2024年6月コタキナバル＆ブルネイ6日間vol.2～2日目チャーター観光編

2024/06/22 - 2024/06/22

近くで行ったことが無くて地獄のような円安の影響が少ない場所、
ということで前々から密かに目を付けていた場所、それが
【ブルネイ・ダルサラーム国】

同じボルネオ島（マレーシア）の【コタキナバル】をからめて予定を組んだ方が
割安かつ2都市楽しめるってことで、結果的にブルネイは最終日のトランジットの
立ち寄りみたいになりましたが、今回も、幸あれば不運ありな友人とすごした6日間を、
相変わらずの独断と偏見で綴って参ります。

映える空港ラウンジも、優雅なディナーも一切無い、中年女の2人旅、
自身の忘備録としての役割がほとんどのため、若干意味不明な点もあるかと存じますが、異論反論文句等、一切受付できかねますので(笑)、お暇潰しにご覧あれ。


今回は、2日目コタキナバル観光（マレーシア）。
事前に日本から車（運転手有のチャーター）を予約して周った
コタキナバル市内観光の様子をお届けします。


　【1日目】関空→成田→ブルネイ(空港のみ)→コタキナバル/マレーシア（夜着）
※【2日目】コタキナバルチャーター観光
　【3日目】AMコタキナバル市内散策→PMマングローブクルーズ＋ホタル鑑賞
　【4日目】クンダサン日帰り観光
　【5日目】コタキナバル→ブルネイ観光
　【6日目】ブルネイ→成田→関空


※内容は全て2024年6月時点のものとなります※
※一部の写真には転載防止のため透かしを入れています※
(しないと思いますが)

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

観光を前に朝食です。（宿泊代に込）
オムレツ等の卵料理も作ってくれたり、麺もあります。
朝イチ以外は種類も結構豊富です。
３日間食べましたけど、若干種類も変わってました。
ただ、こちらの人の好みなのかもしれないけど、オレンジジュースが壊滅的にマズイ。なんならリンゴジュースもマズイ。果汁入ってる？っていうレベルで薄い。南国ってジュース美味しいイメージなんだけど…。
ただ、この後どこで飲んでも大体薄かったので、
これがこちらの人のデフォなのかもしれない。

さぁ、ということで観光に出発。
コタキナバル市内の観光地は微妙にそれぞれ距離があり、都度タクシーやGrabを呼ぶのはめんどくさいし、タイムロスにもなるので、事前に車（チャーター）をkkdayというサイトで予約しておきました。
4時間分の料金で＋1時間無料になるプランで約8300円でした。
なお、予め見学したい所はある程度知らせしておく必要があります。

・・・が・・・来ないのよ。車が。向こうは到着していると言っているが居ない。入口一つしかない狭いロビーで見過ごす訳がない…。
嫌な予感がするけども…もしかして…と思ったら、案の定

間違えて（高級な）シャングリラ行ってたヽ(`Д´)ﾉｺﾗｰ

これで15分ぐらいロスじゃん。
もちろん向こうのミスだから時間としてはカウントされないけど、こっちにも色々予定あんのよね…と文句言っても仕方ないので出発です。

ホテル シャングリラ ホテル

【シティモスク】Kota Kinababalu City Mosque

コタキナバル三大モスクの１つにして、
とにかく映えるコタキナバル随一の観光名所です。
完成まで10年以上の年月がかかったらしいです。

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

結構写真スポットがあって、遅刻を挽回するためか、ドライバーが色々な所で写真を撮ってくれるのですが、私も友人もiphoneではないからか、どうも私たちのスマホは撮影しにくいらしく、自分のカメラで撮影して、後で送信するとのこと。
その方がいちいち撮りあう必要無いし便利でいいなと思ったのですが、これが後々盛大な失敗を招くことになろうとは、この時はまだ考えもしていないのです。

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

こうして外から見るだけでも十分美しいので、周囲はたくさんの観光客が映えショットを撮るべく奮闘していますが、お祈りの時間じゃなければ観光客も中に入れます。
中に入るには、女性はガウンとスカーフ（いわるゆヒジャブ）
の着用がマスト。
受付で膨大な種類の中からレンタルでき、雰囲気バッチリで写真も取れるのでぜひ中に入ることをおススメします。
ただし、試着室みたいな所は無いので着やすい服装で行って下さい。
後、重ね着で夏は暑いのでその辺もご注意。
（入場料5MR+レンタル料5MRで約330円。外国人価格）

