅行は、天気に恵まれていることが多く、久し振りの雨になりそうです。
という事で、今日の予定も天気に左右されない屋内を中心にする事とし、駅前のファミレスで朝食を取りながら、奥様と事前リサーチしたイベントリストを前に相談の結果、上野の森で芸術に親しむ事としました。
国立西洋美術館は、何度か前を通り過ぎていますが、今回初めて中の展示を見て、美術の教科書で見た作品を、近い距離で鑑賞することが出来て感動しました。
続いて東京芸術大学美術館に向かったのですが、残念ながら休館中で、偶然開催されていたオープンキャンパスをちょっと覗いてきました。
上野の森巡り最後に、国立科学博物館を見学し、西郷さんの像を見て、御徒町から池袋に戻り、夕食の後、巷で話題になっている(らしい)夜パフェを頂き、ホテルに戻りました。
今回の旅の行程は次の通りで、4/5です。
・1日目:サンシャインプリンスホテルからベルーナドーム 巨人vs西武戦
https://4travel.jp/travelogue/11909553
・2日目:東京ドーム特別ツァーから貨幣博物館、四谷須賀神社大祭から息子の生存確認(前・後半)↓
https://4travel.jp/travelogue/11957123
https://4travel.jp/travelogue/11957431
・4日目:サンシャイン60展望台から豊島区役所↓
https://4travel.jp/travelogue/11957794
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
天気予報を見ながら、池袋駅前のデニーズのモーニングを頂きながら今日の予定を奥様と相談します。
先ずは、JRで上野に向かい久しぶりの上野公園に向かいます。
ホールの音響設計手法のベースと言われる、前川國男氏設計の東京文化会館を横目に、国立西洋美術館に向かいます。 -
国立西洋美術館は、東京文化会館設計の前川國男氏の師匠と言える、フランスの建築家 ル・コルビュジエ氏設計の1959年3月に竣工した建物で、2016年に本館と前庭を含む敷地全体が、世界文化遺産「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」されています。
国立西洋美術館 美術館・博物館
-
前庭は、開館以来美術館機能の向上を目的に、様々な改変が行われてきましたが、世界文化遺産に登録の際、当初の前庭の設計意図が一部失われているという指摘がなされ、2020年から2022年の約1年半の休館期間に、リニューアル工事が行われ、開館時の姿に可能な限り戻されています。
リニューアルにより植栽は最小限となり、西門からのアプローチと開放的な柵、ロダンの彫刻「考える人」、「カレーの市民」の位置を、可能な限り元の位置に近くに戻し、ル・コルビュジエが考案した「モデュロール」で、割りつけられた床の目地も細部まで復元されています。 -
この美術館は、フランス政府から返還された、実業家の松方幸次郎氏が収取していた美術品の収蔵、展示施設として計画されたもので、ル・コルビュジエ氏の元、実施設計は弟子の前川國男氏、坂倉準三氏、吉阪隆正氏が担当しました。
日本の建築界を代表する、ビッグネームが連なっています。
1階ホール(19世紀ホール)や、2階展示室の、当時は珍しかった自然光を取り入れた展示空間の構築も見事です。 -
世界遺産登録に至った大きなポイントは、4つあると言われています。
1:コルビュジエが日本・東アジアに残した唯一の作品である。
2:「近代建築の五原則」(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)が表現されている。
3:「無限発展美術館」という、収蔵品の増加に合わせて、建物の周囲を取り囲むように渦巻状に増床が出来るアイディアが形になっている。
4:日本の建築家に大きな影響を与えた建築である。
人間が手を挙げた絵は、私が学んでいた時から建築の教科書に紹介されていた「モデュロール」という、人間の身体に沿った建築を目指した万国共通の尺度で、寸法を足したり、隣り合わせて使うことで、建築に統一感やリズムが生まれてきます。 -
展示は丁度企画展の狭間で、常設展のみでしたが、なんと65歳以上は無料との事、有難く入場させて貰いました。
