2024/06/21 - 2024/07/01
129位(同エリア398件中)
文ぴーさん
2020年夏に行くはずだったドイツへのドライブ旅行、4年越しでようやく実現できました。空路フランクフルトへ入り、そこからケルンとアーヘンまでは電車で移動。ケルンでレンタカーを借り、ブリュール、ライン川、ハイデルベルクと巡り、ロマンチック街道を北上、フランクフルト空港へ戻る旅程です。 祝! やっと行けるとあって、あちこち見ようとオーバースケジュールもいいところ。また日本さながらの猛暑も追い打ち、実際は数々のポイントをすっ飛ばし、涙、。すっかり土方焼けして歩き回り、どっと疲れたけれど、久しぶりのヨーロッパを満喫することができました。以下全行程です。
2024年
6月21日 金 羽田出発→フランクフルト 電車でケルンへ ケルン泊
6月22日 土 → アーヘン → ケルン(電車) ケルン泊
6月23日 日 (車を借り) ブリュール、アール、ライン川 オーバーヴェーゼル泊
6月24日 月 ライン川沿岸観光 リューデスハイム泊
6月25日 火 ライン川クルーズ、ロルシュ、ハイデルベルク ハイデルベルク泊
6月26日 水 ハイデルベルク ハイデルベルク泊
6月27日 木 シュパイアー、シュベービッシュ ハル、ディンケルスビュール
ディンケルスビュール泊
6月28日 金 ネルトリンゲン、ローテンブルク ローテンブルク泊
6月29日 土 ヴュルツブルク ヴュルツブルク泊
6月30日 日 ヴュルツブルク、ゲルンハウゼン、フランクフルトへ
車返却、夜フランクフルト出発→
7月 1日 月 午後羽田着
その14はローテンブルク続き、ヴュルツブルクの旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ローテンブルクの続きです。さて。夕ご飯はホテル近くのWeinstube zum Pulverer。町外れなので空いてました。まずヴァイスビアで乾杯。牛の煮込みと、
-
チーズヌードルの揚げタマネギ添え。大味は否めないけど、まあまあかな。でもすごい量だった。。
-
食後まだ明るいので、腹ごなしにブルク公園(Burggarten)を散歩してみよう。ブルク門をくぐって外へ。
-
パッと視界が開け、タウバー谷が間近に広がっている。
-
ローテンブルクにこんな所があったなんて。気持ちいいなあ。
-
公園からだとブルク門がよく撮れる。面白い形をしているな。ブルク門の塔はローテンブルクで一番高い建物だとか。
-
四国の内子町とローテンブルクは姉妹都市だそうで、記念碑がありました。内子町、今年の11月に行く予定。楽しみです。
-
公園の展望台からの一枚。ローテンブルクの南側とタウバー谷にある教会(Unsere liebe Frau zu Kobolzell)が一望できる。
-
公園の東の端にあるDer Turm an der Fürbringer Scheune。ここからローテンブルクの城壁内へ戻ることができる。
-
反対側はずっと公園が続いています。
-
公園にあるブラジウス礼拝堂(Blasiuskapelle)。もともとここにはお城があり、その礼拝堂だったらしい。
-
ブラジウス礼拝堂のそばにはちょっとした庭園があります。ラベンダーがきれいだな。
-
ブロッコリーの噴水(Brokkolibrunnen)っていうんだって。
-
この公園、とてもきれいで気持ちいい。混んでないし、かといってまるで人がいないわけでもないので、怖くない。
-
公園の先端、西の端まで来ました。この先に展望台があります。
-
展望台からはタウバー谷の眺めが。よく見ると、
-
トップラー御殿(Topplerschlösschen)が木々の間に見える。
-
そろそろ夜8時。戻ろうか。
-
見上げると空には気球。
-
やれやれ、まだ日が沈まない。
-
左に見えているのは町の北西にあるStrafturmかな。ペナルティーズタワーといって、牢獄だったらしい。その右横、小さく見えるのはクリンゲン門(Klingentor)。残念ながらここは行けそうもない。そばにある聖ヴォルフガング教会(St. Wolfgang)にも行けないな。残念。
-
ブルク門に戻ってきました。門のアーチの上に刻まれている紋章は、双頭の鷲。ローテンブルクが帝国自由都市であることを示しているんだそうです。それにしてもこの門、形がかわいい、猫みたい。
-
猫耳の門をくぐると、壁に仮面のレリーフのある門が登場。有事の際、敵を撃退する役目があったらしいけど、一体どうやって??
