2024/09/23 - 2024/09/23
7位(同エリア158件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2024/09/23
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車での移動
自宅を出発、以後特に記載のないものは、すべて車で移動です。
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徒歩での移動
長田鉱泉場の駐車場に車を停めて田中羊かん本舗へ
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田中羊羹本舗、猫スタッフのみニャさん
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車での移動
帰宅します
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この旅行記スケジュールを元に
八女市星野村の棚田を見に行ってきました。
今年の夏は酷暑でなかなかお出かけするのも難しく、ようやく秋の気配が感じられるようになった9月23日に行ってきました。
彼岸花はあまり見られませんでしたが、棚田の風景に心癒されました。
また、製茶園で試飲したり、築270年の古民家では田舎料理を味わったり。そして老舗の羊羹屋さんで猫スタッフさんたちに接客していただきました (=^・^=)
(2024/10/5公開)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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星野村で彼岸花祭りが9月14・15で開催されましたが、このときはまだ暑く、一週間程後の23日になってようやく朝晩が涼しくなってきました。
彼岸花はもう盛りを過ぎていると思いますが、今年の夏はなかなかお出かけできず、とにかく外に出たかったのです。
お出かけの2~3日前、我が家のサボテンが花を咲かせていました。 -
自宅から車で約1時間半、途中休憩も取らずに星野村へやってきました。
棚田へ直行しても良かったのですが、その前にトイレ休憩も兼ねて農産物直売所”びそん”へ。
ここで飲み物や野菜などを購入しました。
*この後、石積の棚田へ向かいましたが、ここにもトイレはありました。後から考えれば直行で良かったけど、”びそん”で買物もできたし、ちょっと遠回りになったけど良かったと思います。星野村農産物直売所びそん グルメ・レストラン
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棚田米入荷中。お米目当てのお客さんもいらしたようです。
美味しいだろうな~。 -
同じ建物の中にあるスイーツの「太陽のいちご」は開店前。残念!
太陽のいちご グルメ・レストラン
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新メニューなどもあるようです。
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石積の棚田(広内・上原地区の棚田)へやってきました。
展望台には駐車スペースもあり(10台分ほど)、トイレも完備されています。高低差のある雄大な棚田 by Decoさん石積の棚田 名所・史跡
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左側に上方向に延び高低差の大きい広い棚田が見え、その右側にも広がります。車写真には写っていませんが、この左側にも棚田があります。
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イチオシ
上に延びる棚田。これだけの棚田を造るには、想像を絶する重労働が長く行われたことと思います。
棚田米はそれなりのお値段ですが、棚田をよく見ると、先人から今に至るまでの苦労が込められています。 -
棚田をアップで撮影。
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石積の棚田の説明。星野村には何か所も棚田がありますが、この広内・上原の棚田は一際雄大とのことです。
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2012年の豪雨で星野村を含む八女地区では大きな被害を受けました。この看板が設置された平成26年の時点で水源が復旧しておらず、この棚田もお米を作ることはできなかったようです。
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右側に広がる棚田。
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こちらではお米が収穫されたようです。
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高低差のある大きな棚田の左側にも、棚田が広がっていました。
*予定ではこの近くのカフェで昼食を考えていましたが、まだ11時過ぎなので、昨年訪れた鹿里(ろくり)の棚田へ向かいます。 -
途中「星野製茶園」の前を通ります。かなり大きな建物。
鹿里の棚田への途中で立ち寄るか迷いますが、せっかく前を通ったので入ります。
広めの駐車場もありますが、祝日ということもあって空きスペースを探すのも一苦労。ちょうど出発した車があって、そこに駐車。きれいな店舗、星野茶の試飲もできます by Decoさん星野製茶園 お土産屋・直売所・特産品
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入口付近です。高級感が漂います。
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中に入ると窓際にこのような席が幾つか。
スタッフの方がささっと近寄られ、お席へどうぞと案内されて… -
試飲のお茶(お菓子付き)が運ばれてきます。
きれいな店舗、星野茶の試飲もできます by Decoさん星野製茶園 お土産屋・直売所・特産品
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イチオシ
煎茶もですが、このグリーンティーが美味しい!
