３年７ヶ月ぶりの海外はイタリア♪⑥　～ミズリーナ湖とコルティナダンペッツォ～

2023/05/15 - 2023/05/15

世界遺産「プロセッコの丘」の美しいブドウ畑を見たあとは、標高３０００メートル級の山々が連なる世界遺産「ドロミテ山塊」へ向かいました。
そもそも５月のドロミテは観光シーズンには早すぎるのですが、以前から行きたいと思っていたので下見がてら行ってみる事にしました。
まずはドロミテ山塊の東側にある「ミズリーナ湖」と「アントルノ湖」を訪ねてみました。
そしてドロミテ街道の東側の拠点の町「コルティナダンペッツォ（Corthina d`Ampezzo）」で宿泊しました。

～～～～～１５日行程～～～～～
　６：３０　朝食前のドライブ
　８：００　朝食
　９：００　アグリツーリズモを出発
　　プロセッコの丘・ドライブ

※この旅行記はここから↓
　　ドロミテ方面へ
１１：２０　ミズリーナ湖　到着＆昼食
１２：３０　アントルノ湖　散策
１５：００　コルティナダンペッツォ・ホテル到着
※ここまで掲載します↑

　コルティナダンペッツォ散策
　ホテルの部屋で夕食
　就寝
～～～～～～～～～～～～～

エリア コルチナダンペッツオ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

世界遺産「プロセッコの丘」の広大なブドウ畑を見た後、こちらも世界遺産の「ドロミテ山塊」へと向かっています。

だんだんと標高も高くなって来たのか、雪をかぶった山が見られるようになった。

気持ちの良い青空ですね。
このままドロミテも晴れていてね！と思いながらドライブ。

車にもご飯をあげないと走ってくれないからね・・・。

ガソリンスタンドに併設されたBARでこのジュースを買って、トイレを使わせてもらいました。
お店の方にトイレの鍵を借りて、トイレの鍵を開けて使うシステムです。
円安のご時世、缶ジュースも日本円で３００円以上したような・・・。

切り立った山がだいぶ近くなって来た。

町を通過。

雪山もだんだんと近づいている感じ。

渋い雰囲気の町を通過。

ここ数日のイタリアの景色とは全く違うね。

左の白いモニュメントは何だろう？

家の造りもチロル地方のような感じに変わって来た。

ドロミテらしい白っぽい山肌の山がチラリ。

家がほとんど無くなり、長閑な景色になって来ました。

雪山が目の前にドーンと現われた。

急に開けたところに出ました。
先の方には湖が見える。
景色が良いので、路肩に車を停めて写真撮影タイム。
この時夫はここが目的地のミズリーナ湖だと知っていたのですが、私は気づいていませんでした。
というのも、もっと大きな湖だと思っていたから。

この少し先に湖が見えていたのです。

これぞドロミテ！という感じの山がそびえています。

道路を挟んで反対側の山。
この時はまだ青空が見えていたのに・・・。

来た道をふり返ってパチリ。

もう少し移動して、湖のそばに車を停めました。
ここで夫に「この湖は何ていう湖？」と聞いた。
夫「ミズリーナ湖だよ」
ち「えっ？！こんなに小さい湖だったの？もっと大きいにのかと思ってた」
そんな会話をしていました。

テレビでこの湖を見た時には、もっと大きいイメージだったのにな～。
湖の端から端までが見えるくらいの大きさでした。

さらに移動して、湖の端っこまで来ました。
あまりに寒くて、ダウンジャケットを着ました。

さっきは向こう側から見ていた湖。

ミズリーナ湖は標高１７５４メートルの場所にあります。
周囲は２.６㎞、水深は５メートル。
１９５６年のオリンピック、スピードスケートの会場でした。
自然の氷の上で行われたのは、この時が最後だったそうです。

景色を眺めている間に、みるみる雲が湧いて来てどんよりしてしまった。
今にも雨か雪が降りそう。

ミズリーナ湖 滝・河川・湖

曇天ではあるけれど、良い景色です。

大きなホテルもありますが、休業中。
ドロミテ一帯のホテルはこの時期、ほとんどが休業しているのです。

こちらのホテルの１階にあるスーパーとBARは営業していました。

グランド ホテル ミズリーナ ホテル

ちょうどお昼だったので、ここでランチです。
無料のトイレもあったので助かりました。

生ハムのサンドイッチとアップルパイを買いました。
お味は、生ハムってこんなにしょっぱかったっけ？と思う程しょっぱい。
高血圧になりそう。

お土産なども売ってました。
テレビでは世界柔道の中継をやっていて、ちょうど日本人選手の団体戦が行われていました。
一瞬、ここは日本かな？と思ってしまった。

鴨さんの餌を売ってました。

ランチを終えて、もう一度湖の景色を見たけれど・・・。
一層どんよりとした曇り空になっていました。
晴れていたら綺麗だっただろうな。
しばらく眺めていたら微かに青空が見えたけど、もう諦めます。

