和歌山城公園☆高野山満願ドライブ2024年⑧-2

2024/06/01 - 2024/06/01

高野山満願ドライブの8日目は、高知市内の沢田マンションを見てから、高知自動車道で徳島に向かいました。途中愛媛県の馬立パーキングエリアに寄って念願の『霧の森大福』を購入しました。
徳島港から南海フェリーで和歌山港に渡って、和歌山城を観光してから九度山町の中川旅館に宿泊しました。

【8日目その1】ホテルタウンセンター沢田マンション→徳島港→南海フェリーで和歌山港へ
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11932129

本編は【8日目その2】和歌山城公園
【表紙写真】和歌山城

【8日目その3】九度山町→中川旅館（泊）
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11932159

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四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後で時間的に自由なので、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回りました。

第1弾は1番札所から43番札所まで、2023年3月26日（日）～4月12日（水）の17泊18日で回りました。

第2弾は44番札所から88番札所まで、2023年10月22日（日）～11月7日（火）の16泊17日で回り、結願しました。

第3弾の高野山満願ドライブは、札所巡りの際に計画をしておいたけど行けなかったところを中心に、2024年5月25日（土）～6月2日（日）の8泊9日で回りつつ、最終日に高野山に満願の報告とお礼参りをしました。
最初の8日間はお遍路とはほとんど関係のない観光となっています。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【8日目】6月1日（金）その2　
10:25　南海フェリー徳島港（徳島市南沖洲）晴れ・23℃
出航30分前までにチェックインなので、ぎりぎりでした。

南海フェリー徳島港 名所・史跡

南海フェリー「かつらぎ」が待機しています。
ドライブスルーチェックインです。
事前にネットで予約して、カード決済が完了しているので、非常に簡単です。
基本料金（大人男性）：9,000円
オプション料金：運転者（乗用車5m未満）上り5便【早割14】大人（プラン基本料金＋2,000円）×1　2,000円
合計：11,000円

南海フェリー 乗り物

徳島と和歌山を結ぶ南海フェリーのイメージキャラクターがラッピングされています。
左：「高野(たかの)きらら」和歌山生まれで和歌山育ちの高校２年生。明るく活発で、旅行や音楽鑑賞が趣味。
右：「阿波野(あわの)まい」和歌山生まれで徳島育ちの高校２年生。小学校３年生のときに徳島へ。おしとやかな性格で、旅行やお菓子作りが趣味。
ふたりは幼なじみで、まいが徳島に行った後もメールのやり取りをしている。

船首（バウ）のバウバイザー（Bow Visor）が上方に跳ね上がって、ランプウェイを進んで船内に入ります。

フェリー「かつらぎ」
全長：108m
全幅： 17.50m
深さ： 6.10m
総トン数：2,620t
速力(連続最大出力)：21.60ノット
旅客定員：427名
最大搭載車両台数：8tトラック換算39台