少しシャーベット状になっていて、まだ少し暑い日なので涼やかです。
写真下は緑茶のお菓子。固めのロールの中に抹茶のクリーム。こちらも美味しかったです。 -
試飲の後、店内を廻ってお買い物。
こちらは品ぞろえが絶妙(!)。リーズナブルで気軽に買えるような価格帯から高級品まで、お茶だけでなくお菓子や加工品など品ぞろえも豊富。
接客もとても丁寧で感じが良いのです。
星野製茶園が大人気なのも納得でした。 -
星野茶と、玉露ほろり(試飲でも出されたお菓子)を購入。帰宅して撮影しました。
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店舗横には大きな建物。お茶を加工している工場(?)でしょうか。
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イチオシ
続いて「天空の里ろくり 鹿里棚田展望所(彼岸花)」へ。
昨年に続いて今年も訪れてみました。
こちらは駐車場は7~8台程度でしょうか。道沿いに簡易トイレが二つ設置されていました。鹿里の棚田 自然・景勝地
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展望所から棚田を見ます。先ほどの石積の棚田が高低差のある雄大なものだとすれば、鹿里(ろくり)はゆるやかに横方向に広がる大らかさを感じます。
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猛暑が続いていた今年の秋ですが、気が付けば紅葉も近づいているのでしょうか。
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棚田保全募金がありました。
現在、鹿里地区は15軒でこの棚田を維持しているのだそうです。それは本当に言葉では言い表せない程大変なことかと思います。
私も心ばかりですが、募金させていただきました。
この後、先ほどの石積の棚田を眺めながら食事ができるというカフェでランチを、と思い電話を入れて見ましたが、本日はお休みのようでした。そこで… -
「ふみちゃんの味そ汁屋さん」へ。ナビに従い、やや狭めの山道を下って国道へ降ります。
目立つ目印があるので、ナビなしでも迷わず入れそうです。古民家と田舎料理 by Decoさんふみちゃんのみそ汁屋さん グルメ・レストラン
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ごはんは”はがま炊き”のようです。
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表の道から少し上がると駐車スペースと古い民家。
築270年以上とのことです。古民家と田舎料理 by Decoさんふみちゃんのみそ汁屋さん グルメ・レストラン
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イチオシ
食事処の左手は民泊の入口。
昔の農家は二つ入口があって、一つは正式な玄関。もう一つは土間の入口…靴を履いたまま食事ができるように広い土間があったのですね。
食事処は昔ながらの土間です。 -
ご覧のように土間が食事処になっています。
モダンに改装した古民家ではなく、昔ながらの古民家、ガチな古民家です。
客席は右手の方に延びていますが、お客さんたちが座っていたので撮影しませんでした。 -
懐かしい足踏みミシン。
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テレビなどの取材も多数受けています。
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ブレた写真で申し訳ありませんが、献立表です。
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こちらはおまかせ御膳。これにご飯と味噌汁(だご汁)が付きます。
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ふみちゃん定食です。
素朴な田舎料理、体にも良さそうです。
一つ一つの料理が丁寧に調理され味付けされていました。 -
帰り際、ご飯を炊いているところを撮影させていただきました。
この日は少し涼しくなっていましたが、夏の暑い盛りは大変だと思います。
ふみちゃんの味そ汁屋さんは、昔ながらの農家に田舎料理。素朴な日本の原風景のようなお食事処でした。私にもとても貴重な経験だったと思います。 -
看板犬(?)です。とても大人しくて柔和な性格の子でした。十二歳とのことで落ち着いていました。
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食事処の手前にあった蕎麦畑。月に三回ほど、手打ちそばの定食が出されるそうですが、こちらの蕎麦を使われているのでしょうね。