-
変なの!
-
BurggasseのFranziskanerturmの辺りからも、タウバー谷が眺められそう。近くだから最後に行ってみました。
-
ちょうど白い花が咲いていて、とてもきれい。
-
Der Turm an der Fürbringer Scheune。向こうへ抜けるとさっきのブルク公園だね。
-
町の外れだけど、ここら辺は静かでいいな。
-
あら?ホテルへ戻る途中、Herrngasseに夜警がいました。
-
おや?聖ヤコブ教会の所にも別の夜警がいる。
-
午後8時半ごろから回っているんだね。すぐ暗くなる冬はどうなのかな。
-
ぞろぞろと観光客を引き連れて歩きます。
-
これが夜警ツアーってやつなのかな?
-
ホテルに戻ってきました。今日も一日疲れました。
-
午後9時50分。ホテルの部屋からのタウバー谷の眺め、とてもきれいです。ローテンブルクを観光できるのは今日だけで、実質半日もなく、うんと積み残した感でいっぱい。。本当に素敵な町だし、見所も多いので、丸1日は欲しかったな。それが残念です。
-
6月29日(土)
歌うブラックバードの声で目が覚めた。今日も晴れ。 -
ホテルの朝食。フッチェンロイター(Hutschenreuther)のセットで食べられて、なんて贅沢なの。
-
それもタウバー谷を眺めながら、外で。
-
ああ、気持ちいい。
-
上がったところに屋内席もあるけど、
-
だんぜん外がいいな。上からみると、こんなところで食べられるんですもん。いいホテルだな。切れてますけど、後ろの壁は実は塔でBettelvogtsturm。このホテルは隣の修道院の庭にも面しています。
-
出発前、隣の修道院の庭(Klostergarten)を歩いてみました。
-
花がきれいに咲いている。
-
あれが修道院かな?
-
ブルク公園もここも、この辺りはローテンブルクらしからぬ静かな場所です。
-
さて、車で出発です。10時のローテンブルクはまだ人影まばら。ヘルンガッセを進み、
-
ウンターレ・シュミードガッセをプレーンライン方面へ。
-
昨日行ったときはあんなに混んでたのに、なんだ、空いてるじゃない。
-
早朝でなくても、朝10時頃ならまだ混んでないんだね。
-
シュピタール門(Spitaltor)を通り抜けて、ローテンブルクともさよなら。
-
今日の目的地はヴュルツブルク(Würzburg)、約60キロ、1時間の距離なんだけど、高速道路は工事区間が多くてとても走りづらい。コンクリプレートで臨時に車線を区切るんだけど、車線幅がかなり狭くて、そこを100キロ越でビュンビュン飛ばす。気をつけないとコンクリプレートに接触しそうなくらい、ギリギリの幅。なんでもっと幅を広くとらないんだろう?