ジュータン室、椅子席、電源、Wifi、仕切りのあるビジネステーブルもあります。

船の先頭にある有料のグリーン席は眺望良好で、豪華なリクライニングシートになっています。WEB予約で500円、当日船内での購入は1,000円です。

13:40　徳島港出航！
航行距離：61km
航行時間：2時間15分

南海グループのマークがついたファンネル

太陽光発電パネルがたくさんあります。
住宅約３軒分の電気を発電するらしい。

徳島県、四国ともお別れです。

紀伊水道は穏やかで、快調に進みます。

和歌山県の陸地が見えてきました。

釣りをしている船もいて、波は穏やかです。

クレーンゲーム機の前には「高野 きらら」

足元には、和歌山県の「高野山」
いよいよ明日奥の院に満願の参拝に行きます。

船内に、南海電鉄の乗り継ぎが表示されていて、親切です。

和歌山港のランドマークの青岸橋(みなと大橋)が見えます。
2時間15分の航行時間は、案外あっという間でした。

15:55　南海フェリー 和歌山港（和歌山県和歌山市湊）晴れ・28℃
和歌山港と南海電鉄の和歌山港駅が連結しています。

徳島港で船首から乗り入れたので、和歌山港では船尾が着岸して、船尾から出ていきます。

港と駅をつないでいるボーディングゲートには動く歩道もあるらしい。

和歌山港駅 駅

港を出ると、標識にも「高野山」が表示されています。和歌山港から高野山まで55kmです。

13:20-13:40　香の川製麺 築地橋店（和歌山市舟津町）
和歌山城へ向かう通り沿いで、「釜揚げ讃岐うどん」ののぼりを見て入店。

香の川製麺 築地橋店 グルメ・レストラン

午後１時を過ぎていたので、空いていました。

「麺1玉 2玉 3玉、お値段そのまま！」が嬉しいです。

『きつね香の川うどん（冷）』2玉、800円
太めのうどんでコシが強くて美味しかったです。
大きなお揚げも味が良く滲みていて美味しいです。

13:43-16:30　和歌山城公園（和歌山市一番丁）快晴・29℃
不明門駐車場に駐車。
最初の1時間：200円
1時間以上2時間以内：360円
2時間以上1時間ごとに：＋200円
3時間分で560円

和歌山城公園 公園・植物園

和歌山縣護國神社
和歌山城公園内にあります。
二ノ鳥居は石造で、額がついていないのは何か理由があるのかな？

和歌山縣護國神社 寺・神社・教会

三ノ鳥居は石造りに見えるけど合金製で、額がついています。

社殿は鉄筋コンクリート製です。

ご祭神：明治戊辰の役以来国難に殉じた和歌山県出身の戦没者36,670柱の英霊

新裏坂の下にいた「和歌山城おもてなし忍者」に和歌山城攻略法を伝授していただきました。（顔出し了解済）
動物園→表坂→天守閣→裏坂→二の丸庭園→御橋廊下→紅松庵→わかやま歴史館→紅葉渓庭園→追廻門→石垣刻印→駐車場（反時計回り）

「和歌山城おもてなし忍者」は、自分で上れない人には、用意された特殊な車いすで天守閣まで載せてくれるという無料サービスもしてくれるようです。
敬服しました。（土日祝のみ現れるそうです）

天守閣に上る3つの坂の中で、すぐ近くのこの新裏坂は最もきついので、動物園を通って、表坂から上ることにします。

和歌山城公園動物園（お城の動物）
ツキノワグマのベニー園長は、巻き爪で休養中。
高齢のため麻酔をかけて爪切りを行うには『高齢により生命の危機に陥る恐れがある』と、リハビリや投薬治療中だそうです。

和歌山城公園動物園 動物園・水族館

ウサギ　ウサギ目 ウサギ科
体長：約25-40cm
体重：約1-3kg
分布：主にイギリス、オランダ
大きな耳は、音を集めるアンテナの役目。後肢は勢いよくジャンプして、天敵から逃げる時に役立つ。

フンボルトペンギン 　ペンギン目 ペンギン科
体長：約55-70cm
体重：約3.5-6kg
分布:：南アメリカ大陸の太平洋沿岸地帯
目に通常のまぶたと第二の透明なまぶたがあって、ゴーグルのように海遊中も目を開けて泳げる。
白黒の体毛は、水中では日光に溶け込んで、海面では夜に紛れる保護色になる。

ミーアキャット　食肉目 マングース科
体長：約25-32cm
体重：約600-1000g
分布：南アフリカ共和国など
30-40頭の群れで、地下のトンネル状の巣で生活。
太陽に向かって尾を支えにして後足で直立して日光浴をする。
雑食性で昆虫、ヘビ、サソリなどを食べる。

