【2024年海外】中央アジア３ヶ国 #09 ～タシケントの街歩き（午前の部）チョルスー・バザール ～

2024/08/10 - 2024/08/17

2024年の夏季休暇は初の中央アジアに行ってきました。
6泊8日（滞在7日間）でウズベキスタン、キルギス、カザフスタンと周遊。
バタバタした旅路だったけど、初めて見る街並みや景色はどれも新鮮であっという間の6日間でした。

この旅行記はタシケントの街歩き（午前の部）の記録です。
タシケント最大の市場、チョルスー・バザールを訪れてみました。

＜旅程＞
8/10 福岡→タシケント（タシケント泊）
8/11 タシケント→サマルカンド（サマルカンド泊）
8/12 サマルカンド→タシケント（タシケント泊）
8/13 タシケント→ビシュケク（ビシュケク泊）
8/14 ビシュケク（ビシュケク泊）
8/15 ビシュケク→アルマトイ（アルマトイ泊）
8/16 アルマトイ→福岡
8/17 福岡帰着

※航空券などの基本情報はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11923570

エリア タシケント(ウズベキスタン)

ウズベキスタン4日目。
本日は夕刻の便でキルギスへ移動するので、時間の許す限りタシケントの街を回ってみます。

宿泊しているホテルはホテル・ウズベキスタン。
朝食は2回目なので、さらっと・・・。

相変わらず、トマトの赤が濃い。

パンの種類は多くて良い。

昨日から胃もたれが続いているので、軽めの朝ごはんにした。
ウズベキスタンに到着してまだ3日目だが、暑さと脂っこい食事で胃腸がおかしくなっているようで。

昨日サマルカンドで購入したサモサ。
4つ購入して帰路の車内で食べるつもりが2つしか食べられず。
残り2つはお持ち帰りしたのだが、写真だけ収めてに廃棄することに・・・。

