【2024年海外】中央アジア３ヶ国 #14 ～キルギス街歩き（午後の部） キルギス土産やキルギス料理～

2024/08/10 - 2024/08/17

2024年の夏季休暇は初の中央アジアに行ってきました。
6泊8日（滞在7日間）でウズベキスタン、キルギス、カザフスタンと周遊。
バタバタした旅路だったけど、初めて見る街並みや景色はどれも新鮮であっという間の6日間でした。

この旅行記はビシュケクの街歩き（午後の部）の記録です。
午後は土産物屋さんを巡ったのち、キルギス料理を楽しみました。

＜旅程＞
8/10 福岡→タシケント（ﾀｼｹﾝﾄ泊）
8/11 タシケント→サマルカンド（ｻﾏﾙｶﾝﾄﾞ泊）
8/12 サマルカンド→タシケント（ﾀｼｹﾝﾄ泊）
8/13 タシケント→ビシュケク（ﾋﾞｼｭｹｸ泊）
8/14 ビシュケク（ﾋﾞｼｭｹｸ泊）
8/15 ビシュケク→アルマトイ（ｱﾙﾏﾄｲ泊）
8/16 アルマトイ→福岡
8/17 福岡帰着

※航空券などの基本情報はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11923570

エリア ビシュケク(キルギス)

ビシュケク2日目。午後を過ぎて街歩きを再開。
とはいえ、この時間帯は猛烈な暑さ・・・。
まずはショッピングモールを見物することに。
ホテルから車で10分ほど移動。

「チュム」というショッピングモール。
吹き抜け５階建てでなかなか大きい。

モール内のカフェもお洒落。
ビシュケクの街の雰囲気からすると、近代的に感じる。

１階には若者たちが集まる売り場が。
「OTAKU」って書いてある。

トレーディングカードかな。
ワンピースや鬼滅の刃、ジブリなど。
ただ、どうも中国製の偽物っぽい。
中国語のパッケージだし、明らかな誤植もあったので。

アクリルスタンドやステッカーもたくさんあった。
ステッカーは見るからにコピー品。どっかからパクったイラストをそのままステッカーにしちゃったような・・・。
でもまぁ、日本文化がキルギスまで浸透していることには感心する・・・。

チュムはショッピングビルが２棟並んで建つモール。
続いてもう１つのビルへ。
こちらはキルギスの土産物屋もたくさん入っている。

キルギスらしい伝統的な雑貨など。

フロアに10店舗くらいあったかな。
結構、じっくり見て回れます。

品揃えと価格はどの店も似たような感じ。

店員さんはガツガツ来る感じじゃないので、のんびり見て回れます。

そんな中、目に止まったのはクッションカバー。
バリエーションも多いし、価格もお手頃。

値引きもして貰えたので妻と1種類ずつチョイスして購入しました。
カード払いだと＋100KGSになっちゃったけど、2つで1300KGS（＝2,300円）

キルギス雑貨ならチュムで大抵のものは揃うんじゃないかな。
値段もそこまで高くないし、空調の効いた屋内でまとめて見れるのでおススメ。

チュムの1階にはスーパーも入っている。
ついでにお買い物。
お菓子のばら売りが多いこと。。

ビールもなかなかの品ぞろえ。
キルギスビールだけじゃなく、ロシアのビールも。

ウォッカやコニャックも。
せっかくなので、キルギス産のコニャックを購入した。

チュムをあとにして、散策しながらホテル方面へ。
この周辺はショッピングの中心地なのかな。
人も多い。

例のドリンクスタンドも２つ並んでいたり。
キルギスでは一般的な販売スタイルで、常時3種類のドリンクが売られている。

街の中心部と思われるが、広場が多くて建物の密度は低い。
そして、像の多いこと・・・。
帰国後にGoogleMapで調べると こちらはキルギス革命の記念碑だったみたい。

プロスペクト・チュイという大通りを西に向かって歩きます。
歩道が広くて歩きやすい。

体重計で商売しているおじさん。
海外ではときどき見かけます。
ちなみにこの様子を写真に撮っていた妻は、この後おじさんに怒られていた・・・
写真を消去して無事解放・・・。

また銅像。
こちらも後日調べてみたら、スイメンクル・チョクモロフという芸術家らしい。
海外の記事を追っていくと、3か月ほど前に再建されたばかりっぽい。
どおりでGoogleMAPの写真と違うわけだ・・・。

こちらは映画館のようです。
3Dと表示があるので、さすがに分かった。

こちらの立派な建物は何か分からず・・・。
企業の建物っぽい感じ。

アラ・トゥー広場に到着。
ビシュケクを代表する広場なのだが、がっつり工事中・・・。
奥に見える建物は政府機関らしい。

フェンスの隙間から写真撮影。

道路を挟んで反対側も大きな広場になっている。
奥に見えるのは歴史博物館。

像はマナス王のようです。
マナスさんはキルギスの英雄。
空港の名称にもなっている。

本来なら大きなキルギス国旗も掲げられているのだが、こちらも大規模な工事中。
黙々と作業をしているが、外は炎天下。
暑い中、ご苦労様です・・・。

広場の隣の公園にはStella of Friendship of Nationというモニュメントが。
ロシア帝国がキルギスタンを併合してから１００周年を記念してソビエト時代に建てられたものらしい。
そして、こちらも修繕工事中。
なにか国家レベルの修復が行われているような気がしてきたが、真相は分からず・・・。