ニホンジカ　偶蹄目 シカ科
体長：約100-170cm
体重：約40-100kg
分布：日本・中国東部・台湾・朝鮮半島 ロシア・極東地域
草食性で草類や木の実、果実などを食べ、冬は樹皮や落ち葉、菌類なども食べる。
走りは速く、危険を感じると3m程の幅で飛び跳ねて逃げるが、追われた時はその幅は6m程に達する。
飛躍力にも優れていて、1.7mの高さを飛び越える。

カピバラ　げっ歯目 テンジクネズミ科
体長：約100-135cm
体重：約35-65kg
分布：南アメリカ東部アマゾン川流域
世界最大のネズミの仲間。体はタワシのような硬い毛でおおわれている。
脚に水かきがついてい泳ぐことが得意。捕食動物から逃げるために水中に5分以上潜ることができる。

マーラ　げっ歯目 テンジクネズミ科
体長：約65cm
体重：約5-8kg
分布：アルゼンチンなど
パンパスと呼ばれる草原や低木がまばらに生えた草原などに生息。
草類や茎、根、果実などを食べる。
昼間に小さな群れで行動して、夜間は地面に掘った巣穴で休る。
時速30kmで走れて、1.6mほどの跳躍力がある。

タイハクオウム　オウム科 オウム属　別名：ムジオウム
体長：約45cm
体重：約600g
分布:：インドネシア
雑食性で主に果実や種子などを食べる。
抱かれたり撫でられるのが大好きで「犬のようなオウム」とも言われる。
朝と夜にあげる雄叫びが非常に大きいので防音対策なしでの飼育は不可能。

アオボウシインコ　オウム目 インコ科
体長：約35cm
体重：約500g
分布：南アメリカ中部
種子、フルーツや花などを食べる。
額の部分に青色の羽が入っている。
頭が良く言葉を覚えるのが得意です。
とても長生きで117年生きたという記録がある。

右：ミニチュアホースのよしむね♂
とってもやんちゃな男の子だけど、臆病なところもあるそうです。

アルパカのパルル
出身：信州塩尻農業公園 チロルの森から2020年12月23日に来園
性格：少し神経質で、人があまり好きじゃないとか。

岡口（おかぐち）門
和歌山城で重要文化財に指定されているのは岡口門と横にある白壁だけ。
城の創建時はこちらが大手門で、のちの浅野時代に、現在の一の橋側の大手門に変更されたそうです。

岡口門 名所・史跡

史跡 和歌山城の歴史

岡口門付近から眺める東内堀
左に見える土塀は、岡口門に続く重要文化財の土塀。
奥に一の橋、大手門跡がある。

カワウがいました。

門内に戻ります。
1621年（元和7年）に徳川頼宣が行った城の大改修の際に再建されて、当時の櫓門が現存の岡口門。
ただ現在の門櫓は切妻屋根で、当初は門櫓の両側に続櫓があったそうです。

松の丸櫓の高石垣は高さが約16mで、反りのある勾配が美しいです。

松の丸櫓台は、18世紀初頭に、のちの八代将軍（五代藩主）吉宗が改修したとされる石垣で、角石に熊野地方産の花崗斑岩を積んだ切込ハギで、石と石のあいだにすき間がありません。

天守閣に上る3つの坂の中で一番緩やかな表坂をのぼります。

松の丸櫓高石垣の上から岡口門を振り返った光景。

「七福の庭」
七個の巨石を七福神に見立てて、宝船に乗っている様子を表現。

本丸御殿跡から天守閣が見えます。

天守閣に到着！

和歌山城 名所・史跡

説明板

てんてん手鞠は殿さまに
だかれてはるばる旅をして
紀州はよい国日のひかり
山のみかんになったげな
あかいみかんになったげな
　　　西條八十
西條八十作詞、中山晋平作曲による童謡「まりと殿さま」 (昭和4年)の5番目の歌詞を西條八十が直筆して、それを歌碑にしたもの。
『まりと殿様』は、和歌山城のチャイムとして使われているそうです。