手前には鴨さんが泳いでいました。
餌が欲しかったのかな。今は円安で人間の食事代で精一杯。
鴨さんの餌まで買う余裕はありませぬ。

夫がもう一カ所行ってみたいところがあると言うので、そちらに移動。
駐車場はいっぱいだったけど、何とか１台停められる場所を見つけました。
良かった。
寒くてもハイキングに来る人は多いのね。

こちらのホテルも休業中だと思う。
BARは営業してたかも？

ここから先は車が入れないので、すぐそばの駐車場がいっぱいだったのです。

こちらは「アントルノ湖」
標高１８７５メートルにある湖。

湖に映る山。
背景が青空だったらね・・・。

同じような山が周囲にいっぱいあるから、山の名前まではよく分からない。

夏はハイカーで賑わうんでしょうね。

この世の終わりかと思うような、寒々しい景色。

本当に寒い！

ミズリーナ湖よりも標高が高いからか、道路沿いには雪が！

ここはまだ冬です。

この先にはどんな景色が広がっているんだろう？
ちょっとだけ歩いてみる事に・・・。

福寿草に似た花がたくさん咲いていました。

これはエリカかな？
ピンクの小さい花が可愛い。

林の中を抜けて、少し開けたところに出ました。
あれがトレチーメという山かな？

流れているのは雪解け水かな？

小川で水を触ったら冷たかった。

こういう道なら歩きやすいので、ずっと歩けそう。

さて、どこまで歩きましょうかね？
ハイキングする訳でもないのよ。

ハイキングコースを歩く人。

小川に映る山。
晴れていたら良かったのに・・・。

でっかい山です。

こいうところでお散歩できるワンコは幸せだね。

シーズン中はここから先は有料なのね。
普通車で３０ユーロとは、なかなかのお値段です。

大きな除雪車が停めてありました。
夫と比べると、大きさが分かるかな？

ここで引き返す事にしました。

曇っているから余計に寒々しいね。

夫が撮っていた写真。
おそらくガイシが綺麗だから撮ったと思われます。
ガラス製かな？
日本は白いのが多いよね。

再びアントルノ湖まで帰って来ました。

湖の周囲は歩けるようになっているみたい。

相変わらず雲は多い。

この湖の周囲には三脚を立て一眼レフで写真撮影を楽しむ大陸の方々がいました。
最近はコレが流行なのか？
大きな声で電話している人も居て、ヤレヤレという気分でした。

雲はますます厚くなってる。

来た道をふり返ってパチリ。
なんだか山が白く霞んで見えなくなって来てる？

駐車場まで戻って来ました。

車のそばにカラフルな鳥さんがいました。
小さくて可愛い。

あの山、やけに白いよね？
もしかして雪降ってる？！

明日はドロミテ街道ドライブの予定だけど、お天気が心配になって来た。

ではそろそろ本日のホテルへ向かいます。

山を下っているので、雪山が上の方に見えるようになりました。

景色の良い場所があったので、車を路肩に停めて写真撮影。

新緑と雪山のコラボが美しい。

切り立った山の迫力が凄いね。

何枚も同じような写真をパシャパシャ撮ってます。
自己満足の世界です(^^;)

少しだけ青空が見えて来た♪

緑の中の赤い車がGood！

赤い車が停まっていた場所に、私達も移動。

ここからの景色もきれいだった。

こういう景色を毎日見ながら生活出来るって羨ましい。

本日のお宿に到着。
「Hotel da Beppe Sello」
Booking.comで２日前に予約を入れました。
コロナ後はキャンセル不可や代金前払いが多くなっていたので、旅行中に２日先くらいの予約を入れながら旅していました。
1泊朝食付　１１８ユーロ
Wi-Fi、駐車場　無料
1階にはレストランがありますが、休業中でした。

このホテルは「ダベッペ」と読むのですが、私達は「ダッペ」の方が言いやすくて、ダッペダッペと言ってました。
これまでのホテルは家族経営で家庭的だったけど、ここは会社的な感じでした。