モニュメントから北に少し進んで、ちょうど歴史博物館の真裏にあたる場所。
ここにはレーニン像がありました。
以前は正面の広場にあったが、ここに移設されたそう。

ソ連崩壊後、各地にあったレーニン像は次々と撤去・破壊された。
これだけ大きなレーニン像が現在も残っているのは非常に珍しいそうだ。

レーニン像の視線の先には政府機関の建物。
この周辺は政府機関が集まっていた。

政府機関が集まるエリアから1ブロックほど西へ歩くと、大きな公園の入口に到着。

観覧車も見える。
小さな遊園地にもなっていて、入場は無料。

公園の入口にも例のドリンクスタンドが。
ここで、ついにトライしてみることに。
スモールサイズで24KGS（＝40円）。3種売られていて、
赤：ショロ
青：チャラップ
茶：クバース

チャラップはレストランで飲んだので、ショロとクバースを飲んでみることに。
ショロは酸味のある麦茶のような感じ。微炭酸。
クバースも微炭酸で甘みがある。若干、コーラのような感じも。
いずれも想像以上に飲みやすくて、美味しかった。予想外にキンキンに冷えてたし。
発酵飲料で、夏場の栄養補給にもなるようです。
キルギスの人たちが好んで飲む理由が分かりました。

水分＆栄養補給も出来たところで、公園の中へ。

小さなアトラクションがあったり。

ちょっと怖いサルがいたり・・・。

平日の16:00くらいだったけど、やけに人が多かった。
公園内にはレストランもあったりして、憩いの場になっているようです。

公園を突き抜けて、北へしばらく歩くとロシア正教の教会に到着。

・スヴャト＝ヴォスクレセンスキー・カフェドラリニ・サボール
「ロシア正教会としては中央アジアで一番大きい正教会」と紹介しているサイトがあったのだが、真偽は不明・・・。
そこまで大きな感じはしなかったけど、中央アジア圏なら十分大きなほうかな。

内部へ。
入口には女性用のスカーフも置いてあった。

天井画がとても鮮やか。

訪れた時は女性が一人、礼拝しているだけ。
静かで厳かな雰囲気の教会でした。

一方、教会の外は倒れこむように寝ている男性が４，５名いた。
ちょっと普通じゃない感じ。
薬をやってるような・・・。

時刻は17:00。
教会は宿泊しているホテルと同じ通りにあるので、いったんホテルへ。

キルギスの街の人たち。
ロシア系、アジア系、様々です。

ホテルに不要な荷物だけ置いて、早めの夕食へ。
レストランは昨夜も訪れたNAVATにしました。
旅先で同じレストランをリピートすることは滅多にないのだが、美味しくて雰囲気も良かったので。

まだお客さんも少ない店内へ。
内装がホント可愛らしい。
昨夜対応してくれた店員さんは我々のことを覚えてくれていました。

席に着くと、食前のチャラップのサービス。
昨夜は苦手な味だったが、キルギス滞在たったの1日で慣れたような・・・。
1日汗をかいた後だからだろうか。
独特の塩気も美味しく感じた。

まずはドリンクをデカンタで。
・ラベリー＆パッションフルーツレモネード　1リットル　340KGS（＝580円）

暑い中歩き回ったカラダに染みわたります・・・。

本日はキルギス最終日。
夕食はとにかく食べたいものを注文。

・揚げパン　90KGS（＝160円）
追加のヨーグルトソース（75KGS）を付けて食べます。
素朴な味だが、ついつい摘まんでしまう味。

地元の人たちは皆さんとりあえず注文している感じ。

・ラグマン　340KGS（＝580円）
初の「焼き」タイプ。麺が太目。
意外とお肉も入っていて、かなりのボリューム。

・ベシュバルマク　490KGS（＝870円）
キルギスを代表する料理。手作りの平たい麺が特徴。
お肉は牛、羊、馬から選べます。

せっかくなので珍しい馬肉を注文しました。
市場で見かけた馬のソーセージも入っています。
特にクセがあるわけではなく、普通のお肉です。
ただ、脂もしっかり具材に使うのでちょっと重たい・・。
そして、妻は馬のお肉ということで敬遠・・・。

・ビーツサラダ　205KGS（＝350円）

珍しいキルギス料理を味わえたけど、我々二人だとボリュームが多すぎた。
暑さで食欲が落ちていたこともあり、１／３くらいしか食べられず・・・

お会計はサービス料が15％入るけど、合計1771KGS（＝3,130円）とお手頃。
もしまたキルギスを再訪する機会があれば、リピート必至のお店です。

時刻は19:30。
まだ明るいが、食後はまっすぐホテルへ。
明日は出発が早いのでホテルでゆっくり休養することに。

シャワーを浴びて、本日購入したビールを。
ビールは500mlで125KGS（＝220円）
2種類あるように見えるが、瓶の色が違うだけで中身は同じ。

コニャックは200mlで197KGS（＝350円）
ただ、この日は開けず翌日に持ち越し。

珍しいキルギスのビール。
中央アジアはアルコールは禁止じゃないけど、イスラム圏なのでちょっと入手しづらい。
そんなわけで3日ぶりのアルコールです。
豪快にボトルで飲んじゃいます。

つまみはチーズの燻製と思しきもの。
三つ編みのビジュアルに惹かれて買ってみた。
モッツァレラチーズを延ばして束ねたものらしく、ロシアや中央アジアではお馴染みのものっぽい。
ただ、あんまり美味しくなかったです・・・。

この日の晩酌は早めに切り上げて、寝床へ。
明日は陸路でキルギスからカザフスタンへと向かいます。