天守閣入場料
大人：410円

和歌山城天守閣とわかやま歴史館2階歴史展示室共通入場券

楠門
天守二の門とも呼ばれる楠門は櫓門になっています。

戦災で焼失して、1958年（昭和33年）に木造で復元された。

和歌山城の天守は、大天守、小天守、乾櫓、二の門櫓を渡櫓によって連結させた連立式天守。

三宝柑
幕末期に、紀州藩士野中為之助の屋敷内でなった珍しい果実を第十代藩主徳川治宝に献上。形状・味ともに優れていると、治宝が三宝柑と命名して、非常に珍重した。

大天守
1585年（天正13年）豊臣秀吉が弟の秀長に命じて築城開始。
1600年（慶長5年） 浅野幸長が和歌山城主となり、連立式天守を創建。
1798年（寛政10年）10代藩主徳川治宝により白壁の白亜の天守に。
その後、落雷で焼失と再建、和歌山大空襲で焼失。
1958年（昭和33年）に鉄筋コンクリートで復元。

大天守に隣接する小天守から入ります。

白虎　木彫り　彩色
四神の一つで、白虎は天の西をつかさどる。

天守閣模型

城門等の模型

追廻門の模型

岡山時鍾堂の模型

大天守１階から北側を見ると、西の丸跡と御橋廊下、和歌山市役所が見えます。

甲冑

甲冑　江戸時代

刀　江戸時代

火縄銃　江戸時代

鯱（しゃちほこ）

大天守２階展示室
藩主用葵紋革製陣羽織　江戸時代

12代藩主徳川斉彊（なりかつ）一行書　江戸時代
水声無古今（すいせい ここんなし）

鬼瓦（葵紋）江戸時代

紀州藩家老三浦家 旗印　江戸時代

大天守３階展望台から北方向
小天守の屋根と二の丸跡、和歌山市役所が見えます。

東方向
本丸跡が眼下に広がっています。
遠方の右端の山が高野山。

南方向
眼下の森の中に、護国神社や動物園、岡山の時鍾堂があり、その右手に県立美術館、県立博物館が見えます。

西方向
二の門櫓（楠門）と乾櫓が多門で繋がっている連立式天守であることがわかります。
和歌山県庁、紀ノ川も見えます。紀ノ川河口には、先ほど下船した和歌山港や青岸橋も見えます。

乾櫓の右に砂の丸跡が見えます。

大天守、小天守、乾櫓、二の門櫓（楠門）をつないでいる多門の中を回ります。
日本名城が展示されています。

多門は窓の隙間から敵を迎え撃つようになっています。
武具なども展示されています。　

埋門（うずみもん）
石垣などの下をあけた門のことで、天守閣の裏門が埋門になっています。小天守の隣りの台所から、水の手の井戸水へ通じていた。
攻められて籠城する時は水の確保が貴重で、天守閣から一番近い井戸は黄金水と呼ばれたそうです。

お天守(てんす)茶屋
お団子、ソフトクリーム、うどん、牛丼もあります。

お土産もあります。

かつて本丸御殿があった場所は、天守閣の撮影スポットになっています。

大天守と小天守もそろって良いアングルです。

裏坂を下って北の二の丸跡に向かいます。

テレビ朝日『ナニコレ珍百景』で放送された場所

「MV珍」に選ばれたらしい。

確かに「人」に見えます！

二の丸・中奥の御殿跡

二の丸・大奥跡

穴蔵状遺構
石垣に組み込まれた形で発見され、特別なものを収納する施設。
使われていた和泉砂岩には、コダイアマモ (植物)と呼ばれる約7000万年前の化石が含まれる。