-
あちこちでこういう狭い工事車線があったけど、飛ばすのに、よく事故らないと思います。狭くて危ないよ。
-
ヴュルツブルクに近づいて来ました。
-
ヴュルツブルクは都会なので、間違えないように慎重に運転。まずレジデンツの駐車場に車を停める予定。どっちへ行けばいいんだ?2人で目を凝らしながら運転。
-
なんとか迷わずたどり着きました。レジデンツ(Residenz)の駐車場。よかった、空いてて。今11時すぎ。
-
ここら辺にワイナリーが集まっているので、ワインを買ってから車でホテルに向かうつもり、、今日のホテルは川向こう。観光には歩いて来ようと思っています。
-
やれやれ、相変わらず日差しが強いし、すごい人出だ。
-
ヴュルツブルクは都会です。田舎から来るとちょっとがっかりするな。
-
歩くこと10分、まず一軒目、ユリウスシュピタール(Neue Vinothek Juliusspital)。ここは裏口。
-
こっちが入り口だ。
-
フランケンワインが大好きで。現地だからいいものが安く買える。ボックスボイテルの重いボトルを2本購入。
-
次はブルガーシュピタール(Bürgerspital)。
-
行きに通って来たところ。やはり徒歩10分くらい。ここでも2本購入。ずっしり重くなってきた。ここのおじさん、片言の日本語で「辛い、Very辛い」などと説明してくれた。ここが一番感じがよく買いやすかった。
-
外に出ると、おや、観光列車。色や形がかわいい。
-
観光列車(City Train)といっても車だね。
-
最後はレジデンツ横、Staatlicher Hofkeller。ここはハイシーズンだというのに、土曜は2時で閉まってしまう!商売っ気ないね。
-
ここが入り口なんだけど、何故か施錠されてるぞ、。
-
ぐるっと庭へ回って入りました。
-
店内は素敵なディスプレイ。バブルの名残でしょうか、日本人の店員さんがいました。さっきの入り口は訳もなく施錠されていたらしく、言ったら開けてくれました。ここ数日の暑さで空調が壊れたとかで、店内は蒸し風呂状態。暑くって、1本買って早々に退散。
-
じっくり見たかったのに、残念でした。
-
レジデンツに車を停めてワインを買えて、ここまで計画どおり。よしよし。今度はホテルまで、慎重に車で移動。
-
ヴュルツブルクのホテルはマイン川の向こう、メルキュールホテル(Mercure Hotel Wuerzburg am Mainufer)。Spacious Privilege Roomで207ユーロ、朝食込。駐車場は別途18ユーロ。チェックアウトは遅めの12時。
-
ホテルの敷地内の平置き駐車場が数台空いていて、停められてラッキーでした。
-
なんやかんやで午後1時半。早く観光しなくっちゃ。歩いて旧市街を目指します。
-
対岸のマイン川沿いの散歩道、マインプロムナーデ(Mainpromenade)を眺めて。カラフルで均整のとれた家並みが美しい。
-
クルーズ船も停まってるし、向こうの丘にはぶどう畑が広がっている。
-
マイン川のこちら側は、レオンハルト=フランク=プロムナーデ(Leonhard-Frank-Promenade)というらしい。木々の緑がきれいです。
-
アルテマイン橋はすぐそこ。高台にはマリエンベルク要塞(Festung Marienberg)も見えます。
-
来ました、アルテマイン橋(Alte Mainbrücke)。マリエンベルク要塞(Festung Marienberg)から旧市街へと繋がる古い石の橋。
-
橋の両側に、計12体の聖人像があります。
-
ヴュルツブルクに来たって感じ。橋の上に立ってることがうれしい。
-
マイン川を見ると、航行するボートのために水位を調整中。面白いな。
-
マリエンベルク要塞(Festung Marienberg)方面を振り返って。賑わってるな。
-
マリエンベルク要塞は明日行くことにしています。
-
橋を渡ってすぐ、路上に所狭しとテーブルが出てる。今日は土曜日だから、何か催し物でもあるのかな。すごい人出だし。
-
人混みと暑さにちょっと酔った、。クーラーの効いたところで休みたいな。お昼まだだし。目に入ったRatskellerの看板。
-
ウェイターのおじさんが、キビキビと案内してくれました。涼しい店内、落ち着けそう。ふうー。どっかり座ってビールを一杯。
-
ビールのお供にフランケン地方のウィンナー、フレンキッシェ・ブラートブルスト(Fränkische Bratwurst)を注文。熱々で美味しかった。まだ2時だから、ちょっと食べても夕飯大丈夫でしょ。このお店はよかった。
-
2時半。相変わらず暑いけど、元気になって観光再開。
-
まずは2つの塔が目を引くヴュルツブルク大聖堂(Würzburger Dom)。聖キリアンが祀られているそう。
-
白を基調とした、
-
明るい内部、とても落ち着いた雰囲気です。
-
第二次世界大戦で破壊され、再建されたそう。
-
入り口はこんな感じでとても狭い。柱沿いにあるのは歴代の司教の墓碑だそう。リーメンシュナイダー作のルドルフ・フォン・シェーレンベルク領主司教の墓碑があるそうなんだけど、どれだかわからなかった、。
-
小さな礼拝堂?も、
-
2つあります。
-
内部は広々としていて、
-
結構見応えがあります。
-
パンフレットでもあればいいのになあ、
-
よくわからないぞ。
-
これは誰かな?