9:00　ホテルをチェックアウト。
荷物は夕刻までホテルで預かって貰った。

配車アプリ「Yandex go」で移動開始。

街にはパリオリンピックのメダリストのニュースが。
昨夜は賑やかな凱旋パレードが行われていた。

車窓から見えたモスク。
タシケント市内にはモスクも多いので、このあと有名なモスクを見て回る予定。

本日最初に訪れたのはチョルスー・バザール。
大きなドームが特徴。
ドーム内部だけではなく、その周りに市場が広がっています。

タシケント市内でもかなり大きな市場です。

ドームの中へ。
大きなドーム状の建物に精肉売り場や総菜売り場など。
ぐるっと円を描くようにお店が並んでいる。

市場は2階建て。
１階は精肉とその加工品を売るお店がほとんど。
２階はドライフルーツやスパイスの売り場。2階は後ほど行ってみる。

まずは1階から。
大きな塊肉を捌く様子が間近に見えた。

扱うお肉は大半が牛肉と羊肉。そして馬肉も多い。
鶏肉は意外と少ない。
イスラム圏なので豚肉は一切無し。

海が無い国だから必然的にお肉中心の食文化になる。
鮮魚もまったくありません。川魚も無し。
とにかく肉が目立つ。

https://youtu.be/tv3XVlCukCY

こちらは馬肉のソーセージ。
市場内では良く見かける品だった。

これは牛の脂肪かな。
お肉自体は赤身が多いのだが、脂も無駄なく使うようで。
結果、オイリーな食事が多いのかもしれない。

なんとなーく原型を留めた羊。

お肉を捌いているのはもっぱら男性です。
基本的に写真はOKなのだが、「マネー」と声をかけてくる人も。
本気なのか冗談なのか分からず・・・。

https://youtu.be/Cd8IdiObseY

円の中心部は乳製品やお惣菜を売るお店が集まっていた。

https://youtu.be/8HV2IvEItiI

精肉売り場と違って、こちらの売り場は女性が多かった。

韓国のキムチっぽい雰囲気のお惣菜も多い。

https://youtu.be/xW9DX9l6q5o

乾麺には韓国語の文字も。
韓国の食文化も少し混ざっているようです。

山盛りのピクルス。

中央アジアは麺料理もポピュラーなので、麺を扱うお店も多かった。

眺めていたら、試食させて貰いました。
既に茹でてあるのね。
うっすら塩気と油分があって、このままでも美味しい。

１階の見物はぐるぐる２周ほど回って終了。

続いて、２階の売り場へ。

たくさんのドライフルーツやナッツが売られています。

お店の人たちは声はかけてくるものの、押し売りはせず。
ピーカンナッツを試食させてくれました。

円形の建物の外周に沿ってずっとお店が並んでいます。
かなりの数のお店が並んでいるのだが、まぁ売っているものはほぼ同じで目新しいものはなく・・・。

https://youtu.be/BqvD3ALN5cs

２階からは１階の売り場の様子が俯瞰できて良かった。
お肉の種類ごとに売り場が分かれている様子も良く分かる。

https://youtu.be/GkGXiqeEqEQ

イラスト付きの看板が掲げられていて、一目瞭然。
こちらは馬の肉ですね・・・

やほり豚肉は一切ありません。

ドーム内の見物は小１時間ほどで終了。
市場見物としてはドーム内だけでも見応えがあるのだが、外の売り場も少し見物してみます。

市場の外にあった移動式タンク。
このときは給水車かと思ったのだが、後で調べると「KBAC（クバス）」というウズベキスタンの飲み物だったみたい。
黒パンを発酵させた飲み物だそうで。

市場の敷地内に小さなスーパーを発見。
クールダウンも兼ねて、ちょっとお邪魔・・・。

ただ、日本のスーパーとは様相が全然違った。
クッキーやビスケットはバラ売り。しかもこの量。

パスタは量り売り。

お米も量り売りでした。
まぁ、パスタやお米の量り売りは違和感ないけど、ふと目線を下に向けると、、、

なんとチップスも量り売り。
スナック菓子の量り売りは初めて見たかも。

キャンディや小さな包み菓子もバラ売りです。
そして、その陳列が秀逸・・・
美的センスを感じます。。

普通のお菓子もちょこっと売っていました。
なんかどこかで見たようなきのこのチョコも・・・。

少しクールダウンできたので、最後にドームの外に広がる市場を見物してみます。

ドームの外は青果売り場がメイン。
玉ねぎだと思うが、妙に細長い。

キュウリとトマト。
中央アジアではサラダに欠かせない野菜。
色が濃い。

ウズベキスタンのご婦人方が買い物に来ている様子。

籠に山盛りのラズベリー。

黄色の果物はおそらく桃。
かなりぺったんこな形状だが・・・。

後日調べたら、フラット・ピーチ (Flat peach)という種で割とポピュラーみたい。

https://youtu.be/-cZvnF0nU0g

山積みのプルーンにチェリー。

スイカやメロンも大量に売っていました。
そして、その大きさにも驚き・・・

この時期がまさに旬なのかな。
青果市場では一番多く売られていた。
いやしかし、ホントデカい。

ちなみにメロンもスイカもホテルの朝食で必ずと言って良いほどありました。
いずれもしっかり甘くて美味しかった。
東南アジアの水っぽいスイカやメロンとは全然違った。

市場の中では玉ねぎも大量で目立っていた。
並んでいるのはトラックの荷台です。
荷台がそのまま店舗に。。

市場内ではパンや飲み物を売り歩く人も。
全体的にローカル向けで観光客は少な目。（・・・というか、ほとんど見かけなかった。）
タシケントのローカルな様子を目にすることが出来ました。

さて、市場の見物はこれで終了。
この後は配車アプリでモスクを回ってみます。

ちなみに大通りでは頻繁に旧ソ連車を目にしました。（写真はMoskvich-412という車のようです。）