ちなみに、外も場所によっては結局入場料が必要です

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

水の上に浮いているように見えることから水上モスク(Floating Mosque)とも呼ばれています。映えますね。

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

近くで見てもめちゃくちゃきれいな建物ですよね。

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

こちらが内部。広いです。
次のお祈りの時間にはまだ時間があるので空いています。
お祈りしている人を撮らなければ写真もOKです。
ちなみに、日本の合掌ポーズは宗教が異なるためダメだとドライバーが言っていたのでポーズを取る時はお気を付けて。

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

これより奥はイスラム教徒のみしか入れません

コタ キナバル市立モスク 寺院・教会

【メナラ　トゥン ムスタファ】
Menara Tun Mustapha　(Sabah Foundation Building)

日本人が設計した珍しい筒型のビル。
昔は上に回転レストランがあったそうですが、
今は無くなって回転もしてないようです。
周りに高い建物もないことだし、まわして展望台にしたら良いのに。
下は普通にオフィスビルなんだそう。（まわりません）

水上モスクから次のピンクモスクへの道中にあるので、せっかく日本人が設計したって言うし、写真だけでも撮ろうかな、と寄ったら、結構多くの観光客が撮影してました。

メナラ トゥン ムスタファ 建造物

【ピンクモスク】
Universiti Malaysia Sabah Pink Mosque

クアラルンプール近郊のプトラジャヤにもピンクモスクがありますが、ここコタキナバルにもあります。しかも大学の中に。
どうやら大学そのものが観光名所のようで、大学に入るだけで入場料が必要です。（10RM/約330円)

ピンクで映えるせいか、韓国や中国系の方々もバスで乗り付けるぐらいの観光名所みたいですが、皆なぜか大量にモスクの隣のトイレの壁で写真撮って帰ってました。
なんで？？ピンクでかわいいから？かわいいけど、トイレの壁よ？

中も見学可能ですが、入るには先ほどのシティモスク同様ローブを借りなくてはいけないので、そのレンタル料として5MR必要です。
そのせいもあるのか、映える外観だけで皆満足して帰るのか、
中に入る観光客は私たちだけで、お祈りの時間でもないので、中はがらんとしてました。

ちなみにシティモスク以外はたいていの場合、着替える必要は無く、上からざっくり分厚いガウンを被るだけでOKなのですが、ぶ厚いので暑い。
宗教的な問題で仕方無いのかもしれませんが、常夏の島なんだから、もう少し薄手のローブにならんもんだろうか・・。

こちらの大学は、東京ドーム約86個分の広大な敷地で、モスクだけではなく、他にもキャンパス内にビーチ・時計台・水族館等といった観光名所があるんだそう。確かに、大学内とは思えないですね

【ロッカウィ ワイルドライフ パーク】
Lok Kawi Wildlife Park

ボルネオ島の動物たちに会える動物園。
実は明日、サルと蛍を見るOPを予約しているんのですが、ボルネオ島固有種のテングザルが見られなかった時のことを考えて一足お先に見学しに行ってきました。(大人1人20RM/約660円。もちろん外国人価格)

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

園内MAP。
お昼まっただ中に来たせいか、人も少なくゆっくり見学できました。
休憩込でゆっくり見学して大体2時間弱ぐらいですかね。
奥には植物園があるらしいのですが、そこまでは行っていません。

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

「ボルネオ象」

アジア象の一種で、ボルネオ北東部にのみ生息する世界で一番小さな象。
最初は特に普通の象だと思って見ていたのですが、調べてみると、こちらもテングザル同様ボルネオ島の固有種なんだとか。カワイイです。

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

「マレートラ」

こちらも珍しい、絶滅危惧種のマレートラ。
野生のマレートラは現在、１５０頭ぐらいしかいないらしいので、飼われているとはいえ貴重な存在ですね。
広い敷地に一匹しか居なかったので、ちょっと退屈そうでした。