-
中庭から入り口の塔。
-
これは反対側の塔です。塔は4つある。
-
聖キリアンだと思う。ぐるっと見て一応終了。
-
次はノイミュンスター教会(Neumünster)。
-
外観がユニーク。色といい、形といい。赤い砂岩でできているそう。
-
内部は結構煌びやか。目に飛び込んでくる「聖キリアンと二人の司祭の像」。
-
レブリカだそうだけど、リーメンシュナイダー作だって。
-
華やかな感じです。
-
ヴュルツブルク大聖堂とは雰囲気が違うな。天井にはフレスコ画が描かれている。
-
宗教美術も派手め。
-
聖キリアンの霊廟だそうです。この教会は聖キリアンのお墓の上に建てられているとか。
-
次、行こう。
-
歩いてすぐの、聖マリア礼拝堂(Marienkapelle)。Oberer Marktから見たところ。
-
ちなみに隣の建物は鷹の家(Falkenhaus)。昔は宿屋だったとか。名前の由来は鷹の彫刻で、この建物も戦後の再建なんだそう。
-
Oberer Marktでも、何かやってるね。
-
Häckerbrunnenという名のかわいい噴水がある。
-
そしてすぐ隣のUnterer Markt。オベリスクがある。ここの方が広く、クリスマス市も立つらしい。
-
マリア礼拝堂(Marienkapelle)に入ってみると、他とはまた違った雰囲気がある。ペストが流行ったときシナゴーグが焼き払われて、その跡地に建ったんだって。
-
簡素な感じがシュパイアー大聖堂を思い出させるな。
-
ステンドグラスはきれいです。
-
祭壇に飾られた絵も素敵。
-
外から見てみると、マリア礼拝堂の塔は端に1つで、それが珍しいらしいです(普通1つなら中央らしい)。
-
次行こう、次。
-
だんだん混んでくる土曜日の午後。もう3時半。
-
Alte Universitätの時計台。
-
ここは今も大学らしく、
-
素敵な建物だけど、
-
ちらっと見ただけ。レジデンツへ急がないと。その15に続きます。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2024ドイツ
-
前の旅行記
4年越しのドイツドライブ旅行 - その13(ローテンブルク)
2024/06/21~
ローテンブルク
-
次の旅行記
4年越しのドイツドライブ旅行 - その15(ヴュルツブルク続き:レジデンツ)
2024/06/21~
ヴュルツブルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その1(アーヘン)
2024/06/21~
アーヘン
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その2(ケルン)
2024/06/21~
ケルン
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その3(ブリュール、アールヴァイラー)
2024/06/21~
ケルン
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その4(ライン川流域:古城ホテル編)
2024/06/21~
ライン川流域周辺
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その5(ライン川流域:街観光編)
2024/06/21~
ライン川流域周辺
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その6(ライン川流域:ライン川クルーズ編)
2024/06/21~
ライン川流域周辺
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その7(エーベルバッハ、ロルシュ)
2024/06/21~
エーベルバッハ
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その8(ハイデルベルク前編)
2024/06/21~
ハイデルベルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その9(ハイデルベルク後編)
2024/06/21~
ハイデルベルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その10(シュパイアー、シュベービッシュ ハル)
2024/06/21~
シュヴェービッシュ・ハル
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その11(ディンケルスビュール)
2024/06/21~
ディンケルスビュール
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その12(ネルトリンゲン)
2024/06/21~
ネルトリンゲン
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その13(ローテンブルク)
2024/06/21~
ローテンブルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その14(ローテンブルク続き、ヴュルツブルク)
2024/06/21~
ヴュルツブルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その15(ヴュルツブルク続き:レジデンツ)
2024/06/21~
ヴュルツブルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その16(ヴュルツブルク続き:マリエンベルク要塞・ケッペレ)
2024/06/21~
ヴュルツブルク
-
4年越しのドイツドライブ旅行 - その17(ゲルンハウゼン)
2024/06/21~
その他の都市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ヴュルツブルク(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2024ドイツ
0
129