2024/08/15 - 2024/08/15
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mistralさん
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8/15 朝
レンタカーでミズーリを目指しました。
湖は朝日に煌めいていました。
トレ・チーメへの道を目指したのですが、有料道路の手前で駐車場が満車のため、Uターンを余儀なくされました。
仕方なく車を置いて満員バスに揺られ、予定より2時間遅れで、トレ・チーメのスタートのオーレンツォ小屋に到着。10:00am
そこから水平道を辿ってラヴァレド小屋へ。10:30am
ラヴァレドのコル。11:00am-11:20am
Langalm ヒュッテ 12:20-12:50
駐車場 13:30
ホテルへ 15:00 着
-
ホテルで朝食のあと、ミズーリを目指しました。
-
空は高く澄んで、気持ち良い朝です。
車も少なく期待に胸が弾みます。 -
朝のミズーリ湖は朝日に輝いていました。
-
でも次第に車の量が増えてきました。
-
トレ・チーメの入り口に差し掛かると、渋滞が始まりました。
そのまま進んでいくと有料道路が始まるはずですが
道路に柵が設置してあり、警官がボードを持って、
ここから先には進めない、Uターンしろと言っているようです。
この先の駐車場は満車とのこと。
路肩では、観光客がバス待ちの長い列を作っていました。 -
駐車場はキャンピング・カーなどで溢れかえっていました。
夏のバカンス・シーズン、観光地の真っただ中に突入してしまった
ようでした。
路肩に停めるべく、場所を探しながら進みましたが、
行けども行けども車列は続いていました。
やっと路肩の空きスペースを見つけて停めましたが、バス停までは
戻ってくるのに20分ほど歩かされました。 -
往復20ユーロのバスチケットを買い、列の最後尾に並びましたが、
バスはくれども積み残しばかり。なかなか乗車できません。
ああ、今日はダメかもしれない、明日の明け方にまた出直そうか、
とも思案しましたが、それでも1時間ほど待ってやっと満員バスに
押し込まれるように乗り、トレ・チーメへと運ばれました。 -
予定より2時間ほど遅れて、バスの終点に到着しました。
Tre Cime (Drei Tinnen)の1周コースは4,5時間かかるはず。
もう10時過ぎで小生の遅い足では大丈夫だろうか、と一寸不安
になりましたが、人は多いし、天気は良いしゆっくり歩いていっても
いいはずだと思い、歩を進めることにしました。 -
駐車場からすぐ上のオーロンツォ(Auronzo)小屋から岩壁の下の
水平の幅広い道を歩きはじめました。 -
観光客が列をなして歩いていました。
-
道端には、ピンクの可憐な草花も。
ヤナギランというそうです。 -
途中の礼拝堂?
-
3,40分程歩くと、ラバレド小屋(Refugio Lavaredo)に着きます。
ここまではほとんど平らな水平道で登山道というより、
遊歩道といった感じです。 -
近辺の案内板
-
ここから少し上り坂になります。
小屋から直上する道と右手のなだらかにジグザグと斜上する道
に分かれますが、いずれも程なく、トレ・チーメの展望台に到達します。 -
トレ・チーメの展望台。
ここまでほぼ1時間で来るので、多くの観光客が登ってきていました。
これから先は観光客はぐっと少なくなります。 -
指導標はドイツ語とイタリア語の併記です。
一寸紛らわしい。 -
Tre Cime 周辺の地図。
ヒュッテが赤色の小屋の形で図示されています。イタリア語表記とドイツ語表記あり
下から Rifugio Auronzo
Rifugio Lavaredo
Rifugio Locatelli alle Tre Cime(Drei-Zinnen-Hutte)
左方の谷間 Langalm -
遠くにドライ・チンネ・ヒュッテがみえます。
一寸遠いと思ったのと、時間が心配で、しかもガイドブックを落としてしまって日本語ガイドもなく、ショート・カットの道を選択しました。
後で調べたら、ドライ・チンネン小屋(ロカテッリ小屋)からのドライ・チンネが最も見晴らしがよく、写真にも撮られているとのことです。
結果的に1時半には駐車場に戻ったので、十分に余裕はあったのですが、
残念なことをしました。 -
