東京・春・音楽祭2022　巨匠リッカルド・ムーティと東京春祭オーケストラ、その前に特別展「ポンペイ」へ

2022/03/18 - 2022/03/18

このところの暖かい日はちょっとお休みで、この日は冬の寒さが戻って来ましたが、着実に春はやってきています。
今年も東京・春・音楽祭が今日から始まりました♪
とても楽しみにしていたリッカルド・ムーティ氏が来日されました。
コロナ禍でチケットの販売がなかなか始まらず、ヤキモキしましたが無事開催され嬉しい限りです。
今回は上野の東京文化会館で公演なので、以前から行きたかった東京国立博物館で開催中の特別展「ポンペイ」にも足を運びました。
旅行記とは言えませんが備忘録として作成いたしました。よろしければご覧ください。

エリア 上野・御徒町(東京)

東京文化会館へは上野駅公園口から出ますが、その前に駅構内を探索。
上野駅構内は知らない間にすっかり様変わりしていました。
ASANOYAや

ブランジェ浅野屋 ecute上野店 グルメ・レストラン

KINOKUNIYA、

たいめいけんまであります。
全然知らなかった・・・

フライ de たいめいけん エキュート上野店 グルメ・レストラン

今日の夕食はまぐろ一代に決定。
オットがお鮨モードらしいです。
伊豆栄で鰻の案も出しましたが、雨降りなので却下されました。

まぐろ一代 エキュート上野店 グルメ・レストラン

上野駅。
スタイリッシュな駅になっていました。(気付かなかっただけかも・・・）

上野駅 駅

夕食の下見がてら上野駅構内を見て回ったので改札の外に出ます。
公園口を出ると目の前が東京文化会館です。

東京文化会館 名所・史跡

東京文化会館の中に入ってちょっと見学。
ショップがあります。
中学生の時に学校でクラシック鑑賞会やオペラ鑑賞会に来ていました。
もしかしたらそれ以来かも・・・

東京文化会館 名所・史跡

本日の公演は大ホールで。

2階には上野精養軒。

上野精養軒 本店レストラン グルメ・レストラン

東京文化会館を後にして特別展「ポンペイ」を開催している東京国立博物館の平成館に向かいます。
上野公園内の噴水は今日はお休みかな・・・

東京国立博物館 美術館・博物館

雨降りの平日の午後なのでそんなに混雑していません。

表慶館

明治33年（1900年）皇太子（後の大正天皇）のご成婚を記念して開館した、日本で初めての本格的な美術館です。設計はJ.コンドルの弟子で東宮御所（現在の迎賓館）なども手掛けた宮廷建築家片山東熊氏。
（東京国立博物館ホームページより）

東京国立博物館 美術館・博物館

特別展「ポンペイ」は平成館で開催中。
平成館は今上陛下のご成婚を記念し平成11年（1999年）に開館したそうです。

特別展「ポンペイ」

コロナ前にイタリア旅行を予約していてポンペイに行く予定でしたが、コロナでキャンセル。
ポンペイについて今のうちにお勉強！
映画も観ました。

展示室内での写真撮影OKです。
音声ガイドを借りて入ります。

紀元後79年イタリアナポリ郊外のヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生。ローマ帝国の都市ポンペイが火災噴火物の飲み込まれました。
埋没したポンペイの発掘は18世紀に始まり現在まで続いています。
2000年前の都市社会と豊かな市民生活をよみがえらせます。
（東京国立博物館HPより）

バックス（ディオニュソス）とヴェスヴィオ山。

フォルムの日常風景（フレスコ）

右はストリギリス（肌かき器）。
これで体を洗うのは遠慮したいわ。
左は油香壺。
2000年も前にこのようなものがあったとは驚きです。
日本は弥生時代。

ライオン頭部型吐水口。
こんな精巧なものも。

水道のバルブ。
水道もあったらしい。すごい・・・

ポリュクレイトス（槍を持つ人）

とても美しくて目をひいたのがこの蒲萄摘みを表した「小アンフォラ」（通称『青の壺』）
カメオ・ガラスという技法で制作された容器。
青ガラスに白ガラスを重ねています。