370点の松方コレクションが核となった収蔵作品ですが、現在は絵画、彫刻、素描、版画、写本、工芸等の分野に、およそ6,000点の作品を所蔵されています。
美術の教科書に載っているような有名な絵画の本物を、間近に息吹を感じる距離で見ることが出来て、凄く感動しました。
特に凄いと感じた作品の一部です。
左上から、ヨース・ファン・クレーヴ「三連祭壇画:キリスト磔刑」、左中央はカルロ・ドルチ「悲しみの聖母」、左下はルノワール「帽子をかぶった女」、そして右はクロード・モネ「睡蓮」。 -
パブロ・ピカソの作品も、多く展示されていました。
左上「男と女」、左下「女性の胸像」、「小さな丸い帽子の女」、そして右上はアルベール・グレーズ「収穫物の脱穀」です。
絵心の無い私ですが、キャンパスから凄い迫力を感じます。
他にも滅多に見る機会のない、藤田嗣治の作品等、物凄い作品の数々…・。
下世話な話ですが、某鑑定団に出したら幾ら位の値段が付くのか、考えるだけでも怖い気がします。 -
一寸、過食気味の絵画鑑賞でしたが、大満足で外に出ると、雨が降っていました。
天気予報は大当たりですが、「ウエノデ.フードフェス2024」という、屋外イベントは、気の毒に思いますね。
このイベントは、5/31~6/2に上野公園で開催されているようですが、「第31回朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会東京大会」という事で、「食」「遊」「学」の3テーマを融合させた地域・国際交流のイベントらしいです。
世界記憶遺産に登録されている、日韓友好の歴史的資産「朝鮮通信使」を周知する目的で、上野商店街、全国のグルメ等や伝統舞踊、アイドル、K-POP、演歌、トロット等の日韓混合のエンタメが行われていました。上野恩賜公園 公園・植物園
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日本でパンダに会える場所は2ヵ所のみ、その一つが上野動物園です。
現在は、2021年に上野動物園で誕生した「シャオシャオ」と「レイレイ」の2頭がいるようです。 -
上野動物園を左に見て、東京都美術館の前を通り東京芸術大学に到着です。
こちらに東京藝術大学の前身、東京美術学校・東京音楽学校が創立以来、135年以上収集されてきた約3万件の資料を収蔵・展示する美術館があります。
以前、こちらの美術館で上村松園の「序の舞」等が期間限定ですが展示されていたと思うのですが、1999年4月に出身者の六角鬼丈氏の設計で本館が完成し、公開は展示会のみとなったようです。
残念ですが、建物も見たかったので構内に入ってみます。
移築された煉瓦造の旧正門や皇居二重橋旧飾燈・橋欄等、歴史的建造物も多く見どころが多くあります。
皇居二重橋旧飾燈は、1962年新宮殿の造営に伴い、内藤春治名誉教授設計の二重橋・飾燈・橋欄に架け替えられた際に、宮内庁から移管されたものです。東京芸術大学 名所・史跡
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陳列館では「topos Design for Artist Community Vol.1」という展覧会が開催されていて、入口の学生さんの呼び込みに負け、見せて貰いました。
他科・他学・他業種等の垣根をこえた展示・交流の機会を作り出すことを目的とした展覧会という事で、ホモ・ファベルからホモ・ルーデンスとして、物ならぬモノへとコード化する現代において、「脱・しるし化」プロジェクト(なんのこっちゃ?)という事ですが、俗人には理解できず、これが芸術という事なのでしょうか。
国立西洋美術館で見た絵は凄かったなぁ、と今更ながら思いました。 -
頭から???を吹き出しながら、構内を進むと建築科のオープンキャンパスの一環で、研究室の開放が行われていました。
怖いもの見たさで、嫌がる奥様を無理やり引っ張って行きました。 -
こちらの学科は、他大学(私も含め)の建築学科と大きく異なり、工学系ではなく美術系の建築家の養成を目指す、唯一の国立教育機関らしいです。
最近の大学ではデザイン系や環境系の建築科も多くなりましたが、入学試験にデッサンがあり、軸は建築設計(構造や都市計画ではなく)という事のようです。