べッぺ セッロ (レストラン) 地元の料理

私達のお部屋は最上階。
眺めは期待出来そう♪

コルティナダンペッツォでホテルを探していると、アパートメントホテルでは暖房費は別料金というところもありました。（このホテルでは必要ありませんでした）
それが結構高額な料金だったので、世界情勢も影響してるんだなと思いました。
ホテルを予約する際には、注意書きをよく読んで下さいね。

ベッド

冬はスキー客が宿泊するからか、濡れた靴を置くトレーもありました。
そしてレトロなラジオも置いてあって素敵♪
今でも使えるのかな？壊したらいけないので、触ることはしなかった。

バス・トイレ
ここは普通かな。

枕の刺繍が可愛かった。
そしてテラスまで付いている。

ベッドの向こう、テラスからの眺めは？

テラスからの眺め、パート１！
眺め最高！しかもいつの間にか晴れてる♪
こんな事ならミズリーナ湖とかでも晴れていて欲しかったよ・・・。

テラスからの眺め、パート２。

荷物を置いたら、車でもう一度ひとっ走り行ってみましょう！

ホテルの背後の山の途中まで来てみました。
道路脇に車を停められるスペースを見つけたので、ここに駐車。

車を停めたところからの眺めはイマイチ。

手前の木で麓の町並みが見えない。

絶景は絶景なんだけど・・・。
ちょっと徒歩で移動してみます。

ここもハイキングコースの一部みたいですね。

ちょっと怖いけど、狭い歩道を歩いて・・・。

小さいテラスまで来た。
イタリアの車はぶっ飛ばして通るので怖かったけど、ここは安心。

ここからの景色はすごく綺麗でした。

さっきまでの曇り空が嘘のように晴れています。

コルティナダンペッツォの町。

綺麗だ！

残雪をかぶった山々が連なっています。

山をアップでパチリ。

すごい岩ですね。

また場所を移動して、少し下って来ました。

ここからも良い眺めです。
緑の草原が美しい。

同じような写真が続きますが、お付き合い下さい。

冬は雪がたくさん積もるんでしょうかね。

やっぱり青空が広がっていると、景色の美しさも際立つね。

教会があるところが町の中心かな？
後で行ってみたいと思います。

町とは反対側、山の方を見るとまた緑の草原でした。

晴れていると気分もあがります。

コルティナダンペッツォの町中へ行ってみたいと思います。

２０２６年冬期五輪はここ、コルティナダンペッツォとミラノで開催されます。
自分が訪れた事のある町でオリンピックがあるのは楽しみです。

写真の枚数が多くなってしまったので、ここで一旦終了します。

～～～～～続く～～～～～

この旅行記へのコメント （4）

• タロちゃんさん 2023/10/01 16:30:00

  絶景だ！

  ちゃみおさん、こんにちは♪
  ドロミテって標高が高いんですねー。
  雪がたくさん残ってる。
  寒そう(^◇^;)
  でも景色は本当にいいですね。
  ちゃみおさんが『綺麗だ！』とコメント入れてる写真は私もすごい絶景だと感心してしまいました(*^o^*)
  
  2000m近くにある２つの湖もドロミテの山がうつってて素敵なとこですね。
  立山を思い出しました。
  山のお天気ってすぐ変わっちゃうから、いい写真が撮りたいんだけどこればっかりは運次第って感じですよね。
  
  コルティナダンペッツォもなかなかかわいい集落。
  ホテルもお部屋からの眺めいいじゃないですか～。
  写真でパッと気になったのはやはり枕カバーですね。
  あれ刺繍だったんだ、すごい！
  トナカイに見えたけどあってます？
  
  次の冬季五輪はイタリアなのはわかってたけど、ミラノとここで開催されるんですね。
  ちゃみおさんの旅行記で一足早く町並みが見れるなんてうれしいです。
  次回も楽しみに待ってますね＼(^o^)／
  
  　　　　　タロちゃん

  ちゃみおさん からの返信 2023/10/01 21:06:24

  RE: 絶景だ！

  タロちゃんさん、こんばんは(^^)
  
  > ドロミテって標高が高いんですねー。
  > 雪がたくさん残ってる。
  > 寒そう(^◇^;)
  > でも景色は本当にいいですね。
  > ちゃみおさんが『綺麗だ！』とコメント入れてる写真は私もすごい絶景だと感心してしまいました(*^o^*)
  
  今回旅行記を書くために標高を調べたのですが、知らず知らず標高の高いところまで行っていたんだなと改めて思いました。
  景色は良かったんです。
  「綺麗だ！」と書いている写真は、私のお気に入りなのです。
  タロちゃんさんにも気に入ってもらえて嬉しいです♪
  こういう景色が見られるから、ついつい遠くまで旅をしています。
  