御橋(おはし)廊下
二の丸と西の丸をつなぐ建物で、江戸時代後期に書かれた図面をもとに、2006年（平成18年）に復元。

御橋廊下 名所・史跡

長さ約27m、勾配は19.4％程度。
滑らないように、床面は階段状になっています。

藩の政庁や藩主の生活の場であった二の丸と、庭園もある西の丸を結んでいた廊下橋は、間に水堀を挟んでいます。

江戸時代は藩主とお付きの者だけが通ることを許されたそうです。

解説板

西の丸跡

紅葉渓（ももじだに）庭園（西の丸庭園）
江戸時代初期に徳川頼宣が西の丸御殿に築造。
浅野公時代に築かれた内堀の一部と、虎伏山の起伏を利用してあります。

紅葉渓庭園 名所・史跡

堀の中に浮かぶ「鳶魚閣（えんぎょかく）」が似合います。

山すそから湧き出る泉を利用した池には、鯉が泳いでいます。

緑色や紫色などの紀州の名石がふんだんに使われています。

この紅葉渓橋や、土橋、石橋など、風情のある橋がたくさんあります。

紅葉の時期はまた格別でしょうね。

紅松庵
紅葉渓庭園にある数奇屋造りの茶室で、1973年（昭和48年）に和歌山市の名誉市民、故松下幸之助氏が市に寄贈したもの。

紅松庵 グルメ・レストラン

お抹茶一服470円（生菓子付き）

ひなびた茅門があります。
天守閣から裏坂で下って、御橋廊下を使わずに紅葉渓庭園に来られたんですね。

鶴の渓
くぼんだ地形で、城主浅野家がここで鶴を飼っていたことから呼ばれたそうです。
石垣は結晶片岩を自然石のまま積んだ野面積み。

紫陽花が咲き始めていました。

わかやま歴史館　
1階　和歌山市観光案内所と和歌山市観光土産品センター
2階　歴史展示室

わかやま歴史館 美術館・博物館

わかやま歴史館前にもおもてなし忍者がいました。

ゴムでできた手裏剣投げの忍者体験が無料でできます。（土曜、日曜、祝日のみ）

1階に和歌山市観光案内所もあります。
売店も兼ねています。

和歌山市観光案内所 名所・史跡

1階のほとんどは和歌山市観光土産品センター
紀州南高梅や梅加工食品、柑橘類加工食品は多いです。

和歌山市観光土産品センター お土産屋・直売所・特産品

醤油、レトルトカレー、紀州御殿てまりなども販売しています。

2階が歴史展示室になっています。
入場料は410円ですが、和歌山城天守閣との共通入場券で入れます。

江戸後期に紀州徳川家で使用された金印。

徳川吉宗公の書状、紀州徳川藩の葵の御紋

和歌山市の偉人・先人
近・現代史で様々な分野の発展に貢献した和歌山市の陸奥宗光（政治家）、南方熊楠（学者）、川端龍子（画家）、松下幸之助（経済人）、有吉佐和子（小説家）を紹介しています。

陸奥宗光（政治家）

松下幸之助（経済人）

有吉佐和子（小説家）

追廻(おいまわし)門
大手門の反対側の西門。門の外に馬術を練習する追廻があったことから名づけられた、高麗門形式の門。

（外から見た追廻門）
1619年（元和5）年に紀州徳川家初代頼宣が和歌山城を拡張した際に建立された門で、岡口門とともに空襲でも焼けずに残った。
鬼門にあたるので、除災のため朱色に塗られたと考えられるそうです。

和歌山城の石垣のうち、2110個に刻印があって、この新裏坂周辺の石垣に854個と約4割が集中しています。

新裏坂周辺の刻印のデザインは40種類以上あって、家紋、その省略文字、方位や日付、人名などらしい。

刻印のある石垣は和泉砂岩だけで、浅野家が城主だった時代(1600-1619年) に修築された石垣だけらしい。

16:30　今夜の宿のある九度山町へ向かいます。
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この続きは【8日目】6月1日（土）その3「真田ゆかりの九度山町・中川旅館と古民家レストランホンキートンク」
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11932159