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

「テングザル」

こちらがボルネオ島の固有種、テングザル。
（英名. Long-nosed monkey. Proboscis monkey）

子ザルから、お年を召した（であろう）親分っぽいサルまで結構たくさんのテングザルが飼育されていたのですが、特に食べ物を持っている訳でもないのに（持っててももちろんあげませんよ）、この一匹のテングザルがすっと寄ってきて、撮影しろと言わんばかりにめちゃくちゃ近づいてポーズを取ってくれたので、態度に甘えて撮影しまくりました（笑）。
ずっと動かないので真向かいのベンチでサルと向かい合って休憩。
まだ若いから？なのかあまり鼻は長くなかったです。

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

こちらは別のテングザル。
結構ベテラン感出しながらランチタイムしてました。
こちらの猿の方が横向きで鼻も大き目なので特徴がわかりやすいかも

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

こちらはテングザルとは別の所に飼育されているテナガザル。
それまでほぼ静止して木の近くでくつろいでいたんですけど、急にめちゃくちゃぶら下がり運動して動きはじめてくれて、「テナガザル」としての本領を十分に私たちに見せつけて木陰に消えていかれました(笑)。

他にもエミューとかオランウータン等も居て、結構楽しく過ごせました。
15時ぐらいからは各動物の餌やりが順番に見られるみたいなので、その時間帯に来るとより楽しめるかもしれません。

ちなみにこちら、13時～14時は入口が閉まります。
入ってしまえばそのまま園内に滞在できるので問題無いのですが（売店は閉まる）、この時間帯に来るとチケットすら買えないのでご注意下さい。

ロッカゥイ ワイルドライフ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

【タンジュン アル ビーチ】Tanjung Aru Beach

せっかくコタキナバルに来てビーチに行かないのももったいない、貸し切りリミットまでまだ時間もあるし、ということで寄ってみたビーチ。
「ファーストビーチ」とありますが、セカンドとサードビーチもあり、街から一番近いのがこのビーチ。主に観光客向けらしく、続くセカンド＆サードビーチは地元向けのようです。

タンジュン アル ビーチ ビーチ

美しい白い砂浜が続く…みたいなことが書いてあったけど、
思いのほかフツーでした(笑)。
15時前なのに泳いでいる人もほぼおらずで、ひっそり。
（ちょっと薄暗めなのは、反対側からスコールの雲が迫っているため）
どうやら綺麗な夕日が見られること＆その後のバーなどの賑わいで有名らしく、町からだと車で10分程ということもあり、そのあたりの時間には付近の道が大渋滞になるぐらい人が集まるらしいです。

なお、このビーチの真向かいは、今朝ドライバーが間違えた高級ホテル
『シャングリ・ラ タンジュンアル コタキナバル』でした(笑)。

タンジュン アル ビーチ ビーチ

【州立モスク】Sabah State Mosque

コタキナバル三大モスクのラスト。
実際には入れたのかは不明ですが、中には入れないとドライバーに言われたので外観のみ撮影。一番現代的な雰囲気のモスクでした。

この後、州立博物館で降ろして貰ってチャーターは終了…なのですが、覚えていますでしょうか、序盤に記載した「盛大な失敗」を。
それは彼が彼自身のスマホで撮ってくれた写真の数々。
「あ、ブッチされて送ってくれなかった？」って思っておられる方々もいるかもしれませんが、そうではありません。
降り際にチップも渡しておいたということもあり、確かに彼は全て（多分）送ってくれました。・・・が、そのすべてが・・・

画素数15kb程のクソ低画質で送ってきやがった！！ヽ(｀Д´#)ﾉ ﾑｷｰ!!

おそらく枚数が多かったので一度でさっさと送りたかったのでしょうが、当然のことながらそんな画質では人の顔など判別できるはずもなく、この数時間の友人とのツーショットはほぼ彼のスマホからのため壊滅状態。
「これじゃあ顔もわからないので通常のを送って」と返信したものの、本日までなんの連絡も無し。
さすがに悪用されることは無いとは思いますが、皆さん、写真はご自身のスマホで撮りましょう。

サバ州立モスク 寺院・教会