  > 2000m近くにある２つの湖もドロミテの山がうつってて素敵なとこですね。
  > 立山を思い出しました。
  > 山のお天気ってすぐ変わっちゃうから、いい写真が撮りたいんだけどこればっかりは運次第って感じですよね。
  
  確かに立山と景色は似てるかも！
  山のお天気が気まぐれですね。曇天を恨みました。
  何度晴れていたら・・・と思ったことか。
  実際に行けただけで十分なのに、贅沢を言っちゃダメですね。笑
  
  > コルティナダンペッツォもなかなかかわいい集落。
  > ホテルもお部屋からの眺めいいじゃないですか?。
  > 写真でパッと気になったのはやはり枕カバーですね。
  > あれ刺繍だったんだ、すごい！
  > トナカイに見えたけどあってます？
  
  このお部屋からの眺め、良いでしょう！
  実はこの日の夕食はテラスで景色を眺めながら食べたんですよ。
  せっかく景色の良いお部屋なので、存分に楽しもうと思って♪
  枕カバーはトナカイだと思います。
  寒い地域らしくて素敵ですよね。
  
  > 次の冬季五輪はイタリアなのはわかってたけど、ミラノとここで開催されるんですね。
  > ちゃみおさんの旅行記で一足早く町並みが見れるなんてうれしいです。
  > 次回も楽しみに待ってますね?(^o^)／
  
  コルティナダンペッツォには大きな建物はなかったので、スキーなど屋外の競技会場になるのかな？と勝手に想像しています。
  次の冬期五輪はいつも以上に楽しみです。
  
  タロちゃんさんのコメントがすごく励みになってます。
  また続編も頑張ります♪
  
  　　　　　　ちゃみお

• あまいみかんさん 2023/09/30 05:01:10

  絶景！

  ちゃみおさん、イタリアへドライブ旅行に出掛けられたのですね。
  
  車でないとなかなか見れない風景の連続に、圧倒されています。
  「小さな村イタリア」っという番組が好きで、毎週、似たような
  人生模様の放送ですが、山村であれ、島の村であれ、イタリアって
  教会があって、着実な暮らしがあって、寂しそうな山上の村であっても
  助け合いながら人生を楽しんでるなっていうのがいいなあって。
  ブドウ畑の中のアグリツーリズモの宿に泊まって過ごすのなんて、ほんと
  夢のようです。一面の緑が美しく、目もよくなりそうですね。
  私は5月にドイツのライン川沿いのブドウ畑に感激したものですが、
  ちゃみおさんが写されたブドウ畑は、広大～で、プロセッコの丘って
  お名前とか。ブドウの大産地なんですね。きりっとしたワインが頂け
  そうな。
  次なるドロミテも憧れの地ですが、その景色にも圧倒されました。
  切り立つ岩山、お写真でも大迫力ですが、実際に見るのは格別でしょうね。
  お天気が今一歩と書かれていますが、湖に映る木々や雪を抱く山の姿は、
  本当に美しいです！行った者にしかわからない空気とか拡がり・・・を
  追体験してるような感覚にすら陥りました。こんな旅できたら良いなっと
  思いますが、とても自力では無理な話なので、誌上で楽しませていただき
  ました。ありがとうございます。
  
  あまいみかん
  

  ちゃみおさん からの返信 2023/09/30 21:27:14

  RE: 絶景！

  あまいみかんさん、こんばんは。
  
  沢山のいいね！とコメントをありがとうございます♪
  久しぶりにイタリアへ行って来ました。
  私も「小さな村イタリア」が好きで観ています。
  人間模様と人生観も垣間見られて良いですよね。
  行ってみたいと思った村は、行きたい村リストに入れてあって、近くを通る事があれば行けるようにしています。
  たまにですが行った事のある村が出る事があって、その時にはテンション上がります。笑
  
  ドイツも有名なワインの産地がいくつもありますし、ライン川沿いのブドウ畑も綺麗でしょうね。
  プロセッコの丘では晴れた日に写真が撮れて良かったです。
  きっと目の保養になったと思います。
  
  お天気がイマイチだったドロミテの景色を美しいと言って下さり、ありがとうございます。
  そうなんです。曇天でも綺麗は綺麗だったのです。
  写真も思うように撮れず苦労したのですが、頑張った甲斐がありました。
  私の思いも旅行記からくみ取って下さった事も嬉しかったです。
  素敵なコメントをありがとうございました。
  
  　　　　　　　ちゃみお