こちらのお宅は、星野川からは少し上がった場所にあるのですが、それでも平成24年の水害のときは浸水したそうです。お店の方のお話では流された家屋もあったそうです。のどかに見える星野村も、苦難の時期を乗り越えてきたのですね。
これにて星野村を後にします。 -
家路につきますが、途中みやま市瀬高町の長田鉱泉場へ立ち寄ります。
以前はすぐ近くの恋ぼたる温泉館(筑後市の船小屋温泉)に行った帰りによく寄っていたのですが、久しぶりです。長田鉱泉場 温泉
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こちらの鉱泉は安くて(20円で6リットルくらい)炭酸を多く含みます。鉄分も多いので貧血の方などには良いかも知れません。
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イチオシ
水汲みを終えて帰ろうとしますが、母がすぐ近くの田中羊羹本舗に行ってみたいとのこと。鉱泉場の駐車場からすぐなので、歩いて行きます。
素朴な店構えですが、前に黒い幕…その間からテーブルや人が見えます。ここは一体どんな場所なのでしょうか…老舗の羊羹屋さん、夏のかき氷も大人気です by Decoさん田中羊羹本舗 グルメ・レストラン
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実は、店舗の軒先に黒い幕を垂らして、中ではテイクアウトのかき氷やソフトが食べられるようになっていました。
祝日ということもあったのでしょうが、結構な賑わいようで、地元の皆さんに親しまれているようです。私は羊羹を購入したのですが、レジでは先にかき氷などを注文する人が二組ほどいて待ちました。
虹色かき氷ソフト…どんな味なのでしょうか? -
甘味処としても人気ですが、創業60年の羊羹屋さんです。
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昔羊羹ミニセットを購入しました(自宅にて撮影)。
後から知ったのですが…田中羊羹さんには猫型の羊羹があって、収益は保護猫活動に寄付されるとのこと。こちらも購入したかったです。 -
そして…田中羊羹本舗には可愛い四匹の猫さんがいます。
この子もお店の前にいたので、猫スタッフさんでしょうか?
落ち着いていて大人しくて人懐っこくて…接客して人気者です(=^・^=) -
もう一匹。この子も猫スタッフかな?
日向ぼっこをしながらゴロゴロとしていた子、茶目っ気があって、この子も人懐っこい良い子でした(=^・・^=)
ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 万歩計さん 2024/10/20 21:56:29
- 鹿里の棚田
- Decoさん、こんばんわ。
先日念願がかない奥八女を回ってきました。八女中央大茶園、日向神ダムの蹴洞岩とハート岩、そして鹿里の棚田と。
鹿里の棚田を始め奥八女には棚田が多いですね。石垣を組んで棚田を作った先人の努力に思いを馳せます。しかし代が変わって棚田は放置され、荒地化したところも多いです。棚田を見るとすぐに比較するのはイギリスの田舎の牧場です。ここも荒地(ムーア)から岩石を取り除き牧草地にしています。取り除いた岩石は牧場の境の塀として延々と何kmにも渡って積み重ねられています。
私の今回の奥八女紀行の主目的は、かねてから願っていた九州南朝の史跡めぐりでした。北方謙三の歴史小説「武王の門」に出てくる征西将軍宮懐良親王、後征西将軍宮良成親王ゆかりの場所を訪ね、最後は南朝北朝合わせて10万人が戦ったという「筑後川の戦い」の古戦場まで足を延ばしました。
公開はまだ先になると思いますが、その時見て頂けると嬉しいです。
万歩計
- Decoさん からの返信 2024/10/21 06:28:12
- Re: 鹿里の棚田
- 万歩計さん、おはようございます。
たしか、昨年の旅行記にコメントをいただいていて、奥八女を回られたいということで…八女市、旧矢部村、旧星野村と奥の方まで回られたようですね。
棚田は、観光の名所として記載しているところに行くのでそれなりに整っていますが、放置された場所が多いのは、過疎化を考えると…やっぱりそうなりますよね。それに石積の棚田にしても豪雨と水害で大きな被害を受けたそうです。
私も奥八女を回って、南朝方の史跡が多いことに気が付きました。特に星野村や矢部村…山奥の険しい場所に南朝方が陣を取り、戦っていたのだと感じました。
私は南北朝というと、昔通勤のバスで前をよく通ってた多々良浜の戦いが頭に浮かび、また住んでる場所からして菊池氏の奮戦が頭に浮かぶのですが、筑後川の戦い、大きな戦だったのですね。
万歩計さんの旅行記の公開を楽しみにして待っています。
Deco
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