専任教員9人に対し1学年の定員は学部15人、大学院修士16人という環境で学ぶのですが、学力以外の美術力も必要とする感じです。
私の進んできた道との違いを、大きく感じました。 -
東京芸術大学奏楽堂、東京音楽学校の校舎として1890年建築され、日本の音楽教育の中心的な役割を担ってきた建物です。
2階にある音楽ホールは、かつて瀧廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、三浦環が日本人による初のオペラ公演でデビューした等、由緒ある舞台のようです。
1988年に、日本最古の洋式音楽ホールを擁する校舎として、重要文化財に指定されています。 -
小雨の中、国立科学博物館に向かいます。
1872年の湯島聖堂内に設置された博物館が起源とされ、教育博物館の設置年である1877年創立とされています。
その後、高等師範学校の附属となり、博物館機能は停滞していた時期もありますが、関東大震災からの復興対策もあり、1930年に上野公園内に、現在の日本館となる本館が建設されました。
1931年に東京科学博物館と改称、東京市の施設となり、1949年に国に移管され、現在の姿が形成されました。国立科学博物館 美術館・博物館
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2008年に、国の重要文化財に指定されています。
建築様式はネオルネサンス様式で、装飾的な建築が多く作られた最後の時代になります。
ドームやアーチを始めとして、ドリス式やコリント式等の柱頭飾り、ステンドグラス等、美しい意匠が多くみられます。
設計は、文部省大臣官房建築課の高橋理一郎氏を始めとする設計チームで、日本館を上空から見ると飛行機の形となっているのは、糟谷謙三氏が所長として常駐して現場監理を行っていた際に図面変更が行われたようです。
飛行機形から、将来的に南北両翼を伸ばして「日」の形に増築し、別館に接続させるという考えもあったそうですが、実現は出来なかったようです。 -
自然史と科学技術史に関する調査・研究と標本や資料の収集・保管、そして展示を行う博物館で、恐竜から宇宙開発技術まで興味深い展示が多くあり、とても1日では見切れない規模です。
展示は主に2つのゾーンに分かれていて、、日本の生態系や日本人の歴史等の「日本館」と、地球の自然や日本の科学技術の発展等の「地球館」となっています。
科博のキャッチコピー「想像力の入口」にふさわしい展示ばかりでした。
入場して先ず目に飛び込んでくるのが、日本で初めて化石が発見された首長竜「フタバスズキリュウ」の復元全身骨格です。
実物の化石も一部展示されていますし、外にもティラノサウルスやステゴサウルス等の骨格標本があり、恐竜好きの人には堪らない空間ですね。 -
「科学技術で地球を探る」エリアでは、光や磁気等の物理学についての体験型展示が多くあります。
「科学の知識科学と技術の歩み」エリアでは、実験衛星の実物や小惑星探査機「はやぶさ」の実物大復元模型や、持ち帰った砂(埃?)も見ることが出来ます。 -
典二も素晴らしいのですが、建築屋さんの性か、建物に目が行ってしまいます。
建物の中心の4階まであるドームには、ビザンチン様式に端を発するペンデンティブ・ドームがあり、半円形の中に四角い升目が並んでいます。
升目には、花のレリーフが入るという計画だったようですが、実現はされなかったようです。
また、四方に吊るされた照明は、神社の燈明のようなデザインとなっています。
また、中央ホールの壁は、国産の蛇紋岩やイタリア産ネンブロロザート等の大理石、日華石等の石が、意匠により使い分けられていいます。 -
要所要所に施されたステンドグラスは、近代建築の大家が手掛けたと言われています。
ドーム上部や、両翼の階段室、地下食堂の欄間等に、鳳凰や植物のモチーフをシンメトリーに抽象化した、どこか東洋風の趣が感じられるステンドグラスがあります。
制作に関わったのは、日本で初めてのステンドグラス作家と言われる、小川三知氏。
中央ホール上部と、大階段左右のグラスモザイク、地下食堂の欄間嵌入は、小川三知氏が生前に作った設計図どおりに小川スツヂオで製作されました。