Tre Cime とは、イタリア語で「3つの頂」です。
自分的にはドライ・チンネ(Drei Tinnen)の方がずっとなじみがあります。剣岳でもチーメではなくてチンネですしね。
左からチマ・ピッコラ(Cima Piccola)、中央がチマ・グランデ(Cima Grande)、右がチマ・オヴェスト(Cima Ovest)といいます。 -
中央のチマ・グランデの右側壁の垂壁が名にし負う、
チマ・グランデの北壁。
登攀中に石を落とすと、空中を飛んで基部から数メートル離れた
地面に落下するとか。
岩壁の基部から頂上まで500メートル。その半分は内傾したオーバーハングの登攀である。この北壁の初登攀は1933年、E・コミチとディマイ兄弟が行った。
ーーヨーロッパの岩場 小森康行 著 より -
垂壁、オーバーハングの連続。
誰か登っているのか、と目を凝らしましたが誰も見えませんでした。
こんな暑い夏の最中には登らないか。
頂上部もハングの連続が。
中央の北東カンテを画して左側の壁が東壁。北壁よりやや難度が低く、1909年に初登攀がなされました。
チマ・グランデ北東リッジは高差550メートルで、右のそぎ落とされたようなリッジにそって登る。部分的に難しい個所に遭遇するが、ほとんどはエスケープできるのでトレーニングをかねた登攀としては卓越したルートといえる。初登攀は1909年、A・ディボナ、E・スタプラーによってなされた。
ーーヨーロッパの岩場 小森康行 著 より -
チマ・オベストは主峰のチマ・グランデより26メートル低く標高2973メートル、あたかも将棋の駒を立てかけたようにそびえている。
北壁には、カシンルート、クジールート、スイス・イタリアンルートなどがあり、いずれも困難なルートである。中でもクジールートはR・デメゾンとP・マゾーによって完登されたものである。ハーケン350本、埋込みボルト30本を使ったこのルートは、トレ・チメ・ディ・ラバレドのルート中、もっとも難しいものである。庇状のオーバーハング、ハング気味のディエードル、そしてもろい岩など、人工登攀の最高グレード、A3,A4が17ヶ所もある。
ーーヨーロッパの岩場 小森康行 著 より -
チマ・グランデ北壁
-
コルから小一時間だらだら下るとラングアルム小屋(Langalmhutte)に着きました。牛の放牧がされており、酪農でえた乳製品なども食べる事ができるそうです。
(小屋までは入りませんでした。)
緑の草原が広がっていて、登山者が三々五々くつろいで休憩していました。 -
高山植物も数多く咲き乱れているようですが、その日はそれほど多く出会うことができませんでした。
-
トレ・チーメをはじめ、四囲を雄大な岩山に取り囲まれながらも広々とした、草原に寝転んでみました。
微風に吹かれてのんびりとしていると、時の経つのを忘れそうです。
このまま青空に吸い込まれそうな気分、人々も、ヒュッテも雄大な景色のなかの点景のようでした。
しばしまどろんで、立ちあがろうとして、背中に敷いていたゴアの雨具が滑ってしばし仰向けの亀がジタバタしたような動きをしていました。(自分自身ではほんの一寸の間だと思っていたのですが)・・・。
すかさず近くの若者が腕を差し伸ばして小生を引き上げてくれました。
ありがとう、とは言ったけれども何だか複雑な気持ちでした。
本人的にははまだまだシャキッとしていると思っているのですが、周りからはハラハラしながら見られているのかなー。
一寸悲しい。 -
トレ・チーメの麓を巻くように周回コースを辿っていきました。
岩壁の下の斜面を横切るようなコースもありました。 -
少しずつ登っていきます。
-
駐車場が近づいてきました。
牛さん達がのんびりと草を食んでいました。 -
朝はあんなに渋滞していたバスも昼下がりの時間のためか、帰路は空いていました。
路肩の車まで、また長々と歩きました。
帰りのミズーリ湖畔で一休みしようかと思ったのですが、駐車場は勿論、路肩もびっしりと車の列、とても分けいれませんでした。
町の郊外あたりまで行っても、まだ停める所を見つけ出せず、諦めてホテルに帰って来たのでした。
美しい景色の数々を堪能したのですが、人が多すぎて、もうちょっとゆったりと観て回れるオフシーズンにまた来てみたいと思ったことでした。
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