ビキニのウェヌス

キケロ狂（モザイク）

マケドニアの王子と哲学者（フレスコ）

賃貸広告文

金庫

猛犬注意（モザイク）

ナイル川風景（モザイク）

イセエビとタコの戦い（モザイク）

シカ（左)、ライオン
共にブロンズ

ヒョウを抱くバックス（デュオニュソス）

急ぎ足で会場内を回り、夕食に向かいます。

ちょっと早めの夕食は先ほど下見したまぐろ一代。
上野駅構内なのでスイカで改札を入ります。
平日の午後限定のセット。味噌汁付き。
これに巻物を追加しました。

まぐろ一代 エキュート上野店 グルメ・レストラン

オットはマグロづくし。
生ビール2杯付け、追加のにぎりも付けて。

19時からの公演なので早めに会場へ。18時から入れます。
マエストロ　リッカルド・ムーティ宛の素敵な花。

桜もここではすでに満開です。

会場内の撮影は禁止なので撮影はここまでです。

今回はとても良い席が取れたので楽しめました。
コンサートの冒頭ムーティ氏の「こんばんは」という言葉から始まりました。
その後はこれ以上日本語は話せないのでと英語でスピーチされました。
今回の東京春祭オーケストラは若手演奏家を集めましたというような話でした。
もっとたくさん話していましたが・・・

モーツァルト
交響曲第39番変ホ長調K.543

シューベルト
交響曲第8番ロ短調D759「未完成」
イタリア風序曲ハ長調D591

東京春祭オーケストラは国内の活躍されている若手演奏家の方々で構成されています。
マエストロ　リッカルド・ムーティは御年80歳。そうとは思えないお元気な様子で
す。
1曲終わると会場全体を見回し、2階以上の席にも視線を送っていました。
タクトを振る後ろ姿も素敵です♪

私の前の席の殿方が演奏中ずっと頭を振ってリズムをとっていて（リズムがあっていないような・・・）それが視界に入って鬱陶しいったらありゃしないヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
それだけが残念でしたね。

最後はスタンディングオベーションでムーティ氏も投げキッスといつものciao、ciao。
夢の時間はあっという間に過ぎていきました。

この旅行記へのコメント （2）

• オカンさん 2022/03/22 17:24:02

  ポンペイ展

  マダムＫさま
  
  こんにちは。
  ポンペイ展、素晴らしいみたいですね。
  私は観覧したわけではありませんが
  日本まで搬送してきた事に先ずビックリ！
  当時の文化レベルの高さと、よくぞ発掘してくれた事にまたビックリ！
  
  ご覧になった映画は2014年公開のでしょうか？
  キーファー・サザーランドが悪役の…私も2回観ました。面白かったです。
  ポンペイにも行きましたが、映画の再現度が高いと感じました。
  
  ひとつの都市がなくなる悲劇は、皮肉にも二千年前の文化が素晴らしかった事の証になるとは。
  彫刻や修復の技術に秀でたイタリアで、今も発掘が続いているようです。
  
  晴れてイタリアへ行けるようになるといいですね！
  コロナ明けには楽しく旅ができる世の中になっているよう、私も願ってます。
  
  　　　　　　　　　オカンより

  マダムKさん からの返信 2022/03/22 19:28:17

  Re: ポンペイ展

  オカンさま
  
  こんばんは
  
  いいね、コメントありがとうございます。
  
  2000年前のポンペイの発達に驚きでした。
  実際にポンペイにいらしたんですね。
  実物を目の当たりにするとさらに凄さを感じることができるんでしょうね。
  いつの日かイタリアに行かれる日が来たら是非とも訪れたいと思っています。
  
  世界情勢もコロナも早く落ち着いて欲しいものですね。
  
  K