ドームと廻廊部分のデザインは、築地本願寺の設計者である、伊東忠太氏で製作は小川スツヂオという事です。 -
中央階段も様々な意匠で、賑やかな装飾が施されています。
左右に大きくとられた窓の上部にはグラスモザイク、下部には法輪をモチーフにした鋳物のグリル、床部分は、表面に布目状の凹凸を施した布目タイルと、見所が集まっています。
ただ、私はこちらの展示室の両端にある階段室の方が好きです。
天窓部分に大きなステンドグラスがあり、階下の踊り場にも鳳凰を描いたステンドグラスがあり、1階の華麗な照明器具も見事です。 -
まだまだ見ていない展示も多くありますが、絵画と同じく一寸消化不良気味でお腹一杯の気分です。
外に出ると雨も止んでいて、上野駅から御徒町方面に向かいます。
途中、有名な西郷隆盛さんの像を発見。
西郷さんは高村光雲氏の作、薩摩犬の雌犬「ツン」は後藤貞行氏の作です。
鋳造は岡崎雪聲氏で、台座は塚本靖氏の設計です。
1889年に、西郷さんの「逆徒」の汚名が恩赦で解かれ事をきっかけに、吉井友実氏ら、薩摩藩出身者が中心となって建設計画が始まり、宮内省より500円が下賜され、全国2万5千人余の有志の寄付金で建立されたそうです。
除幕式は、西郷の死後21年を経た、1898年12月18日で、以降「上野の西郷さん」と呼ばれ100年以上親しまれています。 -
この像が、なぜ上野公園にあるのか不思議でしたが、本当は皇居の近くに建立したかったようですが、復権したとはいえ、周囲の反感が強く、戊辰戦争の上野戦争において、黒門口の戦にて薩摩兵が奮戦したという所縁の土地という事で、上野が選定されたと言われています。
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夕食を頂こうと、前に頂いて美味しかった御徒町の寿司屋さんで・・・・と思い、探したのですが見つからず、また雨が強くなってきたので、早々に諦め池袋に戻る事にしました。
という事で、池袋東武百貨店12階のレストラン街を巡り、奥様の好きなスープカレーのお店を発見。
こちら「Suage」で頂きます。
2007年札幌で創業された、スープカレーの専門店との事です。北海道スープカレー Suage 池袋店 グルメ・レストラン
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奥様、ちょっと贅沢カレーをチョイス。
スープカレーって本当に美味しいですね。 -
私は角煮と7種の野菜カレー。
雨で少し冷えた身体も暖まりました。 -
本日最後は、今回利用した、JRズラシ旅チケットで利用できる特典の中から、巷で人気という夜パフェなるものを頂く事にしました。
場所も池袋にあり、奥様も一寸興味があるという事で、Google先生の道案内で、駅から10分程のお店に到着です。
地下にある小さなお店、夜パフェ専門店「モモブクロ」です。夜パフェ専門店 モモブクロ グルメ・レストラン
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私は「紫陽花ーCeon blueー」。
ブルーキュラソー寒天で作られた、薄い青色の花と白いんげんのクリーム、抹茶のラングドシャで紫陽花を表現したパフェです。
見た目はもちろん、味も美味しいです。
この時期、梅雨は憂鬱ですが、梅雨を楽しくさせてくれるスイーツですね。 -
奥様は「チェリングパフェ」。
さくらんぼ、ピスタチオジェラート、ミントメレンゲ、アーモンドクロッカン、
ヴァローナ70%チョコレートジェラート、ミントの葉、ホワイトチョコクリーム、アーモンドミルクパンナコッタ、ルバーブのマセレ、黒タピオカ、ジンとディルのジュレ、ルバーブマセレのソース。
爽やかなミントの香るメレンゲを、ホワイトチョコレートやチョコレートジェラートと合わせて頂く事で、チョコミントの味わいが楽しめるそうです。
?
さくらんぼの瑞々しい食感と、ニセコ蒸留所のohoroジンとディルの香りを堪能くださいとの事です。
美味しかったですが、其々に珈琲が付いて3,000円は、このような機会でないと、躊躇してしまいますね。
本